JP3006552B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP3006552B2
JP3006552B2 JP9178202A JP17820297A JP3006552B2 JP 3006552 B2 JP3006552 B2 JP 3006552B2 JP 9178202 A JP9178202 A JP 9178202A JP 17820297 A JP17820297 A JP 17820297A JP 3006552 B2 JP3006552 B2 JP 3006552B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーダ装置に係
り、詳しくは、レーダ受信信号に含まれるクラッタを抑
圧する範囲を設定するためのクラッタマップを発生する
レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーダ装置におけるクラッタは、地形の
凹凸や海面の波浪等に基づくレーダ波の反射(散乱)に
よって生じるものであって、雑音と同様に、レーダ表示
画像における目標物の判別を困難にする。そのため、レ
ーダ装置においては、種々雑多な反射信号の中から、所
望の物標の信号だけを有効に取り出すための、クラッタ
抑圧技術が重要であって、従来、各種の技術が提案され
ている。
【0003】例えば、特開昭60−218083号公報
においては、レーダ受信情報を距離と方位とのそれぞれ
に対して細分化した区画ごとに、受信信号に与える減衰
量を、段階的にまたはある関数に従って、手動で設定し
たデータをメモリに記憶させておき、このメモリからレ
ーダ受信信号の距離及び方位に対応して読み出した減衰
量データに従って、レーダ受信感度を制御することによ
ってクラッタを抑圧するものが開示されている。
【0004】また、特開昭61−77775号公報にお
いては、受信機の増幅器利得を、距離に応じてほぼ指数
関数的に減少する減衰波形すなわちSTC(Sensitivit
y Time Control) 波形に応じて制御することによって、
クラッタを抑圧する際の減衰量データを、空中線の1ス
キャン分の受信信号を記憶した信号から検知したクラッ
タ分布に応じて求められたSTC波形に基づいて決定す
ることが記載されている。
【0005】さらに、特開平7−294633号公報に
おいては、入力レーダビデオ信号から、建物や大地等の
固定物の反射による固定クラッタ信号と、雲,雨等の移
動物の反射による移動クラッタ信号とに対して、それぞ
れグループスタガ方式のフィルタを用いドップラ周波数
に応じて分離し抑圧を行なってターゲット信号のみを分
離する際に、スタガ周期のためのトリガーバルスごと
に、異なるフィルタ特性を設定することによって、制限
された数のフィルタを使用して、ターゲット信号の検出
率を向上させることが記載されている。
【0006】これに対して、レーダ装置においてアンテ
ナ回転角及び物標距離に対応してクラッタを抑圧する範
囲を手動または自動で設定するようにし、この設定範囲
を決定するとき及び設定を確認する際に、レーダの受信
平面内におけるクラッタ強度の分布に対応するクラッタ
マップを使用して、所要の設定及び確認を行なうことに
よって、局部的に存在するクラッタにも対応できるよう
にする技術が知られている。
【0007】図4は、従来技術の構成例を示すものであ
って、クラッタマップを用いてクラッタを抑圧する範囲
を設定する一次レーダ装置を例示している。図中におい
て、アンテナ1は、水平面内に回転しながら一定走査周
期ごとにマイクロ波パルスからなるレーダ波を発射する
と共に、物標からの反射波を受信する。STC減衰器2
は電圧制御減衰器からなり、STC制御信号Ss に応じ
て、反射点までの距離に対応してほぼ指数関数的に減少
するSTC波形に応じた減衰を、アンテナ1からの入力
に対して与えることによって、距離に基づくレベル差を
補償した受信入力Er を発生する。
【0008】受信機3は、STC減衰器2からの受信入
力Er に対して、検波,増幅等の処理を行なって、物標
からの反射波の強度を示すビデオ信号からなる受信出力
信号Ev を発生する。角度信号発生装置4は、アンテナ
1の回転に対応する角度信号Sa を発生する。
【0009】信号処理装置5は、クラッタ抑圧回路6と
STC制御器7とからなり、クラッタ抑圧回路6は、予
め設定されているクラッタマップから、角度信号Sa
受信遅延時間とに応じて手動または自動で設定された範
囲において、受信出力信号Ev に対して所定の減衰を与
えることによって、クラッタを抑圧されたビデオ信号か
らなる指示出力信号Eoを発生する。また、STC制御
器7は、STC減衰器2においてSTC波形に応じた減
衰を生じさせるための、STC制御信号Ssを発生す
る。
【0010】レーダ指示装置8は、例えばPPI(Plan
Position Indication) 指示方式によって、角度信号S
aに応じて回転しながらレーダ波の発射に同期して半径
方向に直線走査を行なって、指示出力信号Eo を表示す
ることによって、受信距離内の物標を映像として画面上
に表示する。図4に示されたレーダ装置においては、ク
ラッタ抑圧回路6におけるクラッタを抑圧する範囲は手
動または自動で設定されるが、この設定範囲を決定する
際及び設定を確認する場合に使用するクラッタマップ
は、手動によって作成されていた。すなわち、図4に示
された従来の装置において、クラッタマップを作成する
際には、アンテナ1とSTC減衰器2との間に、可変減
衰器11を挿入して、アンテナ1からの入力に対して任
意の減衰を与えることができきるようにした後、次の手
順によってクラッタマップの作成を行なっていた。
【0011】(1) レーダ装置を通常の運用状態に
し、STC減衰器2の入力側に挿入した可変減衰器11
の減衰量を0dBにセットして、レーダ指示装置8にお
いて表示さされるビデオ画像を写真撮影し、この画像を
用紙にトレースしてクラッタ強度0dBに相当するクラ
ッタマップを作成する。 (2)STC減衰器2の入力側に挿入した可変減衰器1
1の減衰量を10dBにセットし、(1)と同様の操作
を行なうことによって、クラッタ強度10dBに相当す
るクラッタマップを作成する。 (3) STC減衰器2の入力側に挿入した可変減衰器
11の減衰量を順次20dB,30dB,40dB,5
0dBに変更しながら、その都度、(1)と同様の操作
を行なうことによって、それぞれクラッタ強度20d
B,30dB,40dB,50dBに相当するクラッタ
マップを作成する。 (4) (1)〜(3)の手順によって作成したそれぞ
れのクラッタマップを重ね合わせて合成することによっ
て、クラッタ強度の分布に対応したクラッタマップを作
成する。
【0012】図5は、クラッタマップを例示したもので
あって、上記(1)〜(4)の手順によって作成された
ものである。図中、A,B,Cは、それぞれクラッタ強
度0dB以上,10dB以上,20dB以上に対応する
領域を示している。図4に示されたレーダ装置において
は、このようにして作成されたたクラッタマップを基に
して、クラッタ抑圧回路6においてクラッタを抑圧する
範囲を設定する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のクラッタマップ
作成方法における第1の問題点は、クラッタマップを作
成するために、レーダ指示装置上の表示画面を写真撮影
し、この画像を用紙にトレースして、紙面上にクラッタ
マップを作成する必要があることである。このような人
手による方法では、多くの労力を必要とするだけでな
く、作成されたクラッタマップも不正確なものとなるこ
とを免れない。
【0014】また、従来のクラッタマップ作成方法にお
ける第2の問題点は、受信機の入力側に可変減衰器を挿
入し、その減衰量を変化させてクラッタマップのデータ
を採取するため、受信機に対して測定器のセッティング
を行なう必要があることである。このような方法では、
クラッタマップ作成の都度、レーダ受信機の一部の接続
状態を変更しなければならないので、予めそのような接
続機構を設ける等の措置が必要となって、機器の大型化
や価格の上昇を招く等の不利益を生じる虞がある。
【0015】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、人手を用いることなく自動的にクラッタマッ
プを作成することもできると共に、そのための測定器の
セッティングを必要としない、レーダ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0016】上記課題を解決するために、請求項1記載
の発明は、レーダ受信信号に含まれるクラッタの強度分
布を示すクラッタマップを用いてクラッタを抑圧する範
囲を設定するレーダ装置に係り、受信入力における距離
に基づくレベル変化を補償するSTC減衰器の減衰量に
任意の減衰量を付加するように制御する信号を発生する
減衰器制御信号発生回路と、クラッタマップ作成モード
時、受信出力信号レベルが所定スレシュホールドを超え
る期間を検出してクラッタ信号を出力するクラッタ検出
器と、該クラッタ信号をレーダ回転角度に応じて記憶す
るクラッタマップメモリー回路と、物標探知モード時、
該クラッタマップメモリー回路の記憶情報をレーダ回転
角度に応じて読み出してクラッタマップ信号を出力する
マップ発生回路と、該クラッタマップ信号によって付加
減衰量に応じて受信出力信号を減衰させることによって
クラッタを抑圧した指示出力信号を発生するクラッタ抑
圧回路とを備え、該指示出力信号によってレーダ指示装
置の画面上において表示することによってクラッタを抑
圧したレーダ画像を得る構成になされていることを特徴
としている。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のレーダ装置に係り、前記減衰器制御信号発生回路に
おいてSTC制御器の減衰量に付加する減衰量として段
階的に異なる複数の減衰量を設定し、前記クラッタ検出
器において各段階の付加減衰量に対応して検出したクラ
ッタ信号をクラッタマップメモリー回路においてそれぞ
れ記憶し、前記マップ発生回路において前記クラッタマ
ップメモリー回路の各記憶情報を読み出して合成して前
記クラッタマップ信号を出力し、前記クラッタ抑圧回路
において該クラッタマップ信号によって合成された付加
減衰量に応じて受信出力信号を減衰させることによって
クラッタを抑圧した指示出力信号を発生するように構成
してなることを特徴としている。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、本発明の一実施例である一次
レーダ装置の電気的構成を示すブロック図である。この
実施例では、レーダ装置としてのマイクロ波パルスの送
受信及び受信信号から処理されたビデオ信号の表示の機
能は、従来技術の場合と同様である。それゆえ、図1に
おいて、図4の各部と同一の構成部分には同一の符号を
付することとする。この実施例では、信号処理装置5
は、クラッタ抑圧回路6,STC制御器7A及びクラッ
タマップ発生装置9からなっている。
【0029】クラッタ抑圧回路6は、図4の場合と同様
に、予め設定されているクラッタマップに応じて、受信
出力信号Ev に対して所定の減衰を与えることによっ
て、クラッタを抑圧されたビデオ信号からなる指示出力
信号Eo を発生する。STC制御器7Aは、STC減衰
器2においてSTC波形に応じた減衰を生じさせるため
の、STC制御信号Ss を発生すると共に、クラッタマ
ップ作成時にはSTC制御信号Ssによって、クラッタ
マップ発生装置9からの減衰器制御信号Seに応じて、
STC減衰器2において、クラッタ強度段階に応じた任
意の減衰量を、STC波形に応じた減衰量に重畳して発
生させるように制御する。
【0030】クラッタマップ発生装置9は、クラッタマ
ップ作成時、受信出力信号Evが所定のスレシュホール
ドを超えたことを検出することによってクラッタを検出
し、角度信号Saに応じて走査ごとに記憶する。そし
て、記憶した情報を角度信号Saに応じて読み出すこと
によって、クラッタを抑圧する範囲を示すクラッタマッ
プ信号Scを出力する。また、クラッタマップ作成時、
STC減衰器2において付加的な減衰を発生させるよう
にSTC制御器7Aを制御するための、減衰器制御信号
eを出力する。
【0031】図2は、クラッタマップ発生装置の電気的
構成を示すブロック図である。クラッタマップ発生装置
9において、クラッタ検出器91は比較回路92を有
し、クラッタマップ作成時、スレシュホールド発生器9
3からのスレシュホールド電圧Vthと受信出力信号Ev
とを比較することによって、走査ごとにクラッタに対応
するクラッタ信号Sdを検出する。メモリー回路94
は、検出されたクラッタ信号Sdを、角度信号Saに応じ
て走査ごとに記憶する。
【0032】マップ発生回路95は、メモリー回路94
に記憶されたクラッタ信号を、角度信号Saに応じて走
査ごとに読み出すことによって、クラッタを抑圧する範
囲を示すクラッタマップ信号Scを発生する。また、減
衰器制御信号発生回路96は、クラッタマップ作成時、
STC制御器7Aに対して減衰器制御信号Seを出力す
ることによって、STC制御器7Aが、STC減衰器2
において所定の減衰を生じさせるように制御する。
【0033】以下、本発明によるクラッタマップ作成方
法を説明する。クラッタマップ発生装置9からの減衰器
制御信号Seに基づいて、STC制御器7Aは、STC
減衰器2において、通常のSTC波形に対応する減衰量
に対して、固定的な減衰量を付加するように制御を行な
う。この付加減衰量が大きいほど、クラッタ抑圧回路6
に入力される受信出力信号Evのレベルは低下する。
【0034】クラッタマップ発生装置9において、クラ
ッタ検出器91の比較回路92は、受信出力信Evとス
レシュホールド発生器93からのスレシュホールド電圧
thとを比較して、受信出力信Evのレベルがスレシュ
ホールド電圧Vthより高い期間に対応して、クラッタ信
号Sdを出力する。
【0035】図3は、この例によるクラッタマップ作成
時の各部信号を例示する波形図であって、(a)は付加
減衰量0dBの場合、(b)は付加減衰量10dBの場
合、(c)は付加減衰量20dBの場合の、それぞれの
1走査ごとの受信出力信号Evとクラッタ信号Sdとを、
スレシュホールド電圧Vthと共に示している。
【0036】以下、図3に示された場合のクラッタマッ
プ作成の手順について説明する。 1.レーダ装置を運用状態にして、STC減衰器2にお
ける付加減衰量を0dBに制御したとき、受信出力信号
v-1に対応して出力されるクラッタ信号Sd-1を、角度
信号Saに応じてメモリー回路94に記憶する。 2.レーダ装置を運用状態にして、STC減衰器2にお
ける付加減衰量を10dBに制御したとき、受信出力信
号Ev-2に対応して出力されるクラッタ信号Sd -2を、角
度信号Saに応じてメモリー回路94に記憶する。 3.レーダ装置を運用状態にして、STC減衰器2にお
ける付加減衰量を20dBに制御したとき、受信出力信
号Ev-3に対応して出力されるクラッタ信号Sd -3を、角
度信号Saに応じてメモリー回路94に記憶する。
【0037】また、マップ発生回路95は、メモリー回
路94に記憶されたクラッタ信号Sd-1〜Sd-3を、角度
信号Saに応じて読み出して、クラッタマップ信号Sc
して出力する。レーダ指示装置8は、クラッタマップ信
号Sc を受信信号と同様にして表示することによって、
表示画面上にクラッタマップが表示される。前掲の図5
においては、クラッタ信号Sd-1を境界としてその内側
にクラッタ強度0dB以上の領域Aが形成され、クラッ
タ信号Sd-2を境界としてその内側にクラッタ強度10
dB以上の領域Bが形成され、クラッタ信号Sd-3を境
界としてその内側にクラッタ強度20dB以上の領域C
が形成されることが示されている。
【0038】STC減衰器2における付加減衰量は、減
衰器制御信号発生回路96からの減衰器制御信号Se
応じて任意の値にセットできる。従って例えば、10d
B,20dB,30dB,40dB及び50dB強度の
クラッタマップが必要なときは、減衰器制御信号Se
応じて、STC減衰器2における付加減衰量を、10d
B,20dB,30dB,40dB及び50dBにセッ
トすればよい。
【0039】このようにして作成したクラッタマップを
用いて、レーダ装置におけるクラッタを抑圧する範囲
を、手動または自動によって設定することができる。ク
ラッタを抑圧する範囲を自動で設定する場合には、クラ
ッタ抑圧回路6において、受信出力信号Ev に対してク
ラッタマップ信号Sc に応じて、クラッタマップ作成時
の付加減衰量に対応する減衰を与えることによって、ク
ラッタを抑圧された指示出力信号Eo を得ることができ
る。
【0040】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述の実
施例では、レーダ指示装置における指示方式として、通
常のPPI方式を用いる場合について述べたが、これに
限らず、時間軸に遅延を持たせる時間軸遅延PPI指示
方式や、走査起点を円の中心以外の位置に移動した離心
PPI指示方式等を用いても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば、クラッタマップを使用してクラッタを抑圧する範
囲を設定するレーダ装置において、クラッタの強度を指
定するだけで自動的にクラッタマップを作成することが
できるので、クラッタマップ作成の省力化が可能にな
る。また、クラッタマップの情報を利用して、クラッタ
を抑圧する範囲を自動的に設定することができるので、
レーダ装置の性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である一次レーダ装置の電気
的構成を概略示すブロック図である。
【図2】クラッタマップ発生装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同実施例によるクラッタマップ作成時の各部信
号を例示する波形図である。
【図4】従来技術の構成例を示す図である。
【図5】クラッタマップを例示する図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 STC減衰器 3 受信機 4 角度信号発生装置 5 信号処理装置 6 クラッタ抑圧回路 7 STC制御器 7A STC制御器 8 レーダ指示装置 9 クラッタマップ発生装置 11 可変減衰器 91 クラッタ検出器 92 比較回路 93 スレシュホールド発生器 94 メモリー回路 95 マップ発生回路 96 減衰器制御信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−318483(JP,A) 特開 平4−318484(JP,A) 特開 平4−157385(JP,A) 特開 平9−68571(JP,A) 特開 平9−72958(JP,A) 特開 平4−305181(JP,A) 実開 平4−85277(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ受信信号に含まれるクラッタの強
    度分布を示すクラッタマップを用いてクラッタを抑圧す
    る範囲を設定するレーダ装置において、 受信入力における距離に基づくレベル変化を補償するS
    TC減衰器の減衰量に任意の減衰量を付加するように制
    御する信号を発生する減衰器制御信号発生回路と、 クラッタマップ作成モード時、受信出力信号レベルが所
    定スレシュホールドを超える期間を検出してクラッタ信
    号を出力するクラッタ検出器と、該クラッタ信号をレー
    ダ回転角度に応じて記憶するクラッタマップメモリー回
    路と、 物標探知モード時、該クラッタマップメモリー回路の記
    憶情報をレーダ回転角度に応じて読み出してクラッタマ
    ップ信号を出力するマップ発生回路と、 該クラッタマップ信号によって付加減衰量に応じて受信
    出力信号を減衰させることによってクラッタを抑圧した
    指示出力信号を発生するクラッタ抑圧回路とを備え、 該指示出力信号によってレーダ指示装置の画面上におい
    て表示することによってクラッタを抑圧したレーダ画像
    を得る構成になされていることを特徴とするレーダ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記減衰器制御信号発生回路においてS
    TC制御器の減衰量に付加する減衰量として段階的に異
    なる複数の減衰量を設定し、前記クラッタ検出器におい
    て各段階の付加減衰量に対応して検出したクラッタ信号
    をクラッタマップメモリー回路においてそれぞれ記憶
    し、前記マップ発生回路において前記クラッタマップメ
    モリー回路の各記憶情報を読み出して合成して前記クラ
    ッタマップ信号を出力し、前記クラッタ抑圧回路におい
    て該クラッタマップ信号によって合成された付加減衰量
    に応じて受信出力信号を減衰させることによってクラッ
    タを抑圧した指示出力信号を発生するように構成してな
    ることを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
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