JP2002243842A - 探知装置 - Google Patents

探知装置

Info

Publication number
JP2002243842A
JP2002243842A JP2001044876A JP2001044876A JP2002243842A JP 2002243842 A JP2002243842 A JP 2002243842A JP 2001044876 A JP2001044876 A JP 2001044876A JP 2001044876 A JP2001044876 A JP 2001044876A JP 2002243842 A JP2002243842 A JP 2002243842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unnecessary
target
signal component
intensity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001044876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002243842A5 (ja
Inventor
Tomohiko Suzuki
智彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furuno Electric Co Ltd filed Critical Furuno Electric Co Ltd
Priority to JP2001044876A priority Critical patent/JP2002243842A/ja
Publication of JP2002243842A publication Critical patent/JP2002243842A/ja
Publication of JP2002243842A5 publication Critical patent/JP2002243842A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッターの存在する領域における物標の識
別を容易にし、且つ、クラッターの存在しない領域にお
ける小さな目標物標や動揺する物標の探知を容易に行え
るようにした探知装置を提供する。 【解決手段】 受信回路5による受信信号に対して、画
像処理部Aで相関処理を行い、画像処理部Bで残像処理
を行う。不要信号検出回路15は受信信号に含まれる海
面反射や雨雪反射等の不要信号のレベルが所定値を超え
るか否かを判定し、所定値を超える時、相関処理の結果
をメモリ10に書き込み、所定値を超えない時、残像処
理の結果をメモリ10に書き込む。これによりランダム
性の強い不要信号に埋もれることなく目標物標の探知を
可能とし、且つ遠方の小さな物標や動揺する物標をも確
実に探知できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定探知方向に
電波や音波等の伝搬波を送信し、反射物体からの反射波
を受信して、物体等を探知する、レーダ装置、スキャニ
ングソナー、または魚群探知機などの探知装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば船舶などに搭載されるレー
ダ装置においては、受信信号の中に、海面や雨雪からの
反射信号などの一般に不要な信号(以下。単に「クラッ
ター」と言う。)が含まれていると、本来必要な船や陸
地などの映像が識別しにくくなるので、海面反射抑制回
路(STC回路)や雨雪反射除去回路(FTC回路)が
設けられている。
【0003】また、レーダ装置において、小さな船やブ
イの映像を画面上で明確に表示させて視認性を高めるた
めに、送信パルス幅を大きくしたり、受信した映像信号
のパルス幅を大きくする処理を施す手段を備えたものが
あった。
【0004】さらに、レーダ装置において、船、ブイ、
陸地等の目標からの信号とランダム性の高いクラッター
とを識別するために相関処理を施したり、逆に、遠方の
物標や小さな物標の揺らぎによる映像の見え隠れを防止
するために残像処理を施すことも行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記海面反
射抑制回路(STC回路)や雨雪反射除去回路(FTC
回路)によって、不要な海面反射信号や雨雪反射信号が
ある程度抑圧できるが、これらの回路は常に最適な抑圧
特性を示すものではない。抑圧が強すぎると、クラッタ
ーの映像と共に、それに重畳されていた目標物標の映像
も消えたり、逆に、抑圧が弱すぎると、クラッターによ
る映像に目標物標が埋もれてしまうこともあった。
【0006】また、送信パルス幅を大きくする処理を施
すと、小さな船やブイ等の視認性が高まるが、クラッタ
ーの映像も強調されることになり、これらの不要な映像
が表示されている領域内の目標物標の識別が困難になる
場合があった。受信した映像信号のパルス幅を大きくし
た場合にも同様の問題が生じる他、ホワイトノイズも同
時に大きくなって、目標の識別が却って困難になるとい
う問題もあった。
【0007】また、クラッターはランダム性が高いの
で、相関処理を施すと、それらの不要信号の強度を大き
く下げることができるが、同時に目標物標による信号強
度もある程度低下したり、アンテナの回転(スキャン)
に伴う表示回数が減るといった問題があった。
【0008】上記残像処理を施せば、遠方の目標物標や
小さな物標の揺らぎによる映像の見え隠れを防止するこ
とができるため、目標物標の探知が容易となるが、ラン
ダム性の高いクラッターの映像についても残像表示され
ることになって、クラッターの映像に重なった目標物標
の映像が全く見えなくなるといった問題も生じる。
【0009】この発明の目的は、クラッターの存在する
領域における物標の識別を容易にし、且つ、クラッター
の存在しない領域における小さな目標物標や動揺する物
標の探知を容易に行えるようにした探知装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の探知装置は、
探知方向に伝搬波を周期的に送信し、物標からの反射波
を受信する送受信手段と、該送受信手段による受信信号
に含まれる物標からの反射波のパルス幅を時間軸方向に
拡大する手段と、前記伝搬波の送信源から遠距離である
程前記拡大の幅を大きくする手段とを備える。
【0011】このように、遠方の物標からの反射波であ
る程、その反射波のパルス幅の時間方向の拡大幅を大き
くすることにより、相対的に近距離の物標からの反射波
のパルス幅が拡大されずに、クラッターの映像が強調さ
れずに、近距離から遠距離にかけて目標物標の探知が容
易となる。
【0012】また、この発明の探知装置は、探知方向に
伝搬波を周期的に送信し、物標からの反射波を受信する
送受信手段と、該送受信手段による受信信号に含まれる
物標からの反射波のパルス幅を時間軸方向に拡大する手
段と、前記伝搬波に比較して持続時間が長い不要信号成
分の強度を検出する手段と、該不要信号成分の強度に応
じて前記拡大の幅を変える手段とを備える。
【0013】レーダ装置の場合、海面反射や雨雪反射に
よる反射波は、時間的に相前後する多数の波頭や雨雪粒
からの反射波が重なるため、伝搬波に比較して持続時間
が長い不要信号成分となる。この不要信号成分の強度が
高い距離範囲については、反射波のパルス幅の時間軸方
向の拡大幅を小さくするか、拡大を行わない。また、不
要信号成分の強度が低い程、受信信号に対してはパルス
幅拡大処理の拡大幅を大きくし、逆に不要信号成分の強
度が高い程、パルス幅拡大処理の拡大幅を小さくする。
このことによって、海面反射や雨雪反射を強調すること
なく、その他の領域における微小な目標物標の探知を容
易とする。さらに、部分的に不要信号成分の強度の高い
領域が存在しても、広範囲の探知範囲について物標の探
知を容易とする。
【0014】また、この発明の探知装置は、探知方向に
伝搬波を周期的に送信し、物標からの反射波を受信する
送受信手段と、前記伝搬波に比較して持続時間が長い不
要信号成分の強度を検出する不要信号成分検出手段と、
前記送受信の繰り返しに伴う前記探知方向の同一箇所ま
たはその近傍からの受信信号を基に、同一箇所またはそ
の近傍からの反射波を相関処理により抽出する相関処理
手段と、前記不要信号成分検出手段により検出された不
要信号成分の強度が所定値より高い受信信号に対しての
み前記相関処理を施す、または、前記不要信号成分検出
手段により検出された不要信号成分が所定値より高い受
信信号に対する相関処理の強さを、その他の受信信号に
対する相関処理の強さより強くする、信号処理制御手段
とを備える。
【0015】このように不要信号成分の強度が所定値よ
り高い受信信号に対して相関処理を施すことにより、ラ
ンダム性の強いクラッターを取り除き(信号強度を低下
させ)、短時間的に固定位置にある物標からの反射波の
探知を容易にする。しかも不要信号成分の強度が低い受
信信号に対しては相関処理を施さず、または強い相関処
理を施さず、たとえば動揺する小さな物標からの反射波
の受信信号強度を相関処理によって低下させるといった
不都合を解消する。
【0016】また、この発明は、探知方向に伝搬波を周
期的に送信し、物標からの反射波を受信する送受信手段
と、前記伝搬波に比較して持続時間が長い不要信号成分
の強度を検出する不要信号成分検出手段と、前記送受信
の繰り返しに伴う前記探知方向の同一箇所またはその近
傍からの受信信号の欠損を埋める残像処理手段と、前記
不要信号成分検出手段により検出された不要信号成分の
強度が所定値より低い受信信号に対してのみ前記残像処
理を施す、または、前記不要信号成分検出手段により検
出された不要信号成分の強度が所定値より低い受信信号
に対する残像処理の強さを、その他の受信信号に対する
残像処理の強さより強くする、信号処理制御手段とを備
える。
【0017】このように、海面反射や雨雪反射等による
不要信号の含まれない受信信号について残像処理を施
し、またはより強い残像処理を施して、遠方の小さな物
標や動揺する物標の探知を容易にする。しかも海面反射
や雨雪反射等の不要信号については残像処理を施さな
い、または強い残像処理を施さないで、それらの不要信
号を強調することもなく、不要信号が重畳されている物
標の探知を可能にする。
【0018】さらに、この発明は、探知方向に伝搬波を
周期的に送信し、物標からの反射波を受信する送受信手
段と、前記伝搬波に比較して持続時間が長い不要信号成
分の強度を検出する不要信号成分検出手段と、前記送受
信の繰り返しに伴う前記探知方向の同一箇所またはその
近傍からの受信信号を基に、同一箇所またはその近傍か
らの反射波を相関処理により抽出する相関処理手段と、
前記送受信の繰り返しに伴う前記探知方向の同一箇所ま
たはその近傍からの受信信号の欠損を埋める残像処理手
段と、前記不要信号成分検出手段により検出された不要
信号成分の強度が所定値より高い受信信号に対して前記
相関処理を施し、他の受信信号に対して前記残像処理を
施す、信号処理制御手段とを備える。
【0019】この構成により、ランダム性の高いクラッ
ターは相関処理により取り除き、クラッターに埋もれて
いた物標の探知を容易にし、また同時に遠方の小さな物
標や動揺する物標については、残像処理により確実に探
知できるようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】第1の実施形態に係るレーダ装置
の構成を図1および図2を参照して説明する。図1はレ
ーダ装置全体のブロック図である。図1において、1は
レーダアンテナであり、同一方向に連続して回転するこ
とによって、アンテナの指向方向を、このアンテナを中
心として全周囲方向に繰り返し変化させて走査(スキャ
ン)する。送信回路3は制御回路2からの送信トリガ信
号(a)の入力に応じてパルス電波をレーダアンテナ1
から送波する。受信回路5は、アンテナ1からの受信信
号を増幅し、検波する。映像増幅回路6は、所定の映像
信号処理を施し、ADコンバータ9は、その信号を所定
ビット数のディジタルデータに変換する。海面反射除去
信号発生回路7は上記パルス電波の送波タイミングから
の時間経過に伴って海面反射除去用の信号を発生し、D
Aコンバータ8はそれをアナログ信号に変換する。映像
増幅回路6は受信信号から海面反射除去信号の強度(レ
ベル)だけ受信信号のレベルを低下させる。
【0021】図2は図1に示した各部の波形を示してい
る。ここで(a),(b),(c),(d)は図1中に
示した同一符号の箇所における信号波形の例である。
【0022】さて、図1に示したメモリ10は、1スキ
ャン分(アンテナ1の一周分)のデータを保持するメモ
リであり、メモリ制御回路11は、メモリ10に対する
書込アドレスを制御する。すなわち、メモリ制御回路1
1は制御回路2から出力されるアンテナの指向方向を示
す角度θおよびパルス電波の送波開始からの経過時間に
相当する距離データrに基づき、ADコンバータ9の出
力データをメモリ10の所定のアドレスに書き込む。そ
の際、メモリ制御回路11は海面反射除去信号発生回路
7から出力される海面反射除去信号のレベルに応じた幅
だけ反射波のパルス幅を時間軸方向に拡大する。すなわ
ちADコンバータ9によりディジタルデータに変換され
たデータを順次メモリ10に対して書き込む際に、図2
の(e)に示すように、海面反射除去信号の時間経過に
伴う値に応じた幅だけ、反射波のパルス幅を距離方向に
広げるように、メモリ10に対する距離方向の書き込む
べき幅を広げる。
【0023】表示制御回路12は、メモリ10に書き込
まれた内容を表示器13のラスタースキャンのタイミン
グに合わせて読み出し、表示信号を生成し、それを表示
器13へ与える。これにより、表示器13には、メモリ
10に書き込まれたデータが画像として表示される。
【0024】以上のようにしてアンテナに近い領域から
の反射波についてはパルス幅の時間軸拡大幅を小さく
し、遠方からの反射波についてはパルス幅の時間幅拡大
幅を大きくする。これにより、アンテナからの近距離範
囲に強く表れる海面反射が強調されることなく、遠方の
小さな物標の探知が容易となる。
【0025】次に、第2の実施形態に係る探知装置につ
いて図3および図4を参照して説明する。図3はレーダ
装置全体のブロック図である。図1に示した例とは異な
り、受信回路5により得られた受信信号から不要信号の
レベルを検出する不要信号レベル検出回路14を設け、
その不要信号レベルに応じて、メモリ制御回路11は、
メモリ10に対する反射波のパルス幅の時間軸方向の拡
大幅を制御するようにしている。その他の構成は第1の
実施形態に示したとおりである。
【0026】上記不要信号レベル検出回路14の構成お
よび動作を図4の波形図を基に説明する。図4の(a)
は送信トリガ信号、(b)は入力信号、(c)は送信ト
リガから僅かに後れて一定時間幅持続するゲート信号で
ある。不要信号レベル検出回路14は、入力信号(b)
におけるゲート信号(c)のゲート期間のレベルを、そ
のレベルを検出した1スイープ分の次の1スイープ分の
信号の頭(送信トリガの発生前)に付与する。(d)は
その結果を示している。
【0027】次に、この(d)の信号を微分回路で微分
して、(e)に示すような信号を得る。さらに、入力信
号(b)から微分信号(e)を減じて、(f)に示すよ
うな低周波成分を抽出する。これをさらに積分回路で積
分して、(g)に示すような不要信号レベルを示す信号
を生成する。この不要信号レベルを示す信号は、図2の
(c)に示したような、海面反射を除去するための信号
と近似しているが、これは固定された波形ではなく、入
力信号に応じてその都度生成されたものであるので、実
際に不要信号レベルの高い領域についてはパルス幅の拡
大がなされず(拡大幅が小さく)、不要信号レベルの低
い領域でパルス幅の拡大が行われる。したがって海面反
射等の不要信号を強調することなく、かつ不要信号レベ
ルの低い領域における小さな物標を、より確実に検知で
きるようになる。
【0028】次に、第3の実施形態に係るレーダ装置の
構成を図5〜図8を参照して説明する。図5はレーダ装
置全体のブロック図である。図5において、1はレーダ
アンテナであり、同一方向に連続して回転することによ
って、アンテナの指向方向を、このアンテナを中心とし
て全周囲方向に繰り返し変化させて走査(スキャン)す
る。送信回路3は制御回路2からの送信トリガ信号
(a)の入力に応じてパルス電波をレーダアンテナ1か
ら送波する。受信回路5は、アンテナ1からの受信信号
を増幅し、検波する。不要信号検出回路15は、図3に
おける不要信号レベル検出回路14の構成を含む回路で
あり、後述するように、不要信号レベルが所定レベルを
超える期間を示す信号を発生する。映像信号制御回路1
6は、不要信号レベルが所定レベルを超えている状態で
ある時、入力信号を所定レベルにクランプする。ADコ
ンバータ9はその信号をディジタルデータに変換する。
1次メモリ17は、そのディジタルデータを、座標変換
回路18によって指示されたアドレスに書き込む。座標
変換回路18は、制御回路2から与えられたアンテナ1
の指向方向を示すデータθおよびパルス電波を送波して
からの経過時間に相当する距離rに応じて、1次メモリ
17に対して、データを書き込むべきアドレスを指定す
る。これにより、1次メモリ17にはアンテナ1の一周
分(1スキャン分)のデータが書き込まれる。比較回路
19は、2次メモリ21と1次メモリ17のそれぞれの
同一アドレスのデータを基に、テーブル20を参照し
て、出力すべき値を求め、それを2次メモリ21へ書き
込む。この処理方法については後述する。
【0029】表示制御回路12は、2次メモリ21に書
き込まれた内容を表示器13のラスタースキャンのタイ
ミングに合わせて読み出し、表示信号を生成し、それを
表示器13へ与える。これにより、表示器13には、2
次メモリ21に書き込まれたデータが画像として表示さ
れる。
【0030】図6は図5の各部における波形の例を示し
ている。(a)は送信トリガ、(b)は映像信号制御回
路16に対する入力信号、(c)は不要信号検出回路1
5内部における検出された不要信号のレベルを表す信号
である。この不要信号レベルを表す信号は、図3におけ
る不要信号レベル検出回路14と同様の回路により求め
られるものである。図6における信号(d)は、不要信
号レベルを表す信号と所定のしきい値とを比較するコン
パレータの出力である。このしきい値を超える期間を不
要信号の存在する期間として扱う。図5に示した映像信
号制御回路16では、上記(d)に示す信号がハイレベ
ルの期間に、(e)に示すように所定のクランプレベル
で入力信号をクランプする。後述するように、このクラ
ンプレベルでクランプされた信号は、隣接するスイープ
の信号との相関処理によって、ランダム性の高い信号成
分が取り除かれ、目標とする物標からの反射信号のみが
抽出される。(f)はその結果を波形として表したもの
である。
【0031】次に、上記相関処理および残像処理を、図
5に示した1次メモリ17、比較回路19、2次メモリ
21およびテーブル20によって行う方法について説明
する。図7は、図5に示した比較回路19が参照するテ
ーブル20の例である。図7の入力信号強度(以下、
「入力レベル」という。)〈0〉〜〈15〉と前回の出
力値(0)〜(15)を入力とし、交点を今回の出力値
とするマトリクスで表している。
【0032】たとえば前回の出力値が(0)であり、入
力レベルが〈13〉である時、今回の出力値を13とす
る。また、前回の出力値が(13)、入力レベルが〈1
5〉である時、今回の出力値を15とする。図8の
(A)は、その時の入力レベルの変化に対する出力値の
変化の例を示している。このように、図7に示したテー
ブルによれば、入力レベルが1〜4,6〜15である
時、その値がそのまま出力値として出力される。
【0033】ところが、入力レベルが或る値から0とな
れば、図7に示したテーブルの〈0〉列の内容が参照さ
れて、今回の出力値は前回の出力値から1つ減じた値と
なる。図8の(B)は、その時の入力レベルの変化に対
する出力値の変化の例を示している。このように入力レ
ベルが0となっても、直ちに出力値を0とはせずに徐々
に低下させることによって残像効果をもたせる。すなわ
ち、この処理が残像処理である。
【0034】この残像処理によって、図6の(b),
(f)に示すように、入力信号に物標からの反射波に欠
損が生じても、不要信号レベルの低い期間における欠損
は残像処理によって復元される。
【0035】一方、図7における入力レベル〈5〉の列
は、相関処理を行うためのテーブルデータである。すな
わち、図6に示したクランプレベルは、この入力レベル
5に相当する。図8の(C)に示すように、前回の出力
値が(0)で入力レベルが〈5〉であれば、今回の出力
値を1に変化させる。続いて入力レベルが〈5〉であれ
ば出力値を2に変化させる。さらに続いて入力レベルが
〈5〉であれば、ここで出力値を5に変化させる。それ
以降、入力レベルが〈5〉であれば、出力値も5を保
つ。図8の(D)は、その時の入力レベルの変化に対す
る出力値の変化の例を示している。このように、前回の
出力値が0で入力レベルが〈5〉となれば、今回の出力
値を1とし、次の入力レベルが0となれば今回の出力値
は直ちに0に戻す。すなわち、入力レベル〈5〉が3回
連続しなければ、出力値は5まで上昇しない。海面反射
や雨雪反射等のランダム性の高い信号であれば、入力レ
ベル〈5〉が3回以上連続して現れることがないので、
出力値が高くならず0,1,2の範囲に収まる。これに
対し通常の探知対象である物標からの反射波であれば、
クランプされた入力レベル〈5〉が3回以上連続するの
で、出力値として有意な値5にまで上昇して、不要信号
が取り除かれた状態で表示されることになる。すなわ
ち、以上の処理によって相関処理を行う。
【0036】なお、図6において、(C)に示す不要信
号レベルと比較を行う基準レベルとして、値の異なった
2つの基準レベルを設け、それぞれの基準レベルと入力
信号とを入力する2つのコンパレータを設けてもよい。
すなわち、この2つのコンパレータの出力によって、そ
れぞれレベルの異なったクランプレベルで入力信号をク
ランプして、画像処理を3つに分けることもできる。た
とえば不要信号レベルの特に高い領域で強い相関処理を
施し、不要信号レベルが比較的低い領域で弱い相関処理
を施すようにしてもよい。
【0037】次に、第4の実施形態に係るレーダ装置の
構成を図9を参照して説明する。図9において、22は
画像処理部であり、この例では、画像処理部Aが相関処
理を行い、画像処理部Bが残像処理を行うようにし、そ
の結果をメモリ10に生成する。不要信号検出回路15
は、入力信号に所定レベル以上の不要信号が存在する時
に画像処理部A(相関処理)に対して入力信号のデータ
を与え、それ以外の時に画像処理部B(残像処理)へ入
力信号のデータを与えるように切り替える。これによ
り、不要信号レベルにより異なった探知領域に応じて相
関処理の結果または残像処理の結果を求める。その他の
構成および作用は、第1・第2の実施形態に示したもの
と同様である。
【0038】図10は第5の実施形態に係るレーダ装置
の構成を示すブロック図である。図9に示した例とは異
なり、画像処理部Aは入力信号に対して相関処理を施
し、同時に画像処理部Bは入力信号に対して残像処理を
施す。不要信号検出回路15は、その出力に応じて、2
つの画像処理部A,Bのいずれか一方の画像処理結果が
メモリ10に書き込まれるように切り替える。その他の
構成および作用は、第1・第2の実施形態に示したもの
と同様である。
【0039】なお、図9および図10に示した例では、
不要信号検出を行って、不要信号レベルが所定レベルを
超えるか否かによって相関処理と残像処理とを切り替え
るようにしたが、たとえば海面反射が強く現れる、アン
テナから所定距離範囲については相関処理、それより遠
方については残像処理を行うように切り換えてもよい。
【0040】次に、第6の実施形態に係る魚群探知機の
例を図11を参照して説明する。図11は魚群探知機全
体の構成を示すブロック図である。ここで、31は船底
から海底方向へ向く超音波パルスの送受波器である。送
信回路33はタイミング制御回路34からのトリガに応
じて切替回路32を介して超音波パルス信号を送受波器
31へ与える。これにより、海底方向へ超音波パルスを
送波する。受信回路35は、その直後、海底または魚群
等からの反射波を受信する。ADコンバータ36は、そ
の受信信号を所定ビット数のディジタルデータに変換す
る。不要信号レベル検出回路37は、既に述べたレーダ
装置における不要信号レベル検出回路と同様の構成から
なり、超音波の海面や気泡による反射波など不要信号の
レベルを検出する。パルス幅拡大回路38は不要信号レ
ベルに応じてパルス幅を拡大し、その結果をメモリ10
へ書き込む。表示制御回路12はメモリ10に書き込ま
れた内容に応じて表示信号を生成し表示器13へ出力す
る。これにより海面に近い近距離からの信号については
パルス幅の拡大を抑え、遠距離からの信号についてパル
ス幅を拡大して表示させる。
【0041】なお、この実施形態では、魚群探知機につ
いて不要信号レベルに応じたパルス幅の拡大処理を行う
例について示したが、探知方向に伝搬波を周期的に送信
し、物標からの反射波を時系列的に受信して信号処理を
行う点で魚群探知機もレーダ装置も同様であり、既に述
べたレーダ装置の実施形態と同様に、魚群探知機やスキ
ャニングソナーについても、パルス幅の拡大処理、相関
処理、または残像処理を行う装置を同様に構成すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、受信信号に含まれる
物標からの反射波のパルス幅を時間軸方向に拡大する手
段と、前記伝搬波の送信源から遠距離である程前記拡大
の幅を大きくする手段とを備えたことにより、遠方であ
っても物標の視認性が高まり、逆に、相対的に近距離の
クラッターの映像が強調されずに、近距離から遠距離に
かけて目標物標の探知が容易となる。
【0043】また、この発明によれば、受信信号に含ま
れる物標からの反射波のパルス幅を不要信号成分の強度
に応じて拡大することにより、海面反射や雨雪反射を強
調することなく、その他の領域における微小な目標物標
の探知が容易となる。さらに、部分的に不要信号成分の
強度の高い領域が存在しても、広範囲の探知範囲につい
て物標の探知が容易となる。
【0044】また、この発明によれば、送受信の繰り返
しに伴う探知方向の同一箇所またはその近傍からの受信
信号を基に、同一箇所またはその近傍からの反射波を相
関処理により抽出する相関処理手段と、不要信号成分の
強度が所定値より高い受信信号に対してのみ相関処理を
施す、または、不要信号成分検出手段により検出された
不要信号成分が所定値より高い受信信号に対する相関処
理の強さを、その他の受信信号に対する相関処理の強さ
より強くすることにより、ランダム性の強いクラッター
を取り除き(信号強度を低下させ)、短時間的に固定位
置にある物標からの反射波の探知が容易となる。しか
も、たとえば動揺する小さな物標からの反射波の受信信
号強度が低下するといった不都合も生じない。
【0045】また、この発明によれば、送受信の繰り返
しに伴う前記探知方向の同一箇所またはその近傍からの
受信信号の欠損を埋める残像処理手段と、不要信号成分
の強度が所定値より低い受信信号に対してのみ残像処理
を施す、または、不要信号成分検出手段により検出され
た不要信号成分の強度が所定値より低い受信信号に対す
る残像処理の強さを、その他の受信信号に対する残像処
理の強さより強くすることによって、遠方の小さな物標
や動揺する物標の探知を容易にする。しかも不要信号を
強調することもなく、不要信号が重畳されている物標の
探知が可能となる。
【0046】さらに、この発明によれば、送受信の繰り
返しに伴う探知方向の同一箇所またはその近傍からの受
信信号を基に、同一箇所またはその近傍からの反射波を
相関処理により抽出する相関処理手段と、送受信の繰り
返しに伴う探知方向の同一箇所またはその近傍からの受
信信号の欠損を埋める残像処理手段と、不要信号成分の
強度が所定値より高い受信信号に対して相関処理を施
し、他の受信信号に対して残像処理を施すことによっ
て、ランダム性の高いクラッターが取り除かれ、クラッ
ターに埋もれていた物標の探知も容易となり、同時に遠
方の小さな物標や動揺する物標についても、残像処理に
より確実に探知できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るレーダ装置の構成を示す
ブロック図
【図2】同レーダ装置の各部における波形の例を示す図
【図3】第2の実施形態に係るレーダ装置の構成を示す
ブロック図
【図4】同レーダ装置の各部における波形の例を示す図
【図5】第3の実施形態に係るレーダ装置の構成を示す
ブロック図
【図6】同レーダ装置の各部における波形の例を示す図
【図7】信号処理テーブルの例を示す図
【図8】同信号処理テーブルを用いた、入力レベルの変
化に対する出力値の変化の例を示す図
【図9】第4の実施形態に係るレーダ装置の構成を示す
ブロック図
【図10】第5の実施形態に係るレーダ装置の構成を示
すブロック図
【図11】第6の実施形態に係る魚群探知機の構成を示
すブロック図
【符号の説明】
1−アンテナ 31−送受波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01S 15/04 G01S 7/52 K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探知方向に伝搬波を周期的に送信し、物
    標からの反射波を受信する送受信手段と、該送受信手段
    による受信信号に含まれる物標からの反射波のパルス幅
    を時間軸方向に拡大する手段と、前記伝搬波の送信源か
    ら遠距離である程前記拡大の幅を大きくする手段とを備
    えた探知装置。
  2. 【請求項2】 探知方向に伝搬波を周期的に送信し、物
    標からの反射波を受信する送受信手段と、該送受信手段
    による受信信号に含まれる物標からの反射波のパルス幅
    を時間軸方向に拡大する手段と、前記伝搬波に比較して
    持続時間が長い不要信号成分の強度を検出する手段と、
    該不要信号成分の強度に応じて前記拡大の幅を変える手
    段とを備えた探知装置。
  3. 【請求項3】 探知方向に伝搬波を周期的に送信し、物
    標からの反射波を受信する送受信手段と、前記伝搬波に
    比較して持続時間が長い不要信号成分の強度を検出する
    不要信号成分検出手段と、前記送受信の繰り返しに伴う
    前記探知方向の同一箇所またはその近傍からの受信信号
    を基に、同一箇所またはその近傍からの反射波を相関処
    理により抽出する相関処理手段と、前記不要信号成分検
    出手段により検出された不要信号成分の強度が所定値よ
    り高い受信信号に対してのみ前記相関処理を施す、また
    は、前記不要信号成分検出手段により検出された不要信
    号成分が所定値より高い受信信号に対する相関処理の強
    さを、その他の受信信号に対する相関処理の強さより強
    くする、信号処理制御手段とを備えた探知装置。
  4. 【請求項4】 探知方向に伝搬波を周期的に送信し、物
    標からの反射波を受信する送受信手段と、前記伝搬波に
    比較して持続時間が長い不要信号成分の強度を検出する
    不要信号成分検出手段と、前記送受信の繰り返しに伴う
    前記探知方向の同一箇所またはその近傍からの受信信号
    の欠損を埋める残像処理手段と、前記不要信号成分検出
    手段により検出された不要信号成分の強度が所定値より
    低い受信信号に対してのみ前記残像処理を施す、また
    は、前記不要信号成分検出手段により検出された不要信
    号成分の強度が所定値より低い受信信号に対する残像処
    理の強さを、その他の受信信号に対する残像処理の強さ
    より強くする、信号処理制御手段とを備えた探知装置。
  5. 【請求項5】 探知方向に伝搬波を周期的に送信し、物
    標からの反射波を受信する送受信手段と、前記伝搬波に
    比較して持続時間が長い不要信号成分の強度を検出する
    不要信号成分検出手段と、前記送受信の繰り返しに伴う
    前記探知方向の同一箇所またはその近傍からの受信信号
    を基に、同一箇所またはその近傍からの反射波を相関処
    理により抽出する相関処理手段と、前記送受信の繰り返
    しに伴う前記探知方向の同一箇所またはその近傍からの
    受信信号の欠損を埋める残像処理手段と、前記不要信号
    成分検出手段により検出された不要信号成分の強度が所
    定値より高い受信信号に対して前記相関処理を施し、他
    の受信信号に対して前記残像処理を施す、信号処理制御
    手段とを備えた探知装置。
JP2001044876A 2001-02-21 2001-02-21 探知装置 Pending JP2002243842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044876A JP2002243842A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 探知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001044876A JP2002243842A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 探知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002243842A true JP2002243842A (ja) 2002-08-28
JP2002243842A5 JP2002243842A5 (ja) 2008-04-10

Family

ID=18906788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001044876A Pending JP2002243842A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 探知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002243842A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181335A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Furuno Electric Co Ltd レーダ装置
US7916069B2 (en) 2007-08-31 2011-03-29 Furuno Electric Co., Ltd. Radar device
JP2011095215A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Furuno Electric Co Ltd 信号処理装置、レーダ装置、信号処理プログラム及び信号処理方法
EP2423705A1 (en) 2010-07-06 2012-02-29 Furuno Electric Company Limited Method and program for setting threshold, and method, program and device for detecting target object
US8184040B2 (en) 2009-03-04 2012-05-22 Furuno Electric Company Limited Radar device and a method of detecting a target object using radar
US8310392B2 (en) 2009-02-26 2012-11-13 Furuno Electric Company, Limited Radar device and echo data processing device
JP2014006067A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Furuno Electric Co Ltd レーダ装置、物標検出方法及び物標検出プログラム
US8717228B2 (en) 2010-11-19 2014-05-06 Furuno Electric Company Limited Method and device for detecting target object, and radar apparatus
WO2014077149A1 (ja) * 2012-11-16 2014-05-22 古野電気株式会社 レーダ装置、及びレーダ映像表示方法
CN109891262A (zh) * 2016-10-27 2019-06-14 株式会社电装 物体探测装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320575U (ja) * 1976-04-28 1978-02-21
JPS54161290A (en) * 1977-10-21 1979-12-20 Furuno Electric Co Radar and simulator
JPS56120965A (en) * 1980-02-28 1981-09-22 Furuno Electric Co Ltd Signal-processing device for radar and the like
JPS5729875U (ja) * 1980-07-25 1982-02-17
JPS62108883U (ja) * 1985-12-26 1987-07-11
JPS62225979A (ja) * 1986-03-26 1987-10-03 Nec Corp レ−ダ装置
JPS6488387A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Furuno Electric Co Radar signal processing circuit
JPH01144883U (ja) * 1988-03-30 1989-10-04
JPH01259281A (ja) * 1988-04-08 1989-10-16 Koden Electron Co Ltd 反射映像表示装置
JPH04250383A (ja) * 1991-01-25 1992-09-07 Furuno Electric Co Ltd レーダ装置
JP2002062349A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Japan Radio Co Ltd レーダ装置
JP2002116249A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Furuno Electric Co Ltd 探知装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320575U (ja) * 1976-04-28 1978-02-21
JPS54161290A (en) * 1977-10-21 1979-12-20 Furuno Electric Co Radar and simulator
JPS56120965A (en) * 1980-02-28 1981-09-22 Furuno Electric Co Ltd Signal-processing device for radar and the like
JPS5729875U (ja) * 1980-07-25 1982-02-17
JPS62108883U (ja) * 1985-12-26 1987-07-11
JPS62225979A (ja) * 1986-03-26 1987-10-03 Nec Corp レ−ダ装置
JPS6488387A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Furuno Electric Co Radar signal processing circuit
JPH01144883U (ja) * 1988-03-30 1989-10-04
JPH01259281A (ja) * 1988-04-08 1989-10-16 Koden Electron Co Ltd 反射映像表示装置
JPH04250383A (ja) * 1991-01-25 1992-09-07 Furuno Electric Co Ltd レーダ装置
JP2002062349A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Japan Radio Co Ltd レーダ装置
JP2002116249A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Furuno Electric Co Ltd 探知装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7916069B2 (en) 2007-08-31 2011-03-29 Furuno Electric Co., Ltd. Radar device
JP2010181335A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Furuno Electric Co Ltd レーダ装置
US8310392B2 (en) 2009-02-26 2012-11-13 Furuno Electric Company, Limited Radar device and echo data processing device
US8184040B2 (en) 2009-03-04 2012-05-22 Furuno Electric Company Limited Radar device and a method of detecting a target object using radar
JP2011095215A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Furuno Electric Co Ltd 信号処理装置、レーダ装置、信号処理プログラム及び信号処理方法
US8564474B2 (en) 2010-07-06 2013-10-22 Furuno Electric Company Limited Method and program for setting threshold, and method, program and device for detecting target object
EP2423705A1 (en) 2010-07-06 2012-02-29 Furuno Electric Company Limited Method and program for setting threshold, and method, program and device for detecting target object
US8717228B2 (en) 2010-11-19 2014-05-06 Furuno Electric Company Limited Method and device for detecting target object, and radar apparatus
JP2014006067A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Furuno Electric Co Ltd レーダ装置、物標検出方法及び物標検出プログラム
WO2014077149A1 (ja) * 2012-11-16 2014-05-22 古野電気株式会社 レーダ装置、及びレーダ映像表示方法
JPWO2014077149A1 (ja) * 2012-11-16 2017-01-05 古野電気株式会社 レーダ装置、及びレーダ映像表示方法
US10048363B2 (en) 2012-11-16 2018-08-14 Furuno Electric Company Limited Radar device and radar image display method
CN109891262A (zh) * 2016-10-27 2019-06-14 株式会社电装 物体探测装置
CN109891262B (zh) * 2016-10-27 2022-11-11 株式会社电装 物体探测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5658871B2 (ja) 信号処理装置、レーダ装置、信号処理プログラム及び信号処理方法
JP5398195B2 (ja) レーダ装置
CN111133333B (zh) 雷达装置以及目标追踪方法
JP2002243842A (ja) 探知装置
JP6090966B2 (ja) 情報表示装置、レーダ装置、ソナー装置、及び情報表示方法
JP2018159552A (ja) 信号処理装置及び信号処理方法
JP2016206153A (ja) 信号処理装置、及びレーダ装置
JP4838660B2 (ja) 航跡表示機能付レーダ装置
JP2006170926A (ja) 水中探知装置
JP4787400B2 (ja) 探知装置
JP2011242253A (ja) エコー信号処理装置、レーダ装置、エコー信号処理プログラム及びエコー信号処理方法
JP2016038323A (ja) 探知装置、探知方法、およびプログラム
JPH0830732B2 (ja) 三次元的表示レーダ
JP5991826B2 (ja) 水中探知装置およびプログラム
JP3078569B2 (ja) 超音波診断装置
JP2011002426A (ja) レーダ装置
JP3188055B2 (ja) 魚群監視装置
JP2002168944A (ja) 不要波抑圧方法
US11914082B2 (en) Ranging device, ranging method, and recording medium
JP6138430B2 (ja) 危険物標検出装置
JPH036471B2 (ja)
JP6703798B2 (ja) レーダ装置及びレーダ映像生成方法
JP2655794B2 (ja) レーダシステムのビデオ信号主処理装置
JPH01212381A (ja) 水中探知装置
JPH04250383A (ja) レーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100401

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110719