JP3002939B2 - デジタルコードレス電話装置 - Google Patents
デジタルコードレス電話装置Info
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- JP3002939B2 JP3002939B2 JP6020922A JP2092294A JP3002939B2 JP 3002939 B2 JP3002939 B2 JP 3002939B2 JP 6020922 A JP6020922 A JP 6020922A JP 2092294 A JP2092294 A JP 2092294A JP 3002939 B2 JP3002939 B2 JP 3002939B2
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- digital cordless
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Description
ハンディホン)とか第2世代のコードレス電話とか簡易
型携帯電話などと呼ばれるデジタルコードレス電話装置
に係り、特には、受信レベルを判定する技術に関するも
のである。
信レベルのレベルセンスについては、ある一定区間の測
定結果の平均レベルを判断することにより、回線状態の
認識処理をしている。
いて回線状態の悪化を判断し、使用チャネルを変える等
の回線復旧の処理をとっている。
おり、時間軸上での相互の関連性は有していない。
のコードレス電話装置においては、受信データのエラー
発生の確認と受信レベルの測定値の確認とは独立に行う
ことは可能である。
ないために、送話者が不感地帯(圏外)に入ってしまっ
た結果として受信レベルが下がってエラーが発生したの
か、それとも他のシステムの干渉によりエラーが発生し
たのかの識別が非常にむずかしいものとなっていた。
れたものであって、圏外によるエラー発生なのか他シス
テムの干渉によるエラー発生なのかを明確に識別できる
デジタルコードレス電話装置を提供することを目的とし
ている。
話回線に接続される親機本体と、この親機本体に無線接
続される子機本体とからなるデジタルコードレス電話装
置であって、サービスチャネル確立後からスロットエラ
ーの検出のために定められた一定の期間をエラー測定区
間とし、この測定区間中にスロットエラー数をカウント
する手段と、前記エラー測定が終了するまでは受信レベ
ルセンスを繰り返し行い、その受信レベルセンスの結果
をロード積算する手段と、前記エラー測定終了後に受信
レベルセンスの積算結果の平均値を算出する手段と、前
記スロットエラー数および前記受信レベルセンスの平均
値に基づいてエラー発生が圏外によるエラー発生なのか
他システムの干渉によるエラー発生なのかを識別する手
段とを備えたことを特徴とする。
話装置は、本発明第1においてその算出手段を、エラー
測定が開始されてからそのエラー測定が終了するまでの
間、受信レベルセンスサを繰り返し行うと共に、その受
信レベルセンスの結果をロード積算し、そのエラー測定
終了後に受信レベルセンスの積算結果の平均値を算出す
るようにしたことを特徴とするものである。
ては、スロットエラー数とそれの測定区間の受信レベル
平均値との両者に基づいてエラー発生が圏外によるもの
か他システムの干渉によるものかを明確に識別すること
ができる。
話装置は、エラー測定が開始されてからそのエラー測定
が終了するまでの間、受信レベルセンスサを繰り返し行
うと共に、その受信レベルセンスの結果をロード積算
し、そのエラー測定終了後に受信レベルセンスの積算結
果の平均値を算出することで、より通話回線状況に即し
た対応、すなわち、圏外表示やチャネル切り換えなどの
処置を講ずることができる。
装置の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
置における子機本体Aの構成を示すブロック図であり、
図2は親機本体Bの構成を示すブロック図である。
機本体Bとの間で無線接続するためのアンテナ、12は
アンテナ11に接続され無線高周波信号を処理して無線
交信を行う無線交信回路(RF部)、13はデジタルの
音声信号からベースバンド信号を生成する送信データ処
理部、14はベースバンド信号からデジタルの音声信号
を生成する受信データ処理部、15はアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するADPCM部(ADPCM:適応
差分パルス符号変調)、16はスピーカ、17はスピー
カ16とともにハンドセットを構成するマイク、18は
全体の制御を司る制御部、19はエラー判定部、20は
レベル判定部、21はエラーデータ処理部、22はレベ
ルデータ処理部である。
機本体Aとの間で無線接続するためのアンテナ、32は
アンテナ31に接続され無線高周波信号を処理して無線
交信を行う無線交信回路(RF部)、33はデジタルの
音声信号からベースバンド信号を生成する送信データ処
理部、34はベースバンド信号からデジタルの音声信号
を生成する受信データ処理部、35はアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するADPCM部、36は公衆電話回
線網50に接続される回線処理部、38は全体の制御を
司る制御部、39はエラー判定部、40はレベル判定
部、41はエラーデータ処理部、42はレベルデータ処
理部である。
話装置の動作を説明する。
る。
声信号はADPCM部15に入力される。ADPCM部
15によりアナログ信号からデジタル信号S1 に変換さ
れ、送信データ処理部13に入力される。送信データ処
理部13には、制御部18からの制御信号S2 も入力さ
れ、デジタル信号S1 からベースバンド信号S3 が生成
され、無線交信回路12に入力される。ベースバンド信
号S3 は無線交信回路12によってRF信号に変換さ
れ、アンテナ11を介して子機本体Aからの無線の送信
信号S10として親機本体Bに送信される。
る。
S20をアンテナ11で受信し、無線交信回路12はベー
スバンド信号S4 に変換して受信データ処理部14に入
力する。受信データ処理部14は、制御信号S5 を制御
部18に伝えるとともに、デジタルの音声信号S6 をA
DPCM部15に入力する。ADPCM部15ではデジ
タルの音声信号S6 をアナログの音声信号に変換し、音
声としてスピーカ16より出力する。
信データのエラー判定を行い、レベル判定部20は受信
レベルのレベル判定を行う。エラー判定の情報とレベル
判定の情報は、制御部18に伝えられる。制御部18で
は、エラー判定の情報とレベル判定の情報とが同時に得
られる。そして、制御部18は、各情報をエラーデータ
処理部21とレベルデータ処理部22に伝え、内部処理
することにより、エラー発生が、不感地帯に移動したこ
との圏外によるエラー発生なのか、それとも他システム
の干渉によるエラー発生なのかを識別する(この識別処
理についてはあとで図3のフローチャートによって詳し
く説明する)。識別の結果、圏外によるエラー発生の場
合には圏外表示を行い、また、他システムの干渉による
エラー発生の場合には、干渉回避のためにチャネル切り
換えの指示を行う。これらの表示や指示は、液晶表示部
での表示によるのでもよいしLEDなどの発光器を点灯
または点滅させるのでもよい。
る。
S30は回線処理部36で処理されてADPCM部35に
入力される。ADPCM部35によりアナログ信号から
デジタル信号S11に変換され、送信データ処理部33に
入力される。送信データ処理部33には、制御部38か
らの制御信号S12も入力され、デジタル信号S11からベ
ースバンド信号S13が生成され、無線交信回路32に入
力される。ベースバンド信号S13は無線交信回路32に
よってRF信号に変換され、アンテナ31を介して親機
本体Bからの無線の送信信号S20として子機本体Aに送
信される。
る。
S10をアンテナ31で受信し、無線交信回路32はベー
スバンド信号S14に変換して受信データ処理部34に入
力する。受信データ処理部34は、制御信号S15を制御
部38に伝えるとともに、デジタルの音声信号S16をA
DPCM部35に入力する。ADPCM部35ではデジ
タルの音声信号S16をアナログの音声信号に変換し、回
線処理部36を介して音声信号として公衆電話回線網5
0に伝送する。
信データのエラー判定を行い、レベル判定部40は受信
レベルのレベル判定を行う。エラー判定の情報とレベル
判定の情報は、制御部38に伝えられる。制御部38で
は、エラー判定の情報とレベル判定の情報とが同時に得
られる。そして、制御部38は、各情報をエラーデータ
処理部41とレベルデータ処理部42に伝え、内部処理
することにより、エラー発生が、不感地帯に移動したこ
との圏外によるエラー発生なのか、それとも他システム
の干渉によるエラー発生なのかを識別する(この識別処
理についてもあとで図3のフローチャートによって詳し
く説明する)。識別の結果、圏外によるエラー発生の場
合には圏外表示を行い、また、他システムの干渉による
エラー発生の場合には、干渉回避のためにチャネル切り
換えの指示を行う。これらの表示や指示は、液晶表示部
での表示によるのでもよいしLEDなどの発光器を点灯
または点滅させるのでもよい。
19およびレベル判定部20からの情報に基づいてそれ
ぞれエラーデータ処理部21およびレベルデータ処理部
22が制御部18の制御のもとに行う処理内容を示すフ
ローチャートである。親機本体Bにおけるエラー判定部
39およびレベル判定部40からの情報に基づいてそれ
ぞれエラーデータ処理部41およびレベルデータ処理部
42が行う処理内容も同様である。
Bおよび子機本体Aでは、サービスチャネルの確立の
後、連続的な回線の監視を行う。TDMA(時分割多元
接続)方式において時間軸上で多重化された物理チャネ
ルに対応するビット列の集まりをスロットという。1.
2秒間(240スロット相当)の有効スロット中のスロ
ットエラーを検出し、親機本体Bから報知されるしきい
値以上のスロットエラーが発生した場合は、無線管理
(RT)の規定に従って干渉回避の処理を行うようにな
っている。
うに、ステップS1で、サービスチャネル確立後からス
ロットエラーの測定を開始する。測定の開始時には使用
変数のクリア(初期化)を行うことはいうまでもない。
ステップS2で、スロットエラーが発生したか否かを判
断する。発生していなければステップS4にスキップす
るが、スロットエラーが発生したときはステップS3に
進み、スロットエラーカウンタをカウントアップする。
をロードし、ステップS5でそのレベルセンス結果をレ
ベルセンスデータバッファに積算していく。ステップS
6でスロットエラーの測定が終了したかどうかを判断
し、終了していないときはステップS2に戻って同様の
動作を繰り返す。スロットエラーの測定が終了したとき
はステップS7に進む。
ッファの積算値よりレベルセンスデータの平均値を算出
する。ステップS8では、測定区間でスロットエラーが
あったかどうかを判断し、なかったときはステップS1
に戻って再びスロットエラーの測定を開始するが、スロ
ットエラーがあったときはステップS9に進む。
に進んだときは、スロットエラー数だけで判断するので
はなく、スロットエラー数に、スロットエラーの測定区
間のレベルセンスデータの平均値も併せて判断し、適
宜、干渉回避処理(ステップS10)、圏外処理(ステ
ップS11)、あるいはエラー検出処理(ステップS1
2)を行う。これには、同一キャリア上の他のスロット
へのチャネル切り換え、他のキャリア上のスロットへの
チャネル切り換え、他の親機本体へのチャネル切り換
え、自動再接続、送信の一時停止、無線回線の解放など
が含まれる。
発生が、圏外によるエラー発生なのか、他システムの干
渉による無線通信路の劣化に起因したエラー発生なのか
を明確に識別することができる。
電話装置によれば、スロットエラー数とそれの測定区間
の受信レベル平均値との両者に基づいて通話回線状況を
判断するから、エラー発生が圏外によるものか他システ
ムの干渉によるものかを明確に識別することができる。
電話装置によれば、エラー測定が開始されてからそのエ
ラー測定が終了するまでの間、受信レベルセンスサを繰
り返し行うと共に、その受信レベルセンスの結果をロー
ド積算し、そのエラー測定終了後に受信レベルセンスの
積算結果の平均値を算出することで、より通話回線状況
に即して、圏外表示やチャネル切り換えなどの適切な処
置を迅速、容易に講ずることができる。
話装置における子機本体の電気的構成を示すブロック図
である。
親機本体の電気的構成を示すブロック図である。
明に供するフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】電話回線に接続される親機本体と、この親
機本体に無線接続される子機本体とからなるデジタルコ
ードレス電話装置であって、サービスチャネル確立後からスロットエラーの検出のた
めに定められた一定の期間をエラー測定区間とし、この
測定区間中に スロットエラー数をカウントするカウント
手段と、前記 エラー測定区間の受信レベルの平均値を算出する算
出手段と、前記 スロットエラー数と前記受信レベルセンスの平均値
とに基づいてエラー発生が圏外によるエラー発生なのか
他システムの干渉によるエラー発生なのかを識別する識
別手段とを備えたことを特徴とするデジタルコードレス
電話装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のデジタルコードレス電話
装置において、前記算出手段は、エラー測定が開始されてからそのエラ
ー測定が終了するまでの間、受信レベルセンスサを繰り
返し行うと共に、その受信レベルセンスの結果をロード
積算し、そのエラー測定終了後に受信レベルセンスの積
算結果の平均値を算出する ことを特徴とするデジタルコ
ードレス電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6020922A JP3002939B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | デジタルコードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6020922A JP3002939B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | デジタルコードレス電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07231289A JPH07231289A (ja) | 1995-08-29 |
JP3002939B2 true JP3002939B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=12040721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6020922A Expired - Lifetime JP3002939B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | デジタルコードレス電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002939B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69832723T2 (de) * | 1998-09-30 | 2006-08-10 | Mitsubishi Denki K.K. | Verfahren zur interferenzdetektion sowie verfahren zur interferenzvermeidung |
US7701844B2 (en) * | 2005-02-09 | 2010-04-20 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for recognizing radio link failures associated with HSUPA and HSDPA channels |
JP5680482B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-03-04 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信方法 |
-
1994
- 1994-02-18 JP JP6020922A patent/JP3002939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07231289A (ja) | 1995-08-29 |
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