JPH032513Y2 - - Google Patents

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JPH032513Y2
JPH032513Y2 JP13464986U JP13464986U JPH032513Y2 JP H032513 Y2 JPH032513 Y2 JP H032513Y2 JP 13464986 U JP13464986 U JP 13464986U JP 13464986 U JP13464986 U JP 13464986U JP H032513 Y2 JPH032513 Y2 JP H032513Y2
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conveyor
air cylinder
wire bar
motion
guide plate
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ワイヤバーコンベヤやベルトコンベ
ヤなどのコンベヤによつて搬送される物品をコン
ベヤの幅方向中央部に寄せることのできるガイド
装置に関する。
「従来の技術」 ワイヤバーコンベヤやベルトコンベヤなどのコ
ンベヤによつて物品を搬送する場合には、物品の
落下などを防止するために、搬送される物品をコ
ンベヤの幅方向中央部に寄せることがある。例え
ばパン製造工場において焼成後の菓子パンを自然
に冷却させながら次工程に搬送する場合には、搬
送される菓子パンがコンベヤから落下すると汚れ
たりつぶれたりして不良品となつてしまうので、
菓子パンをコンベヤの幅方向中央部に寄せるよう
にしている。
第3図は従来のこのようなコンベヤの一例を表
したものである。
このコンベヤはワイヤバーからなる搬送部11
を備えている。搬送部11の上方においてその幅
方向両側には一対のガイド板12が上から見てほ
ぼハ字状に設けられている。
このコンベヤで菓子パンなどの物品(図示せ
ず)の搬送が行われる場合には、図示しないモー
タによつて搬送部11が矢印A方向に走行され、
これに載置された物品が同方向に搬送される。こ
の搬送される物品は、一対ガイド板12の間を通
過するときその幅広側13から幅狭側14に流
れ、これにより搬送部11の幅方向中央部に寄せ
られることになる。
ところで、従来のこのようなコンベヤでは、ガ
イド板12が固定されているので、その幅狭の部
分14に複数の物品が横に並んで詰まつてしまう
ことがある。
このような欠点を除去するものとして、一対の
ガイド板12を揺動自在とし、専用のモータの回
転運動をカムによつて往復直線運動に変換し、こ
れにより一対のガイド板12を揺動させ、その幅
狭の部分14を幅広の部分13と同じ程度に開く
ようにしたものがある。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、従来のこのようなコンベヤで
は、一対のガイド板12の幅狭の部分14が最も
幅狭となつたときに、複数の物品が横に並んで一
時的に詰まつてしまうことがある。このような場
合には、物品が菓子パンなどのように柔らかいも
のであると、つぶれて商品価値が低下してしまう
ことがあり、一方、物品が金属製部品などのよう
に堅いものであると、ガイド板12を揺動させる
ための機構がその動作を抑制されて損傷してしま
うことがあるという問題があつた。
また、物品がシート状で比較的大きいものであ
る場合には、ガイド板12によつて搬送部11の
幅方向中央部に寄せられるとき比較的大きな接触
抵抗を受け、ひいては遅延してその後端部が次に
搬送されてくる物品と重なつてしまうことがある
という問題があつた。
更に、ガイド板揺動用のモータに電力を供給す
るための電線の配置を考慮しなければならないば
かりでなく、ガイド板12の設置位置を変更する
場合には長い電線と交換しなければならないこと
があるという問題があつた。なお、予め長い電線
を使用する場合には、短いものでよいときに、余
分の電線が無駄となるばかりでなく、邪魔になつ
てしまうことになる。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、一対のガイド板の間に複数の物品が横に並ん
で一時的に詰まつても何ら不都合が生じることが
なく、また搬送される物品に対する接触抵抗を低
減することができ、更にガイド板の設置や設置位
置の変更を容易に行うことのできるコンベヤにお
けるガイド装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案では、ワイヤバーコンベヤやベルトコン
ベヤなどのコンベヤにおいて、このコンベヤの上
方においてその幅方向両側に揺動自在に設けられ
た一対のガイド板と、これらのガイド板を揺動さ
せるための一対の第1のエアーシリンダと、これ
らの第1のエアーシリンダを駆動させるための第
2のエアーシリンダと、コンベヤの搬送運動を第
2のエアーシリンダのピストンロツドの直線運動
に変換するための運動変換機構とをガイド装置に
具備させるようにしたものである。
本考案によれば、ガイド板を揺動させるための
第1のエアーシリンダはエアーによるクツシヨン
作用を備えているので、一対のガイド板の間に複
数の物品が横に並んで一時的に詰まつても何ら不
都合は生ぜず、また搬送される物品に対する接触
抵抗が低減することになる。
また、コンベヤの搬送運動によつて一対のガイ
ド板を揺動させることになるので、電線が不要と
なり、ガイド板の設置や設置位置の変更を容易に
行うことができることになる。
「実施例」 以下、実施例につき本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を適用したコンベヤ
の要部を表したものである。
このコンベヤは、周知の構造のワイヤバーコン
ベヤからなり、ワイヤバー構成体(搬送部)21
を備えている。ワイヤバー構成体21は、第2図
に示すように、ワイヤバー22の両端部に形成さ
れたフツク23を他のワイヤバー22のフツク2
3の根元の部分に外れないように引つ掛け、これ
を順次繰り返し、最後のワイヤバー22のフツク
23を最初のワイヤバー22のフツク23の根元
の部分に引つ掛けた構造となつている。ワイヤバ
ー構成体21は、フレーム24に回転自在に設け
られた一対のホイール(図示せず)に走行自在に
支持され、一方のホイールがモータ(図示せず)
によつて回転されると矢印B方向に走行されるよ
うになつている。
ワイヤバー構成体21の上方においてその幅方
向両側にはガイド板31がそれぞれ設けられてい
る。ガイド板31の基端部は、ほぼT字状のブラ
ケツト32の所定の2箇所にそれぞれ設けられた
ピン33,34のうち所定の一方に揺動自在に取
り付けられている。ブラケツト32はフレーム2
4の適宜の箇所にねじ(図示せず)によつて取り
外し自在に取り付けられている。
ブラケツト32には第1のエアーシリンダ41
の基端部がピン42を介して回転自在に取り付け
られている。第1のエアーシリンダ41はワイヤ
バー構成体21の幅方向とほぼ平行するように配
置されている。第1のエアーシリンダ41のピス
トンロツド43の先端部はガイド板31の所定の
箇所にピン44を介して回動自在に連結されてい
る。第1のエアーシリンダ41は2本のエアーチ
ユーブ45を介して第2のエアーシリンダ46と
連結されている。第2のエアーシリンダ46の基
端部はブラケツト32にピン47を介して回動自
在に取り付けられている。第2のエアーシリンダ
46はワイヤバー構成体21の走行方向と平行す
るように配置されている。
このコンベヤの適宜の箇所には運動変換機構5
1が設けられている。運動変換機構51は2つの
軸受ブロツク52を備えている。軸受ブロツク5
2はフレーム24にねじ(図示せず)によつて取
り外し自在に取り付けられている。軸受ブロツク
52には軸53が回転自在に支持されている。軸
53の所定の箇所にはホイール54が設けられて
いる。ホイール54の外周面にはほぼ半円形の溝
(図示せず)が複数間隔的に形成されている。ホ
イール54は、ワイヤバー構成体21の上側の部
分の下方に配置され、その溝にワイヤバー構成体
21のワイヤバー22が係合されるようになつて
いる。すなわち、ワイヤバー構成体21が矢印B
方向に走行すると、ワイヤバー22と溝との係合
作用により、ホイール54が矢印C方向に回転さ
れるようになつている。
軸53の両端部には円板55がそれぞれ設けら
れている。円板55の外周部の所定の箇所にはピ
ン56が設けられている。ピン56には第2のエ
アーシリンダ46のピストンロツド48の先端部
が回動自在に連結されている。
このコンベヤでは、ワイヤバー構成体21が矢
印B方向に走行し、ホイール54が矢印C方向に
回転されると、軸53と共に円板55が同方向に
回転される。すると、第2のエアーシリンダ46
のピストンロツド48が往復動し、第2のエアー
シリンダ46が駆動され、これに伴い第1のエア
ーシリンダ41も駆動される。これにより、第1
のエアーシリンダ41のピストンロツド43が往
復動し、ガイド板31が揺動されることになる。
一例として、ワイヤバー構成体21の走行速度を
5〜6m/分程度とした場合には、ガイド板31
が1分間に数十回揺動するようにする。
このコンベヤでは、ガイド板31を揺動させる
ための第1のエアーシリンダ41はエアーによる
クツシヨン作用を備えているので、一対のガイド
板31の間に複数の物品が横に並んで一時的に詰
まつても何ら不都合は生じない。
すなわち、第1のエアーシリンダ41のクツシ
ヨン作用により、そのピストンロツド43の突出
動作が抑制され、またガイド板31が物品を圧迫
することもない。従つて、物品が菓子パンなどの
ように柔らかいものであつてもつぶれることがな
く、一方、物品が金属製部品などのように堅いも
のであつても第1のエアーシリンダ41などが損
傷してしまうことがない。
また、物品がシート状で比較的大きいものであ
る場合には、第1のエアーシリンダ41のクツシ
ヨン作用により、ガイド板31との接触抵抗は比
較的小さくなる。従つて、この物品の後端部が次
に搬送されてくる物品と重なつてしまうおそれが
少ない。
また、ワイヤバー構成体21の走行運動によつ
てガイド板31を揺動させているので、電線が不
要となる。従つて、ガイド板31の設置が容易で
あり、またブラケツト32および軸受ブロツク5
3のフレーム24に対する取付位置つまりガイド
板31の設置位置を容易に変更することができ
る。このとき、第2のエアーシリンダ46をブラ
ケツト32ではなくフレーム24にねじなどによ
つて取り外し自在に取り付けるようにすれば、第
1と第2のエアーシリンダ41,46を互いに連
結するためのエアーチユーブ45の存在により、
第1のエアーシリンダ41の設置位置をある程度
自由に選定することができる。
更に、何らかの理由によつてワイヤバー構成体
21の走行方向を矢印B方向ではなくその逆の方
向とする場合には、ガイド板31の基端部をピン
33,34のうち他方のピンに取り付けると、他
の部分を何ら変更することなく対処することがで
きる。
なお、上記実施例ではワイヤバー構成体21の
走行運動によつて第2のエアーシリンダ46を駆
動させているが、これに限定されるものではな
く、例えばワイヤバー構成体21を走行自在に支
持するためのホイールの回転運動によつて駆動さ
せるようにしてもよい。また、1つの第2のエア
ーシリンダ46で2つの第1のエアーシリンダ4
1を駆動させるようにすることもできる。更に、
エアーコツクを用い、第2のエアーシリンダ46
が駆動しても第1のエアーシリンダ41が駆動し
ないようにすることもできる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、第1のエ
アーシリンダのクツシヨン作用により、そのピス
トンロツドの突出動作が抑制され、またガイド板
が物品を圧迫することもないので、一対のガイド
板の間に複数の物品が横に並んで一時的に詰まつ
ても、物品のつぶれや第1のエアーシリンダなど
の損傷を防止することができる。
また、物品がシート状で比較的大きいものであ
る場合には、第1のエアーシリンダのクツシヨン
作用により、ガイド板との接触抵抗は比較的小さ
くなるので、この物品の後端部が次に搬送されて
くる物品と重なつてしまうおそれが少ない。
更に、コンベヤの搬送運動によつて一対のガイ
ド板を揺動させているので、電線が不要となり、
ガイド板の設置や設置位置の変更を容易に行うこ
とができる。しかも、第1と第2のエアーシリン
ダを互いに連結するためのエアーチユーブの存在
により、第1のエアーシリンダの設置位置をある
程度自由に選定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を適用したワイヤバ
ーコンベヤの要部を示す平面図、第2図はこのワ
イヤバーコンベヤのワイヤバー構成体の一部を示
す斜視図、第3図は従来のワイヤバーコンベヤの
一例を示す一部の斜視図である。 21……ワイヤバー構成体(搬送部)、24…
…フレーム、31……ガイド板、41……第1の
エアーシリンダ、45……エアーチユーブ、46
……第2のエアーシリンダ、51……運動変換機
構、52……軸受ブロツク、53……軸、54…
…ホイール、55……円板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ワイヤバーコンベヤやベルトコンベヤなどの
    コンベヤにおいて、このコンベヤの上方におい
    てその幅方向両側に揺動自在に設けられた一対
    のガイド板と、これらのガイド板を揺動させる
    ための一対の第1のエアーシリンダと、これら
    の第1のエアーシリンダを駆動させるための第
    2のエアーシリンダと、コンベヤの搬送運動を
    第2のエアーシリンダのピストンロツドの直線
    運動に変換するための運動変換機構とを具備す
    ることを特徴とするコンベヤにおけるガイド装
    置。 (2) 前記コンベヤはワイヤバーコンベヤからな
    り、前記運動変換機構はこのワイヤバーコンベ
    ヤのワイヤバーからなる搬送部の走行運動を前
    記第2のエアーシリンダのピストンロツドの直
    線運動に変換するように構成されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のコンベヤにおけるガイド装置。
JP13464986U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH032513Y2 (ja)

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JP13464986U JPH032513Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JP13464986U JPH032513Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JPS6341019U JPS6341019U (ja) 1988-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199444A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 株式会社御池鐵工所 廃棄物選別装置

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JP2020199444A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 株式会社御池鐵工所 廃棄物選別装置

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JPS6341019U (ja) 1988-03-17

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