JP3006414U - ねじ蓋付じょうろ - Google Patents

ねじ蓋付じょうろ

Info

Publication number
JP3006414U
JP3006414U JP1994006977U JP697794U JP3006414U JP 3006414 U JP3006414 U JP 3006414U JP 1994006977 U JP1994006977 U JP 1994006977U JP 697794 U JP697794 U JP 697794U JP 3006414 U JP3006414 U JP 3006414U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watering
liquid
dew
screw
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994006977U
Other languages
English (en)
Inventor
弘育 中辻
Original Assignee
弘育 中辻
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 弘育 中辻 filed Critical 弘育 中辻
Priority to JP1994006977U priority Critical patent/JP3006414U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006414U publication Critical patent/JP3006414U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 じょうろに液体を入れたまま搬送等しても、
液体がこぼれる事のないじょうろを提供することを目的
とする。 【構成】 本考案は、注入口4を有し且つ液体を貯留可
能なじょうろ本体1と、該じょうろ本体1に貯留された
液体を外部に流出可能な流出口5を先端に有する散水管
2とからなるじょうろに於いて、じょうろ本体1の注入
口4及び流出口5に着脱可能なねじ蓋6,7が設けられ
てなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、灌水用具として使用される如露の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、この種の如露は家庭園芸等に於いて草木に水を与える最も簡易な 灌水用具として幅広く使用されるに至っている。
【0003】 そして、このような如露は上面に注入口を有し且つ液体を貯留可能な如露本体 と、その前面に突設された散水管とからなり、且つ該散水管の先端には液体を流 出可能な流出口が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の如露は、注入口及び流出口が開口されてなる為、こ れに振動が加わったり転倒した場合は、如露内に貯留した液体がこぼれてしまう という不都合があり、液体の注入場所と該液体の使用する現場とが近い場合は問 題はないのであるが、離れているような場合に於いて特に問題となっていたので ある。
【0005】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、如露に液体を入 れたまま搬送等しても、液体がこぼれる事のない如露を提供せんとするものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案が、このような課題を解決するためにとった手段は、注入口4を有し且 つ液体を貯留可能な如露本体1と、該如露本体1に貯留された液体を外部に流出 可能な流出口5を先端に有する散水管2とからなる如露に於いて、如露本体1の 注入口4に着脱可能な蓋体6を設けたことにある。
【0007】 また、前記流出口5にも着脱可能な蓋体7を設けることも可能である。
【0008】 さらに、注入口4及び流出口5の外周部に、ネジ部8a,9aを有する筒状部 8,9を突設すると共に、該筒状部8,9のネジ部8a,9aと螺合可能なネジ 部6a,7aを蓋体6,7に形成しても構わない。
【0009】
【作用】
本考案の如露にあっては、注入口4に着脱可能な蓋体6が設けられている為に 、液体を貯留した如露に振動等の外力が加わっても、注入口4から液体をこぼす ことなく現場に如露を搬送することが可能となる。
【0010】 また、流出口5にも着脱可能な蓋体7を設ければ、液体のこぼれは完全に阻止 することができ、そして現場に於いて蓋体6,7を取外して液体を草木等に散布 すればよい。
【0011】 さらに、注入口4及び流出口5の外周部に、ネジ部8a,9aを有する筒状部 8,9を突設し且つ該筒状部8,9のネジ部8a,9aと螺合可能なネジ部6a ,7aを蓋体6,7に形成すると、筒状部8,9の各ネジ部8a,9aに螺合及 び螺脱することにより蓋体6,7は容易に着脱できるのである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係る如露の一実施例について図面に従って説明する。
【0013】 図1乃至図2に於いて、1は上面に液体を注入可能な注入口4が開設された如 露本体を示し、液体を貯留可能に構成されてなる。8は注入口4の外周部に突設 された筒状部で、その外周面にはネジ部8aが形成されている。
【0014】 2は如露本体1内に貯留した液体を流出すべくその前面に突設された散水管で 、その先端には上面に流出口5が開設された有底円筒部3を有してなり、且つ流 出口5の外周部には外周面にネジ部9aを設けた筒状部9が突設され、しかも該 筒状部9の先端には多数の孔10aを穿孔した散布板10が装着されてなる。
【0015】 6,7は内周面にネジ部6a,7aを有する蓋体を示し、前記注入口4側のネ ジ部8a,流出口5側のネジ部9aに夫々螺合可能に構成されてなる。
【0016】 尚、如露本体1、散水管2及び各蓋体6,7は、いずれもプラスチック等の合 成樹脂から形成されている。
【0017】 本実施例の如露は以上の構成からなり、以下その使用例ついて説明する。
【0018】 先ず、如露本体1の注入口4より蓋体6を取外して注入口4から液体を所望量 注入した後、該注入口4の筒状部8及び流出口5の筒状部9に蓋体6,7を夫々 装着する。この場合、蓋体6,7は筒状部8,9の各ネジ部8a,9aに螺合, 螺脱することにより着脱できる為に、その作業が非常に簡易に行えるという利点 がある。
【0019】 そして、この状態で如露を例えば自動車等に積載して現場に搬送するのである が、かかる搬送時に振動が加わったり転倒したとしても、如露の注入口4及び流 出口5は蓋体6,7により夫々閉塞されてなる為に、如露が容器的な機能を具備 することとなり、よってその内部に貯留した液体を一切こぼすことなく、現場ま で良好に搬送することができる。
【0020】 次に、現場に於ける草木等に液体を散布する場合には、先ず各蓋体6,7を取 外した後、如露の散水管2側を傾倒すればその流出口5から散水板10を介して液 体が散布されるのである。
【0021】 尚、上記実施例に於いては、流出口5側にも蓋体7を装着するように構成した が、かかる蓋体5は省略してもよく、要は注入口側4に蓋体6が着脱自在に設け られればよい。
【0022】 また、上記実施例の如く如露本体1及び散水管2等を合成樹脂で形成すること により軽量化が図れ且つその使い勝手も良好になるという好ましい利点が得られ るが、その具体的な材質は決してこれに限定されるものではない。
【0023】 その他、如露の形状等も本考案の意図する範囲内に於いて任意に設計変更自在 である。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は如露本体の注入口に着脱可能な蓋体が設けられ てなる為に、如露に容器的な機能を具備せしめることが可能となり、よって液体 を貯留した状態で振動等の外力が加わっても注入口から液体が不用意にこぼれる ことがなくなるという格別の効果を得るに至った。
【0025】 従って、本考案の如露は液体の注入場所と該液体を使用する現場間に距離があ って自動車等により搬送せざるを得ないような場合に於いて特に有用であり、液 体を無駄にすることなく現場に搬送することができるのである。
【0026】 また、散水管の流出口にも着脱自在な蓋体を設けることにより、液体のこぼれ を完全に阻止できるという効果を奏する。
【0027】 さらに、蓋体を螺合,螺脱により注入口,流出口に着脱できるように構成する と、その着脱作業を極めて簡易に行うことが可能となり、作業の便に大いに寄与 し得るという効果が得られる。
【提出日】平成6年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、灌水用具として使用されるじょうろの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、この種のじょうろは家庭園芸等に於いて草木に水を与える最も簡 易な灌水用具として幅広く使用されるに至っている。
【0003】 そして、このようなじょうろは上面に注入口を有し且つ液体を貯留可能なじょ うろ 本体と、その前面に突設された散水管とからなり、且つ該散水管の先端には 液体を流出可能な流出口が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のじょうろは、注入口及び流出口が開口されてなる為 、これに振動が加わったり転倒した場合は、じょうろ内に貯留した液体がこぼれ てしまうという不都合があり、液体の注入場所と該液体の使用する現場とが近い 場合は問題はないのであるが、離れているような場合に於いて特に問題となって いたのである。
【0005】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、じょうろに液体 を入れたまま搬送等しても、液体がこぼれる事のないじょうろを提供せんとする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案が、このような課題を解決するためにとった手段は、注入口4を有し且 つ液体を貯留可能なじょうろ本体1と、該じょうろ本体1に貯留された液体を外 部に流出可能な流出口5を先端に有する散水管2とからなるじょうろに於いて、 じょうろ 本体1の注入口4及び流出口5に着脱可能なねじ蓋6,7を設けている 。
【0007】 また、注入口4及び流出口5の外周部に、ねじ部8a,9aを有する筒状部8 ,9を突設すると共に、該筒状部8,9のねじ部8a,9aと螺合可能なねじ部 6a,7aをねじ蓋6,7に形成しても構わない。
【0008】
【作用】
本考案のじょうろにあっては、注入口4及び流出口5に着脱可能なねじ蓋6, 7が設けられている為に、液体を貯留したじょうろに振動等の外力が加わっても 、注入口4及び流出口5から液体をこぼすことなく現場にじょうろを搬送するこ とが可能となる。 そして現場に於いてねじ蓋6,7を取外して液体を草木等に散布すればよい。
【0009】 また、注入口4及び流出口5の外周部に、ねじ部8a,9aを有する筒状部8 ,9を突設し且つ該筒状部8,9のねじ部8a,9aと螺合可能なねじ部6a, 7aをねじ蓋6,7に形成すると、筒状部8,9の各ねじ部8a,9aに螺合及 び螺脱することによりねじ蓋6,7は容易に着脱できるのである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係るねじ蓋付じょうろの一実施例について図面に従って説明す る。
【0011】 図1乃至図2に於いて、1は上面に液体を注入可能な注入口4が開設された ょうろ 本体を示し、液体を貯留可能に構成されてなる。8は注入口4の外周部に 突設された筒状部で、その外周面にはねじ部8aが形成されている。
【0012】 2はじょうろ本体1内に貯留した液体を流出すべくその前面に突設された散水 管で、その先端には上面に流出口5が開設された有底円筒部3を有してなり、且 つ流出口5の外周部には外周面にねじ部9aを設けた筒状部9が突設され、しか も該筒状部9の先端には多数の孔10aを穿孔した散布板10が装着されてなる。
【0013】 6,7は内周面にねじ部6a,7aを有するねじ蓋を示し、前記注入口4側の ねじ部8a,流出口5側のねじ部9aに夫々螺合可能に構成されてなる。
【0014】 尚、じょうろ本体1、散水管2及び各ねじ蓋6,7は、いずれもプラスチック 等の合成樹脂から形成されている。
【0015】 本実施例のねじ蓋付じょうろは以上の構成からなり、以下その使用例ついて説 明する。
【0016】 先ず、じょうろ本体1の注入口4よりねじ蓋6を取外して注入口4から液体を 所望量注入した後、該注入口4の筒状部8及び流出口5の筒状部9にねじ蓋6, 7を夫々装着する。この場合、ねじ蓋6,7は筒状部8,9の各ねじ部8a,9 aに螺合,螺脱することにより着脱できる為に、その作業が非常に簡易に行える という利点がある。
【0017】 そして、この状態でじょうろを例えば自動車等に積載して現場に搬送するので あるが、かかる搬送時に振動が加わったり転倒したとしても、じょうろの注入口 4及び流出口5はねじ蓋6,7により夫々閉塞されてなる為に、じょうろが容器 的な機能を具備することとなり、よってその内部に貯留した液体を一切こぼすこ となく、現場まで良好に搬送することができる。
【0018】 次に、現場に於ける草木等に液体を散布する場合には、先ず各ねじ蓋6,7を 取外した後、じょうろの散水管2側を傾倒すればその流出口5から散水板10を介 して液体が散布されるのである。
【0019】 尚、上記実施例の如くじょうろ本体1及び散水管2等を合成樹脂で形成するこ とにより軽量化が図れ且つその使い勝手も良好になるという好ましい利点が得ら れるが、その具体的な材質は決してこれに限定されるものではない。
【0020】 その他、じょうろの形状等も本考案の意図する範囲内に於いて任意に設計変更 自在である。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案はじょうろ本体の注入口及び流出口に着脱可能な ねじ蓋 が設けられてなる為に、じょうろに容器的な機能を具備せしめることが可 能となり、よって液体を貯留した状態で振動等の外力が加わっても注入口及び流 口から液体が不用意にこぼれることがなくなるという格別の効果を得るに至っ た。
【0022】 従って、本考案のねじ蓋付じょうろは液体の注入場所と該液体を使用する現場 間に距離があって自動車等により搬送せざるを得ないような場合に於いて特に有 用であり、液体を無駄にすることなく現場に搬送することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、一部切欠を含む平面
図。
【図2】一部切欠を含む同正面図。
【符号の説明】
1…如露本体 2…散水管 4…注入口 5…流出口 6,7…蓋体 6a,7a…ネジ部 8,9…筒状部 8a,9a…ネジ部
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ねじ蓋付じょうろ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、一部切欠を含む平面
図。
【図2】一部切欠を含む同正面図。
【符号の説明】 1…じょうろ本体 2…散水管 4…注入口 5…流出口 6,7…ねじ蓋 6a,7a…ねじ部 8,9…筒状部 8a,9a…ねじ部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注入口(4)を有し且つ液体を貯留可能
    な如露本体(1)と、該如露本体(1)に貯留された液
    体を外部に流出可能な流出口(5)を先端に有する散水
    管(2)とからなる如露に於いて、如露本体(1)の注
    入口(4)に着脱可能な蓋体(6)が設けられてなるこ
    とを特徴とする如露。
  2. 【請求項2】 前記流出口(5)に着脱可能な蓋体
    (7)が設けられてなる請求項1記載の如露。
  3. 【請求項3】 前記注入口(4)の外周部に、ネジ部
    (8a)を有する筒状部(8)が突設され、且つ該筒状
    部(8)のネジ部(8a)と螺合可能なネジ部(6a)
    が前記蓋体(6)に設けられた請求項1又は2記載の如
    露。
  4. 【請求項4】 前記流出口(5)の外周部に、ネジ部
    (9a)を有する筒状部(9)が突設され且つ該筒状部
    (9)のネジ部(9a)と螺合可能なネジ部(7a)が
    前記蓋体(7)に設けられた請求項1乃至3の何れかに
    記載の如露。
  5. 【請求項5】 前記如露本体(1)及び散水管(2)が
    合製樹脂からなる請求項1乃至4の何れかに記載の如
    露。
JP1994006977U 1994-06-15 1994-06-15 ねじ蓋付じょうろ Expired - Lifetime JP3006414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994006977U JP3006414U (ja) 1994-06-15 1994-06-15 ねじ蓋付じょうろ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994006977U JP3006414U (ja) 1994-06-15 1994-06-15 ねじ蓋付じょうろ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3006414U true JP3006414U (ja) 1995-01-24

Family

ID=43142281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994006977U Expired - Lifetime JP3006414U (ja) 1994-06-15 1994-06-15 ねじ蓋付じょうろ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3006414U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4811870A (en) Liquid container with rotatable spout
US5472124A (en) Small engine fluid dispensing containers
US8523024B2 (en) Cap and spout combo
US5119972A (en) Container for supplying agricultural treatment agents in a closed application system
US3987943A (en) Detachable pouring funnel for containers
US5533553A (en) Container set comprising at least two containers
US20090072055A1 (en) Shaker dispensing container
US2951645A (en) Disposable spray head
JP3006414U (ja) ねじ蓋付じょうろ
US2820671A (en) Method of distributing soil treating material
US6209595B1 (en) Dispenser with funnel overcap
WO1997044250A1 (en) Container
US5178291A (en) Nursing lid construction for a nursing bottle
US7000808B2 (en) Spout design
JPH0547060Y2 (ja)
US1342639A (en) Reversible pouring-spout for cans
JPS6244942Y2 (ja)
JPS6323347Y2 (ja)
JPS6313175Y2 (ja)
JPH0544841U (ja) 液体詰め替え容器
US20060065679A1 (en) Watering jug for plants
JP3573366B2 (ja) 液体滴下用中栓
FR2415585A1 (fr) Recipient saupoudreur ou nebuliseur a capuchon visse
JPS6340458Y2 (ja)
JPH0589260U (ja) 収納部付きキャップ