JP3002516U - ファイルの綴じ込み具 - Google Patents
ファイルの綴じ込み具Info
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- JP3002516U JP3002516U JP1994002647U JP264794U JP3002516U JP 3002516 U JP3002516 U JP 3002516U JP 1994002647 U JP1994002647 U JP 1994002647U JP 264794 U JP264794 U JP 264794U JP 3002516 U JP3002516 U JP 3002516U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binding
- holes
- binding tool
- locking
- plate member
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】構成簡単にして容易に且つ確実に各種書類を綴
じられるファイルの綴じ込み具を提供することにある。 【構成】所定長さの当て板部材に一定間隔を持って少な
くとも2つの穴を穿設すると共に、この各穴の近傍にそ
れぞれ綴じ込み用帯体を交互に係止できる係止片部を形
成した構成である。
じられるファイルの綴じ込み具を提供することにある。 【構成】所定長さの当て板部材に一定間隔を持って少な
くとも2つの穴を穿設すると共に、この各穴の近傍にそ
れぞれ綴じ込み用帯体を交互に係止できる係止片部を形
成した構成である。
Description
【0001】
本考案は、各種の書類を綴じて簡単に整理できるファイルの綴じ込み具に関す るものである。
【0002】
一般に書類を簡単に整理して綴じておく場合、綴じ込み具を装備したファイル を用いて綴じている。この従来の綴じ込み具としては、図10〜図11に示すよ うなものがある。すなわち、図示の綴じ込み具101は、綴じ込み具本体102 と摺動止め片103とによって構成されている。綴じ込み具本体102は、所定 長さの細長な金属板部材104の長手方向の両辺を内側に屈曲して案内溝105 を形成し、且つこの金属板部材104に一定間隔を以て2つの穴106を穿設し 、更に前記穴106の前後近傍に隆起部107,108を形成したものである。
【0003】 また、前記摺動止め片103は、両端部109を前記綴じ込み具本体102の 案内溝105に摺動可能に係合できるように形成し、且つ中央部110は傾斜し て段差がつくように形成されたものである。 上述のような綴じ込み具101は、図12(図10参照)に示すような背表紙 111を介して表表紙112と裏表紙113とが一体的に形成されたA4やB5 サイズ等の紙ファイルに取り付けられている。すなわち、背表紙111の一部を 内側に二つ折りして形成した綴じ込み片部114に、綴じ込み具本体102の各 穴106にそれぞれ挿通できる柔軟な帯び体115の一端を固着してある。そし て前記綴じ込み具本体102の各穴106に、綴じる書類Aに穿孔したパンチ穴 を介してそれぞれ帯び体115を挿通し、書類Aを綴じ込み具本体102と裏表 紙113との間に位置させる。次に各帯び体115を上から押さえるようにして 摺動止め片103を移動させ、各帯び体115をこの摺動止め片103と綴じ込 み具本体102の隆起部107(108)とによって挟持するようにしたもので ある。
【0004】
ところが,上記のような従来の綴じ込み具101では、沢山の書類を一度に綴 じる場合や、指が汗ばんでいたりして滑りやすくなっていた場合、摺動止め片1 03をうまく摺動させることが出来ない場合があった。また、この綴じ込み具1 01では、綴じ込み具本体102と摺動止め片103とを別に形成しなければな らず、また綴じ込み具本体102にも案内溝105加工を施さねばならず、製造 コストが高くつくといった問題があった。
【0005】 本考案は上記のような問題点を解決するために開発されたものであり、その目 的とする処は、構成簡単にして容易に且つ確実に各種書類を綴じられるファイル の綴じ込み具を提供することにある。
【0006】
そこで、本考案は上記の目的を達成するために、次のような構成にしてある。 すなわち、所定長さの当て板部材に一定間隔を持って少なくとも2つの穴を穿設 すると共に、この各穴の近傍にそれぞれ綴じ込み用帯体を交互に係止できる係止 片部を形成した構成である。
【0007】 また、ファイル帳の所定箇所に一定間隔を以てそれぞれ綴じ込み用帯体を設け ると共に、この各綴じ込み用帯体が挿通できる穴を穿設した当て板部材に、この 各穴から突出させる前記各綴じ込み用帯体を交互に係止できる係止片部を形成し た構成である。
【0008】
上記のような構成により、一辺近傍に一定間隔を以て穴を穿設した書類等を、 ファイル帳内に載置すると共に、ファイル帳に設けた各綴じ込み用帯体を、書類 等の各穴に挿入すると共に、この各を穴から突出させた各綴じ込み用帯体を、当 て板部材に穿設した穴を更に挿通させる。この当て板部材から突出させた各綴じ 込み用帯体を、それぞれ係止片部に交互に係止させ、書類等を各綴じ込み用帯体 と綴じ込み具とによって簡単に綴じることができる。
【0009】
以下、本考案の実施例について図1〜図9に基づいて説明する。 図1〜図2において、1は本考案に係る一実施例のファイルの綴じ込み具であ って、この綴じ込み具1は、合成樹脂によって形成された当て板部材2に後述す る穴等を形成したものである。すなわち、長さ20センチ位,幅1センチ位の当 て板部材2の中央部Xの左右4センチ位のところに穴3を穿設すると共に、この 各穴3から先端側に1センチ位及び3センチ位のところに係止片部4a,4bを 形成してある。
【0010】 この係止片部4a,4bは、図3〜図6に示すように横断面逆L字状に形成さ れ、下端は当て板部材2と一体的に形成してある。また、穴3側の係止片部4a (図4参照)は、図上の左側および上下が開口するように形成されている。また 係止片部4b(図5参照)は、前記係止片部4aとは逆に、図上の右側およひ上 下が開口するように形成されている。これらの係止片部4a,4bは、後述する 綴じ込み用帯体5を交互に係止できるようにしてある。
【0011】 また、図9に示すように前記綴じ込み具1と共に書類Aを綴じる綴じ込み用帯 体5は、ファイル帳Bの背表紙Cの一部を内側に二つ折りして形成した綴じ込み 片部Dに、綴じ込み具1の両穴3と一致するように一定間隔を以て一端を固着し てある。 綴じ込み用帯体5を設けたファイル帳Bに、前記綴じ込み具1を用いて書類A を綴じる場合は、一端近傍に一定間隔を以てパンチ穴を穿孔した書類Aの各パン チ穴に、各綴じ込み用帯体5を挿通すると共に、この各パンチ穴から突出した各 綴じ込み用帯体5を、綴じ込み具1の各穴3に挿通する。この綴じ込み具1から 突出した各綴じ込み用帯体5を、先ず係止片部4aの図上(図8参照)の左側( 矢印V方向)の開口から入れて係合させ、次に係止片部4bの図上の右側(矢印 W方向)の開口から入れて係合させる。このように綴じ込み用帯体5を係止片部 4a,4bに交互に係止させ、書類Aを各綴じ込み用帯体5と綴じ込み具1とに よって綴じる。
【0012】 このように綴じ込み用帯体5を各係止片部4a,4bに交互に係止させること により、図3に示すよう綴じ込み用帯体5は、各各係止片部4a,4bの各角部 分6や、当て板部材2の各角部分2aに順次咬口してより強く係止される。 尚、本考案の綴じ込み具1は前記実施例に限定されるものではなく、綴じ込み 用帯体5を交互に係止できれば、係止片部の数、間隔、開口向き等を自由に設計 変更してもよい。また当て板部材2の長さ、幅、厚さ、形状等も設計変更自由で ある。また、綴じ込み具1はファイル帳以外のものに設けた綴じ込み用帯体5に も使用することができる。
【0013】
以上、上記説明でも明らかなように本考案の綴じ込み具は、従来のような摺動 止め片を別に形成する必要もないため、部品点数も少なくなり、製造コストを低 減できる。また書類等を綴じる場合は、書類等に穿孔したパンチ穴に通した綴じ 込み用帯体を、綴じ込み具の穴に通した後、係止片部に交互に係止させるだけで 簡単に且つ確実に書類等をフアイル帳等に綴じることができる。
【図1】本考案に係る一実施例の平面図である。
【図2】本考案に係る一実施例の一部断面正面図であ
る。
る。
【図3】本考案に係る一実施例の要部断面図である。
【図4】図1のイーイ断面図である。
【図5】図1のローロ断面図である。
【図6】図1のハーハ断面図である。
【図7】綴じ込み用帯体5を当て板部材2の穴3に挿通
した状態を示す平面図である。
した状態を示す平面図である。
【図8】綴じ込み用帯体5を係止片部4a,4bに係止
した時の平面図である。
した時の平面図である。
【図9】本考案に係る一実施例の使用状態を示す説明図
である。
である。
【図10】従来の一例の平面図である。
【図11】従来の綴じ込み具に綴じ込み用帯体を係止さ
せた時の平面図である。
せた時の平面図である。
【図12】従来の使用状態を示す説明図である。
1 綴じ込み具 2 当て板部材 3 穴 4a,4b係止片部 5 綴じ込み用帯体
Claims (2)
- 【請求項1】 所定長さの当て板部材に一定間隔を持っ
て少なくとも2つの穴を穿設すると共に、この各穴の近
傍にそれぞれ綴じ込み用帯体を交互に係止できる係止片
部を形成したことを特徴とするファイルの綴じ込み具 - 【請求項2】 ファイル帳の所定箇所に一定間隔を以て
それぞれ綴じ込み用帯体を設けると共に、この各綴じ込
み用帯体が挿通できる穴を穿設した当て板部材に、この
各穴から突出させる前記各綴じ込み用帯体を交互に係止
できる係止片部を形成したことを特徴とするファイルの
綴じ込み具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002647U JP3002516U (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ファイルの綴じ込み具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002647U JP3002516U (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ファイルの綴じ込み具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002516U true JP3002516U (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=43138481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994002647U Expired - Lifetime JP3002516U (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | ファイルの綴じ込み具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002516U (ja) |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP1994002647U patent/JP3002516U/ja not_active Expired - Lifetime
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