JP3004543U - 塗装ブ−ス用床板 - Google Patents
塗装ブ−ス用床板Info
- Publication number
- JP3004543U JP3004543U JP1994007091U JP709194U JP3004543U JP 3004543 U JP3004543 U JP 3004543U JP 1994007091 U JP1994007091 U JP 1994007091U JP 709194 U JP709194 U JP 709194U JP 3004543 U JP3004543 U JP 3004543U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor plate
- coating chamber
- exhaust
- coating
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、塗装室内底面より一定の高さを保
持しながら傾動自在とされる床板を提供することを目的
とするものである。 【構成】 本考案は、塗装室本体1の底面7の略中央に
支持部8を立設し、同支持部8に床板9を傾動自在な状
態で枢支し、作動用シリンダ−10によって一定の高さ
を保持した状態で傾動自在とし、底面7と床板9との間
に排気用空間部12を形成した構成とするものである。
持しながら傾動自在とされる床板を提供することを目的
とするものである。 【構成】 本考案は、塗装室本体1の底面7の略中央に
支持部8を立設し、同支持部8に床板9を傾動自在な状
態で枢支し、作動用シリンダ−10によって一定の高さ
を保持した状態で傾動自在とし、底面7と床板9との間
に排気用空間部12を形成した構成とするものである。
Description
【0001】
本考案は、自動車整備工場などに設置される塗装室内の床板に関するものであ る。
【0002】
従来より自動車整備工場などに設置される車両の塗装室は、図6に示すように 、塗装室aの床板bはスノコ状に排気溝cが貫設され、その床板bの下部に排気 用空間部dが設けられている。そして上記塗装室aの天井内にはファンeが設け られ、同ファンeによって空気室fより空気が塗装室a内に送出され、有害な塗 装粒子と共に排気用空間部dより排気装置gによって有害な物質が濾過されなが ら屋外に排気される構成とされるものである。
【0003】
しかしながら上記構成の塗装室では、床板の下部に排気用空間部を設けなけれ ばならず、その為に地面下の土木作業を必要とし、塗装室の設置に非常な手間と 建設コスト高となるなどの問題を生じていた。 そこで本考案では上記問題点を解消するために、塗装室内底面より一定の高さ を保持しながら傾動自在とされる床板を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案の上記目的は次の如き構成の床板によって達成できる。即ちその要旨は 塗装室本体の上部には、該塗装室本体内と連通状とされる送気室が形成され、か つ上記塗装室本体の下部側には、該塗装室本体外に設置された排気装置と連通状 の排気穴が開口された塗装ブ−スにおいて、塗装室本体の底面の略中央に支持部 を立設せしめ、該支持部に床板を傾動自在な状態で枢支せしめ、上記床板の一端 側と底面との間に、傾動用シリンダ−を連結せしめ、、上記床板に多数の排気溝 を貫設すると共に、該床板と底面との間に排気用空間部を形成せしめたことを特 徴とする塗装ブ−ス用床板である。
【0005】
本考案では、図3に示すように、車両Aを塗装室本体1内に搬入する場合には 、床板9を傾動用シリンダ−10によって上記塗装室本体1の入口側に傾動させ 、車両Aの搬入を行う。そして図4に示すように車両Aの搬入後に、図5に示す ように、傾動用シリンダ−10によって床板9を水平な状態で保持し、車両Aの 塗装作業を行うものである。 従って排気は、床板9と底面7との間に形成される排気用空間部12を通じて 屋外に排出される構成となる。
【0006】
以下本考案に係る塗装ブ−ス用床板を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳 述する。 図1に示すように、塗装室本体1の上部には、送気室2が設けられ、送気ファ ン3、3、・・によって上記塗装室本体1内への送気が行われる構成とするもの である。 そして上記塗装室本体1外には、排気装置4が設置され、この排気装置4によ って塗装室本体1の下部側面に開口された排気穴5と連通状に連結され、排気フ ァン6によって有害物質を除去しながら屋外に排気される構成とするものである 。
【0007】 そこで上記塗装室本体1内の底面7の略中央に、支持部8を立設し、同支持部 8に床板9の中央部分を左右傾動自在な状態で枢支するものである。 更に上記床板9の一端側と底面7との間に、傾動用シリンダ−10を連結する ものである。 従って図2に示すように、傾動用シリンダ−10の伸縮により床板9を一定の 高さに保持した状態で傾動自在な機構とするものであり、又上記床板9面には多 数の排気溝11が貫設されると共に、床板9と底面7との間に、排気用空間部1 2が形成されることとなる。 なお上記傾動用シリンダ−10は、油圧、あるいは空気、水圧、電気などの圧 力によって伸縮する機構とするものである。
【0008】
以上述べて来た如く本考案によれば、従来のように土木作業による排気用空間 部の設置作業が不要となり、工期が非常に短縮できると共に、工事コストの低減 が図れるものである。
【図1】本考案の概要を示す説明図である。
【図2】本考案の床板の傾動状態を示す説明図である。
【図3】本考案の使用状態を示す説明図である。
【図4】本考案の使用状態を示す説明図である。
【図5】本考案の使用状態を示す説明図である。
【図6】従来の説明図である。
1 塗装室本体 2 送気室 4 排気装置 9 床板 10 傾動用シリンダ− 12 排気用空間部
Claims (1)
- 【請求項1】 塗装室本体の上部には、該塗装室本体内
と連通状とされる送気室が形成され、かつ上記塗装室本
体の下部側には、該塗装室本体外に設置された排気装置
と連通状の排気穴が開口された塗装ブ−スにおいて、塗
装室本体の底面の略中央に支持部を立設せしめ、該支持
部に床板を傾動自在な状態で枢支せしめ、上記床板の一
端側と底面との間に、傾動用シリンダ−を連結せし
め、、上記床板に多数の排気溝を貫設すると共に、該床
板と底面との間に排気用空間部を形成せしめたことを特
徴とする塗装ブ−ス用床板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007091U JP3004543U (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 塗装ブ−ス用床板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007091U JP3004543U (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 塗装ブ−ス用床板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004543U true JP3004543U (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=43140466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994007091U Expired - Lifetime JP3004543U (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 塗装ブ−ス用床板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004543U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835974B2 (ja) * | 1979-10-12 | 1983-08-05 | 宇部興産株式会社 | アクロレインまたはメタクロレインの製造方法 |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP1994007091U patent/JP3004543U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835974B2 (ja) * | 1979-10-12 | 1983-08-05 | 宇部興産株式会社 | アクロレインまたはメタクロレインの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3004543U (ja) | 塗装ブ−ス用床板 | |
US11541547B2 (en) | Vacuum lifting system | |
JPH0387503A (ja) | 蒸気化ボイラを備えた蒸気発生装置の組立て方法 | |
JPH0194163A (ja) | 板状資材の取付装置 | |
KR102199834B1 (ko) | 도장 시스템 | |
KR100314526B1 (ko) | 자동차 도장실의 에어공급 조절장치 | |
JPH0351000Y2 (ja) | ||
JPH0751956Y2 (ja) | 多機能リフト | |
CN219175744U (zh) | 蜂巢窗口地板单元 | |
SU1488687A1 (ru) | Устройство для вентиляции кабин мостового крана | |
KR20210063815A (ko) | 차량용 리프트 에어컨디셔너 | |
JP2601845Y2 (ja) | 作業用コンテナ装置 | |
JPH0751140Y2 (ja) | フィルタ支持構造 | |
JPH07166634A (ja) | システム天井とその施工法 | |
JPS5926189Y2 (ja) | 埋込形換気扇 | |
CA2346568A1 (en) | Control means for a lifting platform | |
JPH0540848Y2 (ja) | ||
JPH0817980B2 (ja) | 給気付塗装ブース | |
JPH07317196A (ja) | 天井の施工方法 | |
JPH06239596A (ja) | 広域作業足場装置 | |
JP3077273U (ja) | 油圧エレベータ装置 | |
JPH0636894B2 (ja) | 給気付塗装ブ−ス | |
JPH08246659A (ja) | 足 場 | |
JPH0350181B2 (ja) | ||
KR0127405Y1 (ko) | 이동식 동력분무기 |