JP3005653U - 空調用ダクトのフレキシブル遮音継手 - Google Patents

空調用ダクトのフレキシブル遮音継手

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JP3005653U
JP3005653U JP1994008622U JP862294U JP3005653U JP 3005653 U JP3005653 U JP 3005653U JP 1994008622 U JP1994008622 U JP 1994008622U JP 862294 U JP862294 U JP 862294U JP 3005653 U JP3005653 U JP 3005653U
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JP
Japan
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canvas
insulating material
flange
peripheral edge
outer peripheral
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Application number
JP1994008622U
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English (en)
Inventor
利行 村上
Original Assignee
エアコンスター株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調用ダクトの継手において、キャンバス部
分からの騒音漏れを防止すると共に、接続作業も容易確
実に行えるようにする。 【構成】 両端を開放した蛇腹状のキャンバス1の両端
部2、3に接続用フランジ4、5を設けてあり、上記キ
ャンバス1の一方の内側にはフランジ4に外周縁9を取
付けた筒状の遮音材8を設けると共に、他方の内側には
フランジ5に外周縁12を取付けた筒状の軟質遮音材11を
設け、且つ軟質遮音材の端部13外周が上記遮音材8の端
部10内周に僅かの隙間14を設けて重合してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空調用の送風源である機械本体と送風ダクトを連結するフレキシブ ル継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空調用機械本体と送風ダクトを連結する継手は、蛇腹状のキャンバスの 両端部に接続用のフランジを設けてなり、その一方のフランジを機械本体側に接 続し、他方のフランジをダクト側に接続して使用されている。 然しキャンバス部分から送風機等の騒音が漏れるため、機械本体を天井裏等に 取付けた場合には室内での事務、作業上大変支障を生じたものである。従って、 従来もキャンバス部分の外側に更に箱型の遮音カバーを取付けることが行われて いたが、遮音カバーもフレキシブル性と機械本体からの振動を切ることを必要と するため製作上面倒であり、取付け費用も高くつく難点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は従来の上記難点に鑑み、キャンバス部分から騒音の漏れるこ とがなく、接続作業も容易確実に行える継手を提供しょうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案では、両端を開放した蛇腹状のキャンバスの 両端部に接続用フランジを設け、上記キャンバスの一方の内側にはフランジに外 周縁を取付けた筒状の遮音材を設け、他方の内側にはフランジに外周縁を取付け た筒状の軟質遮音材を設け且つ軟質遮音材の端部外周が上記遮音材の端部内周に 僅かの隙間を設けて重合し得るように構成した。
【0005】
【作用】
本考案に於いては、キャンバス1の一方の内側にはフランジ4に外周縁9を取 付けた筒状の遮音材8を設け、他方の内側にはフランジ5に外周縁12を取付けた 筒状の軟質遮音材11を設け且つ軟質遮音材11の端部13外周が遮音材8の端部10内 周に僅かの隙間14を設けて重合し得るように構成してあるから、送風時に軟質遮 音材11に風圧がかかると、その端部13外周が稍広径になり、重なり合っている遮 音材端部10内周と密着する。従って、キャンバス部分からの遮音の漏れを防止で きる。また、継手15の取り付け時は、遮音材8と軟質遮音材11は重なり合ってい るその両端部10、13がキャンバスの伸縮や屈曲に伴ってスライドしたり屈曲でき る。
【0006】
【実施例】
次に図面につき本考案の実施例を説明すると、1は両端を開放し、所要の長さ からなる蛇腹状のキャンバスであって、その両端部2、3には接続用のフランジ 4、5が設けてある。この各フランジ4、5は断面がL状をなしていて、その水 平部6、7の外周にキャンバスの両端部2、3を夫々取り付けてある。
【0007】 8はキャンバス1の一方の内側に設けた筒状の金属板製遮音材であって、その 外周縁9をフランジ水平部6の内周に取付け、その端部10はキャンバス内の中央 部に位置してある。又、11はキャンバス1の他方の内側に設けた筒状の軟質遮音 材であって、その外周縁12をフランジ水平部7の内周に取付けると共に端部13外 周を上記遮音材8の端部10内周に僅かの隙間14を設けて近接させ、風圧を受けた 場合相互に重なり得るようにしてなる継手15である。
【0008】 上例に於いては遮音材8を薄金属板で形成したが、軟質遮音材11と同質の材料 、例えば軟質性のプラスチック、ゴムなどで形成してもよい。また、上例では図 面上一方の遮音材8を他方の遮音材11よりやや長く形成してあるが、両方を同じ 長さに形成する場合もある。 而して、上記構成からなる継手15を使用するには、フランジ5を機械本体16側 のフランジ17に接続し、フランジ4をダクト18側のフランジ19に接続して使用す る。
【0009】
【考案の効果】
本考案では、上記の如く構成したことにより、風圧時遮音材8の端部10と軟質 遮音材11の端部13が密着するので継手部分の遮音効果が従来品に比べ著しく優れ ている。また、継手15を取り付ける場合は重なり合っている両端部10、13間に僅 かの隙間14を設けてあるので、キャンバス1の伸縮や屈曲に伴ってスライドした り屈曲できるので、機械本体とダクト間に多少の位置ずれがあっても接続作業が 容易であり、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る継手の断面図である。
【図2】使用状態図である。
【符号の説明】 1 キャンバス 2 キャンバスの端部 3 キャンバスの端部 4 フランジ 5 フランジ 8 金属製遮音材 9 外周縁 10 端部 11 軟質遮音材 12 外周縁 13 端部 14 隙間 15 継手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を開放した蛇腹状のキャンバスの両
    端部に接続用フランジを設け、上記キャンバスの一方の
    内側にはフランジに外周縁を取付けた筒状の遮音材を設
    け、他方の内側にはフランジに外周縁を取付けた筒状の
    軟質遮音材を設け且つ軟質遮音材の端部外周が上記遮音
    材の端部内周に僅かの隙間を設けて重合し得るようにし
    たことを特徴とする空調用ダクトのフレキシブル遮音継
    手。
JP1994008622U 1994-06-24 1994-06-24 空調用ダクトのフレキシブル遮音継手 Expired - Lifetime JP3005653U (ja)

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JP3005653U true JP3005653U (ja) 1995-01-10

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