JPH02207731A - 鳥追い用爆音発生具およびその製造方法 - Google Patents

鳥追い用爆音発生具およびその製造方法

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JPH02207731A
JPH02207731A JP2639189A JP2639189A JPH02207731A JP H02207731 A JPH02207731 A JP H02207731A JP 2639189 A JP2639189 A JP 2639189A JP 2639189 A JP2639189 A JP 2639189A JP H02207731 A JPH02207731 A JP H02207731A
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chasing
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Yutaka Kumagai
豊 熊谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) この発明は、サクランボや葡萄、リンゴ等の果実を啄ん
で害を与えてしまうムク烏、カラス、野バト等害鳥を爆
音で追い払ってしまうようにする新規な構造の鳥追い用
爆音発生具を提供しようとするものである。
(従来技術) 果樹栽培農家では、大事な収穫時期前になると天候や病
害虫に次いで害鳥による被害を心配しなければならない
、天候は、人の力でどうすることもできない要因であっ
て、正に運を天に任せることになるが、病害虫に対する
対策は、化学薬品の発達によってかなり有効な効果を上
げることができるようになり、過去のような大きな被害
を受けることも少なくなってきている。
しかし、害鳥については、相手か人の動きを見ながら飛
来する性質を有しているため、彼等からの被害を食い止
める有効な対策を見出だすのに大いに頭を悩ませている
これまでに採用されてきた対策といえば、プロパンガス
を使った爆発装置を果tIi園の中に設置し、タイマー
によって適当間隔で爆音を発するようにしたり、爆音と
共に大数のタカその他の大型猛禽類の人形を軌道を使っ
て打ち上げたり架空させ、音と動きとで威すようにした
り、あるいは、音ではな−く、害鳥が猛禽類の目玉と錯
覚してか幾つかの円を同心円状に描いたものを嫌うとい
う習性が見付かると、それらの絵を描いた風船を木々の
間に浮かせるようにする等、鳥に対して様々な駆は引き
を続けている。
しかし、何れの方法でもそれらが規則的な音や動きに止
どまるものであったため、次第に鳥のほうが馴れてしま
い、威しの役目を果たさなくなってしまうことが多く、
そこで最近ではコンピューターとシンセサイザー等の擬
音発生装置とを組み合わせ、プログラムによって音の出
る間隔を不規則なものとしたり、あるいは音の種類を爆
音の外、猛禽類の鳴き声その池の不快音に変えることが
できるようにした非常に高度な鳥追い装置まで市販され
るようになってきている。
この最近市販されたコンピューター使用による鳥追い装
置は、確かに不自然さが効を奏してか、かなりの実績を
上げることに成功しているが、しかし、当然高価なもの
となってしまっているため、経済効果上で必ずしも果樹
栽培農家に利するものという訳にはいかず、例えばサク
ランボ栽培農家を例にとれば、それだけ高価な装置を導
入して収支を合わせる苦労をするくらいであれば、烏の
害に会う前で実が熟さない中に缶詰用として出荷してし
まった方が採算に合うとする農家が出ている程である。
この発明は、そのような実情に鑑み、従前までの爆音に
よる鳥追い手段を、これら高価な装置は、勿論のこと、
従前までのプルパンガスを使った装置に比較しても遥か
に安価に、しかも、爆音間隔が自在に変化のあるものに
することができるようにした以下において詳述するとお
りの新規な構成から成る爆音発生具の開発、実用化に成
功したものである。
(発明の構成) 図面に示す幾つかの代表的な実施例からも明確に理解さ
れるように、この発明の鳥追い用爆音発生具は、基本的
に次のような構成から形成されるものである。
即ち、蚊とり線香1の要所要所に適宜間隔置きに、多数
の爆薬2,2・・・・・・の各導火線21゜21・・・
・・・を取着し、蚊とり線香1の燃焼による火種で導火
線21に自動着火し、適宜時間置きに爆薬2,2・・・
・・・を順次爆発させる如くした鳥追い用爆音発生具で
ある。
蚊とり線香1は、現在市販されている所謂除虫菊や合成
ピレトリンに賦形剤として木粉および糊料等を加えて渦
巻状に成形した殺虫用の線香を指しているが、これは火
種を得る素材として簡便且つ安価で、−度点火してから
確実に長時間(点火燻焼して燃え尽きるまでの時間が極
めて長く、通常6時間半程度燻焼し続ける)火種として
使用できるという利点から採用するものであり、このよ
うな利点を兼ね備えるものであれば他の素材、例えば蚊
とり線香用の素材や普通の線香用の素材、あるいは線香
以外の新たな素材等を利用して特別に製造したちのくし
たがって、必ずしも渦巻状である必要もない)から成る
ものでも差し支えがないことはいうまでもない。
爆薬2は、玩具花火として市販されているものの中、爆
竹のような音響花火を採用するものであるが、これも特
別に製造したものを採用するようにしても勿論差し支え
ない。
この爆薬2は、その導火線21の蚊とり線香1への取り
付は方が重要であって、その取り付は方が適切でないと
、その収り付は部分で蚊とり線香1の燻焼が止まってし
まって、それ以降の爆薬2への火種にならなくなってし
まう虞が出てくることから、蚊とり線香lを火種とする
場合、この収り付は方が極めて重要である。以下、この
取り付は方の具体例の幾つか代表的なものを図面と共に
説示する。
(実施例1) 第2図の線香断面を含む要部側面図の例は、最も基本的
な構成から成るものの例であり、蚊とり線香1の表面に
必要最少限の接着剤3を垂らし、それに爆薬2の導火線
21を接着するようにしたものの例である。
(実施例2) 第2図と同様にして示す第3図のものは、蚊とり線香1
の側面に接着剤3を着け、導火線21が同線香1の上面
側を巻くような構成からなるものとした例であり、蚊と
り線香1の燻焼を阻害しないようにする上で最も理想的
な取り付は方法である。
(実施例3) 第4図の要部側面図の例のものは、予めあるいは後から
形成された蚊とり線香1の通孔11に、導火線21の先
端を上方から挿通した上、接着剤3で固定するようにし
たものの例であり、爆薬2の取着手段としては最も確実
な手段であるが、通孔11の形成に工夫を要することと
なる。
(実施例4) 第5図の要部側面図には、導火線21を輪環状のものに
するため、導火線21の先端側と爆薬2の側面とに渡っ
てテープ4を接着し、出来上がった輪環部分を蚊とり線
香1に掛は通し、適宜箇所を接着剤3で接着するように
したものの例である0輪環部分を形成するため、この例
ではテープ4を使用した例となっているが、これは市販
の爆竹の導火線21をそのまま利用するようにしたため
であり、予めこの器具−のために特別に爆薬2を形成す
るような場合には、導火線21自体を輪環状のものに形
成したものとするか、導火線21を長めのものに形成し
ておき、その先端を後で爆薬2に巻き付けたり接着して
輪環部分を形成するようにしてもよい。
以上の各実施例に示されるような取り付は手段で取着さ
れる爆薬2は、蚊とり線香1に対し、第1図斜視図のよ
うに取着間隔を等間隔としたものに形成される外、それ
らの間隔が一定しないものに形成するようにし、それら
を適宜組み合わせ、鳥追い効果上、鳥たちが馴れないよ
う工夫した使用の仕方が出来るようなものとするのが望
ましい。
第1図中、5は、この器具を地面適所に立設するための
スタンドであり、51は、該スタンド5の立設状態を安
定させるための鍔部を示している。
次に、上記した爆薬2の蚊とり線香1への取り付は手段
の中の具体的な取り付は方法の一つを以下において説明
する。
(関連する他の発明) 図面第6図にその収り付は方法の1過程を斜視図で示す
とおり、蚊とり線香1の形状に合わせて小孔61を適宜
間隔置きに多数形成した透明定規板6を、その小孔61
.61・・・・・・が蚊とり線香1の形に合うように載
せた後、各小孔61.61・・・・・・に接着剤3を滴
下、充填し、接着剤3が乾かない中に透明定規板6上の
余剰接着剤31を拭き取り、静かに透明定規板6を蚊と
り線香1上から取り除くことによって蚊とり線香1に接
着剤3,3・・・・・・を点在させて第7図斜視図のよ
うな状態となし、それら接着剤3.3・・・・・・に爆
薬2,2・・・・・・の導火線21.21・・・・・・
を接着、乾燥することによって爆薬2の導火線21を蚊
とり線香1に取着するようにした鳥違い用爆音発生具の
製造方法である。
この透明定規板6に形成する小孔61.61・・・・・
・を、線香1の軸線上で間隔の違うものに何種類か形成
しておき、それらを適宜使い分けて爆薬2,2・・・・
・・を取着させるようにすれば、農家等の主婦の簡単な
アルバイト作業として大量に製造することが可能になる
(作  用) 以上のような構成から成るこの発明の鳥追い用爆音発生
具は、果樹園内の要所要所に、例えば第1図斜視図に示
されているようなスタンド5等を利用して地盤上に設置
したり、蚊とり線香1の中心に適宜紐を収り付け、その
紐を枝にぶら下げる等して配置した上、同線香1の点火
部に火を着けて線香1を確実に燻焼状態としさえすれば
、該蚊とり線香1の燻焼速度と爆薬22・・・・・・の
導火線21.21・・・・・・の取着間隔で決まるイン
ターバルで爆薬2,2・・・・・・が次々に爆発して爆
音を発し、鳥追い効果を上げることとなる。
市販の蚊とり線香1をそのまま利用するとすれば、通常
その燻焼時間が約6時間半程度の長きに及ぶように作ら
れていることから、その間同等管理することなく自動的
に鳥追いに威力を発揮することになる。
特に、使用するものの爆発間隔が一律でないようにした
ものを使い分けると共に、果樹園内のあちこちに分散さ
せて設置することが簡単にできることから、その設置位
置にも一箇所にならないような工夫を施し、且つ、点火
時間を夫々違えて設置するようにすれば、思いもよらな
い場所から突然爆音が発せられることとなり、−層効果
的な鳥追いの目的を達成することができるものとなる。
なお、必要があれば石油ランプのようなホヤと傘とを有
する構造の傘付き器具を予め用意し、雨水等によって蚊
とり線香1の燻焼に支障が出ないようにして使用するよ
うにしてもよい。
(効  果) このように、この発明の鳥追い用爆音発生具は、先ず何
よりも従前までのどのようなこの種器具、装置に比較し
ても極めて構造が簡単且つ安価である上、設置が極めて
簡便なものとなっているなめ、一つの果樹園内の何処に
でも自由に設置可能であり、場合によっては1本の木に
一つずつ、適当な枝にぶら下げて使用するようにするこ
とさえも可能とするらのであり、従前までのらのでは決
して実施できなかったような仕様方法により、効果的な
鳥追い効果を上げることができるものである。
しかも、爆音発生間隔も、第1ないし4実施例で取り上
げたような簡便な方法で誰でも簡単に製造することがで
きることから、何種類のものにでも予め形成することが
でき、馴れからぐる鳥追い効果の低下を極力回避できる
ようにすることができるという大きな利点を有するもの
となっている。
その製造方法についても、透明定規板6に小孔61を形
成したもので簡単に製造することができるため、冬期間
のように人手の空いてしまう農家の家内産業として格好
なものとすることもできるから、そのような農家にとっ
て非常に有利な収入源となるばかりではなく、そのよう
な体制で大量生産ができることから、安価に提供できる
という大きな特徴をも兼ね備え、従前までのものが効果
の割りに装置自体極めて高価になってしまっていて、導
入はしてみたものの必ずしも果樹栽培農家に評判がよく
なかったという状況を確実に解消できるものとすること
ができる。
叙上の如く、この発明の鳥追い用爆音発生具は、製造容
易で安価に提供できる上、収り扱いが極めて簡便なもの
となっていて、経費を気にせず何処にでも同時に沢山の
使用が可能になるものとなっていることから、大抵の鳥
追い装ででは直ぐに馴れてしまう鳥たちにとっても簡単
に馴れ親しんでしまうことができない極めて驚異的な器
具となり、果樹栽培農家に対して大いに寄与し得るもの
となることが予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する幾つかの実施例に基づくも
のであり、第1図は、使用状態を含むものの全体斜視図
、第2ないし5図は、夫々別異の実施例によるものの線
香断面を含む要部側面図、第6図は、製造方法の1過程
を示す斜視図、第7図は、他の製造過程を示す斜視図で
ある。 1・・・蚊とり線香、11・・・同通孔、2・・・爆薬
、21・・・同導火線、3・・・接着剤、4・・・テー
プ、5・・・スタンド、51・・・同鍔部、6・・・透
明定規板、61・・・同小孔。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蚊とり線香の要所要所に適宜間隔置きに多数の爆薬
    の各導火線を取着し、蚊とり線香の燃焼による火種で導
    火線に自動着火し、適宜時間置きに爆薬を順次爆発させ
    る如くした鳥追い用爆音発生具。 2 蚊とり線香に対し、直線状に延びたままの爆薬の各
    導火線が接着剤によって取着されて成る特許請求の範囲
    第1項記載の鳥追い用爆音発生具。 3 爆薬の各導火線が、蚊とり線香に形成された通孔に
    挿通され、接着剤その他の手段によつて取着されて成る
    特許請求の範囲第1項記載の鳥追い用爆音発生具。 4 蚊とり線香に対し、輪環状に形成された爆薬の各導
    火線の環状部分を嵌合した上、接着剤その他適宜手段に
    よって取着されて成る特許請求の範囲第1項記載の鳥追
    い用爆音発生具。 5 蚊とり線香の形状に合わせて小孔を適宜間隔置きに
    多数形成した透明定規板を、その小孔が蚊とり線香の形
    に合うように載せた後、各小孔に接着剤を滴下、充填し
    、接着剤が乾かない中に透明定規板上の余剰接着剤を拭
    き取り、静かに透明定規板を蚊とり線香上から取り除く
    ことによって蚊とり線香に接着剤を点在させ、それら接
    着剤に爆薬の導火線を接着、乾燥することによって爆薬
    の導火線を蚊とり線香に取着するようにした鳥追い用爆
    音発生具の製造方法。
JP2639189A 1989-02-04 1989-02-04 鳥追い用爆音発生具およびその製造方法 Pending JPH02207731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111084178A (zh) * 2020-03-13 2020-05-01 邬惠林 一种定时鞭炮吓鸟器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111084178A (zh) * 2020-03-13 2020-05-01 邬惠林 一种定时鞭炮吓鸟器

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