JP3004949U - 清掃用ポリッシャーの飛散防止カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 清掃用ポリッシャーの下部に巻装すること
で、汚水の周りへの飛散を防止でき、巾木等の損傷を防
止できる、安価で、装着の容易な清掃用ポリッシャーの
飛散防止カバーを提供する。 【構成】 清掃用ポリッシャーの円盤状の本体下部と、
該本体下部の下方の床面までの外周に巻装し、該本体下
部外周の長さよりやや長く、上記清掃用ポリッシャーの
アームの付け根を含む付属物の当接する部分に、該付属
物に適合する切れ込みを有する可撓性透明樹脂製の帯を
設け、該帯の両端に、該帯の両端同志を着脱するベルベ
ットファスナーを設け、該帯の上縁付近の複数箇所に、
該帯を上記本体下部に掛止する突起を適宜間隔で設けた
清掃用ポリッシャーの飛散防止カバー。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、床面を清掃する清掃用ポリッシャーからの汚水飛散の防止と、該 清掃用ポリッシャーの接触による巾木、備品、壁等の損傷防止のための清掃用ポ リッシャーの飛散防止カバーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、清掃用ポリッシャーで床面を清掃する場合は、洗剤を塗布した上で清掃 を行うので、ポリッシャーのブラシ、回転する台（パット台）等の高速回転によ り、洗浄汚水が周りに飛散し、周りのものが汚れることが多かった。また、パッ ト台が室内の巾木、備品等に接触し、これらを傷つけることがしばしばあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、上記欠点を除去するためなされたものであり、清掃用ポリッシャ ーの下部に巻装することで、汚水の周りへの飛散を防止でき、巾木等の損傷を防 止できる、安価で、装着の容易な清掃用ポリッシャーの飛散防止カバーを提供す ることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案の清掃用ポリッシャーの飛散防止カバーは、清掃用ポリッシャーの円 盤状の本体下部と、該本体下部の下方の床面までの外周に巻装し、該本体下部外 周の長さよりやや長く、上記清掃用ポリッシャーのアームの付け根を含む付属物 の当接する部分に、該付属物に適合する切れ込みを有する可撓性透明樹脂製の帯 を設け、該帯の両端に、該帯の両端同志を着脱するベルベットファスナーを設け 、該帯の上縁付近の複数箇所に、該帯を上記本体下部に掛止する突起を適宜間隔 で設けた清掃用ポリッシャーの飛散防止カバーである。

【０００５】

【作用】 上記構成による清掃用ポリッシャーの飛散防止カバーにおいては、清掃用ポリ ッシャーの円盤状の本体下部外周に、アームの付け根等の付属物に対する切れ込 みを、これらの付属物に当接させるようにして巻装し、ベルベットファスナーで 端部同志を接着すると、上縁付近の複数の突起が、上記本体下部の外に張り出し た部分に引っ掛かり、装着が完了する。

【０００６】 装着後、清掃用ポリッシャーの使用中では、ブラシや、パット台等により飛ば された汚れが、カバーの内面にぶつかって、外部へ飛散することを防止できる。 また、清掃中に巾木等に接近しても、パット台に直接当たらず、カバーが当接す るので、巾木等が損傷することを防止できる。使用後の取り外しは、ベルベット ファスナーによって接着された両端を離脱させるだけなので簡単である。

【０００７】

【実施例】

この考案の一実施例を図面を参照して説明する。図１は、本考案の飛散防止カ バーを装着した状態の清掃用ポリッシャーを示す斜視図であり、図２は、飛散防 止カバーのみを示す斜視図であり、図３は、飛散防止カバーの展開図である。

【０００８】 厚さ２ｍｍ程度のビニール等の透明樹脂シート製で、幅が１０ｃｍ〜２０ｃｍ 程度で、長さが清掃用ポリッシャーの本体下部外周の長さよりやや長い帯からな る飛散防止カバー（１）であり、清掃用ポリッシャー（２）のアーム（３）の付 け根（３ａ）や車輪（４）の付け根（４ａ）等に当接する部分に、これらに適合 する切れ込み（５）を設け、また、両端にベルベットファスナー（６）を設けて ある。

【０００９】 飛散防止カバー（１）の上縁付近には適宜間隔に複数の小孔（７）が穿設して あり、巻装する際には、アルミリベット（８）を小孔（７）に外側から差し込み 、接着テープ等で固定することによって突起を形成し、清掃用ポリッシャー（２ ）の下部の外に張り出した部分（９）にこの突起を引っかけて保持させる。

【００１０】 この突起は、アルミリベット（８）に限定するわけではなく、樹脂のやや硬い ものを飛散防止カバー（１）の上縁に連続して設けても良い。

【００１１】 上記切れ込み（５）は、アームの付け根等の形状に従って設ければ良く、図示 した形状に限定するものではない。

【００１２】

【考案の効果】

この考案によると、清掃用ポリッシャーの本体下部と、本体下部の下方の床面 までの外周をカバーするため、洗浄汚水等が周りへ飛散することを防止できる。 また、ブラシやパット台等が巾木等に直接当たることを防止でき、巾木等が損傷 することを防止できる。透明なため、内部のブラシ等の動きを見ながら作業でき る。がっちり本体に嵌め付けるわけではないので、取り付けるブラシやパット台 の種類による本体の床からの高さの変化にも対応できる。安価で誰にでも容易に 装着できる等極めて有益な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を装着した清掃用ポリッシ
ャーの斜視図である。

【図２】この考案の一実施例の斜視図である。

【図３】この考案の一実施例の展開図である。

【符号の説明】

１ 飛散防止カバー ２ 清掃用ポリッシャー ３ アーム ３ａ アームの付け根 ４ 車輪 ４ａ 車輪の付け根 ５ 切れ込み ６ ベルベットファスナー ７ 小孔 ８ アルミリベット ９ 外に張り出した部分

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 清掃用ポリッシャーの円盤状の本体下部
   と、該本体下部の下方の床面までの外周に巻装し、該本
   体下部外周の長さよりやや長く、上記清掃用ポリッシャ
   ーのアームの付け根を含む付属物の当接する部分に、該
   付属物に適合する切れ込みを有する可撓性透明樹脂製の
   帯を設け、該帯の両端に、該帯の両端同志を着脱するベ
   ルベットファスナーを設け、該帯の上縁付近の複数箇所
   に、該帯を上記本体下部に掛止する突起を適宜間隔で設
   けたことを特徴とする清掃用ポリッシャーの飛散防止カ
   バー。