JP3004636U - 音の出るはさみ - Google Patents

音の出るはさみ

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Publication number
JP3004636U
JP3004636U JP1994007096U JP709694U JP3004636U JP 3004636 U JP3004636 U JP 3004636U JP 1994007096 U JP1994007096 U JP 1994007096U JP 709694 U JP709694 U JP 709694U JP 3004636 U JP3004636 U JP 3004636U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scissors
sound
switch
battery
integrated circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994007096U
Other languages
English (en)
Inventor
俊之 渡辺
大次郎 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Co Ltd
Original Assignee
Tomy Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 裁断する際に心地良いあるいは興味深い音声
を発することが可能なはさみを提供する。 【構成】 バッテリと、常開のスイッチと、このリーフ
スイッチが閉成された時に前記バッテリによって駆動さ
れて発音信号を生成する半導体集積回路と、この半導体
集積回路からの発音信号に基づいて所定の音声を出力す
る音声出力部とを有し、前記バッテリ、前記半導体集積
回路および前記音声出力部は、はさみの支軸付近に設け
られたケース内に収納され、前記スイッチは、はさみの
一方のハンドル内に組み込まれ、他方のハンドルには、
はさみを閉じた時に前記スイッチを閉成させる突子が設
けられていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、はさみに関するもので、特に、布や紙等を裁断する際に音を発する はさみに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
布や紙等の裁断には、通常、はさみが用いられているが、従来のはさみは、物 を裁断するのに最低限度必要な部品のみから構成されているのが普通であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、物を裁断する場合、ブレード同士が擦れ合う音や、紙や布の裁断音 が生じるが、人によっては、これらの音は不快と感じる場合もある。また、一方 で、手先の動作が未発達な子供達にとっては、思うようにはさみを使いこなせな いので、裁断することが自体が億劫となりがちである。
【0004】 本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、裁断する際に心地良いあるいは興 味深い音声を発することが可能なはさみを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の音の出るはさみは、バッテリと、常開のスイッチと、このスイ ッチが閉成された時に前記バッテリによって駆動されて発音信号を生成する半導 体集積回路と、この半導体集積回路からの発音信号に基づいて所定の音声を出力 する音声出力部とを有し、前記バッテリ、前記半導体集積回路および前記音声出 力部は、はさみの支軸付近に設けられたケース内に収納され、前記スイッチは、 はさみの一方のハンドル内に組み込まれ、他方のハンドルには、はさみを閉じた 時に前記スイッチを閉成させる当て部が設けられていることを特徴とするもので ある。
【0006】 請求項2記載の音の出るはさみは、請求項1記載の音の出るはさみにおいて、 前記音声出力部は圧電ブザーから構成されていることを特徴とするものである。
【0007】 請求項3記載の音の出るはさみは、請求項1記載の音の出るはさみにおいて、 前記音声出力部は圧電スピーカから構成されていることを特徴とするものである 。
【0008】
【作用】
請求項1または請求項2記載の音の出るはさみによれば、物を裁断するにあた り、はさみを閉じた時に所定の音声が発せられる。したがって、そのはさみの利 用者は裁断を視覚的のみならず聴覚的にも楽しむことができる。また、その音に よって、ブレード同士が擦れ合う音や、紙や布の裁断音等の不快な音がかき消さ れることになる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づいて、本考案の実施例に係る音の出るはさみについて説明す る。
【0010】 図1には第1の実施例の音の出るはさみが示されている。この音の出るはさみ 1は金属製の一対のブレード2,3を有し、このブレード2,3は支軸4によっ て開閉自在に連結されている。ブレード2,3の外面には、それぞれ、プラスチ ック製のブレードカバー5a,5bによって覆われている。また、ブレード2, 3の支軸4の外面は、それぞれ、円筒ケース片7a,7bによって覆われている 。この円筒ケース7a,7bは、それぞれ、前記ブレードカバー5a,5bと一 体的に構成されている。さらに、ブレード2の基端部はハンドル片10a,10 bによって挟持され、また、ブレード3の基端部はハンドル片12a,12bに よって挟持されている。これらハンドル片はプラスチック製となっており、これ らのうちハンドル片10aは円筒ケース7aと一体的に構成され、また、ハンド ル片12bは円筒ケース7bと一体的に構成されている。また、ハンドル片10 b,12aは、それぞれ、円筒ケース7b,7aの外周面に対して摺動可能に構 成されている。
【0011】 ここで、ハンドル片10bの外面には図1および図4図に示すようにバッテリ 受け14が付設され、このバッテリ受け14にはボタン形電池(バッテリ)15 ,15がセット可能となっている。また、バッテリ受け14にはスライド式の蓋 16が取り付けられるようになっている。また、ハンドル片10a,10bによ って構成されるハンドル10には常開のリーフスイッチSWが設置され、一方、 ハンドル片12a,12bによって構成されるハンドル12には突子17が付設 されている。この突子17ははさみ1を閉じたときに、前記ハンドル片10の開 口10cを通じて前記リーフスイッチSWの一方の接点を押し、そのリーフスイ ッチSWを閉成させる働きをする。
【0012】 また、円筒ケース片7a,7bによって構成される円筒ケース7の天板7cに は、放音孔7dが設けられている。また、円筒ケース7内には図5に示すIC( 半導体集積回路)やその周辺部品が付設された基板19が設置されるとともに、 当該IC等に接続された圧電ブザー20が設置されている。
【0013】 図5にははさみ1の回路構成図が示されている。この回路構成図を用いて本実 施例のはさみ1の作用を説明すれば、はさみ1を開いた状態ではボタン電池15 ,15によってA点の電位はハイレベルとなっている。そして、はさみ1を閉じ るとリーフスイッチSWが閉成し、A点の電位はローレベルとなり、そのローレ ベルの信号がICに入る。すると、ICによって当初ハイレベルであったB点の 電位はローレベルとなり、このローレベルの信号(発音信号)によって圧電ブザ ー20に電流が流れ、圧電ブザー20から所定の音声が発しられる。一方、はさ み1を開いたときには、A点およびB点の電位はハイレベルとなっているので、 圧電ブザー20には電流が流れず、圧電ブザー20から音声は発せられない。
【0014】 このように構成された音の出るはさみによれば、はさみ1を開閉動作させる毎 に圧電スピーカ20から音が発せられるので、裁断を視覚的のみならず聴覚的に 楽しめることになり、物作りの楽しみが倍増することになる。また、その音によ って、ブレード同士が擦れ合う音や、紙や布の裁断音等の不快な音がかき消され ることになる。なお、ICを用いているので、はさみ1の開閉速度に関係なく、 所定の音声を確実に発しさせることが可能となる。また、はさみ1が閉じた状態 、つまり、リーフスイッチSWが閉成された状態が保持されても、ICによって 、1サイクルが終わった後、自動的にOFFになり、次にはさみ1が開かれて初 めて起動するようにすることで、はさみ1を閉じた状態で収納されても電流が流 れず発音しないようにすることも可能である。
【0015】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限定さ れず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0016】 例えば、前記実施例では、音声出力部を圧電ブザー20としたが、圧電ブザー 20の代わりに圧電スピーカを用い、音声合成LSI(半導体集積回路)で生成 した音声信号に基づいて当該圧電スピーカから所定の音を発しさせるようにして も良い。また、その場合、所定の曲のメロディを1音ずつ発しさせるようにして も良い。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、バッテリと、常開のスイッチと、このスイッチが閉成された 時に前記バッテリによって駆動されて発音信号を生成する半導体集積回路と、こ の半導体集積回路からの発音信号に基づいて所定の音声を出力する音声出力部と を有し、前記バッテリ、前記ICおよび前記音声出力部は、はさみの支軸付近に 設けられたケース内に収納され、前記スイッチは、はさみの一方のハンドル内に 組み込まれ、他方のハンドルには、はさみを閉じた時に前記スイッチを閉成させ る当て部が設けられているので、裁断を視覚的のみならず聴覚的にも楽しめるこ とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の音の出るはさみの斜視図であ
る。
【図2】音の出るはさみの平面図である。
【図3】音の出るはさみの側面図である。
【図4】音の出るはさみの裏面図である。
【図5】音の出るはさみの回路構成図である。
【符号の説明】
1 はさみ 2,3 ブレード 15 電池(バッテリ) 17 突子 20 圧電ブザー(音声出力部) SW リーフスイッチ IC 半導体集積回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリと、常開のスイッチと、このリ
    ーフスイッチが閉成された時に前記バッテリによって駆
    動されて発音信号を生成する半導体集積回路と、この半
    導体集積回路からの発音信号に基づいて所定の音声を出
    力する音声出力部とを有し、前記バッテリ、前記半導体
    集積回路および前記音声出力部は、はさみの支軸付近に
    設けられたケース内に収納され、前記スイッチは、はさ
    みの一方のハンドル内に組み込まれ、他方のハンドルに
    は、はさみを閉じた時に前記スイッチを閉成させる突子
    が設けられていることを特徴とする音の出るはさみ。
  2. 【請求項2】 前記音声出力部は圧電ブザーから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の音の出るはさ
    み。
  3. 【請求項3】 前記音声出力部は圧電スピーカから構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の音の出るは
    さみ。
JP1994007096U 1994-05-25 1994-05-25 音の出るはさみ Expired - Lifetime JP3004636U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210983U (ja) * 1988-07-04 1990-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210983U (ja) * 1988-07-04 1990-01-24

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