JP3055636U - 振動器と固定用紐付きコルセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】いびきによる無呼吸を防止するため、常に横を
向いて寝るように習慣づけることができ、また、寝返り
をうって仰向けに寝るのを防止することができる振動器
と固定用紐付きコルセットを提供する。 【解決手段】振動器（２）内に、スイッチ（３）とスポ
ンジ（４）、電池（５）とモーター（７）を設け、振動
器（２）の底部には電池蓋（６）を、振動器（２）の上
部には突起状のボタン（８）を設ける。固定用紐付きコ
ルセット（１）の中央部に、底面の一部に両面テープを
貼った振動器（２）を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案はいびきによる無呼吸状態を防止する振動器と固定用紐付きコルセッ トに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、いびきによる無呼吸状態を防ぐには、体を横に向いて寝る方法をとって いた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。 （１）知らぬ間に寝返りを打ち、仰向けになって寝ていることがあった。 （２）無呼吸状態になっても、限界近くに息苦しくなるまで目が覚めないことが 多く、特に老人にとって大変に危険であった。 本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

イ 振動器（２）内に、スイッチ（３）とスポンジ（４）、電池（５）とモー ター（７）を設け、振動器（２）の底部には電池蓋（６）を設ける。振動器（２ ）上部には突起状のボタン（８）を設ける。 ロ 固定用紐付きコルセット（１）の中央に、底面の一部に両面テープを貼っ た振動器（２）を取り付ける。 本考案は、以上の構成からなる振動器と固定用紐付きコルセットである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

コルセット（１）を、振動器（２）が背中の中央部の外側にくるように巻き、 紐を肩から掛けてマジックテープでコルセット（１）の前方で止める。そして横 を向いて寝る。寝返りを打って仰向けになった場合、人間と布団の間に挟まれた 圧力によりボタン（８）が押されることでスイッチ（３）が作動し、モーター（ ７）が働いて振動を起こすことによって人間を目覚めさせる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例を述べる。 イ 振動器（２）内に、スイッチ（３）とスポンジ（４）、単二電池（５）と モーター（７）を設け、振動器（２）底部に電池蓋（６）を設ける。 ロ 振動器（２）上部に突起状のボタン（８）を設ける。 ハ 固定用紐付きコルセット（１）の中央部に、底面の一部に両面テープを貼 った振動器（２）を取り付ける。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときはコルセット（１）を、振 動器（２）が背中の中央部の外側にくるように巻き、紐を肩から掛けてマジック テープでコルセット（１）の前方で止めて横を向いて寝る。寝返りを打って仰向 けになった場合、人間と布団の間に挟まれた圧力によりボタン（８）が押される ことでスイッチ（３）が作動し、モーター（７）が働いて振動を起こして人間を 目覚めさせることができる。

【０００７】

【考案の効果】 寝返りをうって仰向けになっても、すぐに振動により目が覚めて気づくことが できる。 いびきによる無呼吸状態を回避することができる。 音が小さいので回りに迷惑をかけず、自分一人だけを気づかせることができる 。 コルセットとしての効果もあるので防寒具としての役割も十分に果たすことが できる。 （注）考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の振動器部分の平面図である。

【図３】本考案の振動器部分の左側面図である。

【図４】本考案の振動器部分の断面図である。

【図５】本考案の使用の状態を示す正面図である。

【図６】本考案の使用の状態を示す背面図である。

【符号の説明】

１ コルセット ２ 振動器 ３ スイッチ ４ スポンジ ５ 電池 ６ 電池蓋 ７ モーター ８ ボタン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】イ 振動器（２）内に、スイッチ（３）と
   スポンジ（４）、電池（５）とモーター（７）を設け、
   振動器（２）の底部には電池蓋（６）を設ける。振動器
   （２）上部には突起状のボタン（８）を設ける。 ロ 固定用紐付きコルセット（１）の中央に、底面の一
   部に両面テープを貼った振動器（２）を取り付ける。 以上の如く構成された、振動器と固定用紐付きコルセッ
   ト。