JP3005371U

JP3005371U - 枕用サウンドマット

Info

Publication number: JP3005371U
Application number: JP1994008874U
Authority: JP
Inventors: 時哉佐々木
Original assignee: 時哉佐々木
Priority date: 1994-06-17
Filing date: 1994-06-17
Publication date: 1994-12-20
Anticipated expiration: 2000-06-17

Abstract

(57)【要約】【目的】就寝時において同室者の安眠を妨げずにラジ
オやステレオを静かに聞く方法として，マット（１）に
イヤホン（２）を設けた枕用サウンドマットを考案し
た。このサウンドマットを既存の枕に装着し，ラジオや
ステレオに接続して使用する。イヤホンとかヘッドホン
を耳に取りつける必要もないので，取り付け時の両耳や
頭部の負担による不快感や寝返り時の不便や取り外しの
煩わしさも無くなりそのまま眠りに入ることができる。
また朝の目覚まし用のラジオも寝たままの状態で周囲
の人を起こすことなく静かに聞くことができ，快適な目
覚めをすることができる。【構成】マット（１）に音響装置であるイヤホン
（２）を設けた枕用サウンドマットである。このサウ
ンドマットを既存の枕に装着し，ラジオやステレオに接
続して使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，マットに音響装置であるイヤホンを設けた枕用のサウンドマットに関するものである。このサウンドマットを枕に装着して，ラジオやステレオに接続し，寝た状態でイヤホンやヘッドホンを使わずに，周囲に騒音を与えずに静かに聞くことができる。

【０００２】

【従来の技術】

従来，枕に直接スピーカーを備え付ける考え方があった。又，これまでは寝る時に，騒音を与えずにラジオやステレオを聞く場合，イヤホンかヘッドホンを使用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これらは，次の様な欠点があった。（イ）枕に直接スピーカーを備え付けてつくる場合，高価となり既に使用している枕を使えなかった。（ロ）就寝時にイヤホンかヘッドホンを使用した場合，寝返りの時にリード線が邪魔になったり，下になる耳に負担がかかり快適性を損なっていた。そして，ヘッドホンでは両耳や頭部に負担が大きくかかっていた。また，眠りに入る前にイヤホンやヘッドホンを取り外す必要があった。（ハ）就寝時にイヤホンかヘッドホンを使用せずにラジオやステレオを聞く場合，同室者に騒音を与えることになり安眠の妨げになっていた。従って聞きたい放送を聞きながら寝ることもできにくい部分があった。本考案は，これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そのような課題を解決するものとして，この考案では次の様な枕用サウンドマットを採用した。すなわち，マット（１）に音響装置であるイヤホン（２）を設けたものである。このサウンドマットは，あとで説明する実施例及び使用例で示すように，既存の枕に装着しラジオやステレオに接続して使用する。

【０００５】

【作用】

この枕用サウンドマットを既存の枕に装着し，ラジオやステレオに接続して，就寝時に騒音を周囲に与えることなく寝た状態のまま聞くことができる。就寝時における消灯後は静かで，耳も敏感になっているのでイヤホンからの音量で十分聞くことができる。寝返りをうって横向きになっても下側になった耳で左右どちらかのイヤホンにより聞くことができる。

【０００６】

【実施例】

図１は，本考案の実施例１を示す斜視図である。クッション性のある布状のマット（１）にイヤホン（２）を緩衝材（３）と共に取りつけ，そして音量調節ボリューム（４）と接続用ジャック（５）を設けている。マットの裏面には，枕に装着するためのマジックテープ（６）を設けてもよい。紐を設けても，よい。図２は，本考案の実施例２を示す斜視図である。図１のものを，セパレートしたタイプである。図３は，本考案の実施例３を示す斜視図である。図１のものを，片側だけのタイプとしたものである。図４は，使用例１を示す斜視図である。使用例１では，本考案のサウンドマットを，枕（７）の表面にマジックテープで装着している。もちろん，この上から枕カバーをかぶせて平常通り使用することができる。図５は，使用例２を示す斜視図である。使用例２では本考案のサウンドマットを枕（７）の内部に収めて使用する場合を示している。

【０００７】

【考案の効果】

この考案に係るサウンドマットを枕に装着して，ラジオやステレオに接続して使用すれば，就寝時に周囲に騒音を与えることなく静かに聞くことができる。また，イヤホンとかヘッドホンを耳に取りつける必要もないので，取り外しの煩わしさや，寝返り時の不便もなくなり，そのまま眠りに入ることができる。そして，朝の目覚まし用のラジオも，ベッドに入ったまま寝たままの状態で周囲の人を起こすことなく静かに聞ける。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例１を示す斜視図である

【図２】本考案の実施例２を示す斜視図である。

【図３】本考案の実施例３を示す斜視図である。

【図４】本考案の使用例１を示す斜視図である。

【図５】本考案の使用例２を示す斜視図である。

【符号の説明】

１………マット２………イヤホン３………緩衝材４………音量調節ボリューム５………接続用ジャック６………マジックテープ７………枕

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】マット（１）に音響装置であるイヤホン
（２）を設けた枕用サウンドマット。