JP3003186B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3003186B2
JP3003186B2 JP2234361A JP23436190A JP3003186B2 JP 3003186 B2 JP3003186 B2 JP 3003186B2 JP 2234361 A JP2234361 A JP 2234361A JP 23436190 A JP23436190 A JP 23436190A JP 3003186 B2 JP3003186 B2 JP 3003186B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自装置が接続されている回線網から他の回線
網へ容易に接続することができるファクシミリ装置に関
する。
(従来の技術) 従来、ファクシミリ装置は1つの回線をファクシミリ
通信専用として接続されることが多く、PBXの内線の1
つにファクシミリ装置が接続されることは殆ど無かった
ため、外線接続用の押しボタンスイッチが設けられたも
のは無かった。
また、日本国内においては従来、現日本電話電信株式
会社が電話回線を独占していたため、日本電話電信株式
会社以外の回線を使用することは無かった。
しかし、通信技術の発達に伴い、PBXの内線の1つに
ファクシミリ装置を接続することが多くなり、また電話
回線の解放によって日本電話電信株式会社以外の電話回
線(日本電話電信株式会社の電話回線網に対して外線と
考える)を使用することも多くなった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来技術では外線へ接続する場合、手
動発呼においては外線接続番号を一々ダイヤルしなけれ
ばならず、外線接続番号の桁数が多い場合には手数がか
かり、そのダイヤル動作は面倒であるという問題点があ
った。
また、自動発呼においては、外線接続番号を一々登録
する必要があるのに加えて、外線からのダイヤルトーン
の検出機能、または所定期間の休止期間を各電話番号の
前に登録しておかなければならず、登録動作が面倒であ
るという問題点があった。さらにまた、このような使用
方法に対して、複数個の登録された番号を組み合わせて
ダイヤルするという所謂チエン・ダイヤリングは、外線
からのダイヤルトーンが確認できないため使うことはで
きないという問題点があった。
本発明は外線との接続のための専用スイッチ手段を設
け、該スイッチ手段の押下があったときの動作を予め記
憶部に格納しておき、スイッチ手段の押下によって、あ
る回線網から他の回線網へワンタッチでアクセスできる
ようにして、上記の問題点を解消したファクシミリ装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1図に示す如く、他の回線への接続を指示するため
の指示手段1と、前記他の回線へ接続のための番号を格
納する第1記憶手段2と、前記他の回線への自動ダイヤ
ル接続指示と手動ダイヤル接続指示との何れであるかの
情報を含む情報が予め格納される第2記憶手段3と、利
用者に対して登録した暗号番号を格納する図示しない第
4記憶手段と、予め交換機からのダイヤルトーン情報に
対応した情報を格納する第3記憶手段4と、交換機から
のダイヤルトーンを検出する検出手段6と、検出ダイヤ
ルトーンが第3記憶手段5に格納されている情報の範囲
内であることを判別する判別手段7と、指示手段1の操
作時において第2記憶手段3の記憶情報を参照して該記
憶情報が前記他の回線への自動接続指示情報であると
き、第1記憶手段2に格納されている番号を読み出して
該番号を自動ダイヤルし、かつ検出ダイヤルトーンが第
3記憶手段5に格納されている情報の範囲内であると判
別されたとき第4記憶手段に格納されている利用者に対
して登録されている暗号番号を読み出して該暗号番号を
自動ダイヤルし、次いで被呼局番のダイヤルをするダイ
ヤル信号送出制御手段とを備えたことを特徴とする。
(作用) 上記のように構成した本発明のファクシミリ装置にお
いては、指示手段1が操作されたときに、第2記憶手段
3に格納されている情報が他の回線への自動ダイヤル接
続指示情報であるときは、第1記憶手段2に格納されて
いる番号がダイヤル信号送出制御手段8によってダイヤ
ルされる。続いて検出手段6による検出ダイヤルトーン
が第3記憶手段5に格納されている情報の範囲内である
ことが判別手段7によって判別されると、第4記憶手段
に格納されている利用者に対して登録された暗号番号が
読み出されて該暗号番号が自動ダイヤルされ、次いで被
呼局番がダイヤルされて、被呼側と通信が可能となる。
この場合に、他の回線に接続する前に、利用者に対して
登録された暗号番号が自動的にダイヤルされて、ダイヤ
ル操作を手動で行うことが不要となる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により説明する。
第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
本実施例にはファクシミリ装置を制御する制御部11を
備えており、制御部11には中央処理装置(CPU)、ファ
クシミリ装置を制御するためのプログラムのほかに、さ
らに外線接続のためのプログラム等を格納したROMを備
えている。ここで第2図においては、本実施例に関係す
る部分のみを示してある。制御部11にはキー入力部12、
記憶部16、網制御部21および液晶デイスプレイ装置から
なる表示装置30が接続されており、各々との間の信号処
理をする。
キー入力部12には電話番号、またはトーンダイヤルデ
ータ等の登録データを指示するためのダイヤルキー13、
各モードの選択を行うモードキー14および外線接続ダイ
ヤル番号などのダイヤル動作選択のためのに押下される
アクセスキー15を含んでいる。
また、モードキー14には、登録を指示するための登録
指示キー141、登録項目を指示する選択指示キー142、設
定内容の確定および次項目への移動をを指示するセット
キー143を備えており、登録指示キー141および選択指示
キー142の押下げ毎に、登録項目が表示装置30に表示さ
れるように構成してある。
記憶部16内には予め使用頻度の高い相手先の電話番号
を登録しておくワンタッチ番号記憶部領域17、外線ダイ
ヤルトーンなど検出のためのデータその他を格納するト
ーン検出データ記憶部領域19、ダイヤルキー13の入力デ
ータを一時的に格納しておくダイヤルバッファ領域20を
備えている。
また、トーン検出データ記憶部領域19にはアクセスキ
ー15が押下された場合の動作を設定しておく外線接続方
法記憶部領域28、PBX交換機のダイヤルトーン判別のた
めのトーン〃1〃に対するトーン周波数、トーンのオン
・オフ時間、検出レベル、検出期間およびトーンを検出
しない場合の休止(ポーズ)期間を記憶するトーン情報
記憶領域(第2図ではトーン1で示してある)、外線交
換機のダイヤルトーン判別のためのトーン〃2〃に対す
る上記情報を記憶するトーン情報記憶領域(第2図では
トーン2で示してある)、アクセス番号(外線接続番
号)記憶部領域29、暗号番号記憶領域(第2図ではパス
ワードで示してある)を備えている。ここで、登録指示
キー141の押下によって登録モードに入り、表示装置30
に登録項目を表示し、セットキー143の押下によって該
当項目の登録を終了し、次の項目の登録へ移るように構
成してある。
網制御部21には交換機からの各種トーンを検出するト
ーン検出部22、交換機に対し電話番号のダイヤル信号を
送り出すダイヤル信号発生部23を含んでいる。
次に本実施例の作用を説明する。
説明のために使用者が回線A(内線)から回線B(外
線)に接続するものとする。回線Aの交換機のダイヤル
トーンは400Hz、500msオン/500msオフの繰返し、レベル
は最小で−25dBmのトーンとし、回線Bに接続する場合
の外線接続番号、すなわちアクセス番号は〃007〃、回
線Bの交換機のダイヤルトーンは400Hz、オン連続、レ
ベルは最小で−25dBmのトーンとし、利用者は回線Bへ
の交換機の所有者がその利用者に対して使用を認めた暗
号をダイヤルしなければ回線Bが使用できない。この使
用者の暗号はたとえば〃34474636〃であるものとする。
先ず、第3図(a)〜(d)にしたがって、状態記憶
部領域19への状態登録の場合について説明する。
状態登録の場合、登録指示キー141が押下される(ス
テップS1)。登録指示キー141が押下されたことにより
登録モードに入り、表示装置30にはPBXモード選択Y/Nの
表示がなされる(ステップS2)。PBXモードを選択する
ときは選択指示キー142のYESが押下され、PBXモードを
選択しないときは選択指示キー142のNOが押下される。
選択指示キー142のNOが押下されたことにより(ステッ
プS3)、第4図(a)に示す外線接続方法記憶部領域28
のモードフラグ領域におけるモードフラグがリセットさ
れ(ステップS4)、通常のダイヤル方式(PSTNモード)
のままに維持される。
ステップS3において選択指示キー142のYESが押下され
たことにより(ステップS3)、外線接続方法記憶部領域
28のモードフラグ領域にモードフラグがセットされる
(ステップS5)。ステップS5に続いて表示装置30にアク
セスキー設定Y/Nの表示がなされ、設定指示待ちの状態
となる(ステップS6)。ステップS6に続いて選択指示キ
ー142のNOが押下されると(ステップS7)、続いて表示
装置30にダイヤルトーン設定Y/Nの表示がなされ、設定
指示待ちの状態となる(ステップS8)。ステップS8に続
いて選択指示キー142のNOが押下されると(ステップ
S9)、続いて表示装置30に暗号設定Y/Nの表示がなさ
れ、設定指示待ちの状態となる(ステップS10)。
ステップS10に続いて選択指示キー142のNOが押下され
ると(ステップS11)、続いて表示装置30に全設定終了Y
/Nの表示がなされ、設定指示待ちの状態となる(ステッ
プS12)。ステップS12に続いて選択指示キー142のNOが
押下されると(ステップS13)、ステップS13に続いてス
テップS6から再び実行される。
ステップS13において選択指示キー142のYESが押下さ
れると全設定の終了となる。
したがって、内容を変更したい状態にまで選択指示キ
ー142のNOを押下していくことによって、所望の状態の
みの選択指示をすることができる。また、この場合にお
いて指示装置30に次の選択状態名が表示される。したが
って表示装置30の表示から所望選択対象になったが否か
が確認できる。
ステップS7において選択指示キー142のYESが押下され
ると表示装置30に外線接続指示Y/Nの表示がなされ(ス
テップS20)、続いて選択指示キー142のYESが押下され
たときは(ステップS21)、アクセスキー15を外線指示
キーとして動作させる場合であって、第4図(a)に示
す外線接続方法記憶部領域28のPBXフラグ領域にPBXフラ
グがセットされる(ステップS22)。ステップS21におい
て選択指示キー142のNOが押下されたときは、アクセス
キー15を内線指示キーとして動作させる場合であって、
外線接続方法記憶部領域28のPBXフラグ領域におけるPBX
フラグがリセットされる(ステップS23)。
したがって、PBXフラグガセットされているときはア
クセスキー15が外線指示キーとして、PBXフラグがリセ
ットされているときはアクセスキー15は内線指示キーと
して作用する。
ステップS22およびS23に続いて表示装置30に外線接続
番号設定Y/Nの表示がなされ、外線接続番号があるとき
は選択指示キー142のYESが、無いときはNOが押下され
る。
外線接続番号があるときは選択指示キー142のYESの押
下に続いてダイヤルキー13によって外線接続データが入
力され(ステップS24)、続いてセットキー143が押下さ
れたときは(ステップS25)入力された外線接続番号デ
ータが確定され、第4図(a)に示す外線接続番号記憶
部領域29に格納される(ステップS26)。ステップS26
続いてステップS8が実行される。本実施例では外線接続
番号として〃007〃が設定されるものとする。
ステップS22およびS23に続いて選択指示キー142のNO
が押下され、続いてセットキー143が押下されたときは
(ステップS27)、外線接続番号が登録されない場合、
または前に登録された外線接続番号を変更しない場合で
ある。ステップS27に続いてステップS8が実行される。
ステップS9において選択指示キー142が押下されたと
きは、表示装置30にダイヤルトーン検出Y/Nの表示がな
され(ステップS30)、ダイヤルトーンの検出をすると
きは選択指示キー142のYESが押下され、ダイヤルトーン
の検出をしないときは選択指示キー142のNOが押下され
る。ステップS30に続いて、選択指示キー142のYESが押
下されると(ステップS31)、第4図(b)に示すトー
ン検出データ記憶部領域19のDT1フラグ領域にDTフラグ
がセットされる(ステップS32)。
ステップS32に続いてトーン周波数データが設定され
るのを待つ(ステップS33)。ステップS33においてトー
ン周波数データが設定されたときは第4図(b)に示す
トーン検出データ記憶部領域19の周波数データ領域に格
納される。たとえばトーン周波数は350〜450Hzに設定さ
れる。
また、トーン周波数データの設定に代わってセットキ
ー143が押下されたときはトーン周波数設定ステップS33
はスキップされる。
ステップS33に続いて、トーン周波数データ設定の場
合と同様にして、トーンのオン・オフ時間データが設定
される(ステップS34)。設定されたトーンのオン・オ
フ時間データは第4図(b)に示すトーン検出データ記
憶部領域19のオン・オフ時間データ領域に格納される。
たとえばオン時間は400〜600msに、オフ時間は〜400600
msに設定される。
ステップS34に続いて、トーン周波数データ設定の場
合と同様にして、トーンの検出レベルデータが設定され
る(ステップS35)。設定されたトーンの検出レベルデ
ータは第4図(b)に示すトーン検出データ記憶部領域
19の検出レベルデータ領域に格納される。たとえば検出
レベルは−30dBmに設定される。
同様に、ステップS35に続いて、周波数データ設定の
場合と同様にして、トーン検出期間データが設定される
(ステップS36)。設定されたトーン検出期間データは
第4図(b)に示すトーン検出データ記憶部領域19のト
ーン検出期間データ領域に格納される。上記によってト
ーン〃1〃に対する設定がなされる。
ダイヤルトーンの検出をしないためにステップS31
おいて選択指示キー142のNOが押下されと、ステップS31
に続いて第4図(b)に示すトーン検出データ記憶部領
域19のDT1フラグ領域におけるDTフラグがリセットされ
る(ステップS37)。ステップS37に続いて周波数データ
設定の場合と同様にして、休止期間データが設定される
(ステップS38)。設定された休止期間データは第4図
(b)に示すトーン検出データ記憶部領域19の休止期間
データ領域に格納される。
ステップS34においてオン・オフ時間の設定をしない
とき、ステップS35において検出データの設定をしない
とき、ステップS36において検出期間データの設定をし
ないとき、ステップS36において休止期間の設定をしな
いときは、それぞれのステップにおいてデータの設定に
代わってセットキー143を押下すれば良い。
ステップS36の検出期間データの設定およびステップS
38の休止期間の設定に続いてステップS10が実行され
る。
ステップS11において選択指示キー142が押下されたと
きは、表示装置30に暗号設定Y/Nの表示がなされ(ステ
ップS39)、暗号データの設定をするときは選択指示キ
ー142のYESが押下され、暗号データの設定をしないとき
は選択指示キー142のNOが押下される(ステップS40)。
ステップS40において、選択指示キー142のYESが押下
されると、第4図(d)に示すトーン検出データ記憶部
領域19の暗号領域に暗号フラグがセットされる(ステッ
プS41)。ステップS41に続いて暗号データが設定される
(ステップS42)。設定された暗号データは第4図
(d)に示すトーン検出データ記憶部領域19の暗号デー
タ記憶領域に格納される。本実施例では検出レベルは前
記のとおり〃34474636〃に設定される。暗号データの設
定はステップS33の周波数データの設定の場合と同様に
なされる。
ステップS40において選択指示キー142のNOが押下され
たときは、暗号フラグはリセットされる(ステップ
S43)。
ステップS42、ステップS43の実行に続いてステップS
12が実行される。
以上によって、アクセスキー15が押下された場合の動
作の設定がされ、トーン〃1〃に対するトーン検出デー
タ登録がされ、かつ暗号データが登録された状態とな
る。トーン〃2〃に対するトーン検出データ登録もトー
ン〃2〃の場合と同様に登録され、トーン〃2〃登録の
結果は第4図(c)に示す如くである。上記によって設
定されている内容を示せば第5図に模式的に示す如くに
なる。これらの登録は変更の無い限り1回ですみ、外線
への通信毎に行う必要は無い。
次にダイヤル動作について第6図によって説明する。
手動ダイヤル回線Bの電話番号、たとえば〃824−×
×××〃の相手先に電話したい場合、相手先の電話番号
をダイヤルする。このダイヤルによって、相手先電話番
号(被呼局番)情報は一旦ダイヤルバッファ領域20に格
納され、モードフラグがセットされているか否かがチェ
ックされる(ステップS51)。
ステップS51においてモードフラグがセットされてい
ると判別されたときはPBXモードの場合であって、ステ
ップS51に続いてDT1フラグがセットされているか否かが
チェックされる(ステップS52)。ステップS52において
DT1フラグがセットされていると判別されたときは、網
制御回路21が一時的にループ状態に制御され、トーン検
出部22を通してPBX交換機のダイヤルトーンが検出さ
れ、検出ダイヤルトーンが既に登録されているトーン〃
1〃の登録内容の範囲内に入っているかがチェックされ
て、登録範囲内であることが確認され(ステップ
S53)、次いでPBXフラグがセットされているか否かがチ
ェックされる(ステップS54)。ステップS54においてPB
Xフラグがセットされていると判別されたときはアクセ
スキー15は外線指示キーとして作用し、PBXフラグがリ
セットされていると判別されたときはアクセスキー15は
内線指示キーとして作用する。
ステップS52においてDT1フラグがセットされていない
と判別されたときは、ステップS52に続いて休止時間の
経過を待ってステップS54が実行される(ステップ
S55)。この場合はPBX交換機のダイヤルトーンの検出を
行わない場合であり、この場合の休止期間は第4図
(b)に格納されている休止データに対応する期間であ
る。
ステップS54においてPBXフラグがセットされていると
判別されたときは、アクセスキー15が押し下げられたか
否かがチェックされる(ステップS56)。ステップS56
おいてアクセスキー15が押下されたと判別されたとき
は、外線接続番号記憶部領域29に格納されている外線接
続番号〃007〃が読み出されて、自動ダイヤルされる
(ステップS57)。ステップS57に続いてDT2フラグがセ
ットされているか否かがチェックされる(ステップ
S60)。
ステップS60において、DT2フラグがセットされている
と判別されたときは、網制御回路21が一時的にループ状
態に制御され、トーン検出部22を通して回線Bの交換機
のダイヤルトーンが検出され、検出されたダイヤルトー
ンが既に登録されているトーン〃2〃の登録内容の範囲
内に入っているか否かがチェックされて、登録範囲内で
あることが確認され(ステップS61)、次いで暗号フラ
グがセットされている否かがチェックされる(ステップ
S63)。
ステップS60においてDT2フラグがセットされていない
と判別されたときは、回線Bの交換機のダイヤルトーン
を検出しない場合であり、この場合はステップS60に続
いて休止期間の経過を待って(ステップS62)、次いで
ステップS63が実行される。ステップS62の休止期間は第
4図(c)に格納されている休止データに対応する期間
である。
ステップS63において、暗号フラグがセットされてい
ると判別されたときは暗号ダイヤルがある場合であり、
暗号データ領域に格納されている暗号データが読み出さ
れ、読み出された暗号データに対応する暗号〃34474636
〃が自動ダイヤルされる(ステップS64)。ステップS64
に続いて、ダイヤルバッファ領域に格納された被呼局番
〃824−××××〃が読み出されて、自動ダイヤルされ
る(ステップS65)。したがって、相手先に接続され
て、相手先と通信ができることになる。
ステップS63において暗号フラグがセットされていな
いと判別されたときは、暗号が無い場合であり、この場
合はステップS64はスキップされて、ステップS63に続い
てステップS65が実行されることになる。
したがって、上記の場合は被呼局番のダイヤルとアク
セスキー15の押し下げとで回線Bに接続され、相手先と
の通信が可能となり、そのための操作も簡単である。
ステップS51においてモードフラグがセットされてい
ないと判別されたときは通常ダイヤルモードの場合であ
って、暗号は無いので暗号フラグはリセットされる(ス
テップS59)。モードフラグがセットされていないとき
は、元々回線Bに接続されているため、ステップS59
次いでステップS60が実行され、回線Bからのダイヤル
トーンがある場合はその確認がなされる。
ステップS54においてPBXフラグがセットされていない
と判別されたときは、ステップS54に続いてアクセスキ
ー15が押下されたか否かがチェックされる(ステップS
58)。ステップS58においてアクセスキー15が押下され
ていないと判別されたときは、ステップS58に続いてス
テップS57から実行されて、外線接続番号が自動ダイヤ
ルされる。
ステップS58においてアクセスキー15が押下されたと
判別されたときは、ステップS58に続いてステップS65
実行される。この場合は、内線指示の場合でありステッ
プS65においてダイヤルされた番号の内線相手先に接続
されて、その内線相手先と通信が可能となる。
ステップS56において、アクセスキー15が押下されな
いと判別されたときはステップS56に続いて、ステップS
65が実行される。したがって、ステップS65においてダ
イヤルされた番号の相手先に接続されて、その相手先と
通信が可能となる。このときは内線の番号をダイヤルす
ることによって内線の相手先と、外線接続番号と続いて
外線の相手先の局番号をダイヤルすることによって外線
の相手先と通信が可能となる。
次にワンタッチ番号として、外線接続を含めた形で相
手先の電話番号を登録しておく場合は、モードキー14中
の図示していないワンタッチキーによりワンタッチ番号
登録モードに入れた後、手動ダイヤルの場合と同様のキ
ー操作をする。この場合は、ワンタッチ番号記憶部領域
17にはアクセス824−××××のようにアクセスキー15
が押下されたという情報が一緒に格納される。
したがって、この内容が図示しないワンタッチキーA
に対して登録されたとすれば、ワンタッチキーAが押下
された場合ワンタッチ番号記憶部領域17の内容がA=ア
クセス824××××であるため、アクセスが格納されて
いることをみて制御部11はアクセスキー15が押下された
のと同様の動作をする。
なお、外線接続方法の登録時に、外線接続番号の設定
を〃削除〃にした場合(PBXフラグ=0)、総てのダイ
ヤルの番号の前に常時ダイヤル番号として登録しておい
た番号をダイヤルする。このためには、手動ダイヤルに
おいてもダイヤルキー13にて入力されたダイヤル番号を
常にダイヤルバッファ領域20に一時的に格納しておく。
そしてトーン検出データ記憶部領域19中の外線接続番号
記憶部領域29の内容をダイヤルするという動作を行う。
この場合アクセスキー15が押下されたときは、常時ダイ
ヤル番号のダイヤルが削除され、押下されたダイヤルの
みがダイヤルされる。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明によれば、所定回線から他の
回線への接続を指示する指示手段の操作時における第2
記憶手段の記憶情報を参照し、該参照情報が前記他の回
線への自動接続指示のとき、第1記憶手段に格納されて
いる番号をダイヤルして外線と接続するようにしたた
め、外線への接続のための番号が長くても指示手段の指
示によって、外線と接続することができ、煩わしい操作
は不要となる効果がある。
また交換機からのダイヤルトーンが第3記憶手段に格
納されているダイヤルトーン情報の範囲内のとき、指示
手段の操作時における第2記憶手段の記憶情報を参照
し、該参照情報が前記他の回線への自動接続指示のと
き、第1記憶手段に格納されている番号をダイヤルし、
交換機からのダイヤルトーンが第3記憶手段に格納され
ているダイヤルトーン情報の範囲内のとき、次いで相手
先局番号をダイヤルするようにしたため、外線との接続
のためのダイヤル操作は簡単で、かつ容易に行える効果
がある。また、他の回線の交換機のダイヤルトーンが予
め第3記憶手段に格納されているダイヤルトーン情報の
範囲内のときに他の回線と接続されて、被呼側と通信が
できる。
さらに、当該ファクシミリが接続されている交換機か
ら外線へ接続する方法が、交換機によって異なっていて
も、ディーラの設定で対応できるため、製造側において
はソフトウエアの共通化が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図。 第2図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図。 第3図(a)〜(d)および第6図は本発明の一実施例
の作用の作用の説明に供するフローチャート。 第4図(a)〜(d)は本発明の一実施例の外線接続方
法記憶部領域の一部及びトーン検出データ記憶部領域の
一部を示す模式図。 第5図はトーン検出データ記憶部領域の格納内容を示す
模式図。 1……指示手段、2……第1記憶手段、3……第2記憶
手段、5……第3記憶手段、6……検出手段、7……判
別手段、8……ダイヤル信号送出制御手段。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78 H04M 11/00 - 11/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他の回線への接続を指示するための指示手
    段と、前記他の回線へ接続のための番号を格納する第1
    記憶手段と、前記他の回線への自動ダイヤル接続指示と
    手動ダイヤル接続指示との何れであるかの情報を含む情
    報が予め格納される第2記憶手段と、予め交換機からの
    ダイヤルトーン情報に対応した情報を格納する第3記憶
    手段と、利用者に対して登録した暗号番号を格納する第
    4記憶手段と、交換機からのダイヤルトーンを検出する
    検出手段と、検出ダイヤルトーンが第3記憶手段に格納
    されている情報の範囲内であることを判別する判別手段
    と、前記指示手段の操作時において前記第2記憶手段の
    記憶情報を参照して該記憶情報が前記他の回線への自動
    接続指示情報であるとき、前記第1記憶手段に格納され
    ている番号を読み出して該番号を自動ダイヤルし、かつ
    検出ダイヤルトーンが前記第3記憶手段に格納されてい
    る情報の範囲内であると判別されたとき前記第4記憶手
    段に格納されている利用者に対して登録されている暗号
    番号を読み出して該暗号番号を自動ダイヤルし、次いで
    被呼局番のダイヤルをするダイヤル信号送出制御手段と
    を備えたことを特徴するファクシミリ装置。
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