JP2003309490A - Ｒｆｉｄ装置 - Google Patents
Ｒｆｉｄ装置Info
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
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- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池を内蔵したＲＦＩＤタグを使用するＲＦ
ＩＤ装置において、広い使用環境条件で安定に動作し、
取り扱いが簡便なＲＦＩＤ装置を提供する。 【解決手段】 ＩＤタグから送信するための発振回路
に、ＰＬＬ回路を使用して広い使用環境条件で安定な送
信周波数を得る。また、無線式の充電回路により、容易
な充電作業を行えるようにして、電池交換を不要にす
る。
ＩＤ装置において、広い使用環境条件で安定に動作し、
取り扱いが簡便なＲＦＩＤ装置を提供する。 【解決手段】 ＩＤタグから送信するための発振回路
に、ＰＬＬ回路を使用して広い使用環境条件で安定な送
信周波数を得る。また、無線式の充電回路により、容易
な充電作業を行えるようにして、電池交換を不要にす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、移動する物や人
が接近したり通過することを検出して移動体の情報を管
理するＲＦＩＤ装置に関する。
が接近したり通過することを検出して移動体の情報を管
理するＲＦＩＤ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来の方法は、ＩＤタグからＩＤコー
ドを送信する時に、ＳＡＷ（表面弾性波）振動子により
高い周波数の電波を生成してＩＤコードを送信してい
た。
ドを送信する時に、ＳＡＷ（表面弾性波）振動子により
高い周波数の電波を生成してＩＤコードを送信してい
た。
【０００３】 また、ＩＤタグに１次電池を内蔵し、電
池寿命が尽きるときには電池を交換して繰り返し使用し
ていた。
池寿命が尽きるときには電池を交換して繰り返し使用し
ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、以上の従来
技術によれば、ＳＡＷ振動子は発振周波数の安定度が良
くないので、製造時の特性バラツキが大きかったり、調
整が必要な場合があり、使用環境の温度変化や電池電圧
低下等によって、ＩＤコードを受信出来なくなる場合が
あった。また、電池は使用時に振動や衝撃に耐えるよう
に半田付け等で強く接着する場合があり、電池の寿命が
尽きた時の電池交換は作業に時間がかかって、その都度
大きい費用が発生していた。
技術によれば、ＳＡＷ振動子は発振周波数の安定度が良
くないので、製造時の特性バラツキが大きかったり、調
整が必要な場合があり、使用環境の温度変化や電池電圧
低下等によって、ＩＤコードを受信出来なくなる場合が
あった。また、電池は使用時に振動や衝撃に耐えるよう
に半田付け等で強く接着する場合があり、電池の寿命が
尽きた時の電池交換は作業に時間がかかって、その都度
大きい費用が発生していた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 以上の課題を解決する
ため、請求項１の発明は、ＩＤタグで発振する回路をＰ
ＬＬで構成するＲＦＩＤ装置である。
ため、請求項１の発明は、ＩＤタグで発振する回路をＰ
ＬＬで構成するＲＦＩＤ装置である。
【０００６】 請求項２の発明は、前記ＩＤタグに内蔵
する電池を充電可能とし、電池交換を不要にしたＲＦＩ
Ｄ装置である。
する電池を充電可能とし、電池交換を不要にしたＲＦＩ
Ｄ装置である。
【０００７】 請求項３の発明は、前記ＩＤタグから送
信されるＩＤコードを受信し、コンピュータと組み合わ
せて自動的に、ＩＤタグを携行している物や人の動きを
表示したり、情報を管理できるＲＦＩＤ装置である。
信されるＩＤコードを受信し、コンピュータと組み合わ
せて自動的に、ＩＤタグを携行している物や人の動きを
表示したり、情報を管理できるＲＦＩＤ装置である。
【０００８】
【発明の実施の形態】 発明の実施の携帯を実施例にも
とづき図面を参照して説明する。図１は、ＲＦＩＤ装置
の構成を示す。ＩＤ受信機２のトリガ送信回路２１で生
成される低い周波数のトリガ送信電波がトリガ送信アン
テナ２２から周囲に送信される。トリガ送信周波数は、
１０〜５００ｋＨｚあたりの低い周波数が適している。
とづき図面を参照して説明する。図１は、ＲＦＩＤ装置
の構成を示す。ＩＤ受信機２のトリガ送信回路２１で生
成される低い周波数のトリガ送信電波がトリガ送信アン
テナ２２から周囲に送信される。トリガ送信周波数は、
１０〜５００ｋＨｚあたりの低い周波数が適している。
【０００９】 ＩＤタグ１には、トリガ受信アンテナ１
１があり、トリガ信号を受信すると、トリガ受信回路１
２で検出されて、マイコン１３が動作する。マイコン１
３は、そのタグ特有の番号のＩＤコードをＰＬＬ回路１
４に出力する。
１があり、トリガ信号を受信すると、トリガ受信回路１
２で検出されて、マイコン１３が動作する。マイコン１
３は、そのタグ特有の番号のＩＤコードをＰＬＬ回路１
４に出力する。
【００１０】 ＰＬＬ回路１４は、水晶振動子１５の高
安定度に準ずる高い周波数を生成して、ＩＤコードによ
る変調がかかった電波を出力する。ＰＬＬ回路は、ワン
チップＩＣ化されて小型で、例えば１０ＭＨｚの水晶発
振子と組み合わせると、その３２倍の３２０ＭＨｚが出
力されるように設定できる。水晶振動子１５は、ＳＡＷ
振動子より安定度が１０倍くらいの改善が期待できるか
ら、その精度に準じる動作をするＰＬＬ回路を使うと、
製造や使用時に調整しなくても良く、取り扱いが簡単に
なる。
安定度に準ずる高い周波数を生成して、ＩＤコードによ
る変調がかかった電波を出力する。ＰＬＬ回路は、ワン
チップＩＣ化されて小型で、例えば１０ＭＨｚの水晶発
振子と組み合わせると、その３２倍の３２０ＭＨｚが出
力されるように設定できる。水晶振動子１５は、ＳＡＷ
振動子より安定度が１０倍くらいの改善が期待できるか
ら、その精度に準じる動作をするＰＬＬ回路を使うと、
製造や使用時に調整しなくても良く、取り扱いが簡単に
なる。
【００１１】 ＰＬＬ回路１４で生成された高い周波数
の送信電波は、ＩＤタグの中に設けられたアンテナ１６
から送信される。このＩＤタグから送信する周波数は高
い方が、小型のアンテナでも効率よく送信できて電池消
耗が少なくて済む。この周波数は１００〜５００ＭＨｚ
あたりが適している。電池寿命については送信時間を数
秒程度に限定するのも効果的である。
の送信電波は、ＩＤタグの中に設けられたアンテナ１６
から送信される。このＩＤタグから送信する周波数は高
い方が、小型のアンテナでも効率よく送信できて電池消
耗が少なくて済む。この周波数は１００〜５００ＭＨｚ
あたりが適している。電池寿命については送信時間を数
秒程度に限定するのも効果的である。
【００１２】 ＩＤタグから送信された信号は、ＩＤ受
信機２のアンテナ２３に入り、ＩＤ受信回路２４で受信
される。
信機２のアンテナ２３に入り、ＩＤ受信回路２４で受信
される。
【００１３】 受信されたＩＤデータは、時刻情報等と
共にコンピュータ２５で表示や記録されて、ユーザーが
必要な情報処理を行う。情報処理の内容は例えば、ＩＤ
タグを携行する物や人が受信機に接近したことをその都
度表示したり、通過時刻や通過回数を記憶および表示す
る等のコンピュータソフトで処理すると良い。
共にコンピュータ２５で表示や記録されて、ユーザーが
必要な情報処理を行う。情報処理の内容は例えば、ＩＤ
タグを携行する物や人が受信機に接近したことをその都
度表示したり、通過時刻や通過回数を記憶および表示す
る等のコンピュータソフトで処理すると良い。
【００１４】無線式充電器３の発振回路３１は、トリガ
送信周波数と同じか、近い周波数の電波を生成する。発
振回路３１の出力は、充電アンテナ３２から周囲に輻射
される。ＩＤタグ１を充電アンテナに近づけると、ＩＤ
タグ１のトリガ受信アンテナ１１に入ってくる充電器３
からの電波エネルギーは、充電回路１７を介して充電電
池１８に充電される。従ってＩＤタグの電池は、無線式
充電器３の充電アンテナ３２に近づけて置くだけで充電
されるから、電池交換の手間が不要である。また、電池
交換の為にフタを開ける必要がないのでＩＤタグを密閉
構造にすることが簡単で、防水加工をし易い。
送信周波数と同じか、近い周波数の電波を生成する。発
振回路３１の出力は、充電アンテナ３２から周囲に輻射
される。ＩＤタグ１を充電アンテナに近づけると、ＩＤ
タグ１のトリガ受信アンテナ１１に入ってくる充電器３
からの電波エネルギーは、充電回路１７を介して充電電
池１８に充電される。従ってＩＤタグの電池は、無線式
充電器３の充電アンテナ３２に近づけて置くだけで充電
されるから、電池交換の手間が不要である。また、電池
交換の為にフタを開ける必要がないのでＩＤタグを密閉
構造にすることが簡単で、防水加工をし易い。
【００１５】 このように充電のための受電素子にトリ
ガ受信アンテナ１１を共用することで、無線式充電方式
にしても形状は大きくならずに済む。
ガ受信アンテナ１１を共用することで、無線式充電方式
にしても形状は大きくならずに済む。
【００１６】 ＩＤ受信機２は、通過する場所が広い場
合には複数設置し、ＩＤコードを受信漏れしないように
構成することもできる。また、トリガ送信信号に変調を
かけて、ＩＤリーダからの情報をＩＤタグに書き込める
システムにも適用できる。他に、無線式充電において
は、無線式充電器１台に多数のＩＤタグを同時に充電で
きるようにしても良い。
合には複数設置し、ＩＤコードを受信漏れしないように
構成することもできる。また、トリガ送信信号に変調を
かけて、ＩＤリーダからの情報をＩＤタグに書き込める
システムにも適用できる。他に、無線式充電において
は、無線式充電器１台に多数のＩＤタグを同時に充電で
きるようにしても良い。
【００１７】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、ＰＬＬ回路との組み合わせで、広い使用環境条件に
おいて無調整で、安定に通信可能な高性能電池式ＩＤタ
グによるＲＦＩＤ装置を構成できる。さらに無線式充電
とすることにより、ＩＤタグを簡単に繰り返して使用で
きる。
ば、ＰＬＬ回路との組み合わせで、広い使用環境条件に
おいて無調整で、安定に通信可能な高性能電池式ＩＤタ
グによるＲＦＩＤ装置を構成できる。さらに無線式充電
とすることにより、ＩＤタグを簡単に繰り返して使用で
きる。
【図１】本発明ＲＦＩＤ装置の実施例を示す。
１ ＩＤタグ
１１ トリガ受信アンテナ
１２ トリガ受信回路
１３ マイコン
１４ ＰＬＬ回路（従来はＳＡＷ（表面弾性波）発振子
を使用） １５ 水晶振動子 １６ アンテナ １７ 充電回路 １８ 充電電池 ２ ＩＤ受信機 ２１ トリガ送信回路 ２２ トリガ送信アンテナ ２３ ＩＤ受信アンテナ ２４ ＩＤ受信回路 ２５ コンピューター ３ 無線式充電器 ３１ 発振回路 ３２ 充電アンテナ
を使用） １５ 水晶振動子 １６ アンテナ １７ 充電回路 １８ 充電電池 ２ ＩＤ受信機 ２１ トリガ送信回路 ２２ トリガ送信アンテナ ２３ ＩＤ受信アンテナ ２４ ＩＤ受信回路 ２５ コンピューター ３ 無線式充電器 ３１ 発振回路 ３２ 充電アンテナ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０６Ｋ 19/07 Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｈ
Ｈ０４Ｂ 5/02 Ｊ
Ｑ
Claims (3)
- 【請求項１】 電池を内蔵するＩＤタグのＩＤコードを
読み取るＲＦＩＤ装置において、読み取る受信機から低
い周波数でトリガ電波を送信しておき、ＩＤタグが受信
機に接近してそのトリガ信号を受信した時に、ＩＤタグ
に内蔵の水晶発振子の発振周波数に同期して動作するＰ
ＬＬ発振器で生成される高い周波数の電波に変調をかけ
てＩＤコードを送信することを特徴とするＲＦＩＤ装
置。 - 【請求項２】 前記ＩＤタグの電池は、充電出来る２次
電池を内蔵して、ＩＤタグのトリガ受信アンテナに誘起
される電力を利用して無線充電することを特徴とする請
求項１記載のＲＦＩＤ装置。 - 【請求項３】 前記ＩＤタグから送信されるＩＤコード
を、受信位置情報や時刻情報等と共にコンピュータに記
憶や表示し、ＩＤタグを携行して移動する物や人の情報
管理を行うことを特徴とする請求項１記載のＲＦＩＤ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002146959A JP2003309490A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | Ｒｆｉｄ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002146959A JP2003309490A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | Ｒｆｉｄ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003309490A true JP2003309490A (ja) | 2003-10-31 |
Family
ID=29397829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002146959A Pending JP2003309490A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | Ｒｆｉｄ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003309490A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002146959A patent/JP2003309490A/ja active Pending
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