JP3005120U - シートシャッタ - Google Patents

シートシャッタ

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Publication number
JP3005120U
JP3005120U JP1994006737U JP673794U JP3005120U JP 3005120 U JP3005120 U JP 3005120U JP 1994006737 U JP1994006737 U JP 1994006737U JP 673794 U JP673794 U JP 673794U JP 3005120 U JP3005120 U JP 3005120U
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JP
Japan
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guide frame
seat
hollow body
seat door
soft plastic
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994006737U
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English (en)
Inventor
誠一 白川
Original Assignee
株式会社高藤化成
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートドアの補強ビームとシートドアの昇降
を案内するガイドフレームとの接触によって生じる騒音
及び相互摩滅を防ぐことにある。 【構成】 補強ビーム12を設けたシートドア10と、
シートドア10の昇降方向に沿って樹立したガイドフレ
ーム14とを備え、ガイドフレーム14には軟質プラス
チック製の中空体22を備えた緩衝パッド20を設け、
この中空体22が補強ビーム12の走行面に沿って延在
するようにした。緩衝パッド20は軟質プラスチック製
とし、略L字形断面を有する長杆体で形成し、中空体2
2を一体成型し、その屈曲部を挟む両辺の交角を直角よ
り僅かに小さな鋭角とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、調音、防音、防虫等のために、出入口に設置されて、屋内または室 内の空気と外気とを遮断するシャッタに係り、より詳しくは、ドアがシート状の 幕部材によって構成されるシートシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
商工業用建物、特に工場、倉庫等の出入口は、トラック、フォークリフト等が 頻繁に出入するので、高速で作動するシャッタ装置が用いられている。この種高 速作動シャッタ装置では、出入口の略全面を占める大きさのビニールシートに対 し、多数本のアルミニウム合金成型体からなる補強ビームを横設したシートドア が用いられ、このドアはガイドフレームに沿って上下動するようになっている。 この場合、ガイドフレームは、金属製中空柱を本体として、これにプラスチック 材料が纏着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種シートシャッタは高速で昇降するため、昇降作動に当たり激しく揺動し て、シートドアに取付けられた補強ビームがガイドフレームを頻打することにな るが、従来のこの種シートシャッタでは、ガイドフレームにプラスチック材が纏 着されているものの、これが平板状をなすため、補強ビームと接触する面に滑性 及び耐久性を与える上で有用であっても、補強ビームとガイドフレームとの衝撃 を緩和する働きを殆んど有しない。従って、補強ビームがガイドフレームを頻打 することによって大きな騒音を発生したり、頻繁な昇降によってガイドフレーム に纏着したプラスチック材が摩滅して金属表面を露呈させ、金属材から成る補強 ビームとの接触音がより大きな騒音を生ずるに至るといった問題点があった。
【0004】 本考案は、上記問題点を改善しようとするものであって、シートドアの昇降作 動時に発生する騒音を減少させるだけでなく、シャッタとしての耐用性を高めよ うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、ガイドフレームに軟質プラスチック製の中空体 を備えた緩衝パッドを設け、この中空体を補強ビームの走行面に沿って延在させ た。
【0006】 ガイドフレームに設けられる緩衝パッドとしては、略L字形の断面をもつ軟質 プラスチック製の杆状体の屈曲縁部の一側にある扁平面に、屈曲縁部と平行に、 中空部分を囲む突出した中空体を一体的に形成しておく。この場合、略L字型断 面を有する杆状体は、屈曲縁部を境とする両翼部分が互いに直角よりも僅かに小 さな鋭角をなすように成形することが、矩形断面をもつガイドフレームに対する 装着保持性を高めるのに役立つ。
【0007】 このような緩衝パッドをガイドフレームに装着するに際しては、中空体を有す る面とは反対側の屈曲面全体に予め粘着剤を塗布しておいて、屈曲縁部の内側を ガイドフレームの隅角部に当てがって接着してもよいが、常法により、ガイドフ レームに対してビス止めしてもよい。
【0008】
【作用】
シートドアと対面する軟質プラスチック製の中空体は、軟質プラスチックに固 有の弾性と中空体内の空気による抗圧弾性とが相俟って、補強ビームとガイドフ レームとの衝撃を緩和し、消音するように働く。
【0009】 直角より僅かに小さな鋭角に屈曲した略L字形断面の軟質プラスチック成型体 から成る緩衝パッドは、屈曲縁部の内側をガイドフレームの隅角部に押し当てた とき、屈曲縁部を挟む2辺がガイドフレームの互いに隣設する2辺の各面に密接 するように働く。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を図面に示した好ましい実例によって説明する。図1において 、符号10はシートドアで、例えばポリエステルメッシュ基布に塩化ビニルフィ ルムを一体貼着してアクリルコーティングしたものである。12はアルミニウム 合金成型体でなる補強ビームで、この場合、相互にシートドア10を挟んでねじ 16で締結されている。14はガイドフレームで、金属製中空柱をなし、通常は 、その表面を覆ってプラスチック材を纏着してある。20は緩衝パッドで、1条 の中空体22を備え、補強ビーム12の走行面に沿って延設されている。26は 緩衝パッド20を取付けているねじ、28は、この取付けの為のねじ孔穿設位置 ガイドラインである。
【0011】 図2を参照して、緩衝パッド20は、軟質塩化ビニルを材料として、中空体2 2を一体に成型し、断面が略L字形をなす屈曲した杆状体をなしている。
【0012】 この際、L字形の成型体は屈曲縁部21を挟む屈曲角を90°より僅かに小さ な80°程度としてある。
【0013】 なお、この実施例における緩衝パッド20は、中空体22を1条設けたものと しているが、これに代わる実例として、図3に示すように中空体24を2条設け たものとしてもよいし、また必要により多条構成したものとすることができる。 この他、図中23は、中空体22の内部空間である。
【0014】
【考案の効果】
本考案のシートシャッタによれば、緩衝パッド20に一体成型された軟質プラ スチック製の中空体22または24によって、シートドア10の補強ビーム12 とガイドフレーム14との衝撃が緩和されるので、シートドア10が高速で昇降 するときに激しく揺動し、補強ビーム12によってガイドフレーム14が頻打さ れても、騒音は極めて小さく、騒音公害を防ぎ、環境保全に寄与すること多大で ある。
【0015】 また補強ビーム10が直接ガイドフレーム14と接触しないので、これら両者 間の摩滅を伴なわず、シャッタとしての耐用性を高め得る。
【0016】 なお、緩衝パッド20を略L字形断面とし、その屈曲角が直角より僅かに小さ な鋭角をもって軟質プラスチック成型体としたので、屈曲縁部21の内側をガイ ドフレーム14の外側隅角部に押し当てながら一辺をガイドフレーム14に接着 したり、ねじ止めするだけで、他辺もガイドフレーム14に密接することになり 、緩衝パッド20の取付け作業効率を大幅に向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシートシャッタの実施例を示す一部破
断斜視図。
【図2】本考案における緩衝パッドの一部を示す一部破
断斜視図。
【図3】本考案における緩衝パッドの変形例を示す一部
破断斜視図。
【符号の説明】
10 シートドア 12 補強ビーム 14 ガイドフレーム 20 緩衝パッド 22 中空体
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 9/58 800 E06B 9/20 B

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強ビーム12を適宜の上下間隔で横方
    向に設けたシートドア10と、 シートドア10の昇降方向に沿ってこれを案内する位置
    に樹立したガイドフレーム14とを備え、 ガイドフレーム14には、軟質プラスチック製中空体2
    2を有する緩衝パッド20を取付け、 シートドア10の昇降とともに走行する補強ビーム12
    と対抗する面に沿って、緩衝パッド20の軟質プラスチ
    ック製中空体22を延在させたことを特徴とすシートシ
    ャッタ。
  2. 【請求項2】 補強ビーム12を適宜の上下間隔で横方
    向に設けたシートドア10と、 シートドア10の昇降方向に沿ってこれを案内する位置
    に樹立したガイドフレーム14とを備え、 ガイドフレーム14には、 断面略L字形をなし、且つ屈曲による各辺の交差角度を
    直角より僅かに小さな鋭角とした長杆体から成り、而も
    中空体22を一体成型した軟質プラスチック製の緩衝パ
    ッド20を取付け、 シートドア10の昇降とともに走行する補強ビーム12
    と対抗する面に沿って、緩衝パッド20の中空体22を
    延在させたことを特徴とすシートシャッタ。
JP1994006737U 1994-06-10 1994-06-10 シートシャッタ Expired - Lifetime JP3005120U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010248717A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 World Kogyo Kk シートシャッター

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