JP3002387U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP3002387U
JP3002387U JP1994004093U JP409394U JP3002387U JP 3002387 U JP3002387 U JP 3002387U JP 1994004093 U JP1994004093 U JP 1994004093U JP 409394 U JP409394 U JP 409394U JP 3002387 U JP3002387 U JP 3002387U
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JP
Japan
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pipe
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joint
bent
female member
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Application number
JP1994004093U
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English (en)
Inventor
淳一 鴨志田
Original Assignee
有限会社鴨志田工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主として排水管に使用する管継手であって、
継手が二片またはそれ以上からなっており、継ぎ目に於
いて円周方向に自在に回転可能な構造とし、配管施工を
容易にすることを目的とする。 【構成】 主として排水管の屈曲部に使用するプラスチ
ック管継手に於いて、二またはそれ以上の部材からな
り、その結合部が屈曲した雌部材1の端部に挿入される
雄部材2を嵌合3した構造をなし、雌部材1および/ま
たは雄部材2に漏水防止パッキン4を、雄部材2に抜脱
防止突起5を設け、管の円周に沿って回転自在としたこ
とを特徴とする管継手。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主として排水管の施工その他衛生設備などに使用するプラスチッ ク管継手の改良に係わり、排水管の糊付け後においても継手を自在に回転させる ことが可能な構造とし、工事の効率化を意図して成されたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、直線状から30°程度の僅かに屈曲が可能な管継手は、道路の排水本管 へのジョイントとして存在するが、建造物の二階またはそれ以上の階の排水管を 施工する工事などには汎用性に欠け、一般に下から順次管を立ちあげ、ついで水 平に繋いでゆくための直角の継手部材を使用することが多く、それに適応する回 転可能な部材は未だ市場になく、一旦糊着してしまった後にそれを修正するため には糊付けを壊さねばならず、時間的にも労力的にも大きなロスとなる。
【0003】 配管施工に当たって、二人以上で工事を行う場合にはそのロスも少なくて済む が、通常一人で仕事をする場合が多く、管継手の改良がどれほど求められていた か、従事者の現実の要求が強かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、従来使用されていた直角の継手、又はT字型に分岐した継手の一 方またはそれ以上の箇所を、円周に沿って自在に回転出来るように改良した管継 手を提供し、施工の便を計ることを課題として成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の構成は次の通りのものである。 主として排水管の屈曲部に使用するプラスチック管継手に於いて、二またはそ れ以上の部材からなり、その結合部が屈曲した雌部材1の端部に挿入される雄部 材2を嵌合3した構造をなし、雌部材1および/または雄部材2に漏水防止パッ キン4を、雄部材2に抜脱防止突起5を設け、管の円周に沿って回転自在とした ことを特徴とする管継手。
【0006】 通常、使用頻度の高い管継手としては、90°又は45°に屈曲したものが殆 どで、その他T字型に分岐するものもある。その口径としては挿入部の内径が7 5mmか100mmであり、それらは何れも固定化された構造のもので、一旦糊 付けしまったあとで若干の狂いに気がついても修正するのは中々困難となる。
【0007】 この考案の管継手は、曲管およびT字管の一か所またはそれ以上の所を回転自 在に嵌合してあるため、施工時に要求に応じて適宜修正出来るので、工事の完全 さは元より時間や手数の省略に繋がり、それが果たす役割は大きい。 つぎに、実施例を図面と対比して説明する。
【0008】
【実施例1】 図1において、嵌合する雌部材1は、成形時に屈曲せる長手方向の一部分を開 放しておくか、または切開して雄部材2の抜脱防止突起5を雌部材1の窪みには め込んで嵌合部3としたのち溶着または接着して回転自在に嵌合する。 水漏れについては、耐候性ゴムパッキン4を太めにはめ込むことで完全に防ぐ ことが出来、然も嵌合部3は部材1および2が摺接して回転し自由に回すことが 出来た。
【0009】
【実施例2】 また摺り合わす嵌合部3の構造を、図2のように雄部材2のはめ込む側の切り 口の先端に向かってテーパー状とし、抜脱防止突起5を雌部材1の凹部にはめ込 む構造とし、その際、部材1を若干温めておいて部材2を強く押し込めば嵌合出 来、部材1の一部分を開放して成形することも、また切開する必要もない。 漏水に懸念が有る場合には、雌部材1および/または雄部材2に耐候性ゴムパ ッキンを複数使用すればよい。
【0010】
【考案の効果】
上記のとおり、屈曲管およびT字管などの管継手を、水漏れもなく回転自在の 構造としたことにより、継手を糊付け固定してしまった後であっても適宜修正が 出来、従来のように長尺の管と継手を仮に繋ぎ合わせておいて、最初に戻って糊 付け固定化を進めてゆく必要もなく、片端から工事を進めてしまっても随時調整 ならびに修正が可能になったため、施工上の正確さ、および時間的にも能率的に も極めて有効に利用出来る。
【0011】
【図面の簡単な説明】 図1;この考案に係わる屈曲管継手の断面図。 図2;同実施例2の構造の管継手の断面図。
【符号の説明】
1…雌部材 2…雄部材 3…嵌合部 4…ゴムパッキン 5…抜脱防止突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として排水管の屈曲部に使用するプラ
    スチック管継手に於いて、二またはそれ以上の部材から
    なり、その結合部が屈曲した雌部材1の端部に挿入され
    る雄部材2を嵌合3した構造をなし、雌部材1および/
    または雄部材2に漏水防止パッキン4を、雄部材2に抜
    脱防止突起5を設け、管の円周に沿って回転自在とした
    ことを特徴とする管継手。
JP1994004093U 1994-03-25 1994-03-25 管継手 Expired - Lifetime JP3002387U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052296U (ja) * 1991-06-26 1993-01-14 ニツタン株式会社 火災警報受信機の表示装置
JP2013002610A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 接続口回動分岐継手

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JPH052296U (ja) * 1991-06-26 1993-01-14 ニツタン株式会社 火災警報受信機の表示装置
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