JP3003312U - 皿 - Google Patents
皿Info
- Publication number
- JP3003312U JP3003312U JP1994005468U JP546894U JP3003312U JP 3003312 U JP3003312 U JP 3003312U JP 1994005468 U JP1994005468 U JP 1994005468U JP 546894 U JP546894 U JP 546894U JP 3003312 U JP3003312 U JP 3003312U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- dish
- spoon
- granular material
- edge
- Prior art date
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- Table Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 幼児はもとより、手先の不自由・不器用な人
でも容易に皿上の粒状物等をすくい取ることができる構
造をもった皿の提供する。 【構成】 皿1の周縁部2に、皿1の内側に向かう返し
縁3を形成する。これにより、スプーン等をこの返し縁
3の傾斜にそってすくい上げると、皿上に盛りつけられ
た粒状物等はこの返し縁3の傾斜にそって持ち上げら
れ、自重によってスプーン内に転がり落ちる。このた
め、幼児はもとより、手先の不自由・不器用な人でも容
易に皿上の粒状物等をすくい取ることができる。
でも容易に皿上の粒状物等をすくい取ることができる構
造をもった皿の提供する。 【構成】 皿1の周縁部2に、皿1の内側に向かう返し
縁3を形成する。これにより、スプーン等をこの返し縁
3の傾斜にそってすくい上げると、皿上に盛りつけられ
た粒状物等はこの返し縁3の傾斜にそって持ち上げら
れ、自重によってスプーン内に転がり落ちる。このた
め、幼児はもとより、手先の不自由・不器用な人でも容
易に皿上の粒状物等をすくい取ることができる。
Description
【0001】
本考案は皿の構造に関する。さらに詳しくは、皿上に盛りつけられた粒状物等 のすくい取りを容易にする構造に関する。
【0002】
一般家庭で用いられる皿は、通常、和皿と洋皿とに大別される。そして、和皿 は、通常、図2(a) に示すように、その周縁部aから中央部bまでが一様な湾曲 面(カーブ)をもって形成されているのに対し、洋皿は、図2(b) に示すように 、通常、和皿のような湾曲面がなく、その底部cの全体が平面状に形成されると ともに、その周縁部aには、極小さな湾曲面とその湾曲面に連続して平面が形成 されている。
【0003】 このような、皿の材質としては、陶磁器製のものが最も一般的であり、その他 、木製、漆器製、金属製、ガラス製、プラスチック製等、種々の材質を用いたも のが提供されている。また、近年では、キャンプやパーティー等での使用に適し た使い捨て可能な紙製やアルミ箔製の皿なども提供されている。
【0004】 しかしながら、前記のような構造の一般的な皿では、その皿上にコーンなどの 粒状物dを盛りつけた場合、これをスプーンe等ですくい取ろうとしても、皿上 に盛りつけられた粒状物dの量が少なくなれば、これを容易にすくい取ることが できなくなるという不具合があった。
【0005】 すなわち、皿上に盛られた粒状物dの量が少なくなれば、スプーンeで皿上の 粒状物dをすくい取ろうとしても、皿上の粒状物dは、スプーンeに押されて皿 の湾曲面にそって周縁方向(図2矢符参照)に押し上げられるだけで、なかなか スプーン内に取り込めなかった。
【0006】 そのため、従来の構造を有する皿では、スプーンeを使って、粒状物dの最後 の一粒までを完全にすくい取ることは難しく、殊に、手先の不器用な幼児や手先 の不自由な身体障害者等にあっては、大変な労力を必要とした。
【0007】
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、幼児はもとよ り、手先の不自由・不器用な人でも容易に皿上の粒状物等をすくい取ることがで きる構造をもった皿の提供することを目的とする。
【0008】
前記目的を達成するため、本考案の皿は、周縁部の全部または一部に、皿の内 側に向かう返し縁が形成されてなることを特徴とする。
【0009】
本考案の皿は、前記のごとく構成されているので、スプーン等を用いての皿上 の粒状物のすくい取りが容易となる。
【0010】 すなわち、皿の周縁部の一部又は全部に、皿の内側に向かう返し縁が形成され ていることから、スプーン等をこの返し縁の傾斜にそってすくい上げることによ り、皿上の粒状物は、この返し縁の傾斜にそって持ち上げられ、自重によりスプ ーン内に転がり落ちる。
【0011】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 本考案にかかわる皿を図1に示す。該皿1は、その周縁部2の全部または一部 に、皿1の内側に向かう返し縁3が形成されている。より具体的には、この返し 縁3は、図1に示すように、皿1の周縁部2の一部を上方に傾斜させるとともに 、その先端部2aを皿1の内側に向かって僅かに折り返すことにより設けらる。
【0013】 この返し縁3の折り返しの角度αは、垂線に対して少なくとも0°以上の角度 とされ、図示しないが、皿1上の粒状物をスプーン等ですくい取る際に、この折 り返しによる傾斜に沿ってスプーンをすくい上げることで、皿1上の粒状物が自 重によりスプーン内に転がり込むように形成されている。
【0014】 また、本考案にかかわる皿では、その材質は特に限定されない。すなわち、返 し縁3は周縁部2を折り返すことにより皿1と一体成形されており、また、その 構造も簡単なため、皿1を陶磁器製や木製、漆器、金属製、ガラス製、プラスチ ック製等とする他、紙製やアルミ箔製とすることも可能であり、皿1を使用する 用途・目的等に応じて適宜材質を選択することができる。
【0015】 なお、本考案にかかわる皿の構造は、図示例に限定されず同一機能を有する範 囲で種々設計変更可能である。例えば、図示例においては、返し縁3が皿の周縁 部2の一部を折り返すことにより形成されているが、返し縁3を周縁部2の全周 にわたって形成することも可能である。
【0016】
本考案にかかわる皿の構造によれば、スプーン等を返し縁の傾斜にそってすく い上げることにより、皿上の粒状物をスプーン内に容易に落とし込むことができ るため、幼児はもとより、手先の不自由・不器用な人でも容易に皿上の粒状物等 を最後の一粒まですくい取ることができる。
【図1】本考案にかかわる一実施例である皿の構造を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】従来の皿の構造を示す断面図であり、図2(a)
は和皿を、図2(b) は洋皿を示す。
は和皿を、図2(b) は洋皿を示す。
1 皿 2 周縁部 2a 先端部 3 返し縁
Claims (1)
- 【請求項1】 周縁部の全部または一部に、皿の内側に
向かう返し縁が形成されてなることを特徴とする皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005468U JP3003312U (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005468U JP3003312U (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3003312U true JP3003312U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=43139260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994005468U Expired - Lifetime JP3003312U (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003312U (ja) |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP1994005468U patent/JP3003312U/ja not_active Expired - Lifetime
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