JP3007130B2 - 鋼板の不要端部切断機 - Google Patents

鋼板の不要端部切断機

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JP3007130B2
JP3007130B2 JP2307518A JP30751890A JP3007130B2 JP 3007130 B2 JP3007130 B2 JP 3007130B2 JP 2307518 A JP2307518 A JP 2307518A JP 30751890 A JP30751890 A JP 30751890A JP 3007130 B2 JP3007130 B2 JP 3007130B2
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JP
Japan
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unnecessary
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movable
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JP2307518A
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常芳 村松
貞光 須賀
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日本鋼管ライトスチール株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鋼板の不要端部切断機、特に、鋼板の不
要端部を複数枚の鋼片に容易に切断することができる、
鋼板の不要端部切断機に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、円筒状の立坑を掘る場合に使用するライナー
プレートは、第5図に示すように、上下両端部に水平方
向に一体的に折曲げ形成された一対のフランジを有する
円弧状に湾曲した波鋼板1の左右両端部に、平板状の軸
プレート2を固定したものから構成されている。
ライナープレートの波鋼板1は、正確に円弧状に湾曲
していないと、ライナープレートの組立てに支障をきた
す。
波鋼板1は、プレスやベンダーによって円弧状に折曲
げ成形されるが、折曲げ成形後の波板1の両端部は、必
ずしも正確に円弧状に折曲げ成形されていない。さら
に、波鋼板1の左右両端部は、軸プレート2と結合し、
立坑の曲率中心軸に向かって所定角度をなすように設定
する。
従って、このような、波鋼板1の端部は、不要端部と
して切断する必要がある。
従来、波鋼板1の不要端部は、切断機によって切断し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、切断された、波鋼板1の不要端部は、
波鋼板1の展開幅分の長さを有しているので、切断後の
不要端部の取扱いが煩雑であった。
このような問題は、ライナープレートの波鋼板に限ら
ず、この他の鋼板においても生じていた。
従って、この発明の目的は、波鋼板等の鋼板の不要端
部を複数枚の鋼片に容易に切断することができる、鋼板
の不要端部切断機を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、鋼板の不要端部を複数枚の鋼片に切断す
るための、鋼板の端部切断機であって、固定下刃と、前
記固定下刃と噛み合う昇降可能な可動上刃と、前記可動
上刃の直下に前記固定下刃と接して設けられた、前記可
動上刃の昇降にともなって昇降する、少なくとも1つの
可動下刃とからなり、前記可動上刃には、前記可動上刃
が下降したときに、前記可動下刃を避けるため、およ
び、鋼板の不要端部の幅方向の切断刃面を形成するため
の凹部が形成されていることに特徴を有するものであ
る。
次に、この発明の、鋼板の不要端部の一実施態様を、
図面を参照しながら説明する。
第1図は、この発明の、鋼板の不要端部切断機の一実
施態様を示す斜視図、第2図から第4図は、この発明
の、鋼板の不要端部切断機による鋼板の切断態様を示す
工程図である。
第1図において、3は、固定下刃である。4は、油圧
シリンダー等(図示せず)によって昇降する、固定下刃
3と噛み合う可動上刃である。可動上刃4には、少なく
とも一つの凹部4Aが形成されている。凹部4Aは、可動上
刃4が下降した時に、後述する可動下刃5を避ける目的
および鋼板の不要端部の幅方向の切断刃面(a)を形成
する目的を有している。5は、可動上刃4の直下に固定
下刃3と接して設けられた可動下刃である。可動下刃5
は、スプリング6あるいはウレタンゴム等の緩衝手段に
よって可動上刃4の昇降にともなって昇降する。
可動下刃5は、この例では1つであり、固定下刃3の
前面中央部に接して設けられているが、不要端部の切断
個数の増加にともなって増え、固定下刃3の前面に沿っ
て間隔をあけて設けられる。可動下刃5の幅は、切断す
る鋼板の不要端部の幅と一致している。固定下刃3およ
び可動下刃5の上面は、鋼板切断前は一致している。
このように構成されている、この発明の、鋼板の不要
端部切断機によれば、次のようにして、鋼板の不要端部
が複数個の鋼片に切断される。
先ず、第2図に示すように、鋼板7を、その不要端部
7Aが可動下刃5上にのるように、固定下刃3上に搬入す
る。次に、第3図に示すように、可動上刃4を下降させ
る。これによって、不要端部7Aの両端部A、Bが同時に
切断される。なお、可動下刃5を支持しているスプリン
グ6の弾性力は、鋼板7の不要端部7Aの切断荷重より高
く設定してある。次に、第4図に示すように、さらに、
可動上刃4を下降させると、可動下刃5は、スプリング
6の弾性力に抗しつつ、油圧シリンダーのプレス圧力が
当該弾性力よりも高いので下降する。これによって、不
要端部7Aの中央部Cが切断される。
このようにして、鋼板7の不要端部7Aが3つの鋼片に
切断される。
可動下刃5を2つ設ければ、鋼板7の不要端部7Aを5
つの鋼片に切断することができる。
上述した例は、平鋼板の不要端部を複数枚の鋼片に切
断する場合であるが、第6図の切断例に示すように、波
鋼板の不要端部を複数枚の鋼片からに切断する場合
にも適応することができることは勿論である。この場
合、固定下刃、可動上刃および可動下刃の形状を、波鋼
板の形状に合致させる必要があることはいうまでもな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、波鋼板等の
鋼板の不要端部を複数枚の鋼片に容易に切断することが
できるといった有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の、鋼板の不要端部切断機の一実施
態様を示す斜視図、第2図から第4図は、この発明の、
鋼板の不要端部切断機による鋼板の切断態様を示す工程
図、第5図は、ライナープレートの分解斜視図、第6図
は、ライナープレートの不要端部の切断状態を示す断面
図である。図面において、 1……波鋼板、2……軸プレート、 3……固定下刃、4……可動上刃、 5……可動下刃、6……スプリング、 7……鋼板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼板の不要端部を複数枚の鋼片に切断する
    ための、鋼板の端部切断機であって、固定下刃と、前記
    固定下刃と噛み合う昇降可能な可動上刃と、前記可動上
    刃の直下に前記固定下刃と接して設けられた、前記可動
    上刃の昇降にともなって昇降する、少なくとも1つの可
    動下刃とからなり、前記可動上刃には、前記可動上刃が
    下降したときに、前記可動下刃を避けるため、および、
    鋼板の不要端部の幅方向の切断刃面を形成するための凹
    部が形成されていることを特徴とする、鋼板の不要端部
    切断機。
JP2307518A 1990-11-14 1990-11-14 鋼板の不要端部切断機 Expired - Lifetime JP3007130B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107159956A (zh) * 2017-06-12 2017-09-15 芜湖天航科技(集团)股份有限公司 剪板机
CN107186262A (zh) * 2017-06-12 2017-09-22 芜湖天航科技(集团)股份有限公司 剪板机
WO2019198855A1 (ko) * 2018-04-13 2019-10-17 주식회사 에이취케이 전단기

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CN107186262A (zh) * 2017-06-12 2017-09-22 芜湖天航科技(集团)股份有限公司 剪板机
WO2019198855A1 (ko) * 2018-04-13 2019-10-17 주식회사 에이취케이 전단기

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