JP3002661B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP3002661B2 JP3002661B2 JP9340095A JP34009597A JP3002661B2 JP 3002661 B2 JP3002661 B2 JP 3002661B2 JP 9340095 A JP9340095 A JP 9340095A JP 34009597 A JP34009597 A JP 34009597A JP 3002661 B2 JP3002661 B2 JP 3002661B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- legs
- cylindrical body
- connector
- plate
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、テレビ
ジョンアンテナの同軸ケーブルから受像機への接続など
に使用される高周波信号入力接栓となるコネクタに関す
るものである。
ジョンアンテナの同軸ケーブルから受像機への接続など
に使用される高周波信号入力接栓となるコネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタは、図10に示すよう
に、円筒体41の内部に樹脂製絶縁体42を内装し、そ
の絶縁体42の中心に端子43を挿入したものが一般的
である。そして、このコネクタは、同図(b)に示すよ
うに、円筒体41に連接した脚48を、基板等の取付板
Dに貫通させて折り曲げることにより取付ける。
に、円筒体41の内部に樹脂製絶縁体42を内装し、そ
の絶縁体42の中心に端子43を挿入したものが一般的
である。そして、このコネクタは、同図(b)に示すよ
うに、円筒体41に連接した脚48を、基板等の取付板
Dに貫通させて折り曲げることにより取付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気機器におけ
るチューナやRFコンバータの小形化、薄形化に伴い、
取付板Dも小形化しているため、この種のコネクタの取
付スペースの縮小化も要求される。すなわち、従来で
は、脚48は、円筒体41外面と同一面上にあるため、
取付板Dに取付けた際、円筒体41と同一面から外側に
突出している。この脚48の突出エリアは、チューナや
RFコンバータ、ひいてはそれらを内蔵する電気機器の
小形化、薄形化を妨げている。
るチューナやRFコンバータの小形化、薄形化に伴い、
取付板Dも小形化しているため、この種のコネクタの取
付スペースの縮小化も要求される。すなわち、従来で
は、脚48は、円筒体41外面と同一面上にあるため、
取付板Dに取付けた際、円筒体41と同一面から外側に
突出している。この脚48の突出エリアは、チューナや
RFコンバータ、ひいてはそれらを内蔵する電気機器の
小形化、薄形化を妨げている。
【0004】この発明は、コネクタの取付スペースの縮
小化を図ることを課題とする。
小化を図ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、板状体を円筒状に曲げて外部端子とな
る円筒体を形成し、この円筒体端縁の脚を外側に折り曲
げて取付ける上述のコネクタにおいて、前記脚を円筒体
の内側に後退させたのである。
に、この発明は、板状体を円筒状に曲げて外部端子とな
る円筒体を形成し、この円筒体端縁の脚を外側に折り曲
げて取付ける上述のコネクタにおいて、前記脚を円筒体
の内側に後退させたのである。
【0006】脚が円筒体の内側に後退すれば、このコネ
クタを取付けた際、脚は、その後退した位置から折り曲
げなどがなされるため、脚の突出エリアはその後退した
分、縮小することとなる。
クタを取付けた際、脚は、その後退した位置から折り曲
げなどがなされるため、脚の突出エリアはその後退した
分、縮小することとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記脚の後退をなす実施形態とし
ては、上記板状体の端縁に連接して上記脚を設け、その
脚の基部に該当する前記板状体に上記円筒体の周方向の
切込みを形成し、前記脚を、プレス加工により前記切込
みを介し前記円筒体の内側方向に没入させた構成を採用
し得る。
ては、上記板状体の端縁に連接して上記脚を設け、その
脚の基部に該当する前記板状体に上記円筒体の周方向の
切込みを形成し、前記脚を、プレス加工により前記切込
みを介し前記円筒体の内側方向に没入させた構成を採用
し得る。
【0008】上記板状体の円筒状への曲げ加工は、プレ
スによって行うことができ、その前加工において、脚を
没入すれば、一連のプレス加工によって、この実施形態
をなし得る。
スによって行うことができ、その前加工において、脚を
没入すれば、一連のプレス加工によって、この実施形態
をなし得る。
【0009】
【実施例】一実施例を図1、図2に示し、この実施例の
メス型コネクタ及びオス型コネクタ10、20も導電金
属製板状体を円筒状に曲げ、その円筒体11、21内に
樹脂絶縁体12、22を内装し、その絶縁体12、22
の中心に端子13、23を挿入したものである。
メス型コネクタ及びオス型コネクタ10、20も導電金
属製板状体を円筒状に曲げ、その円筒体11、21内に
樹脂絶縁体12、22を内装し、その絶縁体12、22
の中心に端子13、23を挿入したものである。
【0010】メス型コネクタ10は、その円筒体11の
ソケット部11aの開口縁に連続してリング14が設け
られており、このリング14が立ち上げられて、円筒体
11の突き合わせ端縁の端から立ち上がった突起15に
係止して、その円筒体11(突き合わせ端縁)の開きを
阻止している。その係止部は、リング14がコ字状に膨
出され、この膨出部16が折曲された凹部17に突起1
5が嵌まっており、突起15が凹部17(膨出部16)
の側壁に当たることにより、円筒体11の開放は確実に
阻止されている。
ソケット部11aの開口縁に連続してリング14が設け
られており、このリング14が立ち上げられて、円筒体
11の突き合わせ端縁の端から立ち上がった突起15に
係止して、その円筒体11(突き合わせ端縁)の開きを
阻止している。その係止部は、リング14がコ字状に膨
出され、この膨出部16が折曲された凹部17に突起1
5が嵌まっており、突起15が凹部17(膨出部16)
の側壁に当たることにより、円筒体11の開放は確実に
阻止されている。
【0011】円筒体11、21の後端には脚18、28
が設けられており、この脚18、28はその基部の切込
み18a、28aを介して円筒体11、21の内側にわ
ん曲状に後退している。
が設けられており、この脚18、28はその基部の切込
み18a、28aを介して円筒体11、21の内側にわ
ん曲状に後退している。
【0012】このコネクタ10、20は、図3に示すよ
うに基板、シャーシなどの取付板D等に脚18、28を
挿通して外側に折曲することにより取付ける。このと
き、脚18、28は、円筒体11、21の内側に後退し
ているため、その脚18、28の折り曲げ後の突出スペ
ースは従来より縮小化している(図10と対比)。取付
後のコネクタ10、20にはその端子13、23に各種
のリード線(回路)を接続する。
うに基板、シャーシなどの取付板D等に脚18、28を
挿通して外側に折曲することにより取付ける。このと
き、脚18、28は、円筒体11、21の内側に後退し
ているため、その脚18、28の折り曲げ後の突出スペ
ースは従来より縮小化している(図10と対比)。取付
後のコネクタ10、20にはその端子13、23に各種
のリード線(回路)を接続する。
【0013】つぎに、両コネクタ10、20の一製作例
について図4乃至図9に基づいて説明すると、メス型コ
ネクタ10は、まず、図4に示すように、一枚の帯状板
から、プレス加工により、円筒体11平面形状の板状体
11’を帯状キャリア30に連接状態で打ち抜く。この
とき、リング14等も同時に打ち抜く。この打ち抜きと
同時又はつづけて、図5(a)に示すように、リング1
4及び膨出部16の折り目部に折目線19を形成すると
ともに、脚18の基部に切込み18aを入れて脚18を
わん曲状に反らす。
について図4乃至図9に基づいて説明すると、メス型コ
ネクタ10は、まず、図4に示すように、一枚の帯状板
から、プレス加工により、円筒体11平面形状の板状体
11’を帯状キャリア30に連接状態で打ち抜く。この
とき、リング14等も同時に打ち抜く。この打ち抜きと
同時又はつづけて、図5(a)に示すように、リング1
4及び膨出部16の折り目部に折目線19を形成すると
ともに、脚18の基部に切込み18aを入れて脚18を
わん曲状に反らす。
【0014】つぎに、キャリア30で搬送しながら、板
状体11’をプレス加工により徐々に円筒状に曲げてそ
の端縁を突き合わせ嵌合し(図5(b))、つづけてリ
ング14を立ち上げ(同(c))、膨出部16と突起1
5を折曲する(同(d))。これによってコネクタ10
の殻ができ上がり、図6に示すように、この殻(円筒体
11)を連続して有する帯を、キャリア30でもって、
樹脂成形機、端子挿入機に順々に送り込んで、絶縁体1
2の内装、端子13の挿入を連続的に行って図1、図2
に示すメス型コネクタ10を得る。
状体11’をプレス加工により徐々に円筒状に曲げてそ
の端縁を突き合わせ嵌合し(図5(b))、つづけてリ
ング14を立ち上げ(同(c))、膨出部16と突起1
5を折曲する(同(d))。これによってコネクタ10
の殻ができ上がり、図6に示すように、この殻(円筒体
11)を連続して有する帯を、キャリア30でもって、
樹脂成形機、端子挿入機に順々に送り込んで、絶縁体1
2の内装、端子13の挿入を連続的に行って図1、図2
に示すメス型コネクタ10を得る。
【0015】オス型コネクタ20も、同様に、まず、図
7に示すように、一枚の帯状板から、プレス加工によ
り、円筒体21の平面形状の板状体21’を帯状キャリ
ア30に連接状態で打ち抜き、これと同時又はつづけ
て、図8(a)に示すように、脚28の基部に切込み2
8aを入れて脚28を内側にわん曲状に反らす。
7に示すように、一枚の帯状板から、プレス加工によ
り、円筒体21の平面形状の板状体21’を帯状キャリ
ア30に連接状態で打ち抜き、これと同時又はつづけ
て、図8(a)に示すように、脚28の基部に切込み2
8aを入れて脚28を内側にわん曲状に反らす。
【0016】つぎに、キャリア30で搬送しながら、板
状体21’をプレス加工により徐々に円筒状に曲げてそ
の端縁を突き合わせ嵌合し、コネクタ20の殻(円筒体
21)を作る(図8(b))。この殻(円筒体21)を
連続して有する図9で示す帯を、キャリア30でもっ
て、樹脂成形機、端子挿入機に順々に送り込んで、絶縁
体22の内装、端子23の挿入を連続的に行って図1、
図2に示すオス型コネクタ20を得る。
状体21’をプレス加工により徐々に円筒状に曲げてそ
の端縁を突き合わせ嵌合し、コネクタ20の殻(円筒体
21)を作る(図8(b))。この殻(円筒体21)を
連続して有する図9で示す帯を、キャリア30でもっ
て、樹脂成形機、端子挿入機に順々に送り込んで、絶縁
体22の内装、端子23の挿入を連続的に行って図1、
図2に示すオス型コネクタ20を得る。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上の説明から理解できる
ように、取付用脚を内側に後退させたので、コネクタの
取付スペースの縮小化を図ることができる。
ように、取付用脚を内側に後退させたので、コネクタの
取付スペースの縮小化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同実施例のオス・メスコネクタの嵌合状態断面
図
図
【図3】同実施例の取付状態図
【図4】同実施例のメス型コネクタの製作説明図
【図5】同実施例のメス型コネクタの製作説明図
【図6】同実施例のメス型コネクタの製作説明図
【図7】同実施例のオス型コネクタの製作説明図
【図8】同実施例のオス型コネクタの製作説明図
【図9】同実施例のオス型コネクタの製作説明図
【図10】従来例を示し、(a)は斜視図、(b)は同
取付状態図
取付状態図
10 メス型コネクタ 11 円筒体 11’ 板状体 12 絶縁体 13 端子 14 リング 15 突起 16 膨出部 17 凹部 18 脚 18a 切込み 19 折目線 20 オス型コネクタ 21 円筒体 21’ 板状体 22 絶縁体 23 端子 28 脚 28a 切込み D 取付板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−306443(JP,A) 実開 平1−155285(JP,U) 実開 平4−74874(JP,U) 実開 平3−35676(JP,U) 実開 平2−37472(JP,U) 実開 昭57−167581(JP,U) 実開 昭57−106186(JP,U) 実開 昭57−161588(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 17/04 H01R 13/74
Claims (2)
- 【請求項1】 板状体11’、21’を円筒状に曲げて
外部端子となる円筒体11、21を形成し、その円筒体
11、21は端縁からその軸方向に延びた脚18、28
を有し、その脚18、28を取付板Dに貫通して前記円
筒体11、21の外側方向に折曲して取付けるコネクタ
10、20であって、 上記脚18、28を円筒体11、21の内側に後退させ
たことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 上記板状体11’、21’の端縁に連接
して上記脚18、28を設け、その脚18、28の基部
に該当する前記板状体11’、21’に上記円筒体1
1、21の周方向の切込み18a、28aを形成し、前
記脚18、28を、プレス加工により前記切込み18
a、28aを介し前記円筒体11、21の内側方向に没
入させて、上記後退をさせたことを特徴とする請求項1
に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9340095A JP3002661B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9340095A JP3002661B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11176526A JPH11176526A (ja) | 1999-07-02 |
JP3002661B2 true JP3002661B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=18333675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9340095A Expired - Lifetime JP3002661B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002661B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5473758B2 (ja) * | 2010-04-28 | 2014-04-16 | 第一電子工業株式会社 | コネクタ |
KR102200156B1 (ko) * | 2016-11-17 | 2021-01-08 | 몰렉스 엘엘씨 | 부유식 소켓 커넥터 |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP9340095A patent/JP3002661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11176526A (ja) | 1999-07-02 |
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