JPH0728953A - 文字検出装置 - Google Patents
文字検出装置Info
- Publication number
- JPH0728953A JPH0728953A JP5169091A JP16909193A JPH0728953A JP H0728953 A JPH0728953 A JP H0728953A JP 5169091 A JP5169091 A JP 5169091A JP 16909193 A JP16909193 A JP 16909193A JP H0728953 A JPH0728953 A JP H0728953A
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- Japan
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- character
- image
- circuit
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】文字位置が不定で、文字以外のマーク、ノイズ
などを含む領域から、各１文字ずつの文字領域を検出す
る。 【構成】検出対象文字の画像を光電交換スキャナ１によ
って映像信号ａに変換し、Ａ／Ｄ変換回路２でデジタル
画像ｂに変換した後、画像メモリ３に記憶させておき、
２値化処理を２値化回路４で行う。文字列位置検出回路
５で、文字列に平行な方向に投影を行い文字列位置ｅを
検出する。文字列位置を固定し、文字サイズのウィンド
を文字列に平行な方向に移動させながら切り出された切
り出し画像ｆをそれぞれニューラルネット文字認識回路
７でニューラルネットを使って認識し、高出力値が得ら
れたらその領域を１文字の領域とする。
などを含む領域から、各１文字ずつの文字領域を検出す
る。 【構成】検出対象文字の画像を光電交換スキャナ１によ
って映像信号ａに変換し、Ａ／Ｄ変換回路２でデジタル
画像ｂに変換した後、画像メモリ３に記憶させておき、
２値化処理を２値化回路４で行う。文字列位置検出回路
５で、文字列に平行な方向に投影を行い文字列位置ｅを
検出する。文字列位置を固定し、文字サイズのウィンド
を文字列に平行な方向に移動させながら切り出された切
り出し画像ｆをそれぞれニューラルネット文字認識回路
７でニューラルネットを使って認識し、高出力値が得ら
れたらその領域を１文字の領域とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は文字認識において認識対
象文字の位置、領域を検出する文字検出装置に関し、特
に文字位置が不定で文字以外のマーク、ノイズなどを含
む文字群から、各１文字ずつの文字領域を検出する処理
に適用しうる文字検出装置に関する。
象文字の位置、領域を検出する文字検出装置に関し、特
に文字位置が不定で文字以外のマーク、ノイズなどを含
む文字群から、各１文字ずつの文字領域を検出する処理
に適用しうる文字検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の検出装置は、マーク，ノイ
ズなどがあるため文字の位置の検出を完全に自動化でき
ず、従って文字認識も完全に自動化できず、あらかじめ
作業者が文字領域を目視などにより設定しておき、文字
以外のマーク，ノイズなどを除外した設定文字領域内か
ら文字を検出し、文字認識を行っていた。
ズなどがあるため文字の位置の検出を完全に自動化でき
ず、従って文字認識も完全に自動化できず、あらかじめ
作業者が文字領域を目視などにより設定しておき、文字
以外のマーク，ノイズなどを除外した設定文字領域内か
ら文字を検出し、文字認識を行っていた。
【０００３】図５は従来の文字検出装置での文字領域の
設定を説明するための図で、撮像した画像をさらに２値
化した画像である。この画面の中央部には認識対象であ
る一定の大きさの文字“ＡＨＣ”があう。その左上には
マークがあり、さらに画面の周辺部にノイズが偏在する
と共に画面全体に細かなノイズが散在している。作業者
が点ａ１，ｂ１を指定することにより、点ａ１，ｂ１を
頂点とし各辺が画面の周辺に平行な長方形が文字領域５
０として設定される。文字検出装置は文字領域５０内の
みを対象として文字の検出を自動的に行う。
設定を説明するための図で、撮像した画像をさらに２値
化した画像である。この画面の中央部には認識対象であ
る一定の大きさの文字“ＡＨＣ”があう。その左上には
マークがあり、さらに画面の周辺部にノイズが偏在する
と共に画面全体に細かなノイズが散在している。作業者
が点ａ１，ｂ１を指定することにより、点ａ１，ｂ１を
頂点とし各辺が画面の周辺に平行な長方形が文字領域５
０として設定される。文字検出装置は文字領域５０内の
みを対象として文字の検出を自動的に行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の文字検
出装置は、作業者の目視による文字領域の設定いう手間
が必要となり、認識対象の書式等の種類が変る度に文字
領域を設定し直さなければいけなかった。また作業者の
目視による設定のために誤りが生じることもあり、図６
のように真の文字領域の位置が設定した文字領域の位置
よりずれていた場合は文字がずれて切り出されていまい
誤認識の原因となっていた。
出装置は、作業者の目視による文字領域の設定いう手間
が必要となり、認識対象の書式等の種類が変る度に文字
領域を設定し直さなければいけなかった。また作業者の
目視による設定のために誤りが生じることもあり、図６
のように真の文字領域の位置が設定した文字領域の位置
よりずれていた場合は文字がずれて切り出されていまい
誤認識の原因となっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の文字検出装置
は、認識対象文字の画像を撮像し２値化した２値画像を
得る撮像２値化回路と、前記２値画像から文字列の位置
を検出する文字列位置検出回路と、前記検出された文字
列位置に沿って文字サイズウィンドを走査して画像を切
り出す文字サイズウインド切り出し回路と、前記文字サ
イズウィンドにより切り出された画像をニューラルネッ
トワークを用いて文字認識するニューラルネット文字認
識回路と、前記ニューラルネット文字認識回路による認
識出力値が規定値以上であるときの前記文字サイズウィ
ンドで切り出された領域が文字のある領域であると判定
する認識結果判定回路とを含んで構成される。
は、認識対象文字の画像を撮像し２値化した２値画像を
得る撮像２値化回路と、前記２値画像から文字列の位置
を検出する文字列位置検出回路と、前記検出された文字
列位置に沿って文字サイズウィンドを走査して画像を切
り出す文字サイズウインド切り出し回路と、前記文字サ
イズウィンドにより切り出された画像をニューラルネッ
トワークを用いて文字認識するニューラルネット文字認
識回路と、前記ニューラルネット文字認識回路による認
識出力値が規定値以上であるときの前記文字サイズウィ
ンドで切り出された領域が文字のある領域であると判定
する認識結果判定回路とを含んで構成される。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【０００７】図１は、本発明の位置実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【０００８】図１に示す文字検出装置は、認識対象を撮
像して映像信号ａを出力する光電交換スキャナ１と、映
像信号ａを入力しデジタル画像ｂを出力するＡ／Ｄ交換
回路２と、デジタル画像ｂを入力し画像データｃを出力
する画像メモリ３と、画像データｃを入力し２値画像ｄ
を出力する２値化回路４と、２値画像ｄを入力し文字列
位置ｅを出力する文字列位置検出回路５と、文字列位置
ｅにより切り出し画像ｆを出力する文字サイズウィンド
切り出し回路６と、切り出し画像ｆを入力し認識結果ｇ
を出力するニューラルネット文字認識回路７と、認識結
果ｇを入力し検出文字ｈを出力する認識結果判定回路８
とで構成される。
像して映像信号ａを出力する光電交換スキャナ１と、映
像信号ａを入力しデジタル画像ｂを出力するＡ／Ｄ交換
回路２と、デジタル画像ｂを入力し画像データｃを出力
する画像メモリ３と、画像データｃを入力し２値画像ｄ
を出力する２値化回路４と、２値画像ｄを入力し文字列
位置ｅを出力する文字列位置検出回路５と、文字列位置
ｅにより切り出し画像ｆを出力する文字サイズウィンド
切り出し回路６と、切り出し画像ｆを入力し認識結果ｇ
を出力するニューラルネット文字認識回路７と、認識結
果ｇを入力し検出文字ｈを出力する認識結果判定回路８
とで構成される。
【０００９】光電交換スキャナ１は認識対象文字の画像
を入力し、映像信号ａを出力する。Ａ／Ｄ変換回路２で
は映像信号ａを入力し、アナログの画像データをデジタ
ルに変換するためにＡ／Ｄ変換し、デジタル画像ｂを出
力する。画像メモリ３ではデジタル画像ｂを記憶してお
き画像データｃを出力する。２値化回路４では画像デー
タｃを入力し、文字部分を黒、背景部分を白とするよう
に２値化を行い、２値画像ｄを出力する。
を入力し、映像信号ａを出力する。Ａ／Ｄ変換回路２で
は映像信号ａを入力し、アナログの画像データをデジタ
ルに変換するためにＡ／Ｄ変換し、デジタル画像ｂを出
力する。画像メモリ３ではデジタル画像ｂを記憶してお
き画像データｃを出力する。２値化回路４では画像デー
タｃを入力し、文字部分を黒、背景部分を白とするよう
に２値化を行い、２値画像ｄを出力する。
【００１０】文字列位置検出回路５では、２値化が像ｄ
を入力し、文字列に平行な方向に投撮を行い文字列位置
ｅを出力する。図２は、文字列に平行な方向（本実施例
では横書きなので画面の横の方向）に投撮を行い文字列
のある位置を検出した図である。図２で符号２０がこの
投撮で上、下辺近傍のノイズに影響される部分を除いた
部分で投撮２０が一定値以上になる縦方向の位置Ｍ１，
Ｍ２の間の部分を文字列位置ｅとする。
を入力し、文字列に平行な方向に投撮を行い文字列位置
ｅを出力する。図２は、文字列に平行な方向（本実施例
では横書きなので画面の横の方向）に投撮を行い文字列
のある位置を検出した図である。図２で符号２０がこの
投撮で上、下辺近傍のノイズに影響される部分を除いた
部分で投撮２０が一定値以上になる縦方向の位置Ｍ１，
Ｍ２の間の部分を文字列位置ｅとする。
【００１１】文字サイズウィンド切り出し回路６では、
文字列位置ｅを入力し、この文字列位置を固定し文字サ
イズのウィンドＷを縦方向の位置を文字列位置に合わせ
文字列位置に沿って左端から右方向に移動させながらウ
ィンドＷを画素分移動するごとにウィンドＷによる切り
出し画像ｆを出力する。図３は、文字列位置を固定し文
字サイズのウィンドＷを文字列に平行な方向に移動させ
ながら画像を切り出している様子を示す図である。
文字列位置ｅを入力し、この文字列位置を固定し文字サ
イズのウィンドＷを縦方向の位置を文字列位置に合わせ
文字列位置に沿って左端から右方向に移動させながらウ
ィンドＷを画素分移動するごとにウィンドＷによる切り
出し画像ｆを出力する。図３は、文字列位置を固定し文
字サイズのウィンドＷを文字列に平行な方向に移動させ
ながら画像を切り出している様子を示す図である。
【００１２】ニューラルネット文字認識回路７では、切
り出し画像ｆを入力しニューラルネットを用いて切り出
し画像を認識し認識結果ｇを出力する。図４は、文字サ
イズウィンドＷによって切り出された画像の図である。
文字位置と一致していない場所で切り出された画像（図
４（ａ））を認識させた場合、認識出力値は低くなり、
文字位置と一致した場所で切り出された画像（図４
（ｂ））を認識させた場合認識出力値は高くなる。
り出し画像ｆを入力しニューラルネットを用いて切り出
し画像を認識し認識結果ｇを出力する。図４は、文字サ
イズウィンドＷによって切り出された画像の図である。
文字位置と一致していない場所で切り出された画像（図
４（ａ））を認識させた場合、認識出力値は低くなり、
文字位置と一致した場所で切り出された画像（図４
（ｂ））を認識させた場合認識出力値は高くなる。
【００１３】認識結果判定回路８では、認識結果ｇを入
力し、認識出力値が規定値より高ければ切り出された領
域が文字のある位置であると判定し検出文字ｈを出力す
る。
力し、認識出力値が規定値より高ければ切り出された領
域が文字のある位置であると判定し検出文字ｈを出力す
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、文字認識装置などにおいて、
文字列位置にある文字サイズウィンドによって切り出さ
れた全画像に対してニューラルネットを使って文字認識
を行い、認識結果によって文字のある位置を自動で検出
することができる。特に、かすれた文字や、ラベルが分
離した文字に対しても自動で検出する事ができる。
文字列位置にある文字サイズウィンドによって切り出さ
れた全画像に対してニューラルネットを使って文字認識
を行い、認識結果によって文字のある位置を自動で検出
することができる。特に、かすれた文字や、ラベルが分
離した文字に対しても自動で検出する事ができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１に示す文字列位置検出回路５が画像の文字
列に平行な方向に投撮を行い文字列のある位置を検出し
た図である。
列に平行な方向に投撮を行い文字列のある位置を検出し
た図である。
【図３】図１に示す文字サイズウィンド切りだし回路６
により文字サイズのウィンドＷを文字列位置に沿って移
動させながら画像を切り出している様子を示す図であ
る。
により文字サイズのウィンドＷを文字列位置に沿って移
動させながら画像を切り出している様子を示す図であ
る。
【図４】図３に示す文字サイズウィンドＷによって切り
出された画像を示す図である。
出された画像を示す図である。
【図５】従来の文字検出装置での文字領域の設定を説明
する図である。
する図である。
【図６】従来の文字検出装置で文字位置が設定領域より
ずれていた場合の文字切り出しを示す図である。
ずれていた場合の文字切り出しを示す図である。
１ 光電変換回路 ２ Ａ／Ｄ変換回路 ３ ２値化回路 ４ 画像メモリ ５ 文字列位置検出回路 ６ 文字サイズウィンド文字認識回路 ７ ニューラルネット文字認識回路 ８ 認識結果判定回路 ９ 文字検出 ａ 映像信号 ｂ デジタル画像 ｃ ２値化信号 ｄ 画像データ ｅ 文字列位置 ｆ 切り出し画像 ｇ 認識結果 ｈ 検出文字 ｗ 文字サイズウィンド
Claims (2)
- 【請求項１】 認識対象文字の画像を撮像し２値化した
２値画像を得る撮像２値化回路と、前記２値画像から文
字列の位置を検出する文字列位置検出回路と、前記検出
された文字列位置に沿って文字サイズウィンドを走査し
て画像を切り出す文字サイズウインド切り出し回路と、
前記文字サイズウィンドにより切り出された画像をニュ
ーラルネットワークを用いて文字認識するニューラルネ
ット文字認識回路と、前記ニューラルネット文字認識回
路による認識出力値が規定値以上であるときの前記文字
サイズウィンドで切り出された領域が文字のある領域で
あると判定する認識結果判定回路とを含むことを特徴と
する文字検出装置。 - 【請求項２】 文字列位置検出回路は２値画像を文字列
に平行な方向に投撮を行い両端の近傍を除きこの投撮が
一定値以上になる部分を文字列位置とする文字検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5169091A JPH0728953A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 文字検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5169091A JPH0728953A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 文字検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728953A true JPH0728953A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15880161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5169091A Pending JPH0728953A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 文字検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728953A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6731788B1 (en) | 1999-01-28 | 2004-05-04 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Symbol Classification with shape features applied to neural network |
| KR101511722B1 (ko) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | 주식회사 포스코 | 지지장치 및 이를 이용한 플레이트 교체방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6385993A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-16 | Ricoh Co Ltd | 文字切出し方式 |
| JPH03103997A (ja) * | 1989-09-19 | 1991-04-30 | Teremateiiku Kokusai Kenkyusho:Kk | 文字切出し認識装置 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP5169091A patent/JPH0728953A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6385993A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-16 | Ricoh Co Ltd | 文字切出し方式 |
| JPH03103997A (ja) * | 1989-09-19 | 1991-04-30 | Teremateiiku Kokusai Kenkyusho:Kk | 文字切出し認識装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6731788B1 (en) | 1999-01-28 | 2004-05-04 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Symbol Classification with shape features applied to neural network |
| KR101511722B1 (ko) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | 주식회사 포스코 | 지지장치 및 이를 이용한 플레이트 교체방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960910 |