JP3004384U - ヘアドライヤ - Google Patents
ヘアドライヤInfo
- Publication number
- JP3004384U JP3004384U JP1994005481U JP548194U JP3004384U JP 3004384 U JP3004384 U JP 3004384U JP 1994005481 U JP1994005481 U JP 1994005481U JP 548194 U JP548194 U JP 548194U JP 3004384 U JP3004384 U JP 3004384U
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- JP
- Japan
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- air
- cold air
- dryer
- cold
- grip
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘアドライヤでは、1つの吹出口を温風と冷
風との放出用に兼用しているが、温風と冷風との迅速な
切り換えが、その残在熱の影響によってできにくい。温
風と冷風との切替えを迅速確実に行いたい。 【構成】 ヘアドライヤのグリップ部2を、冷風用にす
る。即ち、グリップの内部に冷風用ファンを設け、グリ
ップの端部に吹出口を設け、冷風時には冷風ファンを回
転させ吹出口から冷風を吹き出させる。
風との放出用に兼用しているが、温風と冷風との迅速な
切り換えが、その残在熱の影響によってできにくい。温
風と冷風との切替えを迅速確実に行いたい。 【構成】 ヘアドライヤのグリップ部2を、冷風用にす
る。即ち、グリップの内部に冷風用ファンを設け、グリ
ップの端部に吹出口を設け、冷風時には冷風ファンを回
転させ吹出口から冷風を吹き出させる。
Description
【0001】
本考案は、整髪やパーマ等に使用するヘアドライヤに関する。
【0002】
従来のヘアドライヤは、温風と冷風兼用の吹出口を持ち、グリップ部の周囲に 設けた、温風切替スイッチ、冷風切替スイッチの操作によって温風、冷風の切替 えを行う。グリップ部の内部からは、商用電源用の電気コードが外部へ引き出さ れている。
【0003】
温風と冷風とを1つの吹出口で兼用しているため、温風から冷風への切替えた 直後にあっては温風が余熱として残り、迅速な冷風への切替えが事実上できなか った。逆に冷風から温風への切替え直後にあっても、急激な温風化を達成できな かった。更に、温風→冷風→温風…の如く交互に温風と冷風との使用による整髪 法があるが、この整髪法をスピーディに達成できなかった。
【0004】 本考案の目的は、1つの吹出口で温風と冷風とを兼用するやり方を改めて別々 の吹出口を設けて温風と冷風との分離を機構的にはかるヘアドライヤを提供する ものである。
【0005】
本考案は、一方の端部に温風吹出口、他方の端部に吸込口とを有する中空な略 筒状体と、その中空内部に設けられ、上記空気吸込口からの空気を温風化して上 記温風吹出口から放出させるための温風切替手段と、より成るドライヤ部と、こ のドライヤ部を支持すると共に、空気吸込口及び端部に設けた冷風放出口を持ち 、この吸込口からの空気を上記冷風放出口から放風させるための放風手段を、そ の内部の空洞部に持つグリップ部と、ドライヤ部又はグリップ部の外周に設けた 、上記温風駆動手段制御用の温風切替スイッチ及び上記放風手段用の冷風切替ス イッチと、より成るヘアドライヤを開示する。
【0006】 本考案は、熱源とモータとファンとを内蔵し、空気吸込口からの空気を温風吹 出口から放出するドライヤ部と、このドライヤ本体部を支持すると共に、側面部 に上記温風の制御を行う温風切替スイッチ・冷風の制御を行う冷風切替スイッチ を持つグリップ部と、を備えると共に、グリップ部には、上記冷風切替スイッチ と電気的に接続されている内蔵冷風用ファンと、この冷風用ファンからの冷風を 放出する冷風吹出口と、を備えてなるヘアドライヤを開示する。
【0007】 更に本考案は、グリップ部とドライヤ部との支持部分には、ドライヤ部の空気 吸込口からの空気をグリップ部内部に取り込む開口部を備えて、この開口部から の空気を上記内蔵冷風ファンは冷風として冷風吹出口から放出するようにしたヘ アドライヤを開示する。
【0008】 更に本考案は、グリップ部の周囲には空気吸込口が設けられ、この空気吸込口 からの空気を上記内蔵冷風ファンは冷風として冷風吹出口から放出するようにし たヘアドライヤを開示する。
【0009】
本考案によれば、ドライヤ部の吹出口は温風用にのみ使用され、グリップ部の 吹出口は冷風用にのみ使用される。 更に本考案によれば、グリップ部に冷風用の吹出口を設けたが故に、グリップ 部が本来の人間の手による持つ部分としての機能の他に、冷風放出手段としても 利用できるため、それ程の複雑な構造の追加なしに、2つの吹出口による温風と 冷風との分離をはかれる。
【0010】
図1は本考案のヘアドライヤの実施例図である。図のヘアドライヤは、ドライ ヤ部1とグリップ部2により成る。ドライヤ部1とグリップ部2とは支持部4で 固定結合(ネジ止めや嵌合、接着等の手段)している。ドライヤ部1は、外形円 筒部10と、その両端部に設けた温風用吸込口11、温風吹出口12とより成り 、外部電源用のコンセントプラグ3が電気コードで結合されている(内部電池式 でも可)。外形円筒部10内には、熱源(例えばヒータ)、ファン、ファン駆動 用モータなど温風駆動手段が内蔵されている。温風吹出口12は、スリット形状 であり、これは円筒部10から取りはずし自在にしてある。取りはずすと、円筒 部10の端部の大きさに応じた温風吹出口により、通常の絞らない温風吹出しを 行う。
【0011】 グリップ部2は、手で握ってドライヤ部を支えるものであり、手で握りやすい 形状になっている。例えば全体が略円筒形状であるとか、中央部が握りやすく若 干へこんでいるとか種々の形状をなす。実施例では略円筒状の例を示す。略円筒 状の外形円筒部21、支持部4に近接して設けた冷風用吸込口20、内蔵するモ ータ及びそれにより駆動されるファンなどより成る温風駆動手段22、円筒部2 1、及び円筒部21の周囲に集中して設けた、冷風切替スイッチ23・温風切替 スイッチ24・及び円筒部21の端部に設けた冷風吹出口26、より成る。
【0012】 冷風吸込口20の口径を円筒部21の主たる口径よりも大きくしているのは、 支持部4の近くに設けたことで強度を持たせるため、及び吸い込み空気量を大き くとるためである。また、グリップそのものに設けると、人間の手が空気孔を防 ぐことがあるため、グリップそのものから若干離して支持部4に近い位置に設け るようにした点も注意すべきである。
【0013】 冷風切替スイッチ23は、冷風を出したい時に押下され、停止する時に、再度 押下すると元の位置に戻る押下式スイッチである。このスイッチ23は、モータ 及びファン22を駆動する電気回路(図示せず)に接続され、コンセントプラグ 3からの電源を直接又は間接(直流化するとか、電圧を低下させてとかの意)に 、このスイッチ23を介して印加するようにしている。
【0014】 温風切替スイッチ24は、OFFスイッチと強スイッチ(HI)と弱スイッチ (LO)より成る。このスイッチ24は、円筒部10内の熱源及びモータ並びに ファン用の電気回路(図示せず)に接続され、コンセントプラグ3からの電源を 直接又は間接(同上)にこのスイッチ24を介して印加するようにしている。ス イッチ24のOFFスイッチが押下されると電源は遮断され、スイッチ24の強 スイッチ(HI)と弱スイッチ(LO)のいずれかが押下されると電源は投入さ れる。尚、温風切替スイッチ24は、OFF−LO−HIへの摺動による摺動ス イッチでも、OFF、LO、HIの押下式の個別スイッチでもよい。強スイッチ (HI)と弱スイッチ(LO)との機能は以下の態様がある。 (1)、熱源の電流は一定であるが、モータへの駆動電流を強(HI)であれ ば大としてファンの回転数を上げ、弱(LO)であれば小としてファンの回転数 を下げる。 (2)、(1)と逆の場合であって、モータへの駆動電流は一定であるが、熱 源の駆動電流を、強(HI)であれば大として発生熱量を大とし、弱(LO)で あれば小として発生熱量を小とする。 (3)、熱源の駆動電流もモータへの駆動電流も、強(HI)と弱(LO)に 合わせて変更する。変更の仕方は(1)、(2)に従う。 以上の実施例の使用態様を以下に述べる。
【0015】 温風として使う場合には、温風切替スイッチ24を弱(LO)か強(HI)と かのどちらかにすることで必要な温風が吹出口12から放出する。冷風として使 う場合には、冷風切替スイッチ23をONにすることで吹出口26から冷風が放 出し、これを整髪部に当てることで冷風整髪が可能となる。更に、温風→冷風→ 温風…の如く温風と冷風との交互切替を行う場合にも、温風と冷風とが別系統で 得られるため、迅速な温風と冷風との切替えが可能となる。また、温風と冷風と が互いに直角な位置関係で放出されるため、作業者にとっては、それらの手によ る温風と冷風との切替えも簡単であり、作業もしやすくなる。
【0016】 図2はヘアドライヤの他の実施例図である。図1と同一符号は同一内容を示す 。図1との相違点はグリップ部2が冷風吸込口20を持たないこと、グリップ部 2への流入空気はドライヤ部1の吸込口11からの空気を利用することにしたこ と、そのためにドライヤ部1とグリップ部2との支持部は開口5を備えるように したこと、にある。更にこの実施例では、ドライヤ部1の円筒部10とグリップ 部2の円筒部21とは一体成形した構造体としている。従って、図1に示した支 持部4で示したような結合部は持たない。一体成形体としたのは、グリップ部2 が吸込口20を持たないことから、支持部での強度の弱体化は考えられず一体化 しても充分にグリップ部1がドライヤ部1を支持できるためである。
【0017】 本実施例によれば、単一の吸込口11により、温風と冷風との空気に兼用でき る利点がある。算出グリップ部とドライヤ部との円筒体とを一体成形したものと することにより、製作工程が少なくなる。尚、ドライヤの熱源近傍の温度によっ て開口5へ流入する空気が暖められる可能性もある。無視できる程の影響であれ ばよいが、無視できない程の影響であれば、開口5をその影響のない程の距離に 設置するか、温風遮幣板をその間に設けるとかのやり方をとるとよい。
【0018】 他の実施例を以下述べる。 (1)、第2実施例にあっては、ドライヤ部とグリップ部との一体成形例を示 したが、一体化せずに分離構成し、結合手段でドライヤ部との結合をはかるよう にしてもよい。 (2)、温風切替スイッチ24は、OFF、強(HI)、低(LO)の3つと したが、強(HI)、低(LO)の2値設定以外の3値(強、中、低)以上の設 定例もある。また、前記態様(1)、(2)、(3)で示したような電気回路構 成の代わりに、ヒータ強弱等の切替スイッチとファンの強弱等の切替スイッチと を別個に設置する例もある。この別個設置でも両者併せて温風切替スイッチと呼 んでよい。 (3)、冷風切替スイッチはON/OFFのいずれかとしたが、これも強と弱 との2値切替にすることもできる。 (4)、外部電源方式としたが、電池式の例でもよい。 (5)、冷風吹出口26を円形開口としたが、温風吹出口12と同じようにス リット形の構成としてもよい。 (6)、熱源とモータ,ファンとは、吹出口12に近い位置に熱源を設け、そ れより遠い位置にファンを設けることが好ましいが、この逆でもよい。 (7)、グリップ部2は、ドライヤ部1に対して略直角方向に設けるとしたが 、これは一例であり、種々の角度がありうる。また、グリップ部2自体は直線で ある必要は必ずしもなく、例えば吹出口26がドライヤ部1と平行になるように 折れ曲がった構造の如き例もある。いずれも、手に持ちやすさ、及び冷・温切換 えの容易さなどから決定する。 (8)、実施例や以上の説明以外の各種の機能実現のスイッチを設けることも 防げるものでない。 (9)、グリップ部2は、図1の如き例にあっては、固定式の他に、支持部分 を円筒部10に沿うように折り曲げ自在にする構造もある。 (10)、切替スイッチ23、24をグリップ部2に設けるようにしたが、ド ライヤ部1の側面に設けるやり方もある。
【0019】
本発明によれば、温風吹出口と冷風吹出口とを別個とし、且つ冷風吹出口はグ リップに設けることにしたため、冷風と温風とが独立して操作でき、温風と冷風 との切換えに際して、互いに相手の風や温度の影響を受けにくくなった。
【図1】本発明のヘアドライヤの第1の実施例図であ
る。
る。
【図2】本発明のヘアドライヤの第2の実施例図であ
る。
る。
1 ドライヤ部 2 グリップ部
Claims (5)
- 【請求項1】 一方の端部に温風吹出口、他方の端部に
吸込口とを有する中空な略筒状体と、その中空内部に設
けられ、上記空気吸込口からの空気を温風化して上記温
風吹出口から放出させるための温風切替手段と、より成
るドライヤ部と、 このドライヤ部を支持すると共に、空気吸込口及び端部
に設けた冷風放出口を持ち、この吸込口からの空気を上
記冷風放出口から放風させるための放風手段を、その内
部の空洞部に持つグリップ部と、 ドライヤ部又はグリップ部の外周に設けた、上記温風駆
動手段制御用の温風切替スイッチ及び上記放風手段用の
冷風切替スイッチと、 より成るヘアドライヤ。 - 【請求項2】 熱源とモータとファンとを内蔵し、空気
吸込口からの空気を温風吹出口から放出するドライヤ部
と、 このドライヤ部を支持すると共に、側面部に上記温風の
制御を行う温風切替スイッチ・冷風の制御を行う冷風切
替スイッチを持つグリップ部と、 を備えると共に、グリップ部には、 上記冷風スイッチと電気的に接続されている内蔵冷風用
ファンと、この冷風用ファンからの冷風を放出する冷風
吹出口と、 を備えてなるヘアドライヤ。 - 【請求項3】 グリップ部とドライヤ部との支持部分に
は、ドライヤ部の空気吸込口からの空気をグリップ部内
部に取り込む開口部を備えて、この開口部からの空気を
上記内蔵冷風ファンは冷風として冷風吹出口から放出す
るようにした請求項2のヘアドライヤ。 - 【請求項4】 グリップ部の周囲には空気吸込口が設け
られ、この空気吸込口からの空気を上記内蔵冷風ファン
は冷風として冷風吹出口から放出するようにした請求項
2のヘアドライヤ。 - 【請求項5】 グリップ部のドライヤ部との支持部分の
近傍周囲には空気吸込口が設けられ、この空気吸込口か
らの空気を上記内蔵冷風ファンは冷風としての冷風吹出
口から放出するようにした請求項2のヘアドライヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005481U JP3004384U (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ヘアドライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005481U JP3004384U (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ヘアドライヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004384U true JP3004384U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=43140310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994005481U Expired - Lifetime JP3004384U (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ヘアドライヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004384U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016531626A (ja) * | 2013-09-26 | 2016-10-13 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 手持型機器 |
KR102044975B1 (ko) * | 2019-03-08 | 2019-11-14 | 주식회사 로이테크 | 듀얼토출 헤어드라이어 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP1994005481U patent/JP3004384U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016531626A (ja) * | 2013-09-26 | 2016-10-13 | ダイソン テクノロジー リミテッド | 手持型機器 |
KR102044975B1 (ko) * | 2019-03-08 | 2019-11-14 | 주식회사 로이테크 | 듀얼토출 헤어드라이어 |
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