JP3005428B2 - 光学ディスクの中心位置検出方法 - Google Patents

光学ディスクの中心位置検出方法

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JP3005428B2
JP3005428B2 JP6200697A JP20069794A JP3005428B2 JP 3005428 B2 JP3005428 B2 JP 3005428B2 JP 6200697 A JP6200697 A JP 6200697A JP 20069794 A JP20069794 A JP 20069794A JP 3005428 B2 JP3005428 B2 JP 3005428B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学ディスクの検査方法
に係わり、特に、反射膜によるリング状鏡面に付された
識別記号を認識するための、ディスク中心検出方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】光学ディスクは、成形された信号形成面
に反射膜としてアルミニウムが蒸着され、この反射膜の
酸化を防ぐために、上面に保護コート材を塗布する工程
を経て生産されることが、一般的である。そして、各光
学ディスクに何が記録されているかを識別するための識
別記号が、図1に示すような、信号形成面11に隣接す
る部分の反射膜によって形成されたリング状の鏡面部1
2に、円弧状に並べられて付与される。この識別記号列
10を画像認識して、各記号の良否判別と光学ディスク
1の品種識別を行う際、まず、円弧状に並んだ識別記号
列の円弧中心、すなわち光学ディスクの中心位置を正し
く検出しなければならない。従来、このような中心検出
位置検出は、例えば図5に示すように、光学ディスクを
位置決め載置するテーブル2の中央に固定されるテーパ
ピン21に付された、センターマーク22を認識する方
法を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなテーパピ
ン上面のセンターマークを認識して中心検出する方法で
は、センターマーク付加時の貼付誤差、光学ディスクと
テーパピンとの嵌合時がた、反射膜の蒸着位置誤差など
を考慮しなければならない。このため、ディスクの位置
決め載置精度を一定の誤差内に収めるため、相応の精度
の機構を必要としていた。本発明は、そのような精度を
要求することなく、撮像視野内に光学ディスクのリング
状鏡面部が入りさえすればよい程度の機構で、個々の光
学ディスクの中心位置を検出する方法を提供し、もって
識別記号を精度よく認識させることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の中心位置検出方
法では、光学ディスクを撮像して、取り込んだ画像の
内、反射膜によるリング状鏡面部からの反射光画像を切
り出し、この反射光画像の中心付近をX方向に複数条検
索走査する。各条毎に、対をなす部分画像の位置を認識
して両部分画像間の中点を算出し、それらの平均値をリ
ング状反射光画像のX方向中心座標とする。そして、同
反射光画像の中心付近をY方向に複数条検索走査して、
各条毎に、対をなす部分画像の位置を認識して両部分画
像間の中点を算出し、それらの平均値をリング状反射光
画像のY方向中心座標とし、これらX方向とY方向の中
心座標を、光学ディスクの中心位置として検出する。
【0005】
【作用】画像認識により光学ディスクのリング状鏡面部
画像が切り出され、そのX方向とY方向の中心座標が求
められる。この中心座標を光学ディスクの中心座標と仮
定し、以降、識別記号の画像認識が進められる。
【0006】
【実施例】本発明の中心位置検出方法を、図に基づいて
説明する。図1は光学ディスク1の平面図、図4は本発
明の中心位置検出方法を実施するための概略構成図であ
り、従来例と同様の構成については同じ符号を付してあ
る。2は光学ディスク1を載置するテーブル、3はテー
ブル2上に載置された光学ディスクを上方より撮像する
撮像手段、4は撮像手段3が取り込んだ画像を認識し、
光学ディスク1の中心位置を検出する中心検出装置であ
る。撮像手段3は、図1に示すように、視野13内に光
学ディスクのリング状鏡面部12が十分入る程度の距離
を置いて、配置する。また、取り込む画像品質を良くす
るため、撮像手段3とテーブル2間に、リング状の面光
源を配置してもよい。尚、中心検出装置4は、光学ディ
スク1の中心位置を検出した後、リング状鏡面部に付さ
れた識別記号を文字認識し、文字の良否判別と、光学デ
ィスクの品種識別を行う働きも有する。
【0007】本実施例の動作について説明する。光学デ
ィスク1は、図示しない移送手段によりテーブル2上に
載置され、撮像手段3が、視野13内に存在する光学デ
ィスク表面を撮像する。取り込まれた画像は中心検出装
置4に入力され、画像認識作業が開始される。中心検出
装置4は、まず、リング状鏡面部12の反射光画像を他
の画像から切り出すため、入力された画像の濃度ヒスト
グラムを作成し、その反射光画像を分離できるレベルの
閾値を決定する。そして、この閾値で画像を2値化し、
図2に示すリング状の反射光画像120を認識する。
【0008】図3は、認識したリング状反射光画像12
0を基に、リング中心を求める方法の説明図であり、中
心検出装置4は、反射光画像120の中心付近をX方向
に平行に3個所走査して、画像の位置を検索する。各走
査線毎に、対をなす部分画像の外周位置座標(X11とX
12、X21とX22、X31とX32)間の中点Xc1、Xc2、X
c3を次式で算出する。
【0009】Xc1=(X11+X12)/2
【0010】Xc2=(X21+X22)/2
【0011】Xc3=(X31+X32)/2
【0012】求めた各中点座標の平均値を、リング状鏡
面部のX方向中心座標とする。
【0013】同様に中心検出装置4は、反射光画像12
0の中心付近をY方向に平行に3個所走査して、画像の
位置を検索する。各走査線毎に、対をなす部分画像の外
周位置座標(Y11とY12、Y21とY22、Y31とY32)間
の中点Yc1、Yc2、Yc3を次式で算出する。
【0014】Yc1=(Y11+Y12)/2
【0015】Yc2=(Y21+Y22)/2
【0016】Yc3=(Y31+Y32)/2
【0017】求めた各中点座標の平均値を、リング状鏡
面部のY方向中心座標とする。こうして算出されたリン
グ状鏡面部のX方向とY方向の中心座標を、光学ディス
ク1の中心座標として認識し、以降の識別記号10の文
字認識作業へと進行する。
【0018】本実施例では、画像を検索走査する際に、
対をなす部分画像の外周位置を検出したが、内周位置同
志でもよく、さらには、その走査線上における各部分画
像の重心位置としてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、撮像視野内に光学ディスクの
リング状鏡面部が入りさえすればよい程度の精度を有す
る、簡単な機構で、個々の光学ディスクの中心位置を検
出することができ、識別記号を精度よく認識させるため
の基となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における光学ディスクの平面図
である。
【図2】光学ディスクのリング状鏡面部の反射光画像を
説明する図である。
【図3】リング状反射光画像の中心座標算出方法を説明
する図である。
【図4】本発明の中心位置検出方法を実施する際の、概
略構成図である。
【図5】従来の中心位置検出方法を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光学ディスク 12 リング状鏡面部 120 リング状鏡面部の反射光画像 2 テーブル 3 撮像手段 4 中心検出装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G11B 7/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ディスクを撮像し、 取り込んだ画像の内、反射膜によるリング状鏡面部から
    の反射光画像を切り出し、 前記リング状の反射光画像をX方向に複数条検索走査
    し、各条毎に、対をなす部分画像の位置を認識して両部
    分画像間の中点を算出し、それらの平均値をリング状反
    射光画像のX方向中心座標とし、 前記リング状の反射光画像をY方向に複数条検索走査
    し、各条毎に、対をなす部分画像の位置を認識して両部
    分画像間の中点を算出し、それらの平均値をリング状反
    射光画像のY方向中心座標とし、 前記X方向とY方向の中心座標を、前記光学ディスクの
    中心位置として検出することを特徴とする光学ディスク
    の中心位置検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 前記X方向中心座標を、対をなす部分画像の外周位置座
    標間の中点を各条毎に算出したものから求めることと
    し、 前記Y方向中心座標を、対をなす部分画像の外周位置座
    標間の中点を各々算出したものから求めることとする光
    学ディスクの中心位置検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2に記載の方法で
    あって、 前記リング状反射光画像のX方向およびY方向の検索走
    査を、リング状反射光画像の中心付近で複数条行うこと
    を特徴とする光学ディスクの中心位置検出方法。
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