JP3004227B2 - 生水容器正立式冷温水機 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生水容器を立てた
ままの状態で本体の下部へ置けるよう工夫した生水容器
正立式冷温水機に関するものであり、より詳しく説明す
れば、モーターによって正逆回転させるプーリの外周に
吸収管が巻いたり解れたりして吸収管が生水容器の内外
部へ自動的に昇降作動するようにした生水容器正立式冷
温水機に関することである。
ままの状態で本体の下部へ置けるよう工夫した生水容器
正立式冷温水機に関するものであり、より詳しく説明す
れば、モーターによって正逆回転させるプーリの外周に
吸収管が巻いたり解れたりして吸収管が生水容器の内外
部へ自動的に昇降作動するようにした生水容器正立式冷
温水機に関することである。
【０００２】
【従来の技術】最近、工場廃水等によって上水源の汚染
が深刻化したことによって、水道水のかわりに市中で販
売されている生水の方を使用するところが増加してい
て、公共の場所や事務室または一般家庭にまで生水を冷
却あるいは加熱する冷温水機を設置して使用者の好みに
合わせて冷水または温水を選べるようにしている。現
在、一般的に使用している冷温水機は、その上部に生水
容器をさかさまにして生水容器の首の部分が冷水缶に沈
んだ形になって生水容器の水が冷温水の出水量に応じて
自然落下する様になっている。
が深刻化したことによって、水道水のかわりに市中で販
売されている生水の方を使用するところが増加してい
て、公共の場所や事務室または一般家庭にまで生水を冷
却あるいは加熱する冷温水機を設置して使用者の好みに
合わせて冷水または温水を選べるようにしている。現
在、一般的に使用している冷温水機は、その上部に生水
容器をさかさまにして生水容器の首の部分が冷水缶に沈
んだ形になって生水容器の水が冷温水の出水量に応じて
自然落下する様になっている。
【０００３】しかし、上記のような生水容器を冷温水機
の上部にさかさまにして置く場合、水が入っている状態
の生水容器を冷温水機上部まで持ち上げるには、相当な
力が必要となり、老弱者や子供には容器の水が全部なく
なっても新しい生水容器へと交換が不可能になり、また
は、ふたを開けたままで生水容器をさかさまにする過程
において、水が外部にこぼれて周囲を汚すおそれがあ
る。さらに流通過程で汚染された生水容器の注ぎ口部分
が冷水缶に沈むようになり、衛生上よくないという問題
がある。
の上部にさかさまにして置く場合、水が入っている状態
の生水容器を冷温水機上部まで持ち上げるには、相当な
力が必要となり、老弱者や子供には容器の水が全部なく
なっても新しい生水容器へと交換が不可能になり、また
は、ふたを開けたままで生水容器をさかさまにする過程
において、水が外部にこぼれて周囲を汚すおそれがあ
る。さらに流通過程で汚染された生水容器の注ぎ口部分
が冷水缶に沈むようになり、衛生上よくないという問題
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題を解
決するために、従来も、生水容器を立てたままで冷温水
機の本体の下部に安置できるようにして、生水容器の水
を本体の上部にある冷水缶と温水缶へとポンピングする
よう工夫された生水容器正立式冷温水機が提案されたこ
とがあったが、従来のものは、生水容器の水が全部なく
なって新しい生水容器に交換するときに、ポンプに結合
している吸入管を生水容器から分離または生水容器内部
に挿入する操作を手動で行なったり、図１に示したよう
にラックピニオン器具やベルトプーリ等を使って吸入管
が自動的に昇降する仕組みなっている。
決するために、従来も、生水容器を立てたままで冷温水
機の本体の下部に安置できるようにして、生水容器の水
を本体の上部にある冷水缶と温水缶へとポンピングする
よう工夫された生水容器正立式冷温水機が提案されたこ
とがあったが、従来のものは、生水容器の水が全部なく
なって新しい生水容器に交換するときに、ポンプに結合
している吸入管を生水容器から分離または生水容器内部
に挿入する操作を手動で行なったり、図１に示したよう
にラックピニオン器具やベルトプーリ等を使って吸入管
が自動的に昇降する仕組みなっている。
【０００５】しかし吸入管を手動で操作する場合には、
冷温水機内部の狭い空間においてその操作が容易でない
等の問題があり、吸入管の昇降操作にラックピニオン器
具やベルトプーリ等を使う場合には、昇降装置の設置に
多くの空間が必要となり冷温水機の大きさにもかかわ
り、設置費用も上昇し原価が上がる問題等が指摘され
る。
冷温水機内部の狭い空間においてその操作が容易でない
等の問題があり、吸入管の昇降操作にラックピニオン器
具やベルトプーリ等を使う場合には、昇降装置の設置に
多くの空間が必要となり冷温水機の大きさにもかかわ
り、設置費用も上昇し原価が上がる問題等が指摘され
る。
【０００６】本発明は、上記のような従来の問題の解決
のために作られたもので、簡単な構造で確実に動作さ
れ、設置面積も最小限となる吸収管昇降装置を具備した
生水容器正立式冷温水機を提供することにその目的があ
る。
のために作られたもので、簡単な構造で確実に動作さ
れ、設置面積も最小限となる吸収管昇降装置を具備した
生水容器正立式冷温水機を提供することにその目的があ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明による生水容器正立式冷温水機は、本体の下
部に正立の状態で安置される生水容器から水をポンピン
グするポンプと、ポンプから供給される水を冷却手段及
び加熱手段によって冷却または加熱して保管する冷水缶
及び温水缶と、冷水缶または温水缶で保管されてある水
の排出を断続するための断続手段と、ポンプに連結され
て生水容器の水を上記の冷水缶及び温水缶へ供給する通
路になる吸入管と、モーターによりプーリを正逆に作動
させてプーリの外周に吸入管を巻いたりほぐすことによ
って吸入管を昇降させる昇降手段と、上記のポンプ及び
上記の昇降手段の作動を制御するための制御手段とを具
備したことを特徴とする。
め、本発明による生水容器正立式冷温水機は、本体の下
部に正立の状態で安置される生水容器から水をポンピン
グするポンプと、ポンプから供給される水を冷却手段及
び加熱手段によって冷却または加熱して保管する冷水缶
及び温水缶と、冷水缶または温水缶で保管されてある水
の排出を断続するための断続手段と、ポンプに連結され
て生水容器の水を上記の冷水缶及び温水缶へ供給する通
路になる吸入管と、モーターによりプーリを正逆に作動
させてプーリの外周に吸入管を巻いたりほぐすことによ
って吸入管を昇降させる昇降手段と、上記のポンプ及び
上記の昇降手段の作動を制御するための制御手段とを具
備したことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態として
示した生水容器正立式冷温水機について、添付図面に従
って詳しく説明すると次の通りである。図２は、本発明
による生水容器正立式冷温水機の図面で、冷温水機の前
面部上側には冷温水の排出を断続するための断続手段で
ある冷温水コック（２、３）が設けられており、コック
の下側には水桶（４）とそのふた（５）が設けられてい
る。冷温水機の下部には、生水容器を収める場所（６）
と前面カバー（８）が設けられていることで生水容器安
置部（６）の下部には、生水容器を正位置に安置させる
ための案内役割をする溝が形成されている。前面カバー
（８）は、内部に置いてある生水容器の状態が確認可能
な透明材質で作るか、或いは、図示したように多数の穴
が開けておいた方が望ましい。
示した生水容器正立式冷温水機について、添付図面に従
って詳しく説明すると次の通りである。図２は、本発明
による生水容器正立式冷温水機の図面で、冷温水機の前
面部上側には冷温水の排出を断続するための断続手段で
ある冷温水コック（２、３）が設けられており、コック
の下側には水桶（４）とそのふた（５）が設けられてい
る。冷温水機の下部には、生水容器を収める場所（６）
と前面カバー（８）が設けられていることで生水容器安
置部（６）の下部には、生水容器を正位置に安置させる
ための案内役割をする溝が形成されている。前面カバー
（８）は、内部に置いてある生水容器の状態が確認可能
な透明材質で作るか、或いは、図示したように多数の穴
が開けておいた方が望ましい。
【０００９】符号１０、１０’は、前面カバー（８）の
閉鎖状態を維持するための磁石を、１１は前面カバー
（８）の開閉に従って作動され、後述する吸入管昇降装
置の作動を制御するための昇降装置の作動スイッチをそ
れぞれ表す。
閉鎖状態を維持するための磁石を、１１は前面カバー
（８）の開閉に従って作動され、後述する吸入管昇降装
置の作動を制御するための昇降装置の作動スイッチをそ
れぞれ表す。
【００１０】図３から図５は、本発明による吸入管昇降
装置を表す図面であり、図３は主要部斜視図、図４は正
面図であるとともに図５のＡ−Ａ線断面図、図５は、側
面図であるとともに、図４のＢ−Ｂ線断面図をそれぞれ
表す。本発明の吸入管昇降装置は、モータ（２５）にプ
ーリ（２０）を正逆に回転させてプーリ（２０）の外周
へ吸入管を巻き、あるいは、解くことによって、吸入管
を昇降させる仕組みになっている。吸入管（３０）は、
プーリ（２０）の側面に配置される螺旋状のねじれ防止
部（３１）とプーリ（２０）の外周に配置されてプーリ
（２０）の回転にしたがって昇降する昇降部（３２）で
構成され、プーリ（２０）の外周には、吸入管（３０）
を案内するための溝（２１）ができていて、吸入管（３
０）のねじれ防止部（３１）の側面と昇降部（３２）
が、同一平面上に位置されるようにして昇降部（３２）
の作動が円滑になれるように案内溝（２１）を形成する
部分を貫いて吸入管（３０）を送る貫通穴（２２）がで
きている。案内溝（２１）や貫通穴（２２）は、必ずし
も必要なものではないので省略可能である。
装置を表す図面であり、図３は主要部斜視図、図４は正
面図であるとともに図５のＡ−Ａ線断面図、図５は、側
面図であるとともに、図４のＢ−Ｂ線断面図をそれぞれ
表す。本発明の吸入管昇降装置は、モータ（２５）にプ
ーリ（２０）を正逆に回転させてプーリ（２０）の外周
へ吸入管を巻き、あるいは、解くことによって、吸入管
を昇降させる仕組みになっている。吸入管（３０）は、
プーリ（２０）の側面に配置される螺旋状のねじれ防止
部（３１）とプーリ（２０）の外周に配置されてプーリ
（２０）の回転にしたがって昇降する昇降部（３２）で
構成され、プーリ（２０）の外周には、吸入管（３０）
を案内するための溝（２１）ができていて、吸入管（３
０）のねじれ防止部（３１）の側面と昇降部（３２）
が、同一平面上に位置されるようにして昇降部（３２）
の作動が円滑になれるように案内溝（２１）を形成する
部分を貫いて吸入管（３０）を送る貫通穴（２２）がで
きている。案内溝（２１）や貫通穴（２２）は、必ずし
も必要なものではないので省略可能である。
【００１１】吸入管（３０）は、ある程度の強度が大き
く、伸縮性のあるプラスチックチューブを使うのが望ま
しい。ねじれ防止部（３１）と昇降部（３２）は、一体
にすることも可能だが、この実施の形態として示した例
のように強い性質が多いプラスチックやアルミニウムな
どの金属材料でできている連結管を媒介して結合するこ
とも可能である。説明されなかった符号（３４）は、吸
入管をプーリに結合するためのバンド式ファスナ（Ｂａ
ｎｄ Ｆａｓｔｅｎｅｒ）を表していて、符号２３は、
プーリをモータ軸（２４）に結合するための小さい棒を
あらわす。
く、伸縮性のあるプラスチックチューブを使うのが望ま
しい。ねじれ防止部（３１）と昇降部（３２）は、一体
にすることも可能だが、この実施の形態として示した例
のように強い性質が多いプラスチックやアルミニウムな
どの金属材料でできている連結管を媒介して結合するこ
とも可能である。説明されなかった符号（３４）は、吸
入管をプーリに結合するためのバンド式ファスナ（Ｂａ
ｎｄ Ｆａｓｔｅｎｅｒ）を表していて、符号２３は、
プーリをモータ軸（２４）に結合するための小さい棒を
あらわす。
【００１２】次には上記した吸入管昇降装置が設けられ
ている生水容器正立式冷温水機の望ましい実施の形態に
ついて図６から図８を参照して説明する。図６及び図７
は、本発明による当冷温水機の正断面図及び側断面図を
概略的に表す図面で図８は制御ブロック図を表す。冷温
水機本体（１）下部の生水容器収納部（６）へ置いてあ
る生水容器（１２）の水は、ポンプ（４１）の吸入側と
排出側にそれぞれ連結される吸入管（３０）または供給
管（３５）を通じて冷水タンク（４２）へポンピングさ
れて冷水缶と温水缶を結ぶ連結管（３６）を通じて温水
缶（４３）内に流入される。
ている生水容器正立式冷温水機の望ましい実施の形態に
ついて図６から図８を参照して説明する。図６及び図７
は、本発明による当冷温水機の正断面図及び側断面図を
概略的に表す図面で図８は制御ブロック図を表す。冷温
水機本体（１）下部の生水容器収納部（６）へ置いてあ
る生水容器（１２）の水は、ポンプ（４１）の吸入側と
排出側にそれぞれ連結される吸入管（３０）または供給
管（３５）を通じて冷水タンク（４２）へポンピングさ
れて冷水缶と温水缶を結ぶ連結管（３６）を通じて温水
缶（４３）内に流入される。
【００１３】冷水缶（４２）及び温水缶（４３）内へ流
入された生水はそれぞれ冷却手段と加熱手段によって冷
却と加熱されて加熱手段では温水缶の下部へ設置された
ダイジェスティングヒーター（４７）を使うのが望まし
い。冷却手段では、蒸発機、圧縮機、凝縮機、膨張バル
ブでなっている冷凍サイクルの蒸発機の冷却作用を使う
ことも可能であるが、生水容器が本体の内部へ収納され
るのを勘案して小さい体積で冷却作用を行なわれる熱電
冷却素子（４６）を使うのが望ましい。
入された生水はそれぞれ冷却手段と加熱手段によって冷
却と加熱されて加熱手段では温水缶の下部へ設置された
ダイジェスティングヒーター（４７）を使うのが望まし
い。冷却手段では、蒸発機、圧縮機、凝縮機、膨張バル
ブでなっている冷凍サイクルの蒸発機の冷却作用を使う
ことも可能であるが、生水容器が本体の内部へ収納され
るのを勘案して小さい体積で冷却作用を行なわれる熱電
冷却素子（４６）を使うのが望ましい。
【００１４】上記において冷水缶の冷却に熱電冷却素子
（４６）を使う場合、冷水缶（４２）の内部へ熱電冷却
素子の冷却部が配置され生水を直接冷却させるしくみに
なり、冷水缶の材質には熱伝導率が低いプラスチック等
の材質をつかうのが望ましい。 温水缶は、ヒーターに
よる外部からの加熱が可能な金属材質でつくられてい
る。または、冷水缶の上部を貫いて設置されるコネクタ
ー（３６’）は、黄銅等の金属材質で温水缶の上部を貫
いて設置されるコネクター（３６”）はプラスチック材
質でなっていて両コネクターを結ぶ連結管（３６）がシ
リコンゴム材質のチューブになっている場合、温水缶か
らの熱い熱気の冷水缶への伝達が最小限に抑えられるこ
とが、実験を通して確認されており、したがって、冷水
缶と温水缶の相互結びを上記のようにする場合、温水缶
の熱気によって冷水が温められることを防いで常に適切
な温度の冷水と温水を飲用可能である。
（４６）を使う場合、冷水缶（４２）の内部へ熱電冷却
素子の冷却部が配置され生水を直接冷却させるしくみに
なり、冷水缶の材質には熱伝導率が低いプラスチック等
の材質をつかうのが望ましい。 温水缶は、ヒーターに
よる外部からの加熱が可能な金属材質でつくられてい
る。または、冷水缶の上部を貫いて設置されるコネクタ
ー（３６’）は、黄銅等の金属材質で温水缶の上部を貫
いて設置されるコネクター（３６”）はプラスチック材
質でなっていて両コネクターを結ぶ連結管（３６）がシ
リコンゴム材質のチューブになっている場合、温水缶か
らの熱い熱気の冷水缶への伝達が最小限に抑えられるこ
とが、実験を通して確認されており、したがって、冷水
缶と温水缶の相互結びを上記のようにする場合、温水缶
の熱気によって冷水が温められることを防いで常に適切
な温度の冷水と温水を飲用可能である。
【００１５】冷水缶と温水缶の内部には、冷温水缶内部
の流量を感知してポンプの作動を制御するためのフロー
トセンサ（Ｆｌｏａｔ Ｓｅｎｓｏｒ：４４，４５）が
設けられていて、冷温水缶へ生水が充満するとこの信号
がコントロールユニット（５０）へ送られポンプ（４
１）の作動を停止させるのに対し、その反対の場合に
は、ポンプを作動させて生水容器（１２）の生水をポン
ピングすることになる。
の流量を感知してポンプの作動を制御するためのフロー
トセンサ（Ｆｌｏａｔ Ｓｅｎｓｏｒ：４４，４５）が
設けられていて、冷温水缶へ生水が充満するとこの信号
がコントロールユニット（５０）へ送られポンプ（４
１）の作動を停止させるのに対し、その反対の場合に
は、ポンプを作動させて生水容器（１２）の生水をポン
ピングすることになる。
【００１６】フロートセンサ（４４、４５）によって、
冷水缶と温水缶内部の生水が不足であることが一定時間
以上感知された場合、生水容器（１２）の生水が完全に
なくなってポンプを作動させたにもかかわらず、冷温水
缶に生水が流入されない状態を示すために、この場合
は、コントロールユニット（５０）は警報装置（５１）
を作動させ、生水が完全になくなっているのを利用者に
警報すると同時にポンプの作動を停止させることにな
る。警報が鳴った後、生水容器の交換のため前面カバー
を開けると昇降装置作動スイッチ（１１）が作動され警
報が停止するとともに正逆回転モーター（２５）によっ
てプーリ（２０）が回転され、それに従って吸入管（３
０）がプーリ（２０）に巻き上がる仕組みになってい
る。
冷水缶と温水缶内部の生水が不足であることが一定時間
以上感知された場合、生水容器（１２）の生水が完全に
なくなってポンプを作動させたにもかかわらず、冷温水
缶に生水が流入されない状態を示すために、この場合
は、コントロールユニット（５０）は警報装置（５１）
を作動させ、生水が完全になくなっているのを利用者に
警報すると同時にポンプの作動を停止させることにな
る。警報が鳴った後、生水容器の交換のため前面カバー
を開けると昇降装置作動スイッチ（１１）が作動され警
報が停止するとともに正逆回転モーター（２５）によっ
てプーリ（２０）が回転され、それに従って吸入管（３
０）がプーリ（２０）に巻き上がる仕組みになってい
る。
【００１７】吸入管の上昇が終わると、入れていた生水
容器を出して新しい生水容器を安置させる。生水容器の
安置部の下部には、生水容器を正位置へ置くための案内
役割をする溝ができていて、生水容器を押し入れる時、
生水容器が倒れるとか生水容器の入口の中心部が吸入管
の下落地点から前後または左右にずれることを容易に防
止できる。
容器を出して新しい生水容器を安置させる。生水容器の
安置部の下部には、生水容器を正位置へ置くための案内
役割をする溝ができていて、生水容器を押し入れる時、
生水容器が倒れるとか生水容器の入口の中心部が吸入管
の下落地点から前後または左右にずれることを容易に防
止できる。
【００１８】生水容器を交換した後、前面カバー（８）
を閉じれば、昇降装置作動スイッチ（１１）が入れられ
て上記過程の逆の順序で吸入管が生水容器の内部へ下が
ってくる。
を閉じれば、昇降装置作動スイッチ（１１）が入れられ
て上記過程の逆の順序で吸入管が生水容器の内部へ下が
ってくる。
【００１９】上記に於いて、プーリの回転の時吸入管の
螺旋状ひねり防止部（３１）が、吸入管のひねりを防ぐ
ため生水の流れを円滑に持続させることができると共
に、吸入管の上昇完了または下降完了は、プーリ固定ブ
ラケット（２６）の上部の両側に設置されているマイク
ロスイッチ（５６、５７）をプーリに固定されている接
触物（５８、５９）が作動させるに従って検知され、コ
ントロールユニツト（５０）はマイクロスイッチ（５
６、５７）によって吸入管の上昇完了または下降完了が
検知される場合、正逆回転モータ（２５）の作動を停止
させる仕組みになっている。図面符号３７は吸入管の昇
降と下降を案内する案内口を示しており、３８は生水容
器の入り口部分を覆いかぶせて生水容器の内部に異物が
入るのを防ぐための生水容器カップ（Ｃａｐ）を表し、
符号３９は、吸入管の外側にできている突起で吸入管が
生水容器の内部に完全に挿入された後、カップ（３８）
と容器の入り口部分を確実に押さえると同時に吸入管と
カップの間のすきまを閉鎖させるためのもので、４０は
生水の流入口を形成する吸入ブロックをしめす。
螺旋状ひねり防止部（３１）が、吸入管のひねりを防ぐ
ため生水の流れを円滑に持続させることができると共
に、吸入管の上昇完了または下降完了は、プーリ固定ブ
ラケット（２６）の上部の両側に設置されているマイク
ロスイッチ（５６、５７）をプーリに固定されている接
触物（５８、５９）が作動させるに従って検知され、コ
ントロールユニツト（５０）はマイクロスイッチ（５
６、５７）によって吸入管の上昇完了または下降完了が
検知される場合、正逆回転モータ（２５）の作動を停止
させる仕組みになっている。図面符号３７は吸入管の昇
降と下降を案内する案内口を示しており、３８は生水容
器の入り口部分を覆いかぶせて生水容器の内部に異物が
入るのを防ぐための生水容器カップ（Ｃａｐ）を表し、
符号３９は、吸入管の外側にできている突起で吸入管が
生水容器の内部に完全に挿入された後、カップ（３８）
と容器の入り口部分を確実に押さえると同時に吸入管と
カップの間のすきまを閉鎖させるためのもので、４０は
生水の流入口を形成する吸入ブロックをしめす。
【００２０】図９は、生水容器の生水が完全になくなっ
たのを検出するためのその他の実施の形態で冷温水機に
利用されたベローズポンプは、その特性上、ポンピング
された水があった場合、ポンプの作動が停止しているに
もかかわらず、吐き出し側には水が残っているのを利用
してポンプと冷水缶を結ぶ管の中間部にフロートセンサ
（６１）が内蔵されているポンピング検知部（６０）を
設置したものを示す。生水容器へ水が残っている場合、
ポンプの作動、非作動状態に関係なくポンピング検知部
（６０）内部に水が満ちていることになるため浮力によ
ってフロートセンサ（６１）は、ポンピング検知部の上
に位置していて、その接点を閉鎖し容器の水が全部なく
なった後にポンピングした場合、生水容器の内部の空気
が流入され検知部（６０）内部にも水の代わりに空気が
入れ替えることになりフロートセンサ（６１）は検知部
の下に落ちて接点を開放させることになる。コントロー
ルユニットは、上記の接点の開閉を検知することで容器
の水の有無を判断して、水がなくなったと判断した場
合、警報装置（５１）を作動させると同時にポンプの作
動を停止させることになる。
たのを検出するためのその他の実施の形態で冷温水機に
利用されたベローズポンプは、その特性上、ポンピング
された水があった場合、ポンプの作動が停止しているに
もかかわらず、吐き出し側には水が残っているのを利用
してポンプと冷水缶を結ぶ管の中間部にフロートセンサ
（６１）が内蔵されているポンピング検知部（６０）を
設置したものを示す。生水容器へ水が残っている場合、
ポンプの作動、非作動状態に関係なくポンピング検知部
（６０）内部に水が満ちていることになるため浮力によ
ってフロートセンサ（６１）は、ポンピング検知部の上
に位置していて、その接点を閉鎖し容器の水が全部なく
なった後にポンピングした場合、生水容器の内部の空気
が流入され検知部（６０）内部にも水の代わりに空気が
入れ替えることになりフロートセンサ（６１）は検知部
の下に落ちて接点を開放させることになる。コントロー
ルユニットは、上記の接点の開閉を検知することで容器
の水の有無を判断して、水がなくなったと判断した場
合、警報装置（５１）を作動させると同時にポンプの作
動を停止させることになる。
【００２１】図１０は、容器から水をポンピングするポ
ンプで小型の水中ポンプ（６２）を使用した実施の形態
を示すもので、吸入管の末部分を水中ポンプの吐き出し
側に設置することによって吸入管の昇降と共に、水中ポ
ンプも一緒に昇降することになる。
ンプで小型の水中ポンプ（６２）を使用した実施の形態
を示すもので、吸入管の末部分を水中ポンプの吐き出し
側に設置することによって吸入管の昇降と共に、水中ポ
ンプも一緒に昇降することになる。
【００２２】図１１から図１３は、生水容器の安置部の
異なる実施の形態を示したもので、図１１は、容器安置
部の下部に溝の代わりにスライディング突起（７１）及
びストッパ（７２）が設けられたのを示し、図１２は、
容器安置部を本体と別に制作して、上記の安置部にキャ
スター（７３）と生水容器を正位置に安置するための安
置溝（７４）及びハンドル（７５）を設置して本体の下
部のスライディング溝（７６）内で滑られるように工夫
してある形態を示し、図１３は、安置部（７０’）の前
面と前面カバー（７７）を、一体につくり下部にはキャ
スタ（７３）を設置して移動式にしてあるものを示す。
異なる実施の形態を示したもので、図１１は、容器安置
部の下部に溝の代わりにスライディング突起（７１）及
びストッパ（７２）が設けられたのを示し、図１２は、
容器安置部を本体と別に制作して、上記の安置部にキャ
スター（７３）と生水容器を正位置に安置するための安
置溝（７４）及びハンドル（７５）を設置して本体の下
部のスライディング溝（７６）内で滑られるように工夫
してある形態を示し、図１３は、安置部（７０’）の前
面と前面カバー（７７）を、一体につくり下部にはキャ
スタ（７３）を設置して移動式にしてあるものを示す。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
生水容器を従来のように冷温水機の上側にさかさまにし
ておく方式でなく、冷温水機の本体の下部へ収容されて
生水容器が外部に露出されなくなり、美観もよく、か
つ、容器が容易に入れ替えられる。また、簡単な構造で
確実に動作し、設置面積が最小限になる吸入管昇降装置
を内蔵しているため、生水容器正立式冷温水機の体積を
最小化して生産原価を節減することができる。
生水容器を従来のように冷温水機の上側にさかさまにし
ておく方式でなく、冷温水機の本体の下部へ収容されて
生水容器が外部に露出されなくなり、美観もよく、か
つ、容器が容易に入れ替えられる。また、簡単な構造で
確実に動作し、設置面積が最小限になる吸入管昇降装置
を内蔵しているため、生水容器正立式冷温水機の体積を
最小化して生産原価を節減することができる。
【図１】 従来の吸収管昇降装置を示す図である。
【図２】 本発明の一実施の形態として示した生水容器
正立式冷温水機である。
正立式冷温水機である。
【図３】 本発明の一実施の形態として示した吸収管昇
降装置の斜視図である。
降装置の斜視図である。
【図４】 本発明の一実施の形態として示した吸収管昇
降装置の正面図である。
降装置の正面図である。
【図５】 本発明の一実施の形態として示した吸収管昇
降装置の側面図である。
降装置の側面図である。
【図６】 本発明の一実施の形態として示した生水容器
正立式冷温水機の正断面図である。
正立式冷温水機の正断面図である。
【図７】 本発明の一実施の形態として示した生水容器
正立式冷温水機の側断面図である。
正立式冷温水機の側断面図である。
【図８】 本発明の一実施の形態として示した生水容器
正立式冷温水機の制御ブロック図である。
正立式冷温水機の制御ブロック図である。
【図９】 本発明の一実施の形態として示した生水容器
の水の消尽を検出するための例を示した図である。
の水の消尽を検出するための例を示した図である。
【図１０】 本発明の一実施の形態として示した小型水
中ポンプを使用した例を示した図である。
中ポンプを使用した例を示した図である。
【図１１】 本発明の一実施の形態として示した生水容
器安置部の他の例である。
器安置部の他の例である。
【図１２】 本発明の一実施の形態として示した生水容
器安置部の別の例である。
器安置部の別の例である。
【図１３】 本発明の一実施の形態として示した生水容
器安置部のさらに別の例である。
器安置部のさらに別の例である。
２０ プーリ ２１ 案内溝 ２２ 貫通孔 ２５ モータ ３０ 吸入器 ３１ ねじれ防止部 ３２ 昇降部 ４１ ポンプ ４２ 冷水缶 ４３ 温水缶 ４４、４５、６１ フロートセンサ ４６ 熱電冷却素子 ５０ 制御手段 ６０ ポンピング検知部 ６１ 水中ポンプ ７３ キャスター ７４ 安置溝 ７７ 前面カバー
Claims (9)
- 【請求項１】 本体の下部に正立の状態で置かれる生水
容器から水をポンピングするポンプと、 上記のポンプから供給される水を冷却手段及び加熱手段
によって冷却または加熱して保管する冷水缶及び温水缶
と、 上記の冷水缶と温水缶に保管されている水の排出を断続
するための断続手段と、 上記のポンプへ結合され上記の生水容器の水を冷水缶と
温水缶へ供給するための通路になる吸入管と、 モータによってプーリを正逆回転させることによってプ
ーリの外周へ吸入管を巻いたりほぐすことにしたがって
吸入管を昇降させる昇降手段と、 上記のポンプと昇降手段の作動を制御するための制御手
段とを備えてなることを特徴とする生水容器正立型冷温
水機。 - 【請求項２】 請求項１において上記の吸入管は、プー
リの横に配置される螺旋状のねじれ防止部とプーリの外
周へ配置されプーリの回転にしたがって昇降する昇降部
とを具備して構成されることを特徴とする生水容器正立
式冷温水機。 - 【請求項３】 請求項１において上記プーリの外周には
吸入管を案内するための案内溝ができていて、この案内
溝を形成する部分を貫いて吸入管を送るための貫通穴を
設けられているのを特徴とする生水容器正立型冷温水
機。 - 【請求項４】 請求項１において上記のポンプと冷水缶
を結ぶ管の中間部にフロートセンサが内蔵されているポ
ンピング検知手段を設けてポンピングされる水の有無が
検知できることを特徴とする生水容器正立型冷温水機。 - 【請求項５】 請求項１において上記のポンプはあらゆ
るポンプの種類を含めていて特に小型水中ポンプが上記
の吸入管の下部へ結合してポンピングするかあるいはベ
ローズポンプを使ってポンピングするのを特徴とする生
水容器正立型冷温水機。 - 【請求項６】 請求項１において上記の冷水缶を冷却す
る冷却手段は熱電冷却素子であることを特徴とする生水
容器正立型冷温水機。 - 【請求項７】 請求項１において上記の冷水缶の上部に
は金属材質のコネクターが貫いて設けられていて温水缶
の上部にはプラスチック材質のコネクターが貫いて設置
されていて両コネクターがシリコンゴム材質の連結管に
よって結ばれているのを特徴とする生水容器正立型冷温
水機。 - 【請求項８】 請求項１において本体の下部板に生水容
器を正位置に置くための案内役割をする溝ができている
のを特徴とする生水容器正立型冷温水機。 - 【請求項９】 請求項１において板体の下部へ複数のキ
ャスターを設けて構成される生水容器安置部を上記の本
体下部にすべらせて設置するのを特徴とする生水容器正
立型冷温水機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR199623935 | 1996-08-08 | ||
| KR2019960023935U KR200142419Y1 (ko) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 생수통 정립식 냉온수기 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1075889A JPH1075889A (ja) | 1998-03-24 |
| JP3004227B2 true JP3004227B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=19463529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9196215A Expired - Fee Related JP3004227B2 (ja) | 1996-08-08 | 1997-07-22 | 生水容器正立式冷温水機 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP3004227B2 (ja) |
| KR (1) | KR200142419Y1 (ja) |
| CN (1) | CN1138698C (ja) |
| AT (1) | ATE228966T1 (ja) |
| DE (1) | DE69717559D1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2333514B (en) * | 1998-01-21 | 2002-04-24 | Eastman Kodak Co | Mounting arrangement |
| CA2243870A1 (fr) * | 1998-09-08 | 2000-03-08 | Clermont Tremblay | Reservoir d'eau potable |
| TW422215U (en) * | 1998-10-22 | 2001-02-11 | Ohu Hee Bum | Water dispenser for upright stand type water bottles |
| GB0201541D0 (en) * | 2002-01-24 | 2002-03-13 | Ebac Ltd | Bottled liquid dispensers |
| KR100625190B1 (ko) * | 2004-08-16 | 2006-09-20 | 정석동 | 냉온수기 |
| KR100691768B1 (ko) * | 2004-12-30 | 2007-03-12 | 주식회사 디마퓨어텍 | 정립식 냉온수기 |
| KR100920690B1 (ko) | 2008-01-29 | 2009-10-07 | 서광이앤피주식회사 | 벽걸이형 냉온수기 |
| JP5529209B2 (ja) * | 2012-06-14 | 2014-06-25 | 株式会社コスモライフ | ウォーターサーバー |
| KR101405516B1 (ko) * | 2012-08-10 | 2014-06-11 | 주식회사 영원코퍼레이션 | 물백 타입 냉온수기 |
| CN102860750B (zh) * | 2012-09-24 | 2016-03-09 | 苏州华爱电子有限公司 | 下置式饮水机的水瓶连接装置及下置式饮水机 |
| CN105249818A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-01-20 | 上海应用技术学院 | 一种接水盘可自动升降的饮水机 |
| CN107098306A (zh) * | 2017-06-02 | 2017-08-29 | 广东惠利普智能科技股份有限公司 | 一种取水装置 |
| CN108392079A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-08-14 | 慈溪市威航环保科技有限公司 | 一种能够自动升降水管的茶吧机 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3584472A (en) * | 1969-05-27 | 1971-06-15 | Westinghouse Electric Corp | Bottled-water cooler |
| US4153181A (en) * | 1976-07-29 | 1979-05-08 | Parker-Nosser Company, Inc. | Liquid dispenser |
| GB2059362A (en) * | 1979-08-23 | 1981-04-23 | Whitbread & Co Ltd | Delivery of liquid from tanker vehicles |
| US4852621A (en) * | 1987-08-10 | 1989-08-01 | Bear Don E | Bottled water pressurization system |
| US5540355A (en) * | 1990-10-24 | 1996-07-30 | Water Chef | Water cooler and dispensing system |
| US5172832A (en) * | 1991-08-15 | 1992-12-22 | Sunroc Corporation | Liquid dispensing apparatus for dispensing liquid from a container |
| GB2268925B (en) * | 1992-07-23 | 1995-11-29 | Kwong Kan Ng | Beverage dispensers |
| FR2728552A1 (fr) * | 1994-12-21 | 1996-06-28 | Cmd Sa | Dispositif integre de stockage et de distribution de lubrifiants et autres liquides pour vehicules a moteur |
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1996
- 1996-08-08 KR KR2019960023935U patent/KR200142419Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-05-09 AT AT97303152T patent/ATE228966T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-05-09 EP EP97303152A patent/EP0823397B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-09 DE DE69717559T patent/DE69717559D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-07 CN CNB971145784A patent/CN1138698C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-22 JP JP9196215A patent/JP3004227B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| ATE228966T1 (de) | 2002-12-15 |
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