JP2838909B2 - 目標信号強調装置並びにこの装置を使用した表示装置及び追尾装置 - Google Patents
目標信号強調装置並びにこの装置を使用した表示装置及び追尾装置Info
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
ing)装置やソナー(SONAR:SOund NAvigation Rangin
g)装置等において、逐次の観測で得られる観測データ
を順次重み付け加算することにより観測対象による信号
の信号対雑音比を向上した上で、観測対象の存在する可
能性の高い領域を強調することにより、観測対象を確実
に捕捉抽出できるようにする目標信号強調装置に関する
ものである。
掃引毎の観測データを逐次に重み付け加算して観測対象
による信号の信号対雑音比を向上して直接的に表示する
か、もしくは直接的に観測対象による信号を抽出してい
た。第1図にそのような各掃引観測データの相関処理装
置の一例を示す。
測装置である。2は相関処理装置であり、21は第1の乗
算器、23は第2の乗算器、22は加算器、24はメモリであ
る。
装置等1から出力される観測データである受信信号値
は、本装置2の入力信号として、入力端子2dを介して第
1の乗算器21に供給される。第1の乗算器21は当該掃引
中の各領域もしくは各座標毎の受信信号値と第1の重付
係数a(通常1未満の係数)とを乗算して、出力信号値
を加算器22に供給する。加算器22は第1の乗算器21の出
力信号値と後述の動作に従う第2の乗算器23の出力信号
値(前回以前の掃引に対する重み付け加算値)を加算し
て、本装置2の出力信号として出力端子2eから出力する
とともに、メモリ24に供給する。このとき、乗算器23の
動作は、メモリ24から第1の乗算器が加算器22に供給す
る信号と同じ領域もしくは座標にある信号値を選定し
て、第2の重付係数b(通常1未満の係数)と乗算した
信号値を出力する。
逐次の観測の間に観測対象が移動してその座標等が変動
する場合は、観測対象による信号が異なる領域に広がる
ために雑音と同様に観測対象のデータが消失したり薄め
られたりしてしまうことである。
たデータをそのまま表示に利用するのではなく、これを
観測対象の存在する可能性の高い領域を表すデータすな
わち対象候補データとして見なして、この対象候補デー
タと最新の観測で得た観測データとを乗算し、観測対象
の存在する可能性の高い領域だけを強調すれば良い。
いれば、従来の相間処理装置で生ずる表示画面上での観
測対象の消失あるいは薄まりによるにじみが除去され
る。
く捕捉できる。なお、本発明において得られるデータの
用途はこれらに限定されるものではない。
る目標信号強調装置を持つレーダ装置等の要部構成を第
2図に示す。図において、従来の装置と異なる点は、乗
算器25を持ち、加算器22からメモリ24に出力される信号
値すなわち観測対象の存在する可能性の高い領域を表す
対象候補データと装置2への入力信号値すなわち観測デ
ータとを乗算して、その結果を装置2の出力信号とした
ことである。なお、本実施例においては、従来の相関処
理装置が観測対象の存在する可能性の高い領域を表す対
象候補データを求める回路であり、観測対象による信号
を含むデータは本装置への入力信号としている。
重み付け加算する観測データを受信信号強度に限定する
ものではなく、受信頻度や受信信号強度及び受信頻度の
時間・空間的分布及び変化等も利用できる。また、加算
結果に乗ずる対象候補データも受信信号強度等に限定す
るものではなく、例えばモノパルス方式のアンテナで得
られる和信号から差信号(これらの信号の対数値でもよ
い)を減ずることにより方位分解能を向上させた和差・
差信号や、受信信号を2つに分割してその一方から遅延
させた他方を減ずることにより距離分解能を向上させた
信号も利用できる。
ることによって生ずる移動する観測対象に対する観測デ
ータの消失あるいは薄まりを補償して観測対象による信
号を確実に表示もしくは抽出することができ追尾等の爾
後の信号処理の負担を軽減できるという利点がある。
第2図は本発明の1実施例に係る目標信号強調装置の構
成を示す図である。 図中、同一部材には同一符号を付す。 1…レーダ装置等 2…第1図においては相関処理装置であり、 第2図においては目標信号強調装置 2d…入力端子 2e…出力端子 21…第1の乗算器 22…加算器 23…第2の乗算器 24…メモリ 25…乗算器
Claims (4)
- 【請求項1】レーダ装置やソナー装置等の観測装置で逐
次得られる各掃引毎の観測データを取り込む手段と、 観測データを逐次重み付け加算して、雑音を除去すると
共に、この重み付け加算したデータを観測対象の存在す
る可能性の高い領域を表す対象候補データとして出力す
る加算手段と、 この対象候補データを順次記憶して前記重み付け加算の
ために出力するメモリ手段と、 観測データと前記対象候補データとを乗算して対象候補
データと一致した領域の観測データを強調する乗算手段
と、 を含む目標信号強調装置。 - 【請求項2】レーダ装置やソナー装置等の観測装置で逐
次得られる観測データを所定の重付係数で乗算する第1
の乗算器と、 前回までの掃引によって得られた観測データの重み付け
加算データを記憶するメモリと、 前記メモリから読み出されたデータを所定の重付係数で
乗算する第2の乗算器と、 前記第1及び第2の乗算器の出力を加算して、雑音を除
去するとともに、この重み付け加算したデータを観測対
象の存在する可能性の高い領域を表す対象候補データと
して出力する加算器と、 前記対象候補データを今回の掃引に係る観測データと乗
算して対象候補データと一致した領域の観測データを強
調する乗算器と、 を含む目標信号強調装置。 - 【請求項3】請求項(1)記載の目標信号強調装置と、
この目標信号強調装置において乗算によって得られる信
号に基づき観測対象の表示を行う手段を有することを特
徴とする目標信号が強調された観測データの表示装置。 - 【請求項4】請求項(1)記載の目標信号強調装置と、
この目標信号強調装置において乗算によって得られる信
号に基づき観測対象の追尾を行う手段を有することを特
徴とする目標信号が強調された観測対象の追尾装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316514A JP2838909B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 目標信号強調装置並びにこの装置を使用した表示装置及び追尾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316514A JP2838909B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 目標信号強調装置並びにこの装置を使用した表示装置及び追尾装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04186181A JPH04186181A (ja) | 1992-07-02 |
JP2838909B2 true JP2838909B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=18077957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2316514A Expired - Lifetime JP2838909B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 目標信号強調装置並びにこの装置を使用した表示装置及び追尾装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838909B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4644745B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2011-03-02 | オー・エイチ・ティー株式会社 | 回路パターン検査装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305276A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | 地中埋設物探査装置のフィルタリング方式 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP2316514A patent/JP2838909B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04186181A (ja) | 1992-07-02 |
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