JP3003163U - 麺類搬送装置 - Google Patents

麺類搬送装置

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JP3003163U
JP3003163U JP1994005316U JP531694U JP3003163U JP 3003163 U JP3003163 U JP 3003163U JP 1994005316 U JP1994005316 U JP 1994005316U JP 531694 U JP531694 U JP 531694U JP 3003163 U JP3003163 U JP 3003163U
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Japan
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noodle
endless chain
hanging rod
rod
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JP1994005316U
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English (en)
Inventor
二男 中島
Original Assignee
株式会社富士商工
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の課題は、搬送路の上昇・降下に影響さ
れず麺線を切断させることなく、迅速且つ確実に所定位
置まで搬送でき、所定位置まで安定した量の麺線を供給
することが出来る麺類搬送装置を提供する。第2の課題
は、シンプルで安価な搬送装置となる。 【構成】 スプロケット6に掛け渡した無端チェーン1
7の一方を、曲折された支持ガイド4と案内円盤7とに
より曲折し、このスプロケット6をチェーン18を介し
て歯車11と連結し、この歯車11と連動する原動歯車
12をチェーン14を介してモーター13と連結した構
成の搬送具8を一対並列して連結杆9で連結し、一対の
無端チェーン17の突部27間に細長い麺線20を掛け
る麺線掛桿19を載架した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、伸延工程を終え細長く伸ばされた麺線を垂れさがるように載置した 状態の麺線掛桿を、麺類の乾燥・一時保管又は他の工程へ流すために所定位置ま で搬送させていく麺類搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6,7に示すように麺線51を垂れ下がるように載置した状態の麺線 掛桿52を、麺類の乾燥・一時保管又は他の工程へ流すために所定位置まで搬送 させる場合、外表面に複数の止片55を直交するように設けた無端チェーン58 を、一対所定間隔離して設けた無端チェーンコンベアを用いて、麺線掛桿52を 所定位置まで搬送していた。 又、搬送途中に搬送路が上昇又は降下したりする場合、他の無端チェーンコン ベアを斜設して、水平方向へ麺線掛桿52を導く水平無端チェーンコンベア54 の一端と、斜設した傾斜無端チェーンコンベア59の一端とを重ねモーター56 を動力源とし、水平無端チェーンコンベア54で搬送されてくる麺線掛桿52を 傾斜無端チェーンコンベア59で受けて上昇若しくは降下させていくものであっ た。 しかし、水平無端チェーンコンベア54と傾斜無端チェーンコンベア59との タイミングのずれから、水平無端チェーンコンベア54で搬送されてくる麺線掛 桿52を傾斜無端チェーンコンベア59の止片55が同止片55側面で転がすよ うに傾斜無端チェーンコンベア59側に取り込んだり、又、水平無端チェーンコ ンベア54から傾斜無端チェーンコンベア59の止片55間に直接搬送され、こ の搬送された際の衝撃や、麺線掛桿52が傾斜無端チェーンコンベア59で搬送 される際に同傾斜無端チェーンコンベア59の止片55間で転がったりするなど 、麺線掛桿52が2〜3回転程度回転させられることが多数発生していた。
【0003】 伸延工程を終えた細長い麺線51は、載置した麺線掛桿52と接触している頂 点付近が太く、麺線掛桿52と接触していない垂れ下がった部分が細く伸延され ている。 このため、麺線掛桿52が搬送途中等で回転させられると、麺線51の太い部 分が麺線掛桿52の頂点から下方へずれるとともに、麺線掛桿52の頂点に麺線 51の細い部分が載置され、麺線51の自重に麺線51の細い部分が耐えきれず 、切れ、所定位置まで確実に搬送することが出来なかった。 又、麺線51の商品価値がなくなるばかりか、所定位置まで安定した量の麺線 51を供給することが出来ず、他の工程の流れにも影響を及ぼすものとなってい た。 更に、無端チェーンコンベアを多数用いると、モーター等の駆動力も多数必要 となるなど、構造が複雑で且つ高価となるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする第1の課題は、従来のこれらの問題点を解消し、搬 送路の上昇・降下に影響されず麺線を切断させることなく、迅速且つ確実に所定 位置まで搬送でき、所定位置まで安定した量の麺線を供給することが出来る麺類 搬送装置を提供することにある。 第2の課題は、シンプルで安価な搬送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、少なくとも一部を傾斜させた無端チェ ーンを一定間隔に離して平行に設け、同無端チェーンに多数の係止片を所定間隔 離して設け、傾斜した側の無端チェーンの曲折部の内側に係止片と接触する案内 円盤を回動自在に設け、無端チェーンの曲折部の外側に支持ガイドを設け、細長 い麺線を掛ける麺線掛桿を一対の無端チェーンの係止片間に載架した麺類搬送装 置にある。
【0006】
【作用】
本考案は、少なくとも一部を傾斜させた無端チェーンを一定間隔に離して平行 に設け、この無端チェーンに設けた多数の係止片に接触する案内円盤を曲折側の 無端チェーン内側に係止片と接触するように回動自在に設け、案内円盤と対向す る無端チェーン外側に支持ガイドを設けていて、一対の無端チェーンの係止片間 に伸延工程を終え細長く伸ばされた麺線を掛けている麺線掛桿を載架する。この 載架した麺線掛桿は無端チェーンにより搬送されていく。
【0007】 伸延工程を終え麺線掛桿に載置している細長い麺線は、麺線掛桿と接触してい る頂点付近が太く、麺線掛桿と接触していない垂れ下がった部分が細く伸延され た状態である。 これにより、麺線掛桿は案内円盤を通過した際に、案内円盤と支持ガイドとに より、曲折された無端チェーンの角度分だけ回転させられるが、この回転では、 麺線掛桿と接触する麺線掛桿の頂点付近に麺線の細い部分が載置されずに、麺線 の太い部分が残り、この麺線の太い部分で今まで通り麺線の自重を支え続けてい くことが出来る。 このため、搬送路途中に上昇又は降下、更には、降下から水平状態など降下角 度を緩めた場合でも、麺線は切れたり折れたりせずに、搬送出来るものとなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本実施例の正面図、図2は本実施例の平面図、図3は本実施例での麺線 掛桿の回転を示す説明図、図4は本実施例での麺線の状態を示す説明図、図5は 他の案内円盤を示す説明図である。
【0009】 図中、1は基台、2は基台1に一体的に取り付けた垂直杆、3は同垂直杆2先 端に一体的に取り付けた水平杆、4は基台1と平行となるように垂直杆2側面に 固定した先方が上方に曲折した状態の支持ガイド、5は水平杆3の延長となるよ うに垂直杆2の先端に水平に突出させて設けている突出杆、6は支持ガイド4後 方と支持ガイド4曲折部の下方の垂直杆2側面と突出杆5先端とに回動自在に取 り付けたスプロケット、7は支持ガイド4の曲折部に配置されるように垂直杆2 側面に設けているベアリングで回動自在な円形の案内円盤、8は前記1〜7によ り形成された搬送具、9は並設した2つの搬送具8間を連結する連結杆、10は 並設した搬送具8間に連結杆9と平行に設けた中心軸、11は同中心軸10両端 に一体的に設けた歯車、12は同歯車11の内側方向の同中心軸10に一体的に 設けた原動歯車、13は一方の搬送具8の水平杆3上面に取り付けた駆動手段の モーター、14は同原動歯車12とモーター13とに掛け渡したチェーン、15 は突出杆5先端に設けているスプロケット6の回動軸、16は同回動軸15に一 体的に設けた従動歯車、17は支持ガイド4と案内円盤7との間に通すとともに 全てのスプロケット6に掛け渡した凸型金具25をリンク26で等間隔に連結し た無端チェーン、18は従動歯車16と歯車11とに掛け渡したチェーン、19 は麺線掛桿、20は麺線、21は麺線掛桿19の頂点部A、22は麺線20の太 部、23は麺線20の細部、25は無端チェーン17を形成する凸型金具、26 は同凸型金具25を連結するリンク、27は係止片としての同凸型金具25の突 部である。 図5中、28はローラー面の全面に溝29を設けた案内円盤、29は同溝であ る。
【0010】 本実施例では、伸延工程を終え細長く形成され麺線掛桿19に垂れ下がるよう に掛ける麺線20は、麺線掛桿19と接触している頂点付近部分が太く、又麺線 掛桿19と接触せず垂れ下がった部分は細くなっている。 この状態に載置された麺線掛桿19の両端を、一部が上方に傾斜された一対の 無端チェーン17の凸型金具25間に載架し、支持ガイド4の曲折部に設けた案 内円盤7方向へこの麺線掛桿19を搬送するようにモーター13を駆動する。 モーター13の駆動力は原動歯車12・歯車11・従動歯車16・チェーン1 4,18により回動軸15に伝えて回動軸15に一体的に取り付けたスプロケッ ト6を駆動する。 案内円盤7まで搬送された麺線掛桿19は、案内円盤7により支持ガイド4に 押し付けられるように導かれていく無端チェーン17とともに上方へ導かれてい く。 これにより、麺線掛桿19は案内円盤7を通過した際に、案内円盤7と支持ガ イド4とにより曲折された無端チェーン17の角度分だけ回転させられるが、こ の回転では、麺線掛桿19と接触する麺線掛桿19の頂点付近に麺線の細部23 が載置されずに麺線の太部22が残り、この麺線の太部22で今まで通り麺線2 0の自重を支え続けていくことが出来る。
【0011】 このため、搬送路途中に上昇する場合でも麺線20は切れずに搬送出来るもの となる。又、支持ガイド4が、麺線掛桿19を搬送中の無端チェーン17を下方 から支持するので、麺線掛桿19の重みで無端チェーン17がたわむことがなく スムーズに搬送していくことが出来る。 更に、案内円盤7で曲折される無端チェーン17の曲折部分でも支持ガイド4 の曲折部分が無端チェーン17を支持するので、案内円盤7で曲折される無端チ ェーン17に沿って麺線掛桿19はスムーズに搬送される。 無端チェーン17は突部27を有する凸型金具25をリンク26で等間隔に連 結した構成であるので、案内円盤7で曲折される際、凸型金具25の突部27間 が狭まるので、進行方向がかわり不安定となるこの場所では、凸型金具25の突 部27が麺線掛桿19を把持して麺線掛桿19を安定させ、案内円盤7に沿って 昇降していく。 再び無端チェーン17が直線状態となれば、凸型金具25の突部27は元の間 隔に開き麺線掛桿19をスムーズに搬送していく。
【0012】 これにより、麺線掛桿19は少ない回転で、水平な搬送状態から上昇方向へ搬 送していくものとなり、常に麺線の太部22を麺線掛桿19の頂点部分に接触状 態として、麺線20は麺線20の自重に耐えることが出来、搬送途中で切れたり 折れたりすることがなくなり、所定位置若しくは他の工程まで安定した量の麺線 20を搬送していくことが出来るものとなる。 又、無端チェーン17を一対用いたシンプルな構成のため、とても安価なもの となる。
【0013】 図5に示す他の案内円盤28では、ベアリングにより回動自在なローラーのロ ーラー面の全面に溝29を設けている。 これにより、無端チェーン17の凸型金具25の突部27がこの案内円盤28 の溝29内に嵌入しながら案内円盤28に沿って曲折していくので、無端チェー ン17が横にずれたり、案内円盤28から外れたりすることがない。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、一対の無端チェーンの表面に設けた複数の係止片間に、伸延工程を 終えて細長く形成された麺線を垂れ下がるように掛けた状態の麺線掛桿を載架し 、案内円盤により支持ガイドに押し当てるように曲折される無端チェーンに沿っ て導かれていくので、麺線掛桿の回転は無端チェーンに曲折した角度分だけの回 転でおさまり、この回転では麺線の太部が麺線掛桿の頂点付近で接触し続け、こ の麺線の太部が麺線の自重を支え続けていくことが出来る。 このため、搬送途中に上昇又は降下若しくは、降下から水平状態など降下角度 を緩めた場合等でも麺線は切れずに迅速且つ確実に所定位置まで搬送していくこ とが出来る。 これにより、切れたり折れたりした不良品を大巾に減少させるばかりか、他の 工程へ安定した量の麺線を確実に供給していくことが出来るものとなる。 又、大変シンプルな構造となり、大変安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例の麺線掛桿の回転を示す説明図であ
る。
【図4】本実施例での麺線の状態を示す説明図である。
【図5】他の案内円盤を示す説明図である。
【図6】従来の搬送装置を示す正面図である。
【図7】従来の搬送装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 垂直杆 3 水平杆 4 支持ガイド 5 突出杆 6 スプロケット 7 案内円盤 8 搬送具 9 連結杆 10 中心軸 11 歯車 12 原動歯車 13 モーター 14 チェーン 15 回動軸 16 従動歯車 17 無端チェーン 18 チェーン 19 麺線掛桿 20 麺線 21 頂点部A 22 太部 23 細部 24 欠番 25 凸型金具 26 リンク 27 突部 28 案内円盤 29 溝 51 麺線 52 麺線掛桿 53 欠番 54 水平無端チェーンコンベア 55 止片 56 モーター 57 欠番 58 無端チェーン 59 傾斜無端チェーンコンベア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部を傾斜させた無端チェー
    ンを一定間隔に離して平行に設け、同無端チェーンに多
    数の係止片を所定間隔離して設け、傾斜した側の無端チ
    ェーンの曲折部の内側に係止片と接触する案内円盤を回
    動自在に設け、無端チェーンの曲折部の外側に支持ガイ
    ドを設け、細長い麺線を掛ける麺線掛桿を一対の無端チ
    ェーンの係止片間に載架した麺類搬送装置。
JP1994005316U 1994-04-15 1994-04-15 麺類搬送装置 Expired - Lifetime JP3003163U (ja)

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