JP3004293B2 - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡用光源装置の改善に関する。
[従来の技術] 近年、細長の挿入部を体腔内に挿入することにより、
体腔内臓器等を診断したり、検査したりすることのでき
る内視鏡(スコープ又はファイバスコープ)が広く用い
られている。また、医療用のみならず工業用においても
ボイラ、機械、化学プラント等の管内、あるいは機械内
等の対象物を観察、検査したりするのに用いられてい
る。
更に、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段に用いた電子内視鏡も各種用いられている。
前述した電子内視鏡装置の構成の一例を第6図に示
す。
この電子内視鏡装置は、面順次撮像方式の電子内視鏡
装置であり、例えば体腔内に挿入するための細長の挿入
部を有する電子内視鏡(以下、内視鏡と称する)92と、
前記内視鏡92に照明光を供給する内視鏡用光源装置(以
下、光源装置と称する)91と、前記内視鏡92により撮像
された電気信号を映像信号に変換する映像処理装置93
と、この映像処理装置93の映像信号により観察画像を映
しだすモニタ94とから構成されるようになっている。
前記光源装置91には、例えば白色である照明光を発光
する光源82と、この光源82と接続され、該光源82を駆動
するためのランプ駆動回路81と、前述した照明光の光量
を増減する絞り83と、この絞り83と接続され、該絞り83
を後述する映像処理回路98の制御信号により制御するた
めの絞り制御回路86と、前述した照明光を例えばR
(赤),G(緑),B(青)の波長領域に分光するR,G,Bの
フィルタが例えば貼着された回転色フィルタ84と、この
回転色フィルタ84を回転駆動するモータ85とが設けられ
ている。
前記内視鏡92には、先端部に固体撮像素子であるCCD9
7が配設され、該内視鏡92の先端部に照明光を導光する
例えばグラスファイバ束によるライトガイド95及び前記
CCD97に接続されたケーブル97c等が内設されている。前
記ライトガイド95は、入射端面が前記光源装置91の前記
絞り83を介した前記光源82と対向し、出射端面が該内視
鏡92の先端部に配設されている。前記ケーブル97cは、
一端が前述したようにCCD97に接続され、他端が前記映
像信号処理装置93の後述する映像信号処理回路98に接続
されている。
前記映像処理装置93には、前記CCD97を駆動し、該CCD
97からの電気信号を映像信号に変換すると共に、前記絞
り制御回路86に制御信号を出力する映像処理回路98等が
設けられている。前記映像処理回路98には、前記ケーブ
ル97cにより前記CCD97が接続され、映像信号出力端に前
記モニタ94が接続され、制御信号出力端に前記絞り制御
回路86が接続されている。
このように構成された電子内視鏡装置では、前記ラン
プ駆動回路81の駆動電力により点灯した前記光源82の照
明光を、前記絞り制御回路86により制御された前記絞り
83により適切な光量として、前記モータ85により回転す
る回転色フィルタ84でR,G,Bの波長領域となるよう時系
列で分光し、ライトガイド95の入射端面に供給してい
る。
前述した照明光は、前記ライトガイド95により導光さ
れ内視鏡92の先端部から被写体96等に照射される。
この被写体96による被写体の像は、図示しない対物光
学系によりCCD97の光電変換面に結像する。前記CCD97
は、映像信号処理回路98により駆動されている。これに
より、前述したように光電変換面に結像した被写体の像
は光電変換され、電気信号となって前記映像信号処理回
路98に入力される。
前記映像信号処理回路98は、前述したように入力され
た電気信号に各種の処理を施し映像信号としてモニタ94
へ出力する。
これにより、前記被写体96の映像がモニタ94に映しだ
される。
また、前記映像信号処理回路98は、前述したように入
力された電気信号から、前記被写体96に照射されている
照明光の光量を判定し、絞り制御回路86へ制御信号を出
力する。この制御信号は、前述した光量が不足であれば
光量を増加するように、また、光量が超過していれば光
量を減少するように制御するものである。
これにより前記絞り制御回路86は、光量が不足であれ
ば絞り83を開くように、光量が超過であれば前記絞り83
を閉じるように該絞り83を制御する。
これにより前記CCD97が適切に撮像できるよう、照明
光が供給される。
なお、前述した電子内視鏡装置は面順次撮像方式であ
り、同時撮像方式の場合、回転色フィルタ84及びモータ
85は設けられず、CCD97の光電変換面の前面に該CCD97の
例えば単位セルに対応したR,G,Bの波長領域を透過する
フィルタが設けられるようになっている。
ところで、前述した光源として、例えば本出願人は特
願昭63−189455号においてキセノン光源を用いた内視鏡
用光源装置を提案している。これは、キセノン光源が点
光源であり、且つ、発光光量が多いことに基づいてなさ
れたものである。
また、前述したキセノン光源の他に、ハロゲン光源或
いはメタルハライド光源等も用いられている。さらに、
主にキセノン光源を用い、該キセノン光源が故障した場
合に前述したその他の光源を用いるものもある。
前述したキセノン光源は、アーク放電により発光する
ものであり、第7図(a)に示したように、キック電圧
(放電開始電圧)による電極間絶縁破壊以上の電力範囲
でなければ発光せず、照明光の全光量は電力に比例する
が、この比例条件は照明光の全光量が発光を開始するLo
以上でなければ適応されない、即ち、Loから零までの発
光ができない。しかし、第7図(b)に示すように、キ
ック電圧(放電開始電圧)による電極間絶縁破壊以上の
電力以上では電力を増加しても、照明光の色温度は変化
しないという特性がある。
また、ハロゲン光源は、フィラメントの熱放射により
発光するものであり、第8図(a)に示すように、照明
光の全光量と電力との関係は非直線的なものであり、さ
らに、第8図(b)に示すように、照明光の色温度と電
力との関係は非直線的であり、カラー撮像の場合、電力
を変化させて照明光の全光量を変化させると色再現性が
一定にならず、さらに、電力の変化速度に照明光の全光
量の変化速度が追従できない、即ち、応答特性が著しく
悪いものである。
そのため、前述したように、キセノン光源或いはハロ
ゲン光源を用いた光源装置では、全光量を零から増加
し、且つ、照明光の色温度を一定に保つ必要があり、機
械的手段による絞りであるフォーカスプレン方式或いは
多極羽根方式等が用いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述した機械的手段による絞りは、いずれも
慣性質量を有し、光量制御の総合特性として俊敏なもの
が得られないという問題点がある。
さらに、前述した面順次撮像方式の電子内視鏡装置の
光源装置では、回転色フィルタ及びこの回転色フィルタ
を回転駆動するモータが必要であり、これらが光源装置
内に専有する体積及びこれらにより重量が増加するとい
う問題点がある。
本発明は前述した点にかんがみてなされたもので、前
述した光量の増減を調整する手段として機械的手段の絞
りを用いず、面順次撮像方式の内視鏡装置の光源装置と
しては回転色フィルタ及び該回転色フィルタを駆動する
モータを用いない内視鏡用光源装置を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 本願発明の内視鏡用光源装置は、入射端面で受光した
照明光を伝達して目的観察部位に照射可能な単一の照明
光伝達手段の前記入射端面に前記照明光を供給する内視
鏡用光源装置において、少なくとも、所定の色の光を発
する第1の発光素子を複数備えた第1の発光手段と、前
記第1の発光素子とは異なる色の光を発する第2の発光
素子を複数備えた第2の発光手段と、を有するととも
に、少なくとも、前記第1、第2の発光手段のそれぞれ
に複数設けられた前記第1、第2の発光素子からそれぞ
れ発せられた前記各光を、前記単一の照明光伝達手段の
前記入射端面に前記照明光として集光する集光手段を有
すること、を特徴とする内視鏡用光源装置。
本願発明に係る内視鏡用光源装置によると、第1、第
2の発光手段のそれぞれに複数設けた発光素子からの各
光を、集光手段により単一の照明光伝達手段の入射端面
に照明光として集光し、該照明光を前記単一の照明光伝
達手段によって伝達して目的観察部位に照射する。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係わり、
第1図は電子内視鏡装置の構成を示す説明図、第2図は
光源装置の構成を示す説明図、第3図はEL発光素子によ
る照明光の特性を示す説明図、第4図は照明光の発光ス
ペクトル分布の説明図である。
電子内視鏡装置は第1図に示すように、例えば体腔内
に挿入するための細長の挿入部を有する電子内視鏡(以
下、内視鏡と称する)2と、前記内視鏡2に照明光を供
給する内視鏡用光源装置(以下、光源装置と称する)1
と、前記内視鏡2により撮像された電気信号を映像信号
に変換する映像処理装置3と、この映像処理装置3の映
像信号により観察画像を映しだすモニタ4とから構成さ
れるようになっている。
前記光源装置1には、例えばR(赤),G(緑),B
(青)の波長である照明光を発光するEL発光素子群11R,
11G,11Bと、このEL発光素子群11R,11G,11Bと各々接続さ
れ、該EL発光素子群11R,11G,11Bを駆動する駆動回路10
R,10G,10Bと、この駆動回路10R,10G,10Bと接続され、該
駆動回路10R,10G,10Bを後述する映像処理回路8の制御
信号により制御するための制御回路9と、前記EL発光素
子群11R,11G,11Bの照明光を集光する集光レンズ12とが
設けられている。
前記内視鏡2には、先端部に固体撮像素子であるCCD7
が配設され、該内視鏡2の先端部に照明光を導光する例
えばグラスファイバ束によるライトガイド5及び前記CC
D7に接続されたケーブル7c等が内設されている。前記ラ
イトガイド5は、入射端面が前記光源装置1の集光レン
ズ12に対向し、出射端面が該内視鏡2の先端部に配設さ
れている。前記ケーブル7cは、一端が前述したようにCC
D7に接続され、他端が前記映像信号処理装置3の後述す
る映像信号処理回路8に接続されている。
前記映像処理装置3には、前記CCD7を駆動し、該CCD7
からの電気信号を映像信号に変換すると共に、前記制御
回路9に制御信号を出力する映像処理回路8等が設けら
れている。前記映像処理回路8には、ケーブル7cにより
前記CCD7が接続され、映像信号出力端に前記モニタ4が
接続され、制御信号出力端に光源装置1の端子1Tを介し
て前記制御回路9が接続されている。
前記光源装置1の詳細な構成について第2図を用いて
説明する。
前記EL発光素子群11Rは、R(赤)波長である照明光
を発光するEL発光素子11R1,11R2,…,11Rnと、このEL発
光素子11R1,11R2,…,11Rnの照明光を集光する集光レン
ズ21Rとから構成され、前記EL発光素子群10Gは、G
(緑)波長である照明光を発光するEL発光素子11G1,11G
2,…,11Gnと、このEL発光素子11G1,11G2,…,11Gnの照明
光を集光する集光レンズ21Gとから構成され、前記EL発
光素子群10Bは、B(青)波長である照明光を発光するE
L発光素子11B1,11B2,…,11Bnと、このEL発光素子11B1,1
1B2,…,11Bnの照明光を集光する集光レンズ21Bとから構
成されている。
このように構成された内視鏡用光源装置の作用につい
て説明する。
駆動回路10Rにより駆動電力が供給されたEL発光素子
群11Rは、Rの単スペクトルの照明光を発生し、駆動回
路10Gにより駆動電力が供給されたEL発光素子群11Gは、
Gの単スペクトルの照明光を発生し、駆動回路10Bによ
り駆動電力が供給されたEL発光素子群11Bは、Bの単ス
ペクトルの照明光を発生する。このR,G,Bの照明光は、
集光レンズ12により集光され、白色の照明光としてライ
トガイド5の入射端面に供給される。
前述したEL発光素子群11R,11G,11Bについて第2図を
用いて説明する。
前記EL発光素子群11Rは、EL発光素子11R1,11R2,…,11
Rnにより発光されたR波長の同一スペクトルの複数の光
束を集光レンズ21Rにより一つの光束に集光し、前記集
光レンズ12へ出射する。
前記EL発光素子群11Gは、EL発光素子11G1,11G2,…,11
Gnにより発光されたG波長の同一スペクトルの複数の光
束を集光レンズ21Gにより一つの光束に集光し、前記集
光レンズ12へ出射する。
前記EL発光素子群11Bは、EL発光素子11B1,11B2,…,11
Bnにより発光されたB波長の同一スペクトルの複数の光
束を集光レンズ21Bにより一つの光束に集光し、前記集
光レンズ12へ出射する。
前述したように集光レンズ21R,21G,21Bにより前記集
光レンズ12に出射された三つの光束は、該集光レンズ12
により一つに集光され、前述したように白色の照明光と
して前記ライトガイド5の入射端面に供給される。
前述したEL発光素子11R1,11R2,…,11Rn,11G1,11G2,
…,11Gn,11B1,11B2,…,11Bnの光束を集光した照明光の
全光量と駆動電力とは、第3図(b)に示すように、零
から直線的に双方が増加する、即ち、比例する関係であ
る。
また、EL発光素子11R1,11R2,…,11Rn,11G1,11G2,…,1
1Gn,11B1,11B2,…,11Bnは、単スペクトルの光束を発光
するものであり、この光束を集光した照明光の色温度と
駆動電力とは、第3図(a)に示すように、一定であ
る、即ち、駆動電力を変化しても色温度は一定である。
さらに、EL発光素子11R1,11R2,…,11Rn,11G1,11G2,
…,11Gn,11B1,11B2,…,11Bnは、単スペクトルの光束を
発光するものであり、この光束を集光した照明光のスペ
クトル分布は、第4図に示すように、R,G,Bの単スペク
トルが分布したものである。
前述した照明光は、第1図に示すように前記ライトガ
イド5により導光され内視鏡2の先端部から被写体6等
に照射される。
この被写体6による被写体光の像は、図示しない対物
光学系によりCCD7の光電変換面に結像する。前記CCD7
は、映像信号処理回路8により駆動されている。これに
より、前述したように光電変換面に結像した被写体の像
は光電変換され、電気信号となって前記映像信号処理回
路8に入力される。
前記映像信号処理回路8は、前述したように入力され
た電気信号に各種の処理を施し映像信号としてモニタ4
へ出力する。
これにより、前記被写体6の映像がモニタ4に映しだ
される。
また、前記映像信号処理回路8は、前述したように入
力された電気信号から、前記被写体6に照射されている
照明光の光量を判定し、制御回路9へ制御信号を出力す
る。この制御信号は、前述した光量が不足であれば光量
を増加するように、また、光量が超過していれば光量を
減少するように制御するものである。
これにより前記制御回路9は、光量が不足であれば前
記駆動回路10R,10G,10Bによる前記EL発光素子群11R,11
G,11Bへの駆動電力を増加するように、光量が超過であ
れば前記駆動回路10R,10G,10Bによる前記EL発光素子群1
1R,11G,11Bへの駆動電力を減少するように該駆動回路10
R,10G,10Bを制御する。
これにより前記CCD7が適切に撮像できるよう、白色で
ある照明光が内視鏡2に供給される。
即ち、機械的手段による絞りを用いることなく、照明
光の光量を増減することができ、さらに、EL発光素子は
慣性質量が無視できる範囲であり、応答特性のよい制御
ができるという効果がある。
次に、本発明の第2実施例を説明するが、構成は第1
実施例の第1図及び第2図と同様であり、第1図及び第
2図を用いて説明する。
本実施例の制御回路9は、駆動回路10R,10G,10Bを順
次制御し、該駆動回路10R,10G,10BによりEL発光素子群1
1R,11G,11Bは、順次発光し、R,G,Bの単スペクトルの光
束である照明光が時系列で内視鏡2に供給される。
したがって、面順次撮像方式を用いた電子内視鏡の光
源装置において適応することができる。
即ち、面順次撮像方式の電子内視鏡の光源装置として
は、回転色フィルタ及び該フィルタを駆動するモータを
必要としないという効果がある。
その他の作用及び効果は、第1実施例と同様である。
次に、本発明の第3実施例を説明するが、構成は第1
実施例の第1図及び第2図と同様であり、第1図及び第
2図を用いて説明する。
本実施例の映像処理回路8は、端子1Tを介して制御回
路9へ、照明光の光量を増減する制御信号と併せて、色
信号レベル(R,G,B)或いは色差信号レベル(R−Y,B−
Y)等の色情報の制御信号を出力する。
これにより、前記制御回路9は、映像信号の白バラン
スが適切になるように、駆動回路10R,10G,10Bを制御す
る。
即ち、制御回路9に白バランス補正をすることができ
るという効果がある。
その他の作用及び効果は、第1及び第2実施例と同様
である。
第5図は本発明の第4実施例にかかわる照明光の発光
スペクトル分布の説明図である。なお、構成は第1実施
例の第1図及び第2図と同様であり、第1図及び第2図
を用いて説明する。
本実施例の第2図に示すEL発光素子11R1,11R2,…,11R
n,11G1,11G2,…,11Gn,11B1,11B2,…,11Bnは、わずかに
異なるスペクトルの光束を発光するものであり、この光
束を集光した照明光のスペクトル分布は、第5図に示す
ように、R′,G′,B′のスペクトルが分布したものであ
る。
前述した照明光は、第1図に示すように前記ライトガ
イド5により導光され先端部から被写体6等に照射され
る。
即ち、特定のスペクトルにしか励起しない例えば蛍光
物の被写体であっても観察することができ、さらに、色
再現性が向上するという効果がある。
その他の作用及び効果は、第1ないし第3実施例と同
様である。
なお、EL発光素子群は単一のEL発光素子であってもよ
い。
さらに、EL発光素子群及び集光レンズの一部或いは全
部を単一の構成としてもよい。
また、光源装置内で制御回路を制御してもよい。
[発明の効果] 本願発明によると、目的観察部位に照射するための光
を発する発光素子が、単体では十分な光量を得られない
発光量の少ないものであっても、これら発光素子を複数
設けて発光手段とし、複数の発光素子のそれぞれが発す
る光を集光手段により照明光伝達手段の入射端面に集光
することで、発光素子数の増加に伴う照明光伝達手段の
大型化を防ぎつつ十分な光量の照明光を目的観察部位に
供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の第1実施例ないし第4実
施例に係わり、第1図は電子内視鏡装置の構成を示す説
明図、第2図は光源装置の構成を示す説明図、第3図及
び第4図は本発明の第1実施例に係わり、第3図はEL発
光素子による照明光の特性を示す説明図、第4図は照明
光の発光スペクトル分布の説明図、第5図は本発明の第
4実施例にかかわる照明光の発光スペクトル分布の説明
図、第6図ないし第8図は従来の技術に係わり、第6図
は電子内視鏡装置の構成を示す説明図、第7図はキセノ
ン光源の特性を示す説明図、第8図はハロゲン光源の特
性を示す説明図である。 11R……EL発光素子群 11G……EL発光素子群 11B……EL発光素子群 12……集光レンズ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射端面で受光した照明光を伝達して目的
    観察部位に照射可能な単一の照明光伝達手段の前記入射
    端面に前記照明光を供給する内視鏡用光源装置におい
    て、 少なくとも、所定の色の光を発する第1の発光素子を複
    数備えた第1の発光手段と、前記第1の発光素子とは異
    なる色の光を発する第2の発光素子を複数備えた第2の
    発光手段と、を有するとともに、 少なくとも、前記第1、第2の発光手段のそれぞれに複
    数設けられた前記第1、第2の発光素子からそれぞれ発
    せられた前記各光を、前記単一の照明光伝達手段の前記
    入射端面に前記照明光として集光する集光手段を有する
    こと、 を特徴とする内視鏡用光源装置。
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JPH03165734A (ja) 1991-07-17

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