JP3005254B2 - 汚泥掻寄機 - Google Patents
汚泥掻寄機Info
- Publication number
- JP3005254B2 JP3005254B2 JP2199894A JP19989490A JP3005254B2 JP 3005254 B2 JP3005254 B2 JP 3005254B2 JP 2199894 A JP2199894 A JP 2199894A JP 19989490 A JP19989490 A JP 19989490A JP 3005254 B2 JP3005254 B2 JP 3005254B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- sludge
- truck
- linear motor
- pond
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、沈砂池における沈澱汚泥を池底に沿って往
復移動する台車を駆動走行させて、汚泥を排泥ピットへ
掻き寄せるようにして汚泥掻寄機に関するものである。
復移動する台車を駆動走行させて、汚泥を排泥ピットへ
掻き寄せるようにして汚泥掻寄機に関するものである。
下水処理場の沈砂池においては池底に沈澱した汚泥
を、池底と池上間にエンドレス状のチェーンを駆動可能
にして張架し、このチェーンに多数のバケットを設けた
バケットチェーン式のもの、あるいは池底をホッパー状
としてこれにスクリューコンベアを配したスクリューコ
ンベア式のもの等がある。
を、池底と池上間にエンドレス状のチェーンを駆動可能
にして張架し、このチェーンに多数のバケットを設けた
バケットチェーン式のもの、あるいは池底をホッパー状
としてこれにスクリューコンベアを配したスクリューコ
ンベア式のもの等がある。
バケットチェーン式、スクリューコンベア式等の従来
の汚泥掻寄機においては水中での摺動部分が多く、この
摺動部の摩耗が激しく、メンテナンスに労力と時間を要
し、かつこのメンテナンス時には沈砂池の汚水をすべて
排水して行う必要があるため、沈砂池の稼働を一時停止
しなければならないという問題点があった。
の汚泥掻寄機においては水中での摺動部分が多く、この
摺動部の摩耗が激しく、メンテナンスに労力と時間を要
し、かつこのメンテナンス時には沈砂池の汚水をすべて
排水して行う必要があるため、沈砂池の稼働を一時停止
しなければならないという問題点があった。
本発明、水中での摺動部を大幅に低減し、長寿命で、
信頼性を向上した汚泥掻寄機を提供することを目的とす
る。
信頼性を向上した汚泥掻寄機を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明の汚泥掻寄機は、沈
砂池の池底に沿って移動する台車にスクレーパを備える
とともに、該台車の移動方向によりスクレーパを上下さ
せる手段を備え、前記台車の上部に、常に水面上に出る
ようにしてリアクションプレートを配設し、該リアクシ
ョンプレートの上方に対向してリニアモータを設けたこ
とを特徴とする。
砂池の池底に沿って移動する台車にスクレーパを備える
とともに、該台車の移動方向によりスクレーパを上下さ
せる手段を備え、前記台車の上部に、常に水面上に出る
ようにしてリアクションプレートを配設し、該リアクシ
ョンプレートの上方に対向してリニアモータを設けたこ
とを特徴とする。
池底に沿って移動する汚泥掻寄用のスクレーパをリニ
アモータを用いて移動させるため、水中での摺動部を従
来方式に比べ大幅に減少させることができ、これにより
摺動部の摩耗を抑制し、長寿命化が図られるとともに、
信頼性が向上する。
アモータを用いて移動させるため、水中での摺動部を従
来方式に比べ大幅に減少させることができ、これにより
摺動部の摩耗を抑制し、長寿命化が図られるとともに、
信頼性が向上する。
以下、本発明の汚泥掻寄機を図示の実施例に基づいて
説明する。
説明する。
所要の大きさ、形状を有する沈砂池1の長手方向のい
ずれか一端に沈砂池底より一段と低くなった排泥ピット
2を形成するとともに、この汚泥池を横断する方向に、
かつ池底に沿って往復走行可能なスクレーパ3を配設す
る。
ずれか一端に沈砂池底より一段と低くなった排泥ピット
2を形成するとともに、この汚泥池を横断する方向に、
かつ池底に沿って往復走行可能なスクレーパ3を配設す
る。
本実施例において、スクレーパ3の駆動装置4をリニ
アモータにより構成する。
アモータにより構成する。
この駆動装置4は、池の水面上にスクレーパ3の走行
方向に沿って、リニアモータ46を所要間隔で設置し、こ
の各リニアモータ46に、インバータ制御されるととも
に、各リニアモータ46を順次励磁させる電気回路47を接
続し、このリニアモータ46により走行する台車48を池底
に支持させ、この台車48にスクレーパ8を備えるように
する。
方向に沿って、リニアモータ46を所要間隔で設置し、こ
の各リニアモータ46に、インバータ制御されるととも
に、各リニアモータ46を順次励磁させる電気回路47を接
続し、このリニアモータ46により走行する台車48を池底
に支持させ、この台車48にスクレーパ8を備えるように
する。
この場合において、スクレーパ3を備えた台車48の上
部は、常に水面上に出るようにし、これに、リナモータ
のリアクションプレート46Pを配設し、順次励磁される
リニアモータ46により、リアクションプレート46Pが推
力を受けて台車48を池底に沿って移動するようにし、そ
の往時においてスクレーパ3にて汚泥を掻き寄せるもの
である。
部は、常に水面上に出るようにし、これに、リナモータ
のリアクションプレート46Pを配設し、順次励磁される
リニアモータ46により、リアクションプレート46Pが推
力を受けて台車48を池底に沿って移動するようにし、そ
の往時においてスクレーパ3にて汚泥を掻き寄せるもの
である。
また、台車48の走行方向によってスクレーパ3を傾動
させるスクレーパ3の傾起装置49を設けるようにする。
させるスクレーパ3の傾起装置49を設けるようにする。
この傾起装置49は、台車48の往行時はスクレーパ3を
下降した状態に、一方、復行時は上昇した状態に維持で
きるように、ストライカ50a,50bにて傾起装置49のレバ
ー49aを蹴るように構成するものである。
下降した状態に、一方、復行時は上昇した状態に維持で
きるように、ストライカ50a,50bにて傾起装置49のレバ
ー49aを蹴るように構成するものである。
なお、このスクレーパ3の傾動は台車48に設けた電動
機により行うこともできる。
機により行うこともできる。
本発明の汚泥掻寄機によれば、沈砂池の池底に沿って
移動する台車にスクレーパを備えるとともに、この台車
の移動方向によりスクレーパを上下させる手段を備え、
台車の上部に、常に水面上に出るようにしてリアクショ
ンプレートを配設し、このリアクションプレートの上方
に対向してリニアモータを設けるようにしているため、
水中での摺動部を従来方式に比べ大幅に減少させること
ができ、これにより摺動部の摩耗を抑制し、長寿命化を
図ることができるとともに、信頼性を向上することがで
きる。
移動する台車にスクレーパを備えるとともに、この台車
の移動方向によりスクレーパを上下させる手段を備え、
台車の上部に、常に水面上に出るようにしてリアクショ
ンプレートを配設し、このリアクションプレートの上方
に対向してリニアモータを設けるようにしているため、
水中での摺動部を従来方式に比べ大幅に減少させること
ができ、これにより摺動部の摩耗を抑制し、長寿命化を
図ることができるとともに、信頼性を向上することがで
きる。
また、リアクションプレートを含むリニアモータを水
面上に配設することにより、耐食・耐摩耗性に優れてい
るとともに、沈砂池の汚水を排水することなく駆動装置
のメンテナンスを行うことができ、メンテナンスを含む
作業効率を向上することができる。
面上に配設することにより、耐食・耐摩耗性に優れてい
るとともに、沈砂池の汚水を排水することなく駆動装置
のメンテナンスを行うことができ、メンテナンスを含む
作業効率を向上することができる。
さらに、台車の移動方向によりスクレーパを上下させ
る手段を備えることにより、スクレーパの摩耗を抑制す
ることができる。
る手段を備えることにより、スクレーパの摩耗を抑制す
ることができる。
第1図は本発明の汚泥掻寄機の一実施例を示す説明図で
ある。 1は沈砂池、2は排泥ピット、3はスクレーパ、4はス
クレーパの駆動装置。
ある。 1は沈砂池、2は排泥ピット、3はスクレーパ、4はス
クレーパの駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 21/18 C02F 1/40
Claims (1)
- 【請求項1】沈砂池の池底に沿って移動する台車にスク
レーパを備えるとともに、該台車の移動方向によりスク
レーパを上下させる手段を備え、前記台車の上部に、常
に水面上に出るようにしてリアクションプレートを配設
し、該リアクションプレートの上方に対向してリニアモ
ータを設けたことを特徴とする汚泥掻寄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2199894A JP3005254B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 汚泥掻寄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2199894A JP3005254B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 汚泥掻寄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487603A JPH0487603A (ja) | 1992-03-19 |
JP3005254B2 true JP3005254B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16415377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2199894A Expired - Fee Related JP3005254B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 汚泥掻寄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005254B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6112904B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2017-04-12 | 水ing株式会社 | 汚泥掻き寄せ機 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP2199894A patent/JP3005254B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487603A (ja) | 1992-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |