JP3006717U - ゴルフクラブの穴あきヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【構成】ゴルフクラブヘッドに空気孔３をあけ、スイン
グ時の空気抵抗を少なくし、ボールとヘッドとの接触面
を小さくして打力の増加をはかる。 【効果】初心者でも従来のゴルフクラブと同じ様に使用
すれば、ボールに容易にコントロールを与えられ良好な
シヨットが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［利用分野］ この考案はゴルフクラブヘッドに穴をあけたことにより、初心者でも悪い天候 のもとでもシヨットがしやすい穴あきヘッドのゴルフクラブである。

【０００２】 ［従来のゴルフクラブ］ 従来のコルフクラブのヘッドは木製・金属製・硬質プラスチック等の化学製品 が主流で、打球面（フエイス）に浅くみぞを付け滑りにくくしていた。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ いままでのゴルフクラブには次の様な欠点があった。 ア） 打球面にみぞがあってもボールは滑りやすく、正しくボールに回転を与 えるのは、初心者にはむずかしい。 イ） 雨降りの中でのプレーでは、ラフ地帯や水たまりからのシヨットはボー ルと打球面の間の水の層が、ボールを特に滑りやすくする。 また雨水でぬれた芝草・雑草がはさまり打力が充分に伝わらないし、プロの選 手でも悩まされる。 本案はこれらの欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ クラブヘッドに打球面から反対側（背面）に向って、ボールの飛ぶ方向と並行 になる様にヘッドに貫通する穴（空気孔）をあける。

【０００５】 ［実施例］ 以下本案の実施例について説明する。 ア） クラブヘッドの打球面から反対側に向って貫通する穴（空気孔）をあけ る。 イ） 空気孔の形態にかかわらず、打球面に滑り止めのみぞを付ける。 「考案の効果」 ヘッドに空気孔があくのでスイングすると、打球面の空気抵抗が少なくなりク ラブは軽く振り易くなる。 雨天でのプレーでは、水の浸かったバンカーやラフ地帯ではボールのあたる打 球面の面積は、穴の分だけ少なくなるから滑りにくくなる。 従来のクラブで同じ打力でシヨットしたとすると、ボールと接触する面の単位 あたりの圧力は強まるから、ボールが打球面に良く食いついてボールもよくコン トロールされる。 さらにスイングの折に、空気孔があるので空気を切る音がして、ゴルフアーの 緊張感を高める心理面でも効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本案の断面図である。

【符号の説明】

１：クラブフエイス面から見た横穴型空気孔のヘッドの
斜視図 ２：図１のヘッド断面図 ３：空気孔 ４：滑り止めのみぞ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴルフクラブのヘッド部分に、貫通する
   穴をあけたゴルフクラブ。