JP3003976U - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP3003976U
JP3003976U JP1994006177U JP617794U JP3003976U JP 3003976 U JP3003976 U JP 3003976U JP 1994006177 U JP1994006177 U JP 1994006177U JP 617794 U JP617794 U JP 617794U JP 3003976 U JP3003976 U JP 3003976U
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battery
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JP1994006177U
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Inventor
貫 成 美 綿
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株式会社船井電機研究所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バッテリ交換により受信したデータが消失す
ることがなく、またバッテリ交換を行うタイミングに注
意を払う必要のない電子機器を提供する。 【構成】 被駆動電子回路部20には交換可能な電池2
1から電力を供給し、また制御部8には太陽電池22に
より生成した電力を供給する電源回路25を備えた電子
機器である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電源となるバッテリの交換時にシステム制御回路部に制御されて いる記憶回路内のデータが消滅しない電子機器例えば、パーソナルコンピュータ ,無線呼出通信機(ポケットベル,ページャ)などに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、電子機器である無線呼出通信機例えばポケットベルの構成を示すブロ ック図である。図において1は送信された信号を受信する受信アンテナ、2は受 信アンテナ1からの受信信号を処理する受信部であり、高周波増幅部、局部発振 器、その局部発振信号周波数により受信信号周波数を変換する周波数変換部、F M受信信号を復調する復調部などにより構成されている。3は復調受信データを 復号し、IDメモリ3aのIDコードを参照し、一致すれば、復号データを後述 する制御部8に送るデコーダである。
【0003】 4は前記復号データを表示するLCD表示部、6は呼出し用スピーカあるいは ブザー、7は表示ランプ、10はキー入力部、11はタイマ部である。 8はこれら各部からなるシステム制御を行う制御部(CPU)、8aはシステ ム処理用プログラムを収納した記憶回路(ROM)、8bは復号データや時刻な どを記憶する記憶回路(RAM)である。9は基準クロック信号を生成する発振 回路であり水晶振動子などが用いられる。 ここで、20は制御部8を除く部分で、制御部8に制御される被駆動電子回路 部である。14は電池であり単3あるいは単4などの通常の使い捨て用の乾電池 あるいは充電器により充電することで再使用可能な電池である。この電池14は 被駆動電子回路部20と制御部8に電力を供給している。
【0004】 このポケットベルでは、電池14に残存しているエネルギーがなくなると動作 不能となるため、電池14を新しい電池に交換するか、電池を取り出して充電器 にセットして充電した後再使用することになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電子機器は以上のように構成されているので、電池14を新しい電池に 交換したり電池を充電するために取り出したりすると、被駆動電子回路部20と 制御部8への電力供給が遮断され、特に制御部8ではすでに受信して記憶回路8 bに記憶されている受信データ、現在日時、時刻データなどが消滅してしまうた めバッテリ交換を行うタイミングに注意しなければならない問題点があった。
【0006】 本考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、バッテリ交換 によりすでに受信したデータが消失することがなく、またバッテリ交換を行うタ イミングに注意を払う必要のない電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電子機器は、記憶回路を有するシステム制御回路部とそれに制御 される被駆動電子回路部とで構成される電子機器において、前記被駆動電子回路 部には交換可能な電池から電力を供給する第1の電源回路部を備え、前記システ ム制御回路部には太陽電池により生成した電力を供給する第2の電源回路部を備 えたことを特徴とする。
【0008】 また、前記被駆動電子回路部品部はその電子回路部品が1枚の第1の基板に実 装され、前記システム制御回路部はその制御回路部品が1枚の第2の基板に実装 されていることを特徴とする。 また、第2の電源回路部は前記太陽電池で発生したエネルギーを蓄積できる充 電用バッテリを備えたことを特徴とする。
【0009】 また、前記電子機器は無線呼出通信機であり、前記被駆動電子回路部は少くと も無線送信されたデータを受信する受信手段と、該受信手段により受信したデー タを復号し、データ処理を行うデータ処理手段を備え、一方、前記システム制御 回路部は前記復号受信データを読込み、該データと受信時刻などを記憶回路部に 記憶すると共にそれを表示して呼出し処理を行う制御手段とを備えたことを特徴 とする。
【0010】
【作用】
本考案における電子機器は、被駆動電子回路部には交換可能な電池から電力を 供給し、システム制御回路部への電力供給は太陽電池により行うことで、太陽電 池が電力供給を行うことが可能な環境にある限り前記電池の交換を行ってもシス テム制御回路部への電力供給は維持され、システム制御回路部に制御される記憶 回路の記憶データは消滅することなく保持されるように作用する。 ここで、被駆動電子回路部を1枚の第1の基板に、一方システム制御回路部を 他の1枚の第2の基板に分けて、第1の基板には乾電池を、第2の基板には太陽 電池を接続すれば電源配線を必要最小限にできる。
【0011】 また、本考案における電子機器は、被駆動電子回路部には交換可能な電池から 電力を供給し、システム制御回路部への電力供給は太陽電池により行うと共に前 記太陽電池で発生したエネルギーを充電用バッテリに蓄積し、前記電池の交換を 行った場合でも前記システム制御回路部への電力供給は維持され、前記太陽電池 で発生したエネルギーあるいは前記充電用バッテリに蓄積したエネルギーにより 一時記憶回路に記憶したデータをシステム制御回路部が保持するように作用する 。 また、電子機器は無線呼出通信機であれば、無線送信されてデータを受信し、 それをデコーダで復号し、システム制御回路部はその復号信号データを読込み、 記憶回路に記憶して、その内容を表示し、呼出し音を発生される。ここで被駆動 電子回路側の電池の交換を行った場合、システムの制御回路側の電力供給は維持 され復号信号データが記憶回路から消えることはない。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図について説明する。図1は、本実施例の電子機器 としてのポケットベルの構成を示すブロック図である。図1において図2と同一 または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図において21 は使い捨て用の通常の電池あるいは充電器により充電した後再度使用可能な電池 (第1の電源回路部)であり、交換あるいは取り出すことが出来るように電池収 納部に収納され被駆動電子回路20に電力を供給している。22は太陽電池であ り、ポケットベル本体カバーの表面に取り付けられている。23は充電用バッテ リであり、太陽電池22から供給されるエネルギーを蓄電すると共に蓄電したエ ネルギーを制御部8に供給する。この充電用バッテリ23は基板などポケットベ ル内部に固定されている。24は充電用バッテリ23から太陽電池22へエネル ギーが逆流するのを防止するダイオードである。25は電源回路(第2の電源回 路部)であり、使い捨て用の通常の電池あるいは充電器により充電した後再度使 用可能な電池21と太陽電池22と充電用バッテリ23とダイオード24などか らなる電源回路である。
【0013】 このポケットベルでは、制御部8への電力供給は太陽電池22により行われて いる。太陽電池22が供給するエネルギーは、制御部8が動作していないときに は充電用バッテリ23に充電されている。従って、夜間あるいは暗い室内などで も充電用バッテリ23にエネルギーが充電されている限り制御部8の記憶回路8 bに記憶されている受信データなどは消滅することはない。また、最近ではCP Uやメモリなども低消費電力のCMOSタイプのものが普及しており、一度充電 用バッテリ23にエネルギーが充分蓄積された後は長期間制御部8をバックアッ プできる。
【0014】 また、被駆動電子回路20は制御部8に比べて大きい消費電力を要する回路部 分であり、またデータを受信する機能を有していればよいことから使い捨て用の 通常の電池あるいは充電器により充電した後再度使用可能な電池21による電力 供給を行う。そして、残存するエネルギーがなくなったときには、新しい電池に 交換するかあるいは再充電を行う。このバッテリ交換の際には被駆動電子回路2 0は機能しなくなるのでデータを受信する可能性の低い時間帯などを見計ってバ ッテリ交換を行うことになる。
【0015】 以上説明したように本実施例によれば、制御部8への電力供給は遮断されるこ とはないので、制御部8にタイマ機能などタイマ部11が付加されている場合な どでは時間情報が途切れずに出力され損われることがない。また、使い捨て用の 通常の電池あるいは充電後に再使用可能な電池21による被駆動電子回路部の動 作保持時間も、太陽電池により代替される割り合いだけ伸びて被駆動電子回路部 をより長時間にわたり動作させることが可能となる。
【0016】 なお、以上説明した実施例では電子機器としてポケットベルについて説明した が、ポケットベルに限定することはなく携帯用電話機やトランシーバ通信機など であってもよい。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、次のような効果を奏する。 電源回路部を被駆動電子回路部とシステム制御回路部に分けて、前者には交換 可能な電池の電力を、後者には太陽電池により生成した電力を供給するようにし たので、前記交換可能な電池の交換を行っても、システム制御回路部側の太陽電 池は接続されて動作しており、システム制御回路部の制御下の一時記憶回路のデ ータは消滅することなく保持される効果がある。 また、前記被駆動回路部と前記システム制御回路部をそれぞれ一枚基板として おけば、前者の基板の電源は乾電池に、後者の基板の電源は太陽電池にそれぞれ 接続することとなり、電源配線を必要最小限にする効果がある。 また、システム制御回路部への電力供給は太陽電池により行うと共に前記太陽 電池で発生した電力を充電用バッテリに蓄積するようにしたので、前記太陽電池 の交換を行った場合でも、前記一時記憶回路のデータは消滅することなく保持さ れる効果がある。 また、電子機器が無線呼出通信機であれば、システム制御回路部の一時記憶回 路に読込まれて復号信号データは、被駆動電子回路側の電池交換を行ってもデー タは消滅することなく電池交換終了後も、そのデータは保持され、バッテリ交換 を行うタイミングに注意を払う必要のない機能性を向上させた無線呼出通信機を 実現できる効果がある。 (注)考案の詳細な説明中ポケットベルは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による電子機器の構成を示す
ブロック図である。
【図2】従来の電子機器の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 受信部 3 デコーダ 4 LCD表示部 6 呼出し用スピーカ 7 表示ランプ 8 制御部(システム制御回路部)(制御手段) 8b 記憶回路(RAM) 9 発振回路 20 被駆動電子回路部(受信手段,データ処理手段) 21 電池(第1の電源回路部) 22 太陽電池 23 充電用バッテリ 25 電源回路(第2の電源回路部)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶回路を有するシステム制御回路部と
    それに制御される被駆動電子回路部とで構成される電子
    機器において、前記被駆動電子回路部には交換可能な電
    池から電力を供給する第1の電源回路部を備え、前記シ
    ステム制御回路部には太陽電池により生成した電力を供
    給する第2の電源回路部を備えたことを特徴とする電子
    機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器において、前記
    被駆動電子回路部品部はその電子回路部品が1枚の第1
    の基板に実装され、前記システム制御回路部はその制御
    回路部品が1枚の第2の基板に実装されていることを特
    徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子機器におい
    て、第2の電源回路部は前記太陽電池で発生したエネル
    ギーを蓄積できる充電用バッテリを備えたことを特徴と
    する電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の電子機器に
    おいて、該電子機器は無線呼出通信機であり、前記被駆
    動電子回路部は少くとも無線送信されたデータを受信す
    る受信手段と、該受信手段により受信したデータを復号
    し、データ処理を行うデータ処理手段を備え、一方、前
    記システム制御回路部は前記復号受信データを読込み、
    該データと受信時刻などを記憶回路部に記憶すると共に
    それを表示して呼出し処理を行う制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする電子機器。
JP1994006177U 1994-05-09 1994-05-09 電子機器 Expired - Lifetime JP3003976U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001127686A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Nec Saitama Ltd 発電装置付携帯型通信端末
JP2001189690A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Yoshida Enterprise:Kk 携帯無線電話機

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JPH04165848A (ja) * 1990-10-30 1992-06-11 Toshiba Corp 無線電話装置

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