JP3007195U - 鳥獣追い用爆音発生具 - Google Patents

鳥獣追い用爆音発生具

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JP3007195U
JP3007195U JP1994010250U JP1025094U JP3007195U JP 3007195 U JP3007195 U JP 3007195U JP 1994010250 U JP1994010250 U JP 1994010250U JP 1025094 U JP1025094 U JP 1025094U JP 3007195 U JP3007195 U JP 3007195U
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▲はやし▼ 斉藤
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▲はやし▼ 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】木綿糸を導火線として自動着火させることによ
り、鳥獣追い用爆音発生具外へ排出することができるよ
うにした鳥獣追い用爆音発生具に関する。 【構成】1)爆竹の導火線を、木綿糸を構成する撚り糸
の隙間に挟み込むようにして所定の間隔で複数取り付け
たことを特徴とする鳥獣追い用爆音発生具。 2)爆竹の吊り紐を木綿糸に吊り下げ、一方導火線を木
綿糸を構成する撚り糸の隙間に挟み込むようにして所定
の間隔で複数取り付けたことを特徴とする鳥獣追い用爆
音発生具。 3)爆竹の導火線を、燃焼時間を遅延させる処理を施し
た木綿糸に、木綿糸を構成する撚り糸の隙間に挟み込む
ようにして所定の間隔で複数取り付けた単位爆音発生具
を、複数本使用場所に吊り下げ、かつそれぞれの爆竹の
着火時間をずらせて爆音発生時間を調節できるようにし
たことを特徴とする鳥獣追い用爆音発生具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、木綿糸を導火線として自動着火させることにより、鳥獣追い用爆 音発生具外へ排出することができるようにした鳥獣追い用爆音発生具に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の鳥獣追い用爆音発生具としては、特開平2−207731号公報 や実開昭58−52976号公報のように、線香を導火線代わりに利用して多数 の爆竹を所定の間隔で取り付け、任意の時間間隔で順次爆竹に自動着火するよう にしたものが公知である。
【0003】 また実開昭58−115981号公報や実開昭63−163177号公報のよ うにゆっくりした速度で燃焼する導火線に多数の爆竹や花火を適宜間隔で取り付 け、やはり任意の時間間隔で順次爆竹に自動着火するようにしたものもすでに公 知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記従来例においては、導火線として線香を利用したり、ゆっくりし た速度で燃焼する特殊な導火線を使用している。しかしながら、上記従来例を実 施する際、線香では爆竹等の爆発の衝撃等で折れやすく、継続して使用すること ができなくなるという欠点があった。
【0005】 またゆっくりした速度で燃焼する特殊な導火線においても、コストがかさむこ とはもちろん、使用における燃焼中に自然消火しやすく、やはり継続して使用す ることができなくなるという欠点があった。
【0006】 この考案の鳥獣追い用爆音発生具は、上記従来例の欠点解消したもので、木綿 糸を使用することによって所定の時間間隔で自然に爆竹に着火することができ、 また使用における燃焼中に自然消火しにくい、ということを見出したものであり 、継続して確実に使用することができる鳥獣追い用爆音発生具を提供しようとす るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案の鳥獣追い用爆音発生具は、爆竹の導火線を、木綿糸を構成 する撚り糸の隙間に挟み込むようにして所定の間隔で複数取り付けたことを特徴 とするものである。
【0008】 またこの考案の鳥獣追い用爆音発生具は、爆竹の吊り紐を木綿糸に吊り下げ、 一方導火線を木綿糸を構成する撚り糸の隙間に挟み込むようにして所定の間隔で 複数取り付けたことをも特徴としている。
【0009】 さらにこの考案の鳥獣追い用爆音発生具は、爆竹の導火線を、燃焼時間を遅延 させる処理を施した木綿糸に、木綿糸を構成する撚り糸の隙間に挟み込むように して所定の間隔で複数取り付けた単位爆音発生具を、複数本使用場所に吊り下げ 、かつそれぞれの爆竹の着火時間をずらせて爆音発生時間を調節できるようにし たことを特徴とするものである。
【0010】 上記爆竹によれば、先ず閃光を発して発光し、大音響を発して爆発し、そ の後は周囲に火薬の臭気を散逸させることにより、鳥獣を追い払うことが可能 である。
【0011】
【作用】
したがってこの考案の鳥獣追い用爆音発生具によれば、使用における燃焼中に 自然消火しにくく、継続して確実に使用することができるようにした鳥獣追い用 爆音発生具を提供することができる。
【0012】 また、構成部材のコストが非常に低廉で、しかも爆竹の導火線を木綿糸を構成 する撚り糸の隙間に挟み込むようにして、所定の間隔で複数取り付けるようにし たので、製造も非常に簡単であるという顕著な効果を奏するものである。
【0013】
【実施例】
以下この考案の鳥獣追い用爆音発生具の1実施例を図面に基づいて詳細に説明 する。
【0014】 その1実施例を示す図1において、1は爆竹で、大音響を発生することにより 鳥獣をおどして逃避させるためのものである。この爆竹1はそれぞれ複数本を導 火線2を挟んでその両側に自動着火可能に配置してある。
【0015】 上記導火線2の先端は、木綿糸3を構成する撚り糸4の隙間に挟み込むように して取り付けられている。そしてこの手法で爆竹1が一定の長さの木綿糸3に所 定の間隔で複数取り付けてある。
【0016】 図2はその要部拡大図で、木綿糸3を構成する複数の撚り糸4のうち1本を先 端の尖った針その他の道具で引き出し、内部に輪5を形成させてその中に爆竹1 の導火線2をはめ込んだ上、木綿糸3を引き伸ばせば、上記輪5が閉じて導火線 2が確実に挟み込まれて抜け止めされる。
【0017】 上記木綿糸3は、例えば複数の撚り糸4のうち1本に不燃加工を施したものを 使用する等の手段で、燃焼時間を遅延させる処理を施すことが望ましく、この手 段で爆竹の着火時間の間隔を調節することも可能である。
【0018】 上記実施例の鳥獣追い用爆音発生具においては、木綿糸3の下端から着火する と、火は木綿糸3を伝わって上昇し、爆竹1の導火線2に燃え移って爆竹1を爆 発させる。その際爆竹1は閃光を発し、大音響を発生して爆発して鳥獣をおどし 、さらに火薬の臭気を発して鳥獣を逃避させる。なおその際爆竹1は導火線2が 焼失するので木綿糸3から落下し、地面の上で爆発する。したがってこの実施例 の鳥獣追い用爆音発生具は、果樹等の地面に落下しても傷害のない作物等に好適 に使用することができる。
【0019】 他方、その後も火は木綿糸3を伝わって上昇し、一定時間が経過すると次の爆 竹1の導火線2に燃え移って爆竹1を爆発させ、大音響等を発生して鳥獣をおど して逃避させる。このような一定の時間間隔で大音響等を発生して爆竹1を爆発 させることにより、鳥獣はほとんど寄りつかなくなるのである。
【0020】 図3および図4は、この考案の鳥獣追い用爆音発生具の他の実施例を示すもの である。
【0021】 図3において、1は爆竹で、この爆竹1はそれぞれ複数本を導火線2を挟んで その両側に自動着火可能に配置してある。6は導火線2の他端に取り付けた吊り 紐で、これを木綿糸3に通して取り付け、爆竹1を吊り下げている。
【0022】 他方、爆竹1から下向きに垂れ下がった状態の導火線2の先端は、上記実施例 と同様に、木綿糸3を構成する撚り糸4の隙間に挟み込むようにして取り付けら れている。そしてこの手法で爆竹1が一定の長さの木綿糸3に所定の間隔で複数 取り付けてある。
【0023】 図4はその要部拡大図で、導火線2の端部に取り付けた吊り紐6は、木綿糸3 に通して数回ねじることにより取り付けられている。導火線2は上記実施例と同 様に撚り糸4の内部に形成した輪5の中に爆竹1の導火線2をはめ込むことによ り、木綿糸3に取り付けられている。
【0024】 上記実施例の鳥獣追い用爆音発生具においては、木綿糸3の下端から着火する と、火は木綿糸3を伝わって上昇し、爆竹1の導火線2に燃え移って爆竹1を爆 発させる。その際爆竹1は閃光を発し、大音響を発生して爆発して鳥獣をおどし 、さらに火薬の臭気を発して鳥獣を逃避させる。なおその際爆竹1は導火線2が 焼失しても吊り紐6によって木綿糸3に吊り下げられた状態で保持されており、 木綿糸3から落下することがなく、木綿糸3に吊り下げられた状態で爆発する。 したがってこの実施例の鳥獣追い用爆音発生具は爆竹が爆発前には地面に落下し ないので、稲や麦、ねぎ、ほうれん草等の穀物や野菜類の作物等に好適に使用す ることができる。
【0025】 他方、その後も火は木綿糸3を伝わって上昇し、一定時間が経過すると次の爆 竹1の導火線2に燃え移って爆竹1を爆発させ、大音響等を発生して鳥獣をおど して逃避させる。このような一定の時間間隔で大音響等を発生して爆竹1を爆発 させることにより、鳥獣はほとんど寄りつかなくなるのである。
【0026】 別の実施例として、大音響を発生する爆竹1の導火線2を木綿糸3を構成する 撚り糸4の隙間に挟み込むようにして所定の間隔で複数取り付けた単位爆音発生 具11を、複数本果樹等の使用場所に吊り下げ、かつそれぞれの爆竹1の着火時 間をずらせて爆音発生時間を調節することもできる。
【0027】
【考案の効果】
したがってこの考案の鳥獣追い用爆音発生具によれば、使用における燃焼中に 自然消火しにくく、継続して確実に使用することができるようにした鳥獣追い用 爆音発生具を提供することができる。
【0028】 また、構成部材のコストが非常に低廉で、しかも爆竹の導火線を木綿糸を構成 する撚り糸の隙間に挟み込むようにして、所定の間隔で複数取り付けるようにし たので、製造も非常に簡単であるという顕著な効果を奏するものである。
【0029】 この考案の鳥獣追い用爆音発生具は、桃やさくらんぼ、柿、ぶどう等の収穫時 期に鳥獣を追い払うのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の鳥獣追い用爆音発生具の1実施例を
示す概略図である。
【図2】その要部拡大図である。
【図3】この考案の鳥獣追い用爆音発生具の他の実施例
を示す概略図である。
【図4】その要部拡大図である。
【符号の説明】
1 爆竹 2 導火線 3 木綿糸 4 撚り糸 5 輪 6 吊り紐 11 単位爆音発生具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 爆竹の導火線を、木綿糸を構成する撚り
    糸の隙間に挟み込むようにして所定の間隔で複数取り付
    けたことを特徴とする鳥獣追い用爆音発生具。
  2. 【請求項2】 爆竹の吊り紐を木綿糸に吊り下げ、一方
    導火線を木綿糸を構成する撚り糸の隙間に挟み込むよう
    にして所定の間隔で複数取り付けたことを特徴とする鳥
    獣追い用爆音発生具。
  3. 【請求項3】 爆竹の導火線を、燃焼時間を遅延させる
    処理を施した木綿糸に、木綿糸を構成する撚り糸の隙間
    に挟み込むようにして所定の間隔で複数取り付けた単位
    爆音発生具を、複数本使用場所に吊り下げ、かつそれぞ
    れの爆竹の着火時間をずらせて爆音発生時間を調節でき
    るようにしたことを特徴とする鳥獣追い用爆音発生具。
JP1994010250U 1994-07-26 1994-07-26 鳥獣追い用爆音発生具 Expired - Lifetime JP3007195U (ja)

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