JP3006910B2 - レーザー照射装置 - Google Patents

レーザー照射装置

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JP3006910B2 JP3114707A JP11470791A JP3006910B2 JP 3006910 B2 JP3006910 B2 JP 3006910B2 JP 3114707 A JP3114707 A JP 3114707A JP 11470791 A JP11470791 A JP 11470791A JP 3006910 B2 JP3006910 B2 JP 3006910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像手段を備えたレー
ザー照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、子宮頸部の早期癌が増加してお
り、発病年齢が若年化傾向にある。又、子宮頸部は頸腺
の形状と機能が妊孕力に微妙な関連を持つと考えられて
いることから、子宮頸部の癌に対する治療後の、特に妊
孕力についての機能の保存を考慮する必要性が重視され
てきている。そのために子宮膣部及び頸管に影響を及ぼ
すことなく患部の治療をすることが望まれている。その
ような治療手法の一つとして、パルスレーザーの一種で
あるエキシマ・ダイ・レーザー等を用いた光学的療法
(以下、PDT療法という)が試行されている。
【0003】従来、このような治療方法に用いられてい
る手術用レーザー照射装置として、特公昭54−899
7号や特開昭56−52048号公報に記載されたもの
がある。その一例として後者の手術用レーザー照射装置
について、図14に基づいて説明する。
【0004】図中、図示しないレーザー発生装置により
発生されたレーザー光線1は、レーザー光線導入部2よ
りハウジング3内に入り、45°反射鏡4により反射さ
れて軸外し放物面鏡5で集光され、平面鏡6により反射
されて患部Pに照射される。又、患部Pから来る可視光
線7は、平面鏡6で反射して放物面鏡5で平行光線にさ
れ、45°反射鏡4の両側を通過して変倍光学系8に入
り、プリズム系9で倒立像から正立像にされ、接眼レン
ズ10により患部Pの観察が行われる。変倍光学系8
は、作動距離一定のまま顕微鏡の倍率を変える働きをす
る。
【0005】又、平面鏡6はL形の支持台11の垂直片
に取り付けられたサーボモータ12の回転軸に固定さ
れ、支持台11の水平片はサーボモータ13の回転軸に
取り付けられる。各サーボモータ12,13への信号を
制御するスティック14を操縦することにより、平面鏡
6はサーボモータ12により水平軸の周りに、又サーボ
モータ13により垂直軸の周りに夫々回転させられる。
従って、スティック14を操作すれば、観察位置と一体
にレーザー照射位置も移動させることができることにな
る。
【0006】このようなレーザー照射装置を用いて、図
15に示すような患部P内の病変部AにPDT療法を施
す場合、病変部Aの全域をレーザー光線の照射領域であ
る円形のレーザースポットLで照射するようにしてい
た。この場合、病変部AがレーザースポットLの面積よ
り大きいと、病変部Aの一部をレーザースポットLで一
定時間照射後、移動させて他の部位を照射するようにし
ている。
【0007】ところが、病変部Aは、レーザー照射直後
に組織が変化を起こすのではなくて、照射後或る程度の
時間が経過した後に変化を起こすため、連続照射する場
合、術者は治療時に既照射部位L1 と未照射部位Laと
を視覚で判別することはできなかった。そのため、既照
射部位L1 と未照射部位Laの判別は術者の記憶に頼る
しかなかった。又、PDT療法は、通常、患者にあまり
苦痛を感じさせないために麻酔をかけずに実施されてい
ることから、術中に患者が動いたりすることがあり、そ
のため術者は、患者の動き即ち病変部Aの動きを顕微鏡
で観察しながら、病変部Aにおける既照射部位Laの記
憶位置を調整して照射部位を決定し、治療を行うことに
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、術者は病
変部Aの動きに合わせて既照射部位を頭の中で確認しな
がら未照射部位にレーザー照射を行わなければならない
ため、しばしば記憶違いが生じて、部分的に必要なレー
ザーエネルギーを照射できずに未照射部位が残ったり、
既照射部位に重ねて不必要なレーザーエネルギーを照射
したり、或いは病変部A以外の部位にレーザー照射した
りしてしまうことになる。そのために十分な治療効果が
得られないことが起こるという問題があった。
【0009】本発明は、このような課題に鑑みて、照射
時に既照射部位を視認できて治療効率を上げることがで
きるようにしたレーザー照射装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるレーザー照
射装置は、レーザー照射手段と、その照射位置を変更す
る照射位置可変手段とを有するレーザー照射装置におい
て、レーザー照射部位を撮像する撮像手段と、該撮像手
段の撮像信号からレーザー照射位置を検出する照射位置
検出手段と、該撮像信号から観察部位の移動を検出する
観察部位変位検出手段と、レーザー照射位置を記憶する
記憶手段と、前記観察部位変位検出手段の検出値に基づ
いて観察部位の移動を演算する座標演算手段と、該座標
演算手段の出力に基づいて前記撮像信号に前記記憶手段
に記憶された前記レーザー照射位置を重畳して表示する
表示手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】レーザー照射時に照射の対象が動いた場合、撮
像手段による撮像信号に基づいて観察部位変位検出手段
によって観察部位の移動を検出し、座標演算手段によっ
てその座標上の移動方向及び移動距離が算出され、病変
部に対するレーザー照射位置が変化しないように対象の
移動に合わせて追従調整することが可能であり、又、撮
像信号から照射位置検出手段でレーザー照射位置を検出
してこれを記憶しておき、座標演算手段の出力に基づい
て記憶手段に記憶されているレーザー照射位置の表示位
置を変更して、これを撮像信号と重ねて表示手段で表示
することにより、観察部位の移動に合わせてレーザー照
射位置を移動させて常に同一位置を表示できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第一実施例を図1乃至図5に
より説明する。図1において、16は患部Pを撮影する
撮影装置、17は撮影装置16上部に取り付けられたレ
ーザー照射手段、18は撮影装置16を支持する支柱、
19は撮影装置16と支柱18の間に位置して撮影装置
16を上下方向に回動可能に保持するチルト軸、20は
支柱18を水平方向に回動可能に且つ鉛直方向に進退自
在に保持する架台である。
【0013】レーザー照射手段17において、21は波
長の異なる二種類のレーザー光(本実施例ではガイド用
及び治療用レーザー光)を射出する機能を持ったレーザ
ー発生装置であり、レーザー光は本実施例ではエキシマ
・ダイ・レーザーを用いている。22はレーザー発生装
置21から出射されたレーザー光を撮影装置16上のハ
ウジング23内に導くレーザー用ファイバー、24はレ
ーザー用ファイバー22の一端に配置されていて集光レ
ンズを備えたレーザー導光部、25はレーザー用ファイ
バー22の射出端から射出されたレーザー光を下方に曲
げる反射プリズム、26はこのレーザー光を患部Pに向
けて照射する反射ミラー、27はレーザー光路にその中
心点で直交する水平軸27aを保持するU字状のミラー
駆動部材であり、反射ミラー26はミラー駆動部材27
内に位置して水平軸27aを中心に上下方向に回動可能
に支持されている。28はミラー駆動部材27の側面に
固定されていて反射ミラー26に連結してこれを回転駆
動させる第一モータ、29はミラー駆動部材27の裏面
に固定され反射プリズム25及び反射ミラー26間のレ
ーザー光路と一致する鉛直軸を中心にミラー駆動部材2
7を水平方向に回転駆動させる第二モータである。
【0014】図2はレーザー光学系の一部と撮影装置1
6内の撮影光学系及び照明光学系を示すものであり、3
1は対物レンズ、32はズームレンズ、33は結像レン
ズ、34はTVカメラであり、これらは撮影光学系を構
成している。。又、36は図示しない外部の光源から照
明光が導かれる照明用ファイバー、35はその前方の集
光レンズであり、これらは照明光学系を構成している。
そして、撮影光学系の撮影光路と照明光学系の照明光路
はレーザー光学系の光路と患部Pで重なるように配設さ
れている。
【0015】又、図1において、38は撮影装置16の
外部に取り付けられていてTVカメラ34の撮影倍率を
調整するズーム変倍操作部であり、その回転角度による
TVカメラ34の撮影倍率を図示しないエンコーダーで
検出できるようになっている。39は撮影装置16に取
り付けられた操作用ハンドル、40はこのハンドル39
に設置されていてレーザー発生装置21からレーザー光
を出射させるためのスタートスイッチ、41は1回のレ
ーザー照射が終了した時等にレーザー光の出射を停止さ
せてレーザー光の照射すべき位置をモニター画像の中央
点に戻すべく反射ミラー26を作動制御せしめるリセッ
ト作動のためのリセットスイッチである。
【0016】図3は第一モータ28の駆動制御機構を示
すものである。図中、43は第一モータ28の出力軸に
連結されている減速用ギアボックス、44はミラー駆動
部材27の垂直板27aを介してギアボックス43と反
射ミラー26とを連結する回転軸、45は扇形面45a
を挟んで一対の切り欠け45b,45cが形成されてい
て回転軸44と一体回転する切り欠け付き円板(図4参
照)、46,47はハウジング23に固定された支持台
48に設置されていて円板45の回転による扇形面45
a又は他の面の有無を検知する一対のフォトインタラプ
タである。ここで、扇形面45aは円板45の中心から
角度θに、切り欠け45b,45cは夫々角度αに、フ
ォトインタラプタ46,47の間隔は角度βに夫々形成
され、これらは、 β≒θ<α の関係にあるものとする。
【0017】フォトインタラプタ46,47は円板45
の回転により、円板45部分の有無を検知してON,O
FF信号を出力するようになっている。そして、扇形面
45aが二つのフォトインタラプタ46,47上にある
位置(この時、共にOFFとする)を基準位置として、
円板45が右左旋して切り欠け45b又は45cを検知
するとONになり、更に回転して円板45の他の部分で
遮断されると再び両方が0FFになる。これを検知する
と、後述の制御回路により円板45が基準位置へ戻るよ
うに制御されるようになっている。この円板45の回動
範囲を、最高倍率のモニター画面に対してレーザースポ
ットLがこの画面から外れない範囲に対応する反射ミラ
ー26の回動角度の範囲として設定し、これを設定範囲
とする。
【0018】49はフォトインタラプタ46,47及び
リセットスイッチ41に接続されていて図示しない駆動
回路とロジック回路を有するリセット回路であり、両フ
ォトインタラプタ46,47から基準位置以外でのON
信号が入力され、或いはリセットスイッチ41が0Nさ
れると、レーザー発生装置21へ信号を出力してレーザ
ー光の出射を停止せしめる。又、後述のサーボ制御部へ
も信号を出力するようになっている。 上述の駆動制御
機構は第一モータ28に関するものであるが、第二モー
タ29についても同様な駆動制御機構が配設されている
ものとする。
【0019】図5は患部Pの移動検出とモニター表示の
ための機能を示す電気系統のブロック図である。患部P
の移動検出回路51において、52はTVカメラ34か
ら入力される患部Pの撮像信号を一定時間間隔を置いた
二つの映像として別々に出力させる図示しないスイッチ
回路を有するスイッチ部、53,53′は入力された各
画像を適宜のサンプリングポイントについて夫々2値化
する2値化回路、54,54′は夫々2値化された画像
信号の特徴点を記憶するメモリ、55は二つの画像信号
における特徴点の中心座標を比較する比較演算回路を備
えていて二つの画像間の移動方向と移動量を算出する移
動量検出部、56は倍率検出回路を有しズーム変倍操作
部38のエンコーダから変倍信号Qが入力され二つの画
像間の移動方向と移動量から実際の移動距離を演算する
移動距離算出回路であり、倍率信号Q′と移動方向及び
移動量から成る変位距離信号Q″とを出力するようにな
っている。
【0020】58はハンドル39のスタートスイッチ4
0からのON信号と倍率信号Q′及び変位距離信号Q″
が入力されると水平方向及び鉛直方向に分割した各移動
量を決定するサーボ制御部、59は鉛直方向の移動量の
信号が入力されて第一モータ28を駆動制御する第一モ
ータ制御部、60は水平方向の移動量の信号が入力され
て第二モータ29を駆動制御する第二モータ制御部であ
る。この移動検出回路51によって、患部Pの移動を検
出すると共に、反射ミラー26を回動させることができ
る。
【0021】次に、画像の表示回路62において、63
はTVカメラ34から入力される画像信号について2値
化する2値化回路とレーザースポットを検出する円抽出
回路とレーザースポットの中心位置を算出する中心位置
算出回路とを有するスポット検出回路、64はメモリ回
路と表示回路を有し入力される倍率信号Q′によってモ
ニター上に表示するスポットの大きさを設定すると共に
変位距離信号Q″でレーザースポット表示位置を患部P
の移動に合わせて変更するスポット表示回路であり、リ
セットスイッチ41からのリセット信号が入力されると
その時点でのレーザースポットLを既照射部位としてそ
の中心位置をメモリ回路でメモリし、照射終了したスポ
ットを色を変えてモニタ上に表示する信号を出力する。
65はスイッチ回路を有し既に照射終了したスポットを
TVカメラ34から入力される画像信号に重ねるスーパ
ーインポーズ回路、66はスーパーインポーズ回路65
で重ねられた信号を映し出すモニターである。
【0022】本実施例は上述のように構成されており、
次にその作用を説明する。先ず、PDT療法によるレー
ザー照射を行う場合、撮影装置16のハンドル39を操
作して支柱18を上下させて高さを調整し、支柱18に
よる水平角度及びチルト軸19による俯仰角度を夫々調
整して、患部Pに対するTVカメラ34の位置決めを行
う。そして、ズーム変倍操作部38によってモニター6
6上の患部Pの画像の倍率を調整して、モニター66で
術者が病変部Aの観察を行う。
【0023】次に、病変部Aを判別してレーザー発生装
置21の図示しないパワースイッチを0Nすると、照射
部確認用のガイド光がレーザー用ファイバー22,レー
ザー導光部24,反射プリズム25,反射ミラー26を
介して撮影視野内の病変部Aに導かれ、円形スポットが
病変部Aに重ねられる。これにより、照射位置を確認し
た術者がハンドル39のスタートスイッチ40を0Nす
ると、レーザー発生装置21からレーザー光が発せら
れ、ガイド光と同様にして病変部Aに照射されて治療が
行われる。
【0024】ところで、上述したように、治療中に患者
が少し身体を動かすことがあり、これに対する調整手順
について以下に説明する。TVカメラ34の画像信号
は、患部Pの移動検出回路51のスイッチ部52が一定
時間間隔で切り換えられることにより、時間的な間隔を
有する2つの映像として2値化回路53,53′に分か
れて入力され、画像信号が2値化される。そして、メモ
リ54,54′には各々2値化されて特徴点が明確にな
った画像が夫々記憶される。更に、これらの画像は移動
量検出部55に入力されて比較演算回路によって2つの
画像の特徴点の中心座標が比較演算され、2つの画像の
病変部A間の移動方向と移動量が算出される。得られた
信号は移動距離算出回路56において、ズーム変倍操作
部38のエンコーダから入力される変倍信号Qによるモ
ニター66上の画像観察倍率を考慮して演算され、実際
の移動距離が求められる。
【0025】このようにして得られた倍率信号Q′及び
変位距離信号Q″は次のサーボ制御回路58において、
前述のスタートスイッチ40の0N信号が入力されてい
ると、移動方向と移動距離からなる病変部Aの移動のベ
クトル値を水平方向と鉛直方向の成分に分割し、各々の
値を夫々モータ制御部59,60に出力する。これに基
づいて、第一モータ28と第二モータ29が駆動制御さ
れ、反射ミラー26は病変部Aの移動に合わせてレーザ
ー光の照射位置を調整し、病変部Aの移動にかかわらず
レーザースポットLが追従して同一位置を照射すること
になる。
【0026】尚、この場合、病変部Aとレーザースポッ
トLの移動に対して撮影画像は移動しないので、レーザ
ースポットLの位置がモニター画像から逸脱してしまう
ことが起こると、レーザー照射装置は照射を中止して画
像の中央位置を照射し得る位置(基準位置とする)に反
射ミラー26を戻すようになっている。このようなリセ
ット動作について以下説明する。第一モータ28(第二
モータ29も同様)が駆動すると円板45も一体回転す
るため、フォトインタラプタ46,47で切り欠45
b,45cが検出されてOFFから0Nになり、これが
リセット回路49で検出される。そして、第一モータ2
8(第二モータ29)が円板45の設定範囲を越えて円
板を回転させると、フォトインタラプタ46,47が切
り欠きにより両方とも0Nになり、リセット回路49で
レーザー発生装置21のレーザー射出を中止させると共
に、サーボ制御部58により反射ミラー26を基準位置
に戻すようモータ制御部59(60)を介して第一モー
タ28(第二モータ29)を駆動せしめる。この場合、
図示しない表示部を設けて、エラー表示を行うようにし
てもよい。これにより、必ずモニター画面上で観察しな
がらレーザー照射が行われるように制御される。
【0027】次に、レーザースポットLの既照射部位の
モニター画像上の表示方法について説明する。レーザー
スポットLが含まれているTVカメラ34による映像信
号は、表示回路62のスポット検出回路63へ入力され
て2値化され、円抽出回路によってレーザースポットL
が検出されてその画像の中心位置が算出される。そし
て、このレーザースポットLの信号はスポット表示回路
64に入力されるが、この回路には移動距離算出回路5
6から倍率信号Q′と変位距離信号Q″が入力されてい
るため、倍率信号Q′によりレーザースポットL及びメ
モリ回路に記憶されている既照射部位のレーザースポッ
トの大きさを観察倍率に応じて変更する。又、変位距離
信号Q″により、病変部Aの移動に応じてレーザースポ
ットL及び既照射部位のレーザースポットの移動方向及
び移動距離を決定し、モニター画面上の既照射部位レー
ザースポットの位置を変更する演算を行う。更に、リセ
ットスイッチ41からリセット信号が入力されるとその
時点でのレーザースポットLの位置を既照射部位と決定
して、そのスポットLの中心位置をメモリ回路に記憶す
る。又、スポット表示回路64から出力される既照射部
位レーザースポットの信号はモニター画面上で照射中の
レーザースポットLと異なる色で表示されるよう変換し
て出力される。
【0028】次に、スーパーインポーズ回路65には、
TVカメラ34からの画像信号とスポット表示回路64
からの既照射部位レーザースポットの信号が入力され、
これらを重ねてモニター66上に表示する。モニター画
面上には、病変部A及びレーザースポットLが表示され
ると共に、レーザースポットの既照射部位が別の色で画
像の倍率に応じた大きさで病変部Aに重ねて表示されて
いて、病変部Aが動いた場合でも既照射部位レーザース
ポットも同様に移動して同一位置に表示される。
【0029】そして、1スポットのレーザー照射が終了
した時点で、リセットスイッチ41を押せば、リセット
回路49が作動してレーザー発生装置21でレーザー光
の出射が停止され、サーボ制御部58を介して第一及び
第二モータ28,29が作動せしめられて反射ミラー2
6が基準位置へ戻され、レーザー照射点が撮影視野の中
心と一致する。更に、リセットスイッチ41の0N信号
がスポット表示回路64に入力されることにより、照射
完了したレーザースポットLは上述のように既照射部位
レーザースポットとして記憶される。
【0030】そして、撮影装置16を動かし、ガイド光
を病変部Aの次の照射位置に合わせて再度スタートスイ
ッチ40を押せば、次のスポットの照射が行われる。撮
影位置の移動に伴って病変部Aが画面上を移動するた
め、上述のように移動検出回路51及び表示回路62に
よって表示される既照射部位レーザースポットも画面上
を移動するため、モニター66画面上では病変部Aに対
して既照射部位レーザースポットは常に同一位置に重ね
て表示される。
【0031】尚、本実施例において、サーボ制御部58
にタイマー回路を追加してスタートスイッチ40の入力
後の照射時間を管理するようにすれば、タイマー設定時
間終了後にレーザー照射を自動的に終了させることがで
きる。
【0032】上述のように本実施例によれば、治療時に
レーザー光の既照射部位と未照射部位とが色違いで表示
されているから容易に判別でき、又、病変部Aが移動し
たとしても同様に容易に判別することができる。そのた
め、病変部Aのレーザー照射について、照射しない部位
が生じたり、同一部位を2回以上照射したりする治療ミ
スを防止でき、術者の曖昧な記憶に頼ることなく的確な
治療効果を得られる。しかも、治療がスムーズに行われ
るから、術者や患者の負担が軽くなる。又、レーザー照
射部位を決定して照射を開始すれば、その後はモニター
画面を適宜確認するだけでよく、その間患部Pを継続的
に観察する必要はなく、作業が容易になる。しかも、照
射時に、照射部位が設定範囲即ちモニター画面上を外れ
た場合には、リセット機能が働いてレーザー照射を中止
させるから、照射部位を必ず観察視野内に限定できて安
全である。
【0033】次に本発明の第二実施例を図6乃至図9に
基づいて説明する。本実施例は実体顕微鏡に装着したレ
ーザー照射装置を示すものであり、顕微鏡で患部Pを観
察した状態で既照射部位を確認できるようにしたもので
ある。図6は本装置の要部斜視図を示すものであり、6
8はレーザー光学系,撮影光学系及び照明光学系を備え
ていて操作用のハンドル39が取り付けられている顕微
鏡の鏡体、69,70は鏡体68に取り付けられた一対
の接眼レンズ、71は後述するように鏡体68を角度調
整可能に支持する駆動装置、72は回転軸72aを中心
に駆動装置71及び鏡体68を上下方向に回動可能に支
持する俯仰部材、73は俯仰部材72と支柱20の間に
位置して駆動装置71及び鏡体68を水平方向に回動可
能に支持する回動部材である。
【0034】鏡体68内部の光学系は図7に示すように
構成されており、一対の観察光学系は、接眼レンズ6
9,70の前面に一つの対物レンズ75,一対のズーム
レンズ76a,76b、一対の結像レンズ77a,77
bが患部P側から順次配設されて構成されている。又、
観察光路上のズームレンズと結像レンズの間には、夫々
ビームスプリッター78a,78bが配置され、一方の
観察光路の光線はビームスプリッター78aで分割され
て、撮影光路を構成し、その光路上に結像レンズ33及
びTVカメラ34が配置されている。又、鏡体68のハ
ウジング内に位置するレーザー用ファイバー22の射出
端から出射されるレーザー光は、反射ミラー26で反射
され、対物レンズ75を介して患部Pへ照射されるよう
になっている。尚、図7では省略されているが、照明光
学系も第一実施例と同様に配設されているものとする。
【0035】このため、一対の観察光路,照明光路及び
レーザー光路は対物レンズを介して鏡体68外へ導かれ
て患部Pで重なるようになっている。そして、80は観
察光路上の結像レンズ77aと接眼レンズ69の間の図
示しない結像点に配置されていて病変部Aの既照射部位
レーザースポットを別の色で表示するためのLCD(液
晶表示器)、81はLCD80を駆動制御するLCD駆
動回路である。
【0036】次に、駆動装置71について、図8により
説明する。駆動装置71のハウジング71a内におい
て、83は鏡体68に固定されたアームであり、アーム
83はU字形のアーム駆動部材27′内に位置して水平
軸27′aに対して水平軸27′aと同軸の第一モータ
28′により回転自在に取り付けられている。又、水平
軸27′aの中心点を通る鉛直軸84と同軸の第二モー
タ29′がアーム駆動部材27′の裏面に取り付けら
れ、アーム駆動部材27′を水平方向に回転自在に制御
する。各モータ28′,29′は、第一実施例と同様に
図9の移動検出回路51におけるモータ制御部59,6
0に夫々駆動制御される。本実施例の場合、モータ2
8′又は29′を駆動させると鏡体68が移動すること
になるため、レーザー光路だけでなくて観察光路も一体
に移動することになる。
【0037】次に、図9に示す患部Pの移動検出とモニ
ター表示のための機能を示す電気系統のブロック図にお
いて、表示回路62のスポット表示回路64は、既
照射部位レーザースポットについての出力信号をスーパ
ーインポーズ回路65の他にLCD駆動回路81へも入
力せしめるようになっている。
【0038】本実施例は上述のように構成されているか
ら、顕微鏡観察をしながらレーザー照射を行う場合、鏡
体68のハンドル39を操作して患部Pに対する観察視
野の位置決めを行い、ズーム変倍操作部38を操作すれ
ば観察光学系のズームレンズ76a,76bが駆動し
て、TVカメラ34と顕微鏡の観察倍率を同時に調整で
きる。そして、病変部Aを判別してレーザー発生装置2
1のパワースイッチを0Nしてスタートスイッチ40を
押すと、レーザー光学系で導かれたレーザー光は反射ミ
ラー26から対物レンズ75を介して病変部Aを照射す
る。
【0039】そして、表示回路62のスポット表示回路
64から射出される既照射部位レーザースポットの信号
は、スーパーインポーズ回路65へ出力されてモニター
66の画面上に病変部Aの像と重ねて表示されると共
に、LCD駆動回路81へも出力されてLCD80上で
既照射部位レーザースポットに相当する部分の透過率を
変化させる。そのため、顕微鏡の鏡体68における接眼
レンズ69,70で観察する観察像の内、病変部Aの既
照射部位が他の部分と透過率が異なるためにこれを識別
することができる。
【0040】尚、本実施例において、LCD80を鏡体
68内ではなく、接眼レンズ69内の結像位置に配設す
るように構成すれば、種々の実体顕微鏡に取り付け可能
となり、システム性が向上する。
【0041】上述のように本実施例によれば、レーザー
照射位置を変更する際において、顕微鏡観察により患部
Pを精細に確認しようとする場合に既照射位置の識別が
容易であるから、顕微鏡観察による確認の時間を短縮す
ることができる。更に、より正確に次の照射位置の設定
ができるから、手術時間の短縮や治療効果の向上に繋が
る利点がある。
【0042】次に、図10乃至12により、本発明の第
三実施例を説明する。本実施例は第二実施例の構成に関
連して、病変部Aの動きに対して二次元方向だけでな
く、三次元方向に追従可能なレーザー照射装置に関する
ものである。
【0043】図10において、83は鏡体68の一側面
に取り付けられた焦点検出部であり、これを含む各光学
系が図11に示されている。図11において、84は縮
小光学系、85は結像レンズ、86は観察光軸方向への
病変部Aの移動を検出するための公知のポジションセン
シングデバイス(以下、PSDという)であり、これら
が焦点検出部83内に順次配置されて、焦点検出光学系
を構成している。又、87a,87bは一対の観察光路
上の対物レンズ75とズームレンズ76a,76bの間
に夫々設けられていて赤外波長域の光のみを反射するダ
イクロイックミラーであり、一方のダイクロイックミラ
ー87aにはレーザー用ファイバー22の射出端が対向
配置されていて、このファイバー22から射出されたレ
ーザー光がダイクロイックミラー87aで反射され、観
察光路と重なって患部Pへ照射され、又、他方のダイク
ロイックミラー87bでは患部Pで反射した観察光路上
のレーザー光が反射して、焦点検出部83内の縮小光学
系84へ導かれるようになっている。そして、患部Pが
観察光路の光軸方向に移動した場合、患部Pで反射した
レーザー光をPSD86で受光して焦点移動を検知する
ようになっている。
【0044】88は対物レンズ75を保持して観察光学
系の光軸方向に進退させ得る対物レンズ駆動装置であ
る。図12により、焦点検出部83と対物レンズ駆動装
置88の電気系統のブロック図を説明すると、89はP
SD86の駆動回路とPSD86の出力から患部Pの位
置検出をするための位置算出回路とを有する位置検出回
路、90は位置検出回路89に接続される演算回路であ
る。91は対物レンズ駆動装置88内に位置して演算回
路90の出力により対物レンズ75の移動量を制御する
駆動回路、92は駆動回路91の出力を受けて対物レン
ズ75を進退駆動させるモータである。更に、駆動回路
91には、図では省略されているが、ハンドル39のス
タートスイッチ40の0Nによるスタート信号が入力さ
れるようになっている。
【0045】本実施例は上述のように構成されているか
ら、レーザー照射治療中に、患部Pが焦点方向即ち観察
光学系の光軸方向に移動した場合、病変部Aへ照射した
レーザー光の反射光がダイクロイックミラー87bで反
射されて焦点検出部83の縮小光学系84,結像レンズ
85を介してPSD86へ投影され、レーザースポット
Lの重心位置が検出される。そして、これがPSD86
から出力されて位置検出回路89で移動距離が算出さ
れ、その移動距離から現在の焦点位置との変位量が演算
され、その出力が対物レンズ駆動装置88の駆動回路9
1へ入力されて対物レンズ75の移動量が演算され、モ
ータ92を所要量駆動させる。このようにして、対物レ
ンズ75を観察光軸方向へ移動させ、レーザー光の照射
位置を第一及び第二実施例で示した二次元方向だけでな
くて、観察光軸方向へも移動させて合焦させ、移動した
病変部Aに対して適切にレーザー照射位置を補正するこ
とができる。
【0046】上述のように本実施例では、治療中の患者
の移動に対して、三次元方向のいかなる移動に対しても
追従して合焦位置の病変部Aにレーザー照射することが
できるから、レーザー照射によるより一層適切な治療を
行うことができると共に、レーザー照射中の術者の操作
作業をより軽減することができる。又、治療用レーザー
照射以外にも、ガイド光を用いたAFシステムとしても
利用できる。
【0047】尚、上述の第三実施例において、電気系統
の機能ブロックを追加することで、予め複数の照射位置
を決定して記憶させ、自動的に連続レーザー照射をおこ
なうことができる。これを第四実施例として、図13に
基づいて説明する。図中、94はモニター画面上のカー
ソルによってレーザー照射すべき位置を指示座標として
指定するスイッチ付きマウス、95はマウス94に接続
されたカーソルコントロール部、96はマウス94によ
る指示座標が入力され且つスポット表示回路64″と図
示しないタイマ回路を備えたサーボ制御部58とへ指示
座標信号を出力するスポット設定回路、97はスポット
設定回路に接続されていて指示座標を記憶する座標記憶
用メモリである。又、レーザー発生装置21には、サー
ボ制御部58から図示しないスタート信号が送られるよ
うになっている。
【0048】本実施例は上述のような構成を備えている
から、術者はレーザー照射開始前に、モニター画像上の
病変部Aを観察しながらマウス94を操作すると、マウ
ス94の位置は、カーソルコントロール部95及びスポ
ット設定回路96を経てスポット表示回路64″で座標
化され、スーパーインポーズ回路65によりモニター6
6上に照射スポットとして表示される。これを、マウス
94の図示しないスイッチを0Nすることにより、スポ
ット設定回路96に指示座標位置として入力させ、座標
記憶メモリ97に順次記憶させる。
【0049】そして、ハンドル39のスタートスイッチ
40を0Nさせることにより、スポット設定回路96で
座標記憶メモリ97から指示座標を読み取り、サーボ制
御部58に出力して、鏡体68をモータ制御部59,6
0で駆動させる。そして、反射ミラー26を所定位置に
回動させ、その後レーザー照射がスタートする。レーザ
ー照射開始後、サーボ制御部58のタイマ回路により設
定された照射時間が終了すると、再びスポット設定回路
96で座標記憶メモリ97から次の指示座標を読み取
り、つぎの設定部位についてレーザー照射を開始する上
述の制御動作を繰り返す。尚、スポット位置設定時のモ
ニター66上の表示スポットと既照射部位の表示スポッ
トとを、色を変えて表示するようにすることも容易であ
る。図1のレーザー照射装置の電気系統のブロック図で
ある。
【0050】上述のように、本実施例は術者が顕微鏡を
用いて患部Pへのレーザー照射を行う際、予め照射部位
を設定してメモリしておけば、スタートスイッチ40を
押すだけで順次病変部Aのスポット照射を行え、治療を
より効率的に実施できるから、手術時間も短縮され、術
者の負担が一層軽くなるだけでなく、患者の負担も軽減
する。
【0051】尚、上述の各実施例において、反射ミラー
等によるレーザー照射位置の変更はマニュアルによって
行うようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明に係るレーザー照射
装置は、撮像信号から観察部位の移動を検出する観察部
位変位検出手段と、その検出信号に基づいて観察部位の
移動を演算する座標演算手段と、撮像信号と座標演算手
段に基づくレーザー照射位置の信号とを重ねて表示する
表示手段とが備えられているから、既照射部位を表示で
きると共に、被照射対象の移動に対応して既照射部位の
表示も移動できて、既照射部位と未照射部位の判別を術
者の記憶に頼ることなく視覚で容易に行うことができ、
被照射対象に対して誤って二重に照射したり、照射しな
い部位が生じたりすることはなく、治療効率の向上と治
療時間の短縮を図ることができ、術者や患者の負担を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例によるレーザー照射装置の
概略斜視図である。
【図2】図1の装置の光学系を示す説明図である。
【図3】第一モータの駆動制御機構を示す図である。
【図4】反射ミラーの回動範囲を設定する円板の平面図
である。
【図5】図1のレーザー照射装置の電気系統のブロック
図である。
【図6】第二実施例によるレーザー照射装置の要部斜視
図である。
【図7】図6の装置の光学系を示す説明図である。
【図8】鏡体の駆動装置の要部斜視図である。
【図9】図6の装置の電気系統のブロック図である。
【図10】第三実施例によるレーザー照射装置の要部斜
視図である。
【図11】図10の装置の光学系を示す説明図である。
【図12】焦点検出部及び対物レンズ駆動装置の制御回
路のブロック図である。
【図13】第四実施例のレーザー照射装置の電気系統の
ブロック図である。
【図14】従来のレーザー照射装置の構造を示す要部斜
視図である。
【図15】患部の病変部とレーザースポットを示す図で
ある。
【符号の説明】
16 撮影装置 17 レーザー照射手段 21 レーザー発生装置 26 反射ミラー P 患部 34 TVカメラ 51 移動検出回路 55 移動距離算出回路 58 サーボ制御部 62 表示回路 66 モニター 71 駆動装置 81 LCD 83 焦点検出部 86 ポジションセンシングデバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 卓志 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−243549(JP,A) 国際公開90/9141(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61N 5/00 - 5/10 A61B 17/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー照射手段と、その照射位置を変更
    する照射位置可変手段とを有するレーザー照射装置にお
    いて、レーザー照射部位を撮像する撮像手段と、該撮像
    手段の撮像信号からレーザー照射位置を検出する照射位
    置検出手段と、該撮像信号から観察部位の移動を検出す
    る観察部位変位検出手段と、レーザー照射位置を記憶す
    る記憶手段と、前記観察部位変位検出手段の検出値に基
    づいて観察部位の移動を演算する座標演算手段と、該座
    標演算手段の出力に基づいて前記撮像信号に前記記憶手
    に記憶された前記レーザー照射位置を重畳して表示す
    る表示手段と、を備えていることを特徴とするレーザー
    照射装置。
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