JPH0115982Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115982Y2 JPH0115982Y2 JP10844283U JP10844283U JPH0115982Y2 JP H0115982 Y2 JPH0115982 Y2 JP H0115982Y2 JP 10844283 U JP10844283 U JP 10844283U JP 10844283 U JP10844283 U JP 10844283U JP H0115982 Y2 JPH0115982 Y2 JP H0115982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- pipe
- insulating material
- soft heat
- duct
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内管の外周を軟質断熱材によつて被覆
してダクト管を形成し、前記内管内に密接して嵌
合する接続管の外周に、前記軟質断熱材の厚さよ
り短い突板を直径方向に突設形成し、尖鋭端を有
する突片を前記突板の先端に横設形成して接手管
を形成し、接続する左右の前記ダクト管の前記内
管に、前記接続管の左右を夫々挿入し、前記突板
の側面を左右の前記軟質断熱材の端面に埋設する
と共に、前記突片を前記軟質断熱材の前記端面に
突差し、左右の前記軟質断熱材の周辺端面を当接
してなるダクトの接続部に関するものであり、換
気用ダクト、空調用ダクトとして好適するもので
あり、接続部よりの気体の漏洩がなく、接手管を
一方のダクト管に固着することによつて左右のダ
クト管の接続作業を容易に行なうことのできるも
のである。
してダクト管を形成し、前記内管内に密接して嵌
合する接続管の外周に、前記軟質断熱材の厚さよ
り短い突板を直径方向に突設形成し、尖鋭端を有
する突片を前記突板の先端に横設形成して接手管
を形成し、接続する左右の前記ダクト管の前記内
管に、前記接続管の左右を夫々挿入し、前記突板
の側面を左右の前記軟質断熱材の端面に埋設する
と共に、前記突片を前記軟質断熱材の前記端面に
突差し、左右の前記軟質断熱材の周辺端面を当接
してなるダクトの接続部に関するものであり、換
気用ダクト、空調用ダクトとして好適するもので
あり、接続部よりの気体の漏洩がなく、接手管を
一方のダクト管に固着することによつて左右のダ
クト管の接続作業を容易に行なうことのできるも
のである。
従来、一般に提供されているダクトの接続部に
接続する左右のダクトに接続管を挿入して行なつ
ているが、接続時に接続管がずれて左右のダクト
に等しいか、あるいは略等しく挿入することがで
きず、気体の漏洩の原因となる欠点があり、また
ダクトが円形の場合、接続しようとするダクトが
作業中に回転して位置合せが困難となり接続作業
に多くの手間を必要とする等の欠点があつたが、
本考案者は種々実験研究の結果、このような欠点
のない本考案を得たのである。
接続する左右のダクトに接続管を挿入して行なつ
ているが、接続時に接続管がずれて左右のダクト
に等しいか、あるいは略等しく挿入することがで
きず、気体の漏洩の原因となる欠点があり、また
ダクトが円形の場合、接続しようとするダクトが
作業中に回転して位置合せが困難となり接続作業
に多くの手間を必要とする等の欠点があつたが、
本考案者は種々実験研究の結果、このような欠点
のない本考案を得たのである。
以下本考案の実験例を第１図、第２図によつて
説明すると、厚さ0.1〜1.0mmの鉄板、ステンレス
スチール板を断面形状が円形、四角形等の所望の
形状に製筒し、所望の長さとした内管１の外周を
ガラスウール、ロツクウール、石綿の如き軟質断
熱材２を被覆してダクト管３，４を形成し、内管
１内に密接して嵌合する前記内管１と同様の接続
管５の外周に、軟質断熱材２の厚さより短かい好
ましくは２分の１程度である複数の突板６を直径
方向に溶着その他適宜の固着手段によつて突設形
成し、尖鋭端７を有する突片８を複数の突板６の
先端に同一方向に横設形成して接手管９を形成
し、接続する左右のダクト管３，４の内管１に、
接続管５の左右を夫々挿入し、突板６の側面を左
右の軟質断熱材２の端面１０，１１に埋設すると
共に、突片８を軟質断熱材２の端面１０に突差
し、左右の軟質断熱材２の突板６の存在しない周
辺端面１２，１３を当接してなるものであり、端
面１０，１１と突板６と、周辺端面１２，１３同
志とを適宜の接着剤で必要ならば接着するもので
あり、また必要ならば内管１と接続管５とを適宜
の接着剤によつて接着するか、あるいは軟質断熱
材２の外面より穿孔し、内管１と接続管５にねじ
孔を設け、ビスをねじ込み、内管１と接続管５と
を固着するものである。図中１４はシリコン、ブ
チルゴムを主材とするコーキング材である。
説明すると、厚さ0.1〜1.0mmの鉄板、ステンレス
スチール板を断面形状が円形、四角形等の所望の
形状に製筒し、所望の長さとした内管１の外周を
ガラスウール、ロツクウール、石綿の如き軟質断
熱材２を被覆してダクト管３，４を形成し、内管
１内に密接して嵌合する前記内管１と同様の接続
管５の外周に、軟質断熱材２の厚さより短かい好
ましくは２分の１程度である複数の突板６を直径
方向に溶着その他適宜の固着手段によつて突設形
成し、尖鋭端７を有する突片８を複数の突板６の
先端に同一方向に横設形成して接手管９を形成
し、接続する左右のダクト管３，４の内管１に、
接続管５の左右を夫々挿入し、突板６の側面を左
右の軟質断熱材２の端面１０，１１に埋設すると
共に、突片８を軟質断熱材２の端面１０に突差
し、左右の軟質断熱材２の突板６の存在しない周
辺端面１２，１３を当接してなるものであり、端
面１０，１１と突板６と、周辺端面１２，１３同
志とを適宜の接着剤で必要ならば接着するもので
あり、また必要ならば内管１と接続管５とを適宜
の接着剤によつて接着するか、あるいは軟質断熱
材２の外面より穿孔し、内管１と接続管５にねじ
孔を設け、ビスをねじ込み、内管１と接続管５と
を固着するものである。図中１４はシリコン、ブ
チルゴムを主材とするコーキング材である。
本考案は内管１の外周を軟質断熱材２によつて
被覆してダクト管３，４を形成し、前記内管１内
に密接して嵌合する接続管５の外周に、前記軟質
断熱材２の厚さより短い突板６を直径方向に突設
形成し、尖鋭端７を有する突片８を前記突板６の
先端に横設形成して接手管９を形成し、接続する
左右の前記ダクト管３，４の前記内管１に、前記
接続管５の左右を夫々挿入し、前記突板６の側面
を左右の前記軟質断熱材２の端面１０，１１に埋
設すると共に、前記突片８を前記軟質断熱材２の
前記端面１０に突差し、左右の前記軟質断熱材２
の周辺端面１２，１３を当接してなるダクトの接
続部であり、ダクト管３，４は不燃性にして保温
性が良好であり、結露防止効果を有し、接続する
ダクト管３，４の内管１と接続管５の間には殆ん
ど空隙がなく密接し、軟質断熱材２の対向する端
面１０，１１は突板６を介し、あるいは直接当接
し、接続部よりの気体の漏洩のないものであり、
しかも接続部の強度は補強され長期の使用に耐え
るものであり、さらに接手管９を一方のダクト管
４に固着することにより、左右のダクト管３，４
の接続作業や位置合せを容易に行ない得るもので
ある。
被覆してダクト管３，４を形成し、前記内管１内
に密接して嵌合する接続管５の外周に、前記軟質
断熱材２の厚さより短い突板６を直径方向に突設
形成し、尖鋭端７を有する突片８を前記突板６の
先端に横設形成して接手管９を形成し、接続する
左右の前記ダクト管３，４の前記内管１に、前記
接続管５の左右を夫々挿入し、前記突板６の側面
を左右の前記軟質断熱材２の端面１０，１１に埋
設すると共に、前記突片８を前記軟質断熱材２の
前記端面１０に突差し、左右の前記軟質断熱材２
の周辺端面１２，１３を当接してなるダクトの接
続部であり、ダクト管３，４は不燃性にして保温
性が良好であり、結露防止効果を有し、接続する
ダクト管３，４の内管１と接続管５の間には殆ん
ど空隙がなく密接し、軟質断熱材２の対向する端
面１０，１１は突板６を介し、あるいは直接当接
し、接続部よりの気体の漏洩のないものであり、
しかも接続部の強度は補強され長期の使用に耐え
るものであり、さらに接手管９を一方のダクト管
４に固着することにより、左右のダクト管３，４
の接続作業や位置合せを容易に行ない得るもので
ある。
第３図に示す他の実施例は接続管５に固着した
環状の突板６の先端に、尖鋭端７を有する複数の
突片８を横設して接手管９を形成したものであ
り、その作用効果は前記実施例と同様である。
環状の突板６の先端に、尖鋭端７を有する複数の
突片８を横設して接手管９を形成したものであ
り、その作用効果は前記実施例と同様である。
第４図に示す他の実施例は接続管５に固着した
複数の突板６の先端に尖鋭端７を有する突片８を
交互に反対方向に横設して接手管９を形成したも
のであり、接手管９の両側に夫々ダクト管を固着
することができ接続作業や両側のダクト管の位置
合せをより確実に行なうことができる作用効果が
前記実施例の作用効果に付加されるものである。
複数の突板６の先端に尖鋭端７を有する突片８を
交互に反対方向に横設して接手管９を形成したも
のであり、接手管９の両側に夫々ダクト管を固着
することができ接続作業や両側のダクト管の位置
合せをより確実に行なうことができる作用効果が
前記実施例の作用効果に付加されるものである。
第１図は断面図、第２図は接手管の正面図、第
３図は他の実施例の接手管の側面図、第４図は他
の実施例の側面図である。 １……内管、２……軟質断熱材、３，４……ダ
クト管、５……接続管、６……突板、７……尖鋭
端、８……突片、９……接手管、１０，１１……
端面、１２，１３……周辺端面。
３図は他の実施例の接手管の側面図、第４図は他
の実施例の側面図である。 １……内管、２……軟質断熱材、３，４……ダ
クト管、５……接続管、６……突板、７……尖鋭
端、８……突片、９……接手管、１０，１１……
端面、１２，１３……周辺端面。
Claims (1)
- 内管１の外周を軟質断熱材２によつて被覆して
ダクト管３，４を形成し、前記内管１内に密接し
て嵌合する接続管５の外周に、前記軟質断熱材２
の厚さより短い突板６を直径方向に突設形成し、
尖鋭端７を有する突片８を前記突板６の先端に横
設形成して接手管９を形成し、接続する左右の前
記ダクト管３，４の前記内管１に、前記接続管５
の左右を夫々挿入し、前記突板６の側面を左右の
前記軟質断熱材２の端面１０，１１に埋設すると
共に、前記突片８を前記軟質断熱材２の前記端面
１０に突差し、左右の前記軟質断熱材２の周辺端
面１２，１３を当接してなるダクトの接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10844283U JPS6016083U (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | ダクトの接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10844283U JPS6016083U (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | ダクトの接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6016083U JPS6016083U (ja) | 1985-02-02 |
| JPH0115982Y2 true JPH0115982Y2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=30252999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10844283U Granted JPS6016083U (ja) | 1983-07-13 | 1983-07-13 | ダクトの接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016083U (ja) |
-
1983
- 1983-07-13 JP JP10844283U patent/JPS6016083U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6016083U (ja) | 1985-02-02 |
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