JP3003265U - 木材のあり継ぎ形成装置 - Google Patents

木材のあり継ぎ形成装置

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JP3003265U
JP3003265U JP1994002354U JP235494U JP3003265U JP 3003265 U JP3003265 U JP 3003265U JP 1994002354 U JP1994002354 U JP 1994002354U JP 235494 U JP235494 U JP 235494U JP 3003265 U JP3003265 U JP 3003265U
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プルスヒケ グンター
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ファグス−グレコン グレテン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コー コマンディット ゲゼルシャフト
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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 木材のあり継ぎ形成のサイクル時間を短縮
し、一度に多数の木材の両端にあり継ぎを迅速に形成さ
せる。 【構成】 各走行テーブル6,7には案内路10,11
と垂直な方向18,19に駆動可能な木材を支持する搬
送装置16,17を設け、負荷側8,9に対向する各走
行テーブル6,7の締め付け側20,21に木材5の束
4を横方向と垂直方向から締め付けるための締め付け装
置23,24を配設する。木材5の加工すべき端面2,
3を整列させるためのストツパ装置30,31を設け
る。走行テーブル6,7の運動路に沿ってあり継ぎ形成
用工具34ないし37を配置する。走行テーブル6,7
に第1および第2予備整列装置38,39を直列に接続
し、運動路内外に移動可能な木材5の端面2,3用の予
備ストツパ装置40,41を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、1束に構成された木材の両方の端面にあり継ぎを形成する木材のあ り継ぎ形成装置に関するものであり、該あり継ぎ形成装置は互いに負荷側に向け られかつ互いに平行な案内路に沿って木材を収容する負荷位置と各端面にあり継 ぎを備えた木材を引き渡す引き渡し位置との間を走行可能にした第1走行テーブ ルと第2走行テーブルとを備え、各走行テーブルを案内路と垂直な方向に駆動可 能とし、各走行テーブルには木材を支持する搬送装置を備え、負荷側に対向する 各走行テーブルの締め付け側には束の木材を横方向と垂直方向とから締め付ける ための締め付け装置を配置し、その締め付け側には各走行テーブルの負荷位置か ら負荷された木材の加工すべき端面を整列させるためのストッパ装置を設け、走 行テーブルの負荷位置と引き渡し位置との間の各締め付け側の運動路に沿ってあ り継ぎ形成用工具を配置させたものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の公知の装置(愛知県小牧市入鹿出新田900に所在の太平製作所株式 会社のカタログ「C64−KCフインガー・ジヨインテイング・システム」19 89年9月2日発行)においては、両走行テーブルの各々はそのストツパ装置の 範囲に揺動装置を備えている。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
上記の従来装置では、到来する木材の全体の整列は走行テーブル上で行われる 。それは木材の負荷位置において望ましくない方法で走行テーブルの滞留時間を 延長する欠点がある。
【0004】 本考案の目的は木材のあり継ぎ形成装置のサイクル時間を短縮し、一度に多数 の木材の両端にあり継ぎを迅速に形成させることができる木材のあり継ぎ形成装 置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は本考案によればその負荷位置にある各走行テーブルの負荷側に、走 行テーブルに負荷すべき束の木材用の第1および第2予備整列装置を直列に接続 させ、負荷側に配置させた各予備整列装置には木材の運動路内外に移動可能な木 材の端面用の予備ストツパ装置を備えることにより達成することができる。予備 整列装置は予備ストツパ装置に沿って到来する木材の整列の実質的な部分を収容 する。この予備整列状態において木材の束は該束が走行テーブル上で締め付けら れかつ走行テーブルにより走行される前に、とくに迅速に各走行テーブルに並置 されたストツパ装置において完全に整列される。予備整列および事後整列におけ るこの整列の方法により走行テーブルを比較的短い時間だけその負荷位置に滞留 させることにより顕著なサイクル時間の短縮が生じる。
【0006】 請求項2の特徴によれば、多くの場合に予備整列が改善されそして予備整列が 短縮され得る。しかしながら他の場合において、例えばかんな掛けされた木材に 際しては揺動させることなしに搬送することができる。
【0007】 請求項3の特徴によれば、木材の束の片側のみにまたは両方の対向側に締め付 け装置を備えている。1つの締め付け装置のみを組み込んでいるとき、締め付け 装置は目的に合わせて予備整列装置の側に配置され、それに対して付属の走行テ ーブルは束の木材とともに遅れて走行するようになっている。
【0008】 請求項4の特徴は予備整列された束の木材の摩擦のない収容を形成する。
【0009】 請求項5によれば束の木材の搬送は走行テーブル上で達成される。
【0010】 請求項6の特徴はサイクル時間を短縮しかつ装置の構造上の経費を低下させる ことができる。
【0011】 請求項7によれば走行テーブルの案内路に間隙を設ける必要がない。また走行 テーブルの負荷が比較的簡単である。
【0012】 請求項8によればこの負荷のために多様な可能性が生じる。第1支持面は第2 支持面より高いかまたは低いか若しくは同じ位の高さに選択することができる。 第1支持面はそのように選ばれた比較的高い位置に固定して取り付けられ得る。
【0013】 請求項9の特徴は極端な場合に最小の利用可能な長さの走行テーブルにさせる ことができる。それにより一方で木材の束を各走行テーブル上に供給させる時間 が短縮でき、かつ他方で走行テーブルの寸法を減少させることができる。小さい 寸法が走行テーブルの僅かな駆動性能および迅速な走行運動を導く。
【0014】 請求項10によれば、木材は第1走行テーブルが駆動されるとき、第1支持面 と接触しない。
【0015】 請求項11によれば各駆動の場合に支持面の最適な比較的高い位置が達成され る。このために例えば第1予備整列装置用の移動装置を使用することが可能であ る。
【0016】 請求項12によれば走行テーブルの走行に際して木材の突出端用の通路を空け ることができる。
【0017】 請求項13によれば第1走行テーブルに関して最小の滞留時間のみがその引き 渡し位置において達成される。
【0018】 請求項14の特徴によれば束の木材の引き渡しおよび収容に関して好都合な比 較的高い位置が達成できる。それは例えば第2予備整列装置に作用する搬送装置 によつて生じさせることができる。
【0019】 請求項15の特徴は構成上かつ構造上の利点をもたらす。
【0020】 本考案を以下に添付図面に示した実施例について詳細に説明する。
【0021】
【実施例】
図1は束4に構成された木材5の両端面2および3においてあり継ぎ形成のた めの装置1を示す。
【0022】 本発明の装置1は第1走行テーブル6および第2走行テーブル7を有し、これ らは互いに負荷側8および9に位置付けされかつ互いに平行な案内路10および 11に沿って二重矢印12および13の方向に走行可能である。走行テーブル6 ,7は図1においてその負荷位置を実線で示しかつそれぞれの端面2,3におい てあり継ぎを備えた木材5が引き渡される引き渡し位置を一点鎖線で示してある 。
【0023】 各走行テーブル6,7は木材5を第2支持面14および第4支持面15上に支 持する搬送装置16および17を有する。搬送装置16,17はエンドレス搬送 ベルトとして形成されかつ選択的に二重矢印18および19の両方向に案内路1 0,11を横切って駆動可能である。
【0024】 各走行テーブル6,7の負荷側8,9に対向する締め付け側20および21に は束4用の締め付け装置22および23が設けられている。各締め付け装置22 ,23は束4の横方向の締め付けのための2つの対向する締め付け器24,25 および26,27を有し、束4の垂直方向締め付けのための締め付け器28およ び29を有する。
【0025】 図1に実線で示した各走行テーブル6,7の負荷位置にはその締め付け側20 ,21に木材5の加工すべき端面2,3の整列のためのストツパ装置30および 31が互いに設けられている。これらのストツパ装置30,31は好ましくは二 重に作用するピストン−シリンダユニツト32および33によつて二重矢印18 ,19の方向に移動可能でかつ固定位置に配置されている。
【0026】 各締め付け側20,21の運動路に沿って固定工具、例えばこの場合にかんな 34および35、ならびにあり継ぎフライス盤36および37が配置されている 。
【0027】 その負荷位置にある走行テーブル6,7の負荷側8,9には走行テーブル6, 7上に負荷すべき束4の木材5用の第1予備整列装置38ならびに第2予備整列 装置39が直列に接続されている。各予備整列装置38,39は負荷側8,9に 予備ストツパ装置40および41を有する。該予備ストツパ装置40,41はそ の場合に木材5の運動路内に移動しかつその端面2,3用のストツパ面として作 用する。
【0028】 各予備整列装置38,39はそれらの予備ストツパ装置40,41の範囲に木 材5の揺動装置42および43を備えている。各予備整列装置38,39は予備 ストツパ装置40,41の範囲にさらに束4の横方向の締め付けのための2つの 対向する締め付け器46,47及び48,49を備えた締め付け装置44および 45を有している。
【0029】 各予備整列装置38,39は、例えば供給ベルトにより形成された搬送装置5 0および51を備えている。該搬送装置50,51は木材5用の第1支持面52 および第3支持面53を形成し、木材5はその場合に矢印54および55の方向 に選択的に駆動可能である。第1予備整列装置38には側部案内部材56および 57がかつ第2予備整列装置39には側部案内部材58および59が木材5のた めに取り付けられている。
【0030】 図1による実施例において、各走行テーブル6,7の利用可能な長さは少なく とも加工すべき木材5の最大の長さに等しく、いわゆる短い木材の設備において 木材5の長さは例えば約100mmないし1500mmの間である。これに対し ていわゆる長い木材の設備は約700mmから6000mmまでの長さの木材を 加工する。本考案による装置1はとくに短い木材の設備に適する。
【0031】 図1による装置1は以下のように作動する。木材5は締め付け器46,47間 において端面2の運動路に案内された予備ストツパ装置40に向って矢印54の 方向から搬送装置50に供給される。側部案内部材56,57は木材5が搬送装 置50から横方向に落ちるのを阻止する。木材5は予備ストツパ装置40に順々 に衝突する。揺動装置42が駆動し、木材5の端面2を支持し、そのさい揺動装 置42は予備ストツパ装置40で一直線に並ぶ端面2の整列の位置を見出す。予 備整列が完了するとすぐに、締め付け装置44の締め付け器46,47が作動し かつ木材5を束4にして束4の木材5を横方向にともに締め付ける。その後第1 走行テーブル6が図1に実線で示した負荷位置に位置するまで、揺動装置42お よび場合によつてはまた搬送装置50の推進が遮断される。遅くともこの時に第 1走行テーブル6において締め付け装置22のすべての部材が開放されている。 次いで搬送装置50および搬送装置16の駆動が行われ、その結果第1支持面5 2および第2支持面14が図1において右側に移動される。予備ストツパ装置4 0は束4の通路から上方又は下方に案内され、その結果端面2がストツパ装置3 0上に出現するまで、束4はその予備整列された配置において第1支持面52か ら第2支持面14上に供給される。第1予備整列装置38において前方に移動さ れた木材5の予備整列は最小の時間でストツパ装置30の前面に端面2を互いに 一直線に並んで整列させることができる。必要によってはストツパ装置30はそ の前にピストン−シリンダユニツト32により特定の部分を右側に案内し、端面 2に接触させたストツパ装置30を図1に示した運転位置に復帰するように案内 する。この構成は端面の一直線に並んだ整列の速度および精度を備える。
【0032】 第1走行テーブル6における束4の木材5の引き渡しにおいてはそれらの側部 案内部材60および61が木材の横方向の案内に役立つ。ストツパ装置30での 木材5の最終的な整列後に締め付け装置22のすべての部材が締め付けられ、そ の結果束4は端面2でのあり継ぎ形成のために第1走行テーブル6上に堅固に保 持されている。
【0033】 第1走行テーブル6は次に案内路10上で搬送装置16の搬送方向と垂直な方 向に走行する。そのさい木材5の端面2はまず第1に端面2に平らな面を作るか んな34を、次いで平らな端面にあり継ぎ形成をフライス加工するあり継ぎフラ イス盤36を通過する。負荷位置から出発する第1走行テーブル6の走行の直前 に、不必要な摩擦の回避のために、ストツパ装置30はピストン−シリンダユニ ツト32の作動により部材を右側に移動させることができる。
【0034】 第1走行テーブル6は、第2予備整列装置39と一直線に並ぶ、図1に一点鎖 線で示した引き渡し位置に達する。
【0035】 ストツパ装置30による木材5の最終的な整列の終了に際して好ましくは搬送 装置16の駆動が遮断される。この駆動は反対方向に切り換えられ、その結果締 め付け装置22のすべての部材の解放により木材5は矢印62の方向に第2支持 面14から矢印55の方向に駆動される第3支持面53上に移動する。この時点 で締め付け装置48,49が解放され、予備ストツパ装置41が端面3の通路に 案内されかつ揺動装置43が駆動される。そこで木材5はその端面3がともに予 備ストツパ装置41に衝突し、そこで予備整列される。それが終了されるとすぐ に、締め付け装置48,49が木材5を締め付け、揺動装置43ならびに第3支 持面53の駆動が遮断される。
【0036】 第3支持面53での最後の木材5の引き渡しと同時に第1走行テーブル6はそ の一点鎖線で示した引き渡し位置から再び図1の上方に示した第1予備整列装置 38と一直線に並ぶ負荷位置に案内される。第1走行テーブル6はまた次の束4 を収容する一方、以前の束4は第3支持面53から第2走行テーブル7の第4支 持面15上に引き渡される。このためにまず予備ストツパ装置41は束4の通路 から離れ、駆動装置が作動され、その結果第3支持面53が図1においてそれぞ れ左側に移動する。この時点で締め付け装置23の部材が解放されかつストツパ 装置31が到来する予備整列された束4の最終的な整列のために所定位置に位置 している。第2走行テーブル7の側部案内部材63および64は引き渡しの期間 中に束4の結合を保証する。ピストン−シリンダユニツト33によるストツパ装 置31の短い右側運動により最終的な整列が遮断されるとすぐに、締め付け装置 23の部材が木材の束4を締め付け、第4支持面15の駆動が遮断される。スト ツパ装置31はその部材を左側に案内することができ、最終的に整列された端面 3と第2走行テーブル7とによる阻止されない走行を図1に示した下方に行うこ とができる。端面3はこの案内路11上でまず端面3を平らに加工するかんな3 5をかつ次いであり継ぎ形状が端面3にフライス加工されるあり継ぎフライス盤 37を通過する。この引き渡し位置において締め付け装置23の部材は解放され 、その結果、第4支持面15の駆動方向に応じて、両側にあり継ぎ形状を備えた 、完全に加工された木材5が矢印65または矢印66の方向に第2走行テーブル から離れて移動することができる。これが終了するとすぐに、第2走行テーブル 7は再び第2予備整列装置39の後方のその負荷位置に再び戻され得る。
【0037】 図2には第2支持面14は常に高さ67だけ第1支持面52より低く配置され ている。それは加工すべき木材5の最大の長さが走行テーブル6の利用可能な長 さに少なくても等しい場合に可能である。そこで予備整列された束4はとくに妨 害なしに第1走行テーブル6に引き渡され得る。予備ストツパ装置40は図2に おいてその上方の加工位置に矢印54の方向に到来する木材の通路に案内される 。予備ストツパ装置40は木材の通路に上下方向から又は横方向に移動され得る 。
【0038】 図3による他の実施例において第1支持面52と第2支持面14とは常に等し い水平面に横たわっている。ここで予備整列のストッパ装置40は木材5の通路 からその休止位置に案内される。
【0039】 図4による他の実施例において第1支持面52は常に高さ68だけ第2支持面 14より低く配置されている。
【0040】 図2ないし図4による変形例のいずれかが使用されると、それらは装置全体の 構造および運転の限界条件に依存する。
【0041】 図5による実施例はすべての運転および構造の条件を考慮することができる。 第1予備整列装置38は二重矢印69の方向に上昇または下降可能であり、それ により供給に応じて第1支持面52と第2支持面14との間の高さ70は、図5 におけるように負に、図3に対応してゼロにまたは図2に対応して正に調整され 得る。図5による実施例はまたその最大の長さが第1走行テーブル6の利用可能 な長さより長い木材に適する。かかる木材は、例えば、図2または図3に対応し て第1予備整列装置38の高い位置に第1予備整列位置38から第1走行テーブ ル6上に負荷され得る。第1走行テーブル6上の木材の締め付けの前に第1予備 整列装置38は図5により下降された位置に、図5において左側に第1支持面5 2を超えて延在する木材の端部が第1支持面52と接触して移動するのを阻止す るように下方に案内される。
【0042】 図6による実施例において各走行テーブル6,7の利用可能な長さはその搬送 装置16,17の供給方向18,19において加工すべき木材5の最大の長さよ り短い。それは図6において右上方に示してあり、そこで束4の個々の木材5が 第1走行テーブル6の負荷側8を超えて左側に突出し、第1支持面52を超えて 延伸し、一方木材5はその右側端面2によりストツパ装置30に隣接する。
【0043】 走行テーブル6,7は比較的小さくかつ軽く形成できるので、その構造が簡単 で、それに対応して駆動に係る僅かな経費で二重矢印12,13の方向に案内す ることができる。この方法でまた木材5が加工され、その長さは長い木材に広く 適合する。
【0044】 図6によれば第1予備整列装置38の側部案内部材71および第2予備整列装 置39の側部案内部材72および73は木材5が走行テーブル6,7上で案内さ れるとき、木材5の通路から移動できるように構成されている。このために側部 案内部材71〜73は例えば水平軸線を中心に図6に示した下方に回動させるこ とができる。
【0045】 図7によれば第2予備整列装置39全体が二重矢印74の方向に高さ調整可能 である。それにより第3支持面53の平面と第2および第4支持面14,15と が共通に横たわる平面との間の高さ75がそれぞれ好都合な値に定められている 。予備ストツパ装置41は図7において、第3支持面53から矢印55の方向に 第4支持体面15上にかつ固定のストツパ装置31に対して供給される木材の通 路から下方に案内される。
【0046】
【考案の効果】
本考案は上述した構成であるから、走行テーブルを比較的短い時間だけ負荷位 置に滞留させることにより木材のあり継ぎ形成のサイクル時間を相当短縮するこ とができ、一度に多数の木材の両端にあり継ぎを迅速に形成させることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の第1実施例の概略平面図である。
【図2】図1のII−II線から見た概略側面図であ
る。
【図3】図2に対応する他の実施例の側面図である。
【図4】図2に対応する他の実施例の側面図である。
【図5】図2に対応する他の実施例の側面図である。
【図6】本装置のさらに他の実施例の平面図である。
【図7】図6のVII−VII線から見た概略部分図で
ある。
【符号の説明】
1 本装置 2 端面 3 端面 4 束 5 木材 6 第1走行テーブル 7 第2走行テーブル 8 負荷側 9 負荷側 10 案内路 11 案内路 14 第2支持面 15 第4支持面 16 搬送装置 17 搬送装置 20 締め付け側 21 締め付け側 22 締め付け装置 30 ストツパ装置 31 ストツパ装置 34 かんな(固定工具) 35 かんな(固定工具) 36 あり継ぎフライス盤(固定工具) 37 あり継ぎフライス盤(固定工具) 38 第1予備整列装置 39 第2予備整列装置 40 予備ストツパ装置 41 予備ストツパ装置 42 揺動装置 43 揺動装置 44 締め付け装置 45 締め付け装置 50 搬送装置 51 搬送装置 52 第2支持面 53 第3支持面 56 側部案内部材 59 側部案内部材 72 側部案内部材 73 側部案内部材

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに負荷側(8,9)に向けられかつ
    互いに平行な案内路(10,11)に沿って木材(5)
    を収容する負荷位置と各端面にあり継ぎを備えた木材
    (5)を引き渡す引き渡し位置との間を走行可能とした
    第1走行テーブル(6)と第2走行テーブル(7)とを
    備え、 各走行テーブル(6,7)には案内路(10,11)と
    垂直な方向(18,19)に駆動可能な木材を支持する
    搬送装置(16,17)を設け、 負荷側(8,9)に対向する各走行テーブル(6,7)
    の締め付け側(20,21)に木材(5)の束(4)を
    横方向と垂直方向から締め付けるための締め付け装置
    (23,24)を配設し、 その締め付け側(20,21)には各走行テーブル
    (6,7)の負荷位置から負荷された木材(5)の加工
    すべき端面(2,3)を整列させるためのストツパ装置
    (30,31)を設け、 走行テーブル(6,7)の負荷位置と引き渡し位置との
    間の各締め付け側(20,21)の運動路に沿ってあり
    継ぎ形成用工具(34ないし37)を配置させた1束に
    構成された木材の端面にあり継ぎを形成する装置におい
    て、 その負荷位置にある各走行テーブル(6,7)の負荷側
    (8,9)には走行テーブル(6,7)に負荷すべき束
    (4)の木材(5)の第1および第2予備整列装置(3
    8,39)を直列に接続し、 負荷側(8,9)に配置させた各予備整列装置(38,
    39)には木材(5)の運動路内外に移動可能な木材
    (5)の端面(2,3)用の予備ストツパ装置(40,
    41)を設けたことを特徴とする木材のあり継ぎ形成装
    置。
  2. 【請求項2】 各予備整列装置(38,39)には予備
    ストツパ装置(40,41)の範囲において束(4)の
    木材(5)用の揺動装置を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
  3. 【請求項3】 各予備整列装置(38,39)には予備
    整列装置(40,41)の範囲において、束(4)の木
    材(5)を横方向から締め付けるための締め付け装置
    (44,45)を備えたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
  4. 【請求項4】 各予備整列装置(38,39)には木材
    (5)用の搬送装置(50,51)と側部案内部材(5
    6〜59;71〜73)を設けたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の木材のあり
    継ぎ形成装置。
  5. 【請求項5】 各搬送装置(50,51)には駆動可能
    な搬送ベルトを設けたことを特徴とする請求項4に記載
    の木材のあり継ぎ形成装置。
  6. 【請求項6】 あり継ぎを備えた束(4)の木材(5)
    をその引き渡し位置にある第1走行テーブル(6)によ
    つて第2走行テーブル(7)に接続させた第2予備整列
    装置(39)に直接引き渡し可能であることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の木材
    のあり継ぎ形成装置。
  7. 【請求項7】 各走行テーブル(6,7)の利用可能な
    長さをその搬送装置(16,17)の供給方向(18,
    19)において加工すべき木材(5)の最大の長さに少
    なくとも等しくさせたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項6のいずれか1項に記載の木材のあり継ぎ形成装
    置。
  8. 【請求項8】 第1予備整列装置(38)によつて木材
    (5)用の第1支持面(52)を形成し、第1走行テー
    ブル(6)の搬送装置(16)によつて木材(5)用の
    第2支持面(14)を形成し、 第1支持面(52)の高さ位置(例えば67,68)を
    第2前記支持面(14)に対して運転に好都合な方法に
    おいて選択可能にしたことを特徴とする請求項7に記載
    の木材のあり継ぎ形成装置。
  9. 【請求項9】 各走行テーブル(6,7)の利用可能な
    長さをその搬送装置(16,17)の供給方向(18,
    19)において加工すべき木材(5)の最大の長さより
    小さくしたことを特徴とする請求項1ないし請求項6の
    いずれか1項に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
  10. 【請求項10】 第1予備整列装置(38)によつて木
    材(5)用の第1支持面(52)を形成し、第1走行テ
    ーブル(6)の搬送装置(16)によつて木材(5)用
    の第2支持面(14)を形成し、 第2支持面(14)を高い位置(68)だけ第1支持面
    (52)より高く配置させたことを特徴とする請求項9
    に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
  11. 【請求項11】 第1予備整列装置(38)によつて木
    材(5)用の第1支持面(52)を形成し、第1走行テ
    ーブル(6)の搬送装置(16)によつて木材(5)用
    の第2支持面(14)を形成し、 第1支持面(52)の高い位置(例えば70)を第2支
    持面(14)に対して各運転サイクル中にその都度好都
    合な値に調整可能(例えば69)にしたことを特徴とす
    る請求項9に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
  12. 【請求項12】 第2予備整列装置(39)に対向する
    第1予備整列装置(38)の側部案内部材(71)の1
    つと第2予備整列装置(39)の2つの側部案内部材
    (72,73)とを1つの運動路から走行テーブル
    (6,7)を超えて突出する木材(5)の端部から離れ
    る方向に移動可能としそして木材(5)の各端部の通過
    後に再びその作動位置に復帰可能としたことを特徴とす
    る請求項9ないし請求項11のいずれか1項に記載の木
    材のあり継ぎ形成装置。
  13. 【請求項13】 第2予備整列装置(39)の利用可能
    な長さを加工すべき木材(5)の最大の長さに少なくと
    も等しくさせたことを特徴とする請求項1ないし12の
    いずれか1項に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
  14. 【請求項14】 第1走行テーブル(6)の搬送装置
    (16)によつて木材(5)用の第2支持面(14)を
    形成し、第2走行テーブル(7)の搬送装置(17)に
    よつて木材(5)用の第4支持面(15)を形成し、第
    2予備整列装置(39)によつて木材(5)用の第3支
    持面(53)を形成させ、 第3支持面(53)の高い位置(例えば75)を第2支
    持面(14)および第4支持面(15)に対して各運転
    サイクル中その都度好都合な値で調整可能(例えば7
    5)にしたことを特徴とする請求項1ないし請求項13
    のいずれか1項に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
  15. 【請求項15】 第2支持面(14)と第4支持面(1
    5)とを同一高さに配置させたことを特徴とする請求項
    14に記載の木材のあり継ぎ形成装置。
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