JP3002794U - 分電盤の安全装置 - Google Patents

分電盤の安全装置

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JP3002794U
JP3002794U JP1994004710U JP471094U JP3002794U JP 3002794 U JP3002794 U JP 3002794U JP 1994004710 U JP1994004710 U JP 1994004710U JP 471094 U JP471094 U JP 471094U JP 3002794 U JP3002794 U JP 3002794U
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Japan
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JP1994004710U
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Inventor
宜三 鷲見
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関西電気建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分電盤の配線作業を安全に行うため、分電盤
に通電されていない条件でのみメンテナンス用の後部ド
アが開くようにする。 【構成】 分電盤のキャビネット1に設けたメンテナン
ス用の後部ドア3に分電盤に電流が流れていない条件で
のみ開錠できる電磁錠10を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建築現場などに臨時に設置したり、建築物に恒常的に設置して、 幹線からの配線を各所に分岐する箇所に設ける分電盤の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の分電盤は鋼板やプラスチックなどからなるキャビネット内の取付板にメ インスイッチをはじめとする各種のスイッチ類やトランス、ターミナルブロック などを設けたものである。また、キャビネット内に前部板と後部板とを設け、前 部板にはメインスイッチをはじめとする各種のスイッチ類、後部板にはトランス 、ターミナルブロックなどを設けたものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような分電盤は現場に設置したのちにおいて配線を変更する場合がある が、このとき、従来の分電盤では作業者がメインスイッチを切って分電盤に電流 が流れていないことを確認した後に作業を行うことになる。
【0004】 しかし、作業者がメインスイッチを切り忘れるおそれもあり、このようにスイ ッチを切り忘れて配線作業を行うと感電事故をおこすおそれがある。
【0005】 この考案の課題は、上記のような従来の分電盤の問題点を解決するためにメイ ンスイッチを切って分電盤に通電されていない条件でのみ解錠される電磁錠を後 部ドアに設けて、電源スイッチを切った後でないと後部ドアを開くことができな い安全な分電盤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案はメインスイッチを切って分電盤に通 電していない条件でのみ開錠できる電磁錠を分電盤の後部ドアに設けたことによ り通電状態での作業による感電事故を未然に防止できる分電盤を提供する。
【0007】
【作用】
分電盤の後部ドアを開くには、前部ドアを開き、内部のメインスイッチを切っ て分電盤に通電していない条件で電磁錠を開きその後、後部ドアを開く。このよ うに分電盤に電流が流れない状態にして安全にメンテナンス作業を行う。 また、後部ドアを開いて作業をしているとき、他人が誤って電源スイッチを投 入しても分電盤には電流が流れないようにするために、後部ドアを開いていると きには分電盤に電流が流れず、後部ドアを閉じ、メインスイッチを投入して初め て分電盤に通電されるドアスイッチを設けておくと、尚一層安全である。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0009】 図1乃至図3に示す実施例において、1は鋼板やプラスチックなどにより構成 したキャビネット、2はその前面の開口を開閉するスイッチ類操作用の前部ドア 、3はその後面の開口を開閉するメンテナンス用の後部ドアで何れもキャビネッ トと同じ材料で製作されている。
【0010】 該キャビネット1内には、図2のように絶縁板などからなる前部板4と、後部 板5を固定し、前部板4の前面にはメインスイッチをはじめとしてカットアウト スイッチやカバー付ナイフスイッチなどの各種のスイッチ類6を設ける。また、 後部板5には、ターミナルブロック7やトランス8などを設ける。
【0011】 該前部ドア2にはハンドル9により操作するロック装置を設け、後部ドア3に は前部板4のメインスイッチを切って分電盤に通電していない条件でのみ開錠で きる電磁錠10とハンドル11で操作するロック装置を設ける。
【0012】 上記電磁錠10は公知の種々の電磁錠を用いることができるが、例えば図4に 示すようなものである。この図において12は本体1に設けた電磁石13により 進退する閂で、後部ドア3には、このドア3を閉じたとき、該閂12が嵌入する 係合孔14を有する係合片15を設ける。
【0013】 上記電磁石13はメインスイッチが投入されて励磁されているとき、閂12が 突出し、電磁石13が消磁されているときバネにより閂12を引っ込めるもので ある。なお実施例はケース1の底部四隅に脚16を設けた直接設置型である。
【0014】 この実施例の作用を説明すれば、この実施例の分電盤の前部ドア2のハンドル 9を開放側に回して前部ドア2を開き、前部板4に設けたメインスイッチを開い て分電盤への通電を断つと、電磁石13が消磁され、閂12が引っ込み、係合片 15の係合孔14から抜ける。
【0015】 この状態では分電盤には通電されていないから、ハンドル11を操作してロッ ク装置を開錠し、後部ドア3を開き内部の回路のメンテナンスを安全に行える。 また、後部ドア3を開いているとき他人が誤って分電盤のメインスイッチを投 入しても分電盤には電流が流れないようにするドアスイッチを設けておくと一層 安全である。
【0016】
【考案の効果】
この考案は上記のように分電盤のメインスイッチを切って分電盤に電流が流れ ていない状態でないと、後部ドアの電磁錠が開錠しないので後部ドアを開こうと しても開くことはできない。 従って、分電盤のメインスイッチを切り忘れて作業しようとして感電するよう な事故が未然に防止され、安全に作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図。
【図2】同上の側面図。
【図3】同じく後面図。
【図4】電磁錠取付部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 前部ドア 3 後部ドア 4 前部板 5 後部板 6 スイッチ類 7 ターミナルブロック 8 トランス 10 電磁錠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部ドアと後部ドアを有するキャビネッ
    トの内部に、メインスイッチをはじめとする各種のスイ
    ッチ類を前面に有する前部板と、ターミナルブロックや
    トランスなどの配線部品を有する後部板とを設けた分電
    盤において、該メインスイッチを切って分電盤に通電し
    ていない条件でのみ開錠できる電磁錠を該後部ドアに設
    けたことを特徴とする分電盤の安全装置。
JP1994004710U 1994-04-05 1994-04-05 分電盤の安全装置 Expired - Lifetime JP3002794U (ja)

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