JP3005293U - ステータ構造 - Google Patents

ステータ構造

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JP3005293U
JP3005293U JP1994007055U JP705594U JP3005293U JP 3005293 U JP3005293 U JP 3005293U JP 1994007055 U JP1994007055 U JP 1994007055U JP 705594 U JP705594 U JP 705594U JP 3005293 U JP3005293 U JP 3005293U
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JP
Japan
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split cores
stator structure
hook
shaped engaging
stator
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Application number
JP1994007055U
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Inventor
富雄 中田
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はステータ構造に関し、特に、かぎ形
係合部を用いることにより内周側の溶接部をなくして性
能を向上させることを目的とする。 【構成】 本考案によるステータ構造は、複数の分割コ
ア(2)を円筒状に接続し、外周溶接部(3)を介してその外
周を接続すると共に、その内周側はかご形係合部(2b)を
介して溶接することなく一体状に接続した構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ステータ構造に関し、特に、かぎ形係合部を用いることにより内周 側の溶接部をなくして性能を向上させるための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のステータ構造としては、図3で示す社内で用い ていた構成を挙げることができる。 すなわち、図3において符号1で示されるものは、全体が円筒状をなし複数の 分割コア2を円筒状に接続したステータであり、この各分割コア2の各側部2a は、平面状(いわゆるストレートカット形状)に構成されている。
【0003】 前記各分割コア2は、前記各側部2aを接合させて、ステータの外周には各接 合部分に外周溶接部3が形成されていると共に、その内周側には各接合部分に内 周溶接部4が形成されている。従って、前記各溶接部3,4によって各分割コア 2が一体状に結合し、円筒状のステータ1が形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が 存在していた。 すなわち、各分割コアは、ステータの外周と内周に形成された各溶接部によっ てのみ一体に結合していたため、組立時の溶接作業も多大の労力及びコストを必 要とすると共に、組立後のステータの機械的強度も弱く、たわみ及び潰れが発生 することもあった。
【0005】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、かぎ形 係合部を用いることにより内周側の溶接部をなくして性能を向上させるようにし たステータ構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるステータ構造は、複数の分割コアを円周方向に接続し、外周に形 成された複数の外周溶接部を介して円筒状に形成したステータ構造において、前 記各分割コアの内側の側部に形成されたかぎ形係合部を有し、前記各かぎ形係合 部を互いに係合するようにした構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記各分割コアは、同一形状よりなる構成である。
【0008】 さらに詳細には、前記各分割コアは、互いに形が異なる二種よりなる構成であ る。
【0009】
【作用】
本考案によるステータ構造においては、各分割コアの内側の側部に結合された かぎ形係合部が互いに係合することにより従来の内周溶接部を介することなく一 体状に構成され、その外周は、従来と同じ外周溶接部によって一体に接合される ため、このかぎ形係合部の接合強度が従来の内周溶接部の強度よりも高く、従来 よりも機械的強度の高いステータ構造を得ることができる。また、内周溶接部が なくなるため、スロット内のステータ巻線の量を増加させ、巻線抵抗を下げてモ ータの性能を向上させることができる。
【0010】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるステータ構造の好適な実施例について詳細に説 明する。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明する 。 図1において、符号1で示されるものは、全体が円筒状をなし複数の分割コア 2を円筒状に接続したステータであり、この各分割コア2の内側の各側部2aに は、かぎ状に形成されたかぎ形係合部2bが形成されている。
【0011】 前記各かぎ形係合部2bは、互いに係合していることにより、ステータ1の内 側は、従来の内周溶接部を用いることなく、一体状に係合しており、その外周に は、従来と同じ外周溶接部3が形成されている。
【0012】 前記各分割コア2は、前記各側部2aに形成されたかぎ形係合部2bが異なる 形状をなすと共に、中心線Aからみると左右非対称となるように構成され、かつ 、互いに接合する全ての分割コア2は同一形状で構成されている。
【0013】 また、図2で示す他の実施例の場合、前記各分割コア2は、その中心線に対し て完全に対称となるように構成され、かつ、互いに接合する各分割コア2の各か ぎ形係合部2bの形状は互いに異なるように構成されている。すなわち、各分割 コア2の形状は、互いに形状が異なる二種よりなり、これらの互いに形状の異な る二種の分割コア2が互いに交互に円筒状となるように配設されている。すなわ ち、各分割コアの形状が異なっていることが判りやすいように、図2にハッチン グB,Cで示している。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成されているため、各分割コアを接合する場合の内 側溶接部をなくしてかぎ形係合部で達成することができ、従来よりもその組立工 数を大幅に低減させると共に、機械的強度を向上させ、かつ、その内周溶接部の 省略によるスロット内の空間を従来より大きく確保し、従来よりも多量のステー タコイルを挿入してモータの性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるステータ構造を示す平面図であ
る。
【図2】図1の他の実施例を示す平面図である。
【図3】従来のステータ構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 分割コア 2b かぎ形係合部 3 外周溶接部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の分割コア(2)を円周方向に接続
    し、外周に形成された複数の外周溶接部(3)を介して円
    筒状に形成したステータ構造において、前記各分割コア
    (2)の内側の側部に形成されたかぎ形係合部(2b)を有
    し、前記各かぎ形係合部(2b)を互いに係合する構成とし
    たことを特徴とするステータ構造。
  2. 【請求項2】 前記各分割コア(2)は、同一形状で構成
    したことを特徴とする請求項1記載のステータ構造。
  3. 【請求項3】 前記各分割コア(2)は、互いに形が異な
    る二種の構成よりなることを特徴とする請求項1記載の
    ステータ構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3463490B2 (ja) 1996-12-17 2003-11-05 神鋼電機株式会社 回転電機の固定子
JP2012075232A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Aisin Aw Co Ltd 回転電機用ステータ及びその製造方法
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