JP6112904B2 - 汚泥掻き寄せ機 - Google Patents

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本発明は、沈殿池に沈殿した汚泥を掻き寄せる汚泥掻き寄せ機に関し、特に、円形沈殿池内に設置される汚泥掻き寄せ機に関するものである。
汚泥掻き寄せ機とは、水処理用の沈殿池内に沈殿した汚泥を掻き寄せ板により掻き寄せる装置である。汚泥掻き寄せ機には、中央駆動式と周辺駆動式の2つのタイプがある。中央駆動式は、沈殿池の中央の支柱上に設置された駆動装置によって旋回アームを回転させ、この旋回アームに連結された掻き寄せ板により汚泥を掻き寄せるというものである。このような中央駆動式の汚泥掻き寄せ機では、支柱は汚泥掻き寄せのためのトルクの反力を受けるため、老朽化した沈殿池に新たな汚泥掻き寄せ機を設置する場合には、支柱の補強が必要になる。また、このタイプの汚泥掻き寄せ機に使用される駆動装置(通常はモータ)は、大型でしかも高価である。
周辺駆動式の汚泥かき寄せ機は、沈殿池の周壁上を走行する台車が旋回アームを牽引することで、旋回アームを回転させる。このタイプの汚泥かき寄せ機では、より少ない駆動力で大きなトルクを発生させることが可能である。しかしながら、このタイプの汚泥掻き寄せ機は、台車の走行路を確保する必要があり、さらに台車への給電システムを設置する必要もある。このため、汚泥掻き寄せ機の構造を中央駆動式から周辺駆動式に変更することは困難である。また、汚泥の負荷が高い場合や走行路に積雪などがある場合には、台車の車輪がスリップすることがあり、安定した運転を確保することが難しい。
特許文献2には、互いに噛み合う歯車により旋回アームを回転させる汚泥掻き寄せ機が開示されている。しかしながら、これら歯車は水中に配置されているため、歯車への汚泥の噛み込みにより、歯車が摩耗することがあり、結果として寿命が短くなることがあった。
特許第3015318号 特開2005−66582号公報
本発明は、上述した従来の問題点を解決するためになされたもので、少ない駆動力で旋回アームを回転させることができ、かつ寿命の長い汚泥掻き寄せ機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の第1の態様は、沈殿池に設置される汚泥掻き寄せ機であって、前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せる掻き寄せ板と、前記掻き寄せ板を支持する旋回アームと、前記沈殿池の周壁に沿って延び、前記旋回アームが連結されたリング歯車と、前記リング歯車に噛み合うスプロケットホイールと、前記スプロケットホイールを回転させる駆動装置と、前記リング歯車を回転自在に支持する複数のベアリング機構とを備え、前記リング歯車は、上側リングおよび下側リングと、前記上側リングと前記下側リングとを連結し、その周方向に沿って配列された複数のピンを備え、前記ピンは、前記スプロケットホイールが係合する係合ローラと、前記係合ローラを回転自在に支持する支持ロッドとを備えており、前記スプロケットホイールは、前記係合ローラに順次係合することで前記リング歯車にトルクを伝達し、前記複数のベアリング機構は、前記上側リングの上面に転がり接触する複数の上側ガイドローラと、前記下側リングの下面に転がり接触する複数の下側ガイドローラと、を備えており、前記上側ガイドローラおよび前記下側ガイドローラは、前記リング歯車を挟むように配置されており、前記リング歯車の上下方向の移動および水平方向の移動を制限しつつ、前記リング歯車を回転自在に支持しており、前記リング歯車は、前記沈殿池の水面よりも上方に配置されているか、または前記沈殿池の水面上に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ピンは、前記沈殿池の水面よりも上方に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記上側ガイドローラは、前記上側リングの上面に転がり接触する円筒部と、前記上側リングの側面に転がり接触するフランジを備え、前記下側ガイドローラは、前記下側リングの下面に転がり接触する円筒部と、前記下側リングの側面に転がり接触するフランジを備えることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は前記旋回アームを前記リング歯車に連結する自在継手をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は前記自在継手は、前記リング歯車の半径方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記沈殿池の底部の中央から上方に延び、さらに前記沈殿池の外側に延びる汚泥引き抜き管をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、沈殿池に設置される汚泥掻き寄せ機であって、前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せる掻き寄せ板と、前記掻き寄せ板を支持する旋回アームと、前記沈殿池の周壁に沿って延び、前記旋回アームが連結されたリング歯車と、前記リング歯車に噛み合うスプロケットホイールと、前記スプロケットホイールを回転させる駆動装置と、前記リング歯車を回転自在に支持する複数のベアリング機構とを備え、前記リング歯車は、上側リングおよび下側リングと、前記上側リングと前記下側リングとを連結し、その周方向に沿って配列された複数のピンを備え、前記スプロケットホイールは、前記ピンに順次係合することで前記リング歯車にトルクを伝達し、前記複数のベアリング機構は、前記上側リングの上面に転がり接触する複数の上側ガイドローラと、前記下側リングの下面に転がり接触する複数の下側ガイドローラと、を備えており、前記上側ガイドローラおよび前記下側ガイドローラは、前記リング歯車を挟むように配置されており、前記リング歯車の上下方向の移動および水平方向の移動を制限しつつ、前記リング歯車を回転自在に支持しており、前記リング歯車は、前記沈殿池の水面よりも上方に配置されているか、または前記沈殿池の水面上に配置されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記上側ガイドローラは、前記上側リングの上面に転がり接触する円筒部と、前記上側リングの側面に転がり接触するフランジを備え、前記下側ガイドローラは、前記下側リングの下面に転がり接触する円筒部と、前記下側リングの側面に転がり接触するフランジを備えることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記旋回アームを前記リング歯車に連結する自在継手をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記自在継手は、前記リング歯車の半径方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記沈殿池の底部の中央から上方に延び、さらに前記沈殿池の外側に延びる汚泥引き抜き管をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ピンは、前記スプロケットホイールが係合する係合ローラと、前記係合ローラを回転自在に支持する支持ロッドとを備えていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記旋回アームは、前記沈殿池の水面の上方に配置されており、前記汚泥掻き寄せ機は、前記旋回アームから前記沈殿池内に吊り下げられた、トラス構造体またはラーメン構造体からなる複数の懸垂構造体と、前記複数の懸垂構造体の下端に固定された取り付け部材をさらに備えており、前記掻き寄せ板は、前記取り付け部材に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、沈殿池の周壁に沿って延びるリング歯車が旋回アームを牽引して、旋回アームを回転させる。したがって、リング歯車を回転させる駆動装置は、少ない駆動力で旋回アームおよび掻き寄せ板を回転させることができる。また、台車で旋回アームを牽引する従来のタイプとは異なり、スプロケットホイールとリング歯車との組み合わせは、駆動装置の駆動力を確実に旋回アームに伝達することができる。したがって、安定して汚泥掻き寄せ機を運転させることができる。
特に、本発明の第1の態様によれば、リング歯車は、スプロケットホイールが係合する回転自在な係合ローラを備えている。したがって、スプロケットホイールはリング歯車に滑らかに噛み合い、結果としてスプロケットホイールおよびリング歯車の摩耗を防止することができる。したがって、寿命の長い汚泥掻き寄せ機が実現される。
本発明の第2の態様によれば、リング歯車は、沈殿池の水面よりも上方に配置されているか、または沈殿池の水面上に配置されている。したがって、スプロケットホイールとリング歯車との間での汚泥の噛み込みがなく、結果としてスプロケットホイールおよびリング歯車の摩耗を防止することができる。したがって、寿命の長い汚泥掻き寄せ機が実現される。また、沈殿池から水を排出することなく、リング歯車のメンテナンスを行うことができる。したがって、汚泥掻き寄せ機の稼働率を上げることができる。さらに、沈殿池から水を排出することなく、リング歯車および/またはスプロケットホイールの状態を目視により容易に確認することができる。
本発明の一実施形態に係る汚泥掻き寄せ機の正面図である。 図1に示す掻き寄せ板及び旋回アームを上から見た図である。 リング歯車の一部を示す斜視図である。 リング歯車の一部を示す断面図である。 図1に示す汚泥掻き寄せ機の一部を示す図であり、駆動装置および動力伝達部を示す図である。 上側ガイドローラの斜視図である。 スプロケットホイールの平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る汚泥掻き寄せ機の正面図である。図1に示すように、汚泥掻き寄せ機1は、円形の沈殿池5の中に設置されている。汚泥掻き寄せ機1は、沈殿池5の水面の上方に配置された旋回アーム7と、旋回アーム7を回転させる駆動装置としてのモータ8と、旋回アーム7から沈殿池5内に吊り下げられた懸垂構造体9と、懸垂構造体9の下端に固定された取り付けフレーム(取り付け部材)10と、沈殿池5の底部に沈殿した汚泥を沈殿池5の中心に掻き寄せる複数の掻き寄せ板12とを備えている。旋回アーム7は、沈殿池5の半径方向に延び、かつ水平方向に延びている。掻き寄せ板12は、沈殿池5の底部からわずかに離間して取り付けフレーム10に取り付けられている。
図2は、図1に示す掻き寄せ板12及び旋回アーム7を上から見た図である。図2に示すように、各掻き寄せ板12は、その進行方向(旋回アーム7の長手方向に対して垂直な方向)に対して所定の角度だけ傾斜している。したがって、図2の矢印で示す方向に旋回アーム7が回転すると、掻き寄せ板12は池底上の汚泥を沈殿池5の中心に向かって掻き寄せる。
懸垂構造体9は、複数の懸垂棒から構成されたトラス構造体またはラーメン構造体であり、沈殿池5の水面よりも上方に延びている。旋回アーム7は、沈殿池5の中央に設けられた回転支持機構15に取り付けられている。この回転支持機構15は、図示しない軸受を備えており、旋回アーム7を回転自在に支持している。回転支持機構15は、沈殿池5の中央に設けられた支柱20の上端に載置されている。回転支持機構15に支持された旋回アーム7は、支柱20に対して回転可能となっている。
支柱20の下端には、汚水を沈殿池5に供給するための汚水流入管22が接続されている。支柱20の上部には汚水出口34が設けられている。支柱20の周囲には、支柱20の上部を取り囲むように円筒状のフィードウェル36が設けられている。フィードウェル36は支柱20と同軸状に配置されている。フィードウェル36の上端は旋回アーム7に固定されており、フィードウェル36は旋回アーム7と一体に回転するようになっている。汚水は、汚水流入管22を通って支柱20に供給され、汚水出口34からフィードウェル36内に導入される。さらに、汚水はフィードウェル36の下部と支柱20との間の隙間を通って沈殿池5内に流入する。
沈殿池5の底部の中央には環状のサンプ25が設けられており、掻き寄せ板12によって掻き寄せられた汚泥はサンプ25内に集められるようになっている。サンプ25には、掻き集められた汚泥を排出する汚泥引き抜き管26が接続されている。この汚泥引き抜き管26は、沈殿池5の底部の中央から支柱20に沿って水面よりも上方に延び、さらに沈殿池5の外側に延びている。特許文献1に記載のような従来の汚泥掻き寄せ機では、汚泥引き抜き管は沈殿池の下方に埋設されているため、汚泥引き抜き管の修理や交換は非常に困難である。この点、本実施形態の汚泥引き抜き管26は、地中に埋設されていないので、修理や交換が非常に簡単である。
サンプ25に溜まった汚泥は、汚泥引き抜き管26から引き抜かれる。サンプ25内にはサンプスクレーパ24が設けられている。このサンプスクレーパ24は、連結フレーム28を介してフィードウェル36に連結されており、サンプ25はフィードウェル36および旋回アーム7と一体に回転するようになっている。
沈殿池5の内周面には、汚泥から分離された上澄水を排出する排水トラフ41が設けられている。沈殿池5の水面に浮かぶスカムを掻き寄せるスカムブレードを旋回アーム7に固定してもよい。この場合、スカムは、スカムブレードによって沈殿池5の半径方向外側へ移動され、スカムボックス(図示しない)の中に投入される。
図2に示すように、旋回アーム7を囲むようにリング歯車51が設けられている。このリング歯車51は、沈殿池5の周壁5aに沿って延びている。旋回アーム7の両端は、自在継手49を介してリング歯車51に連結されており、旋回アーム7とリング歯車51は一体に回転するようになっている。図1に示すように、沈殿池5の周壁5aには、駆動装置としてのモータ8が固定されている。このモータ8の駆動軸にはスプロケットホイール60が固定されており、スプロケットホイール60はリング歯車51に噛み合っている。
図3はリング歯車51の一部を示す斜視図であり、図4はリング歯車51の一部を示す断面図であり、図5は図1に示す汚泥掻き寄せ機の一部を示す図である。図3に示すように、リング歯車51は、上側リング52と、下側リング53と、これら上側リング52と下側リング53とを連結する複数のピン54とを備えている。各ピン54は、上側リング52と下側リング53との間を延びる円柱状の支持ロッド54aと、この支持ロッド54aに回転自在に支持された円筒状の係合ローラ54bとを備えている。係合ローラ54bは、支持ロッド54aを中心として回転自在となっている。図5に示すように、係合ローラ54bはスプロケットホイール60と同じ高さに配置されており、スプロケットホイール60は係合ローラ54bに係合するようになっている。
上側リング52と下側リング53は、互いに平行かつ同心状に配置されている。ピン54の上端は上側リング52の下面に固定され、ピン54の下端は下側リング53の上面に固定されている。上側リング52と下側リング53は実質的に同じ直径を有しており、ピン54はこれら上側リング52と下側リング53の周方向に沿って等間隔に配置されている。
リング歯車51は、複数のベアリング機構63によって支持されている。これら複数のベアリング機構63は、リング歯車51の周方向に沿って等間隔に配列されている。なお、図5には、1つのベアリング機構63のみが描かれている。ベアリング機構63に支持されたリング歯車51は、その中心軸線まわりに回転自在となっている。各ベアリング機構63は、上側ガイドローラ64と下側ガイドローラ65とを備えている。上側ガイドローラ64および下側ガイドローラ65は、ブラケット68に固定された水平シャフト66にそれぞれ回転自在に支持されている。ブラケット68は、沈殿池5の周壁5aに固定されている。各水平シャフト66は、リング歯車51の半径方向に延びており、上側ガイドローラ64および下側ガイドローラ65は、リング歯車51の半径方向にかつ水平に延びる中心軸線まわりに回転可能となっている。
上側ガイドローラ64は、リング歯車51の上面(すなわち上側リング52の上面)に転がり接触し、リング歯車51を上から支持している。下側ガイドローラ65は、リング歯車51の下面(すなわち下側リング53の下面)に転がり接触し、リング歯車51を下から支持している。これら上側ガイドローラ64および下側ガイドローラ65は、リング歯車51の周方向に沿って等間隔で配置されている。
上側ガイドローラ64と下側ガイドローラ65は、実質的に同一の形状を有しているので、以下、上側ガイドローラ64について図6を参照して説明する。図6は上側ガイドローラ64の斜視図である。図6に示すように、上側ガイドローラ64は、円筒部71と、この円筒部71の内側端部に一体に形成されたフランジ72とを備えている。円筒部71は、リング歯車51の上面(すなわち上側リング52の上面)に転がり接触し、フランジ72はリング歯車51の側面(すなわち上側リング52の側面)に接触する。なお、フランジ72は、円筒部71の外側端部に設けてもよい。図示しないが、下側ガイドローラ65の円筒部はリング歯車51の下面(すなわち下側リング53の下面)に転がり接触し、下側ガイドローラ65のフランジはリング歯車51の側面(すなわち下側リング53の側面)に接触する。
このようにリング歯車51を挟むように配置された上側ガイドローラ64と下側ガイドローラ65は、リング歯車51の上下方向の移動および水平方向の移動を制限しつつ、リング歯車51を滑らかに回転させることができる。したがって、旋回アーム7および掻き寄せ板12の回転による汚泥の掻き寄せを安定して行うことができる。
図5に示すように、リング歯車51の下側リング53は、自在継手49を介して旋回アーム7の端部に接続されている。この自在継手49は、リング歯車51の半径方向(旋回アーム7の長手方向)に伸縮自在であり、かつリング歯車51と旋回アーム7との相対的な角度が自由に変化することを許容する構造を有している。このように構成された自由継手49は、旋回アーム7のたわみや汚泥負荷による旋回アーム7の変位がリング歯車51に伝わることを防止することができる。
図7は、スプロケットホイール60の平面図である。図7に示すように、スプロケットホイール60は、その半径方向に延びる複数の板状の歯60aを有している。モータ8がスプロケットホイール60を回転させると、スプロケットホイール60の歯60aがリング歯車51の係合ローラ54bに順次係合する。スプロケットホイール60とリング歯車51との係合を通じてモータ8のトルクがリング歯車51に伝達され、リング歯車51がその軸心まわりに回転する。リング歯車51は旋回アーム7の両端部を牽引し、これによって旋回アーム7、および懸垂構造体9を介して旋回アーム7に支持された掻き寄せ板12がリング歯車51とともに回転する。
掻き寄せ板12で沈殿池5の底上の汚泥を掻き寄せるためには、大きなトルクを必要とする。本実施形態では、旋回アーム7および掻き寄せ板12を回転させるための駆動源であるモータ8は、沈殿池5の周壁5aに設置されており、モータ8の駆動力は、互いに噛み合うスプロケットホイール60とリング歯車51を介して旋回アーム7に伝達される。沈殿池5の周壁5aに沿って延びるリング歯車51が旋回アーム7の両端部を牽引することで旋回アーム7を回転させるので、少ない駆動力で旋回アーム7および掻き寄せ板12を回転させることができる。また、台車で旋回アーム7を牽引する従来のタイプとは異なり、スプロケットホイール60とリング歯車51との組み合わせは、モータ8の駆動力を確実に旋回アーム7に伝達する。したがって、汚泥掻き寄せ機を安定して運転することができる。さらに、モータ8の位置が固定であるので、モータ8への給電システムをシンプルにすることができる。
リング歯車51は、スプロケットホイール60が係合する回転自在な係合ローラ54bを備えている。したがって、スプロケットホイール60はリング歯車51に滑らかに噛み合い、結果としてスプロケットホイール60およびリング歯車51の摩耗を防止することができる。したがって、寿命の長い汚泥掻き寄せ機が実現される。
モータ8、ベアリング機構63、スプロケットホイール60、およびリング歯車51は、水面よりも上方に配置されている。なお、リング歯車51は、水面上に位置してもよい。より具体的には、係合ローラ54bは水面よりも上方に位置し、下側リング53の下面は水面に接していてもよい。このような配置によれば、スプロケットホイール60とリング歯車51との間での汚泥の噛み込みがなく、結果としてスプロケットホイール60およびリング歯車51の摩耗を防止することができる。したがって、寿命の長い汚泥掻き寄せ機が実現される。また、沈殿池5から水を排出することなく、リング歯車51のメンテナンスを行うことができる。したがって、汚泥掻き寄せ機の稼働率を上げることができる。さらに、沈殿池5から水を排出することなく、リング歯車51および/またはスプロケットホイール60の状態を目視により容易に確認することができる。
次に、上述のように構成された汚泥掻き寄せ機の動作について説明する。
モータ8によりスプロケットホイール60を介してリング歯車51を回転させると、回転支持機構15を中心に旋回アーム7が図2に示す矢印方向に回転する。旋回アーム7が回転することで、懸垂構造体9及び掻き寄せ板12も回転する。
汚水は汚水流入管22およびフィードウェル36を通して沈殿池5内に供給される。フィードウェル36は汚水出口34から排出された汚水を整流する役割を持っている。掻き寄せ板12が図2の矢印方向に回転することで、池底上の汚泥は沈殿池5の中心方向にかき集められ、サンプ25内に溜まる。サンプスクレーパ24は旋回アーム7とともに回転するため、サンプスクレーパ24によりサンプ25内の汚泥の流動状態が維持される。サンプ25に溜まった汚泥は、汚泥引き抜き管26を通じて引き抜かれる。汚泥から分離された上澄水は、排水トラフ41から排出される。
懸垂構造体9は、沈殿池5内の汚泥を横切ることによってピケットフェンスの効果を発揮する。このピケットフェンスの効果(みずみち(水路)形成効果ともいう)とは、汚泥の濃縮性を高める効果である。すなわち、懸垂構造体9が沈殿池5内を進むと、沈殿池5内に堆積した汚泥は懸垂構造体9により切断され、鉛直方向に延びる水路が汚泥に形成される。汚泥の中には気泡が含まれているため、水路を通って気泡が抜ける。これにより、汚泥の濃縮性が高まる。懸垂構造体9を構成する複数の懸垂棒が重なって配置されると、懸垂棒のピケットフェンスの効果が薄れてしまう。そこで、懸垂構造体9がピケットフェンスの効果を発揮しうるように、懸垂構造体9を構成する複数の懸垂棒はその進行方向において正面から見て重ならないように配置されている。懸垂構造体9は水面よりも上方に延びているので、汚泥が水面付近まで堆積していても、懸垂構造体9は確実に汚泥を切断して水路を形成することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
1 汚泥掻き寄せ機
5 沈殿池
7 旋回アーム
8 モータ(駆動装置)
9 懸垂構造体
10 取り付けフレーム
12 掻き寄せ板
15 回転支持機構
20 支柱
22 汚水流入管
24 サンプスクレーパ
25 サンプ
26 汚泥引き抜き管
28 連結フレーム
34 汚水出口
36 フィードウェル
41 排水トラフ
49 自在継手
51 リング歯車
52 上側リング
53 下側リング
54 ピン
54a 支持ロッド
54b 係合ローラ
60 スプロケットホイール
63 ベアリング機構
64 上側ガイドローラ
65 下側ガイドローラ
66 水平シャフト
68 ブラケット
71 円筒部
72 フランジ

Claims (13)

  1. 沈殿池に設置される汚泥掻き寄せ機であって、
    前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せる掻き寄せ板と、
    前記掻き寄せ板を支持する旋回アームと、
    前記沈殿池の周壁に沿って延び、前記旋回アームが連結されたリング歯車と、
    前記リング歯車に噛み合うスプロケットホイールと、
    前記スプロケットホイールを回転させる駆動装置と、
    前記リング歯車を回転自在に支持する複数のベアリング機構とを備え、
    前記リング歯車は、上側リングおよび下側リングと、前記上側リングと前記下側リングとを連結し、その周方向に沿って配列された複数のピンを備え、
    前記ピンは、前記スプロケットホイールが係合する係合ローラと、前記係合ローラを回転自在に支持する支持ロッドとを備えており、
    前記スプロケットホイールは、前記係合ローラに順次係合することで前記リング歯車にトルクを伝達し、
    前記複数のベアリング機構は、前記上側リングの上面に転がり接触する複数の上側ガイドローラと、前記下側リングの下面に転がり接触する複数の下側ガイドローラと、を備えており、前記上側ガイドローラおよび前記下側ガイドローラは、前記リング歯車を挟むように配置されており、前記リング歯車の上下方向の移動および水平方向の移動を制限しつつ、前記リング歯車を回転自在に支持しており、
    前記リング歯車は、前記沈殿池の水面よりも上方に配置されているか、または前記沈殿池の水面上に配置されていることを特徴とする汚泥掻き寄せ機。
  2. 前記ピンは、前記沈殿池の水面よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の汚泥掻き寄せ機。
  3. 前記上側ガイドローラは、前記上側リングの上面に転がり接触する円筒部と、前記上側リングの側面に転がり接触するフランジを備え、
    前記下側ガイドローラは、前記下側リングの下面に転がり接触する円筒部と、前記下側リングの側面に転がり接触するフランジを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の汚泥掻き寄せ機。
  4. 前記旋回アームを前記リング歯車に連結する自在継手をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の汚泥掻き寄せ機。
  5. 前記自在継手は、前記リング歯車の半径方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の汚泥掻き寄せ機。
  6. 前記沈殿池の底部の中央から上方に延び、さらに前記沈殿池の外側に延びる汚泥引き抜き管をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の汚泥掻き寄せ機。
  7. 沈殿池に設置される汚泥掻き寄せ機であって、
    前記沈殿池内の汚泥を掻き寄せる掻き寄せ板と、
    前記掻き寄せ板を支持する旋回アームと、
    前記沈殿池の周壁に沿って延び、前記旋回アームが連結されたリング歯車と、
    前記リング歯車に噛み合うスプロケットホイールと、
    前記スプロケットホイールを回転させる駆動装置と、
    前記リング歯車を回転自在に支持する複数のベアリング機構とを備え、
    前記リング歯車は、上側リングおよび下側リングと、前記上側リングと前記下側リングとを連結し、その周方向に沿って配列された複数のピンを備え、
    前記スプロケットホイールは、前記ピンに順次係合することで前記リング歯車にトルクを伝達し、
    前記複数のベアリング機構は、前記上側リングの上面に転がり接触する複数の上側ガイドローラと、前記下側リングの下面に転がり接触する複数の下側ガイドローラと、を備えており、前記上側ガイドローラおよび前記下側ガイドローラは、前記リング歯車を挟むように配置されており、前記リング歯車の上下方向の移動および水平方向の移動を制限しつつ、前記リング歯車を回転自在に支持しており、
    前記リング歯車は、前記沈殿池の水面よりも上方に配置されているか、または前記沈殿池の水面上に配置されていることを特徴とする汚泥掻き寄せ機。
  8. 前記上側ガイドローラは、前記上側リングの上面に転がり接触する円筒部と、前記上側リングの側面に転がり接触するフランジを備え、
    前記下側ガイドローラは、前記下側リングの下面に転がり接触する円筒部と、前記下側リングの側面に転がり接触するフランジを備えることを特徴とする請求項7に記載の汚泥掻き寄せ機。
  9. 前記旋回アームを前記リング歯車に連結する自在継手をさらに備えたことを特徴とする請求項7または8に記載の汚泥掻き寄せ機。
  10. 前記自在継手は、前記リング歯車の半径方向に伸縮自在に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の汚泥掻き寄せ機。
  11. 前記沈殿池の底部の中央から上方に延び、さらに前記沈殿池の外側に延びる汚泥引き抜き管をさらに備えたことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の汚泥掻き寄せ機。
  12. 記ピンは、前記スプロケットホイールが係合する係合ローラと、前記係合ローラを回転自在に支持する支持ロッドとを備えていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一項に記載の汚泥掻き寄せ機。
  13. 前記旋回アームは、前記沈殿池の水面の上方に配置されており、
    前記汚泥掻き寄せ機は、前記旋回アームから前記沈殿池内に吊り下げられた、トラス構造体またはラーメン構造体からなる複数の懸垂構造体と、前記複数の懸垂構造体の下端に固定された取り付け部材をさらに備えており、
    前記掻き寄せ板は、前記取り付け部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の汚泥掻き寄せ機。
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