JP3002190U - 納骨室付き墓 - Google Patents
納骨室付き墓Info
- Publication number
- JP3002190U JP3002190U JP1994000272U JP27294U JP3002190U JP 3002190 U JP3002190 U JP 3002190U JP 1994000272 U JP1994000272 U JP 1994000272U JP 27294 U JP27294 U JP 27294U JP 3002190 U JP3002190 U JP 3002190U
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- Japan
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- grave
- chamber
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 開閉蓋からの納骨室への雨水の浸入を効果的
に防止すると共に、風雨に直接曝されることのない香炉
等の載置場所を提供する。 【構成】 納骨室1の納骨用開口部前面に同開口部を覆
う開閉扉9を設けると共に、納骨室1の前壁に当接させ
て、開閉蓋の前面両側に一対の支え石と、支え石11の
上面に架け渡された笠石12と、開閉扉9の受け石とを
それぞれ設け、開閉扉9と一対の支え石11と笠石12
と受け石に囲まれた空間に香炉16または蝋燭立てを配
置する。
に防止すると共に、風雨に直接曝されることのない香炉
等の載置場所を提供する。 【構成】 納骨室1の納骨用開口部前面に同開口部を覆
う開閉扉9を設けると共に、納骨室1の前壁に当接させ
て、開閉蓋の前面両側に一対の支え石と、支え石11の
上面に架け渡された笠石12と、開閉扉9の受け石とを
それぞれ設け、開閉扉9と一対の支え石11と笠石12
と受け石に囲まれた空間に香炉16または蝋燭立てを配
置する。
Description
【0001】
本考案は、御影石等によって形成され、納骨室の上部に墓石を備えた納骨室付 き墓に関する。
【0002】
従来より納骨室付き墓として種々の構造のものが採用されており、図5にこの ような納骨室付き墓の一例を示す。
【0003】 この納骨室付き墓は、下段に納骨室20を設け、この納骨室20の上部に墓石 21を載置している。納骨室20の前面には遺骨の出し入れのため開口部(図示 せず)が設けられ、さらにこの開口部を閉塞するための開閉蓋22が設けられて いる。また中央前端には香炉23が配置され、その両側に一対の花立て24がそ れぞれ設けられている。
【0004】 参拝者は、火葬の後に開閉蓋22を開けて納骨室20に遺骨を投入し、通常は 、香炉23に線香や蝋燭を立て、また花立て24に花を飾って御参りをする。
【0005】
ところが、納骨室20の開口部は、開閉蓋22によってのみ閉塞されているた め、開閉蓋22の隙間から納骨室20内へ風雨が浸入し易く、納骨室20内への 水漏れの原因となる。また中央前端に配置された香炉23は、周りを遮るものが 無いため、線香の燃焼時間が短くなり、強風の際には吹き飛び易いという問題も ある。さらには、お供えものが野犬や鳥等によって荒らされやすいという問題も ある。
【0006】 そこで、本考案は、開閉蓋からの納骨室への雨水の浸入を効果的に防止すると 共に、風雨に直接曝されることのない香炉等の載置場所を提供することを第1の 目的とし、さらに野犬等によって荒らされることの無いお供え物の設置場所を提 供することを第2の目的とする。
【0007】
本考案は、上記課題を解決するために、御影石等によって形成され納骨室の上 部に墓石を備えた納骨室付き墓において、前記納骨室の納骨用開口部前面に同開 口部を覆う開閉扉を設けると共に、前記納骨室の前壁に当接させて、前記開閉蓋 の前面両側に一対の支え石と、同支え石の上面に架け渡された笠石と、前記開閉 扉の受け石とをそれぞれ設け、前記開閉扉と一対の支え石と笠石と受け石に囲ま れた空間に香炉又は蝋燭立てを配置してなることを特徴とする。
【0008】 また上記構成に加え、前記香炉または蝋燭立ての前面に、前記支え石に支持さ れた開閉式のガラス戸または網戸を設けたことを特徴とする。
【0009】
開閉蓋の前面に同開閉蓋の外周を囲むように支え石及び笠石を配置することに より、納骨用開口部と開閉蓋の隙間が直接外部に露出しなくなり、また、開閉扉 と一対の支え石と笠石とによって香炉が囲まれた状態となる。
【0010】 また、前記開閉扉と一対の支え石と笠石と受け石に囲まれた空間にお供えもの を置いた後、ガラス戸または網戸を網戸を閉めることによって、野犬等に荒らさ れることもない。
【0011】
以下本考案の特徴を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
【0012】 図1は本考案の一実施例を示す納骨室付き墓の斜視図、図2は図1に示す納骨 室付き墓の要部の斜視図、図3は同じく要部の側面図である。
【0013】 同図に示すように、本実施例の納骨室付き墓は、下段に設けられた納骨室1、 この上部に設けられた墓石2、及び、納骨室1の前面に設けられた香炉載置部3 を備えている。
【0014】 納骨室1は、最も底部に設けられた敷石材5、敷石材5の上部に立てられた角 石材6、角石材6の間に設けられた壁面用石材7、さらに敷石材5、角石材6及 び壁面用石材7で区画された納骨用空間の上部を閉塞する納骨室蓋石材8によっ て形成されている。
【0015】 香炉載置部3は、敷石材5上に設けられ一部が収納室1の内部空間まで延びた 扉受下石材10、扉受下石材10両側に設けられた一対の支え石材11、及び、 この支え石材11の上面に架け渡された笠石12によって構成されている。この 支え石材11及び笠石12は、納骨室1の前壁に当接状態で取付けられている。 そして、納骨室1の前面には納骨用の開口部が設けられ、図3及び図4に示すよ うに、この開口部に、上端及び下端を納骨室蓋石材8と扉受下石材10に枢軸9 aによって開閉可能に取付けられた開閉蓋9を備えている。9bは開閉用の把手 である。
【0016】 図1に戻って、開閉扉9と、一対の支え石11と、笠石12とに囲まれた空間 内の受け石10上に受け台15が置かれ、この受け台15上に香炉16が設けら れ、さらにその両側に蝋燭17が立てられている。また、この受け台15の前面 に観音開き式のガラス戸19が設けられている。18は、両端に設けられた一対 の花立て、11aは通気孔である。なお、本実施例のガラス戸19に換えて網戸 とすることもできる。
【0017】 上記構成において、納骨室1内へ出し入れする際は、ガラス戸19を開けて、 開閉扉9前面の受け台15、香炉16、蝋燭17を退かし、その後把手9bを引 いて開閉扉9を開ける。これによって、納骨室1内への出し入れができる。
【0018】 このように、本実施例の納骨室付き墓は、開閉蓋9の前面に、開閉蓋9の外周 を囲むように、支え石11及び笠石12を配置することにより、納骨用開口部と 開閉蓋9の隙間が直接外部に露出しなくなり、納骨室1内への雨水の浸入を効果 的に防ぐことができる。また、香炉16及び蝋燭17が、開閉扉9と一対の支え 石11と笠石12とによって囲まれた状態となり、これによって、線香の燃焼時 間が長くなり、また強風時にも蝋燭17の火が消えたり吹き飛ぶことも無い。ま た、ガラス戸19を閉めることによって、受け台15上に置かれたお供え物が野 犬等に荒らされることもない。
【0019】
本考案によって以下の効果を奏することができる。
【0020】 (1)納骨用開口部と開閉蓋の隙間が直接外部に露出しなくなり、雨水の浸入を 効果的に防ぐことができる。
【0021】 (2)開閉扉と一対の支え石と笠石とによって香炉が囲まれた状態となり、線香 の燃焼時間を長く保つことができると共に、また強風時にも吹き飛ぶことも無く なる。
【0022】 (3)開閉扉と一対の支え石と笠石と受け石に囲まれた空間にお供えものを置い た後、ガラス戸または網戸を網戸を閉めることによって、野犬等に荒らされるこ ともない。
【図1】本考案の一実施例を示す納骨室付き墓の斜視図
である。
である。
【図2】図1に示す納骨室付き墓の要部の斜視図であ
る。
る。
【図3】図1に示す納骨室付き墓の側面図である。
【図4】開閉扉の開閉状態を示す斜視図である。
【図5】従来の納骨室付き墓の正面図である。
1 納骨室 2 墓石 3 香炉載置部 5 敷石材 6 角石材 7 壁面用石材 8 納骨室蓋石材 9 開閉扉 10 扉受下石材 11 支え石材 12 笠石 15 受け台 16 香炉 17 蝋燭 18 花立て 19 ガラス戸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 御影石等によって形成され納骨室の上部
に墓石を備えた納骨室付き墓において、 前記納骨室の納骨用開口部前面に同開口部を覆う開閉扉
を設けると共に、前記納骨室の前壁に当接させて、前記
開閉蓋の前面両側に一対の支え石と、同支え石の上面に
架け渡された笠石と、前記開閉扉の受け石とをそれぞれ
設け、前記開閉扉と一対の支え石と笠石と受け石に囲ま
れた空間に香炉または蝋燭立てを配置してなることを特
徴とする納骨室付き墓。 - 【請求項2】 前記開閉扉の一側を軸支し回転式とした
ことを特徴とする請求項1記載の納骨室付き墓。 - 【請求項3】 前記支え石に通気孔を設けたことを特徴
とする請求項1又は2記載の納骨室付き墓。 - 【請求項4】 前記香炉または蝋燭立ての前面に、前記
支え石に支持された開閉式のガラス戸または網戸を設け
たことを特徴とする請求項1〜3記載の納骨室付き墓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000272U JP3002190U (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 納骨室付き墓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000272U JP3002190U (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 納骨室付き墓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002190U true JP3002190U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=43138157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994000272U Expired - Lifetime JP3002190U (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 納骨室付き墓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002190U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430412B1 (ja) | 2002-06-03 | 2003-07-28 | 東北協同石材株式会社 | 供物台 |
JP2015218521A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | 合資会社沖縄関ケ原石材 | 墓 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP1994000272U patent/JP3002190U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430412B1 (ja) | 2002-06-03 | 2003-07-28 | 東北協同石材株式会社 | 供物台 |
JP2015218521A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | 合資会社沖縄関ケ原石材 | 墓 |
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