JP3001815B2 - 自在刈払い機 - Google Patents

自在刈払い機

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JP3001815B2
JP3001815B2 JP8213036A JP21303696A JP3001815B2 JP 3001815 B2 JP3001815 B2 JP 3001815B2 JP 8213036 A JP8213036 A JP 8213036A JP 21303696 A JP21303696 A JP 21303696A JP 3001815 B2 JP3001815 B2 JP 3001815B2
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universal brush
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/835Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes
    • A01D34/90Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes for carrying by the operator
    • A01D34/902Ergonomic provisions

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自在刈払い機(携
帯式草刈り機)に関する。本発明は、特に請求項1の前
置部に記載の種類の自在刈払い機に関する。即ち、駆動
エンジンと、刈刃と、駆動エンジンと刈刃との間で保護
パイプに受容された駆動シャフトと、結合要素によって
保護パイプに固定され操作に役立つ刈払い操作捍とから
なる自在刈払い機であって、刈払い操作捍を保護パイプ
の縦軸線に関して非対称に配置し、上記操作棹の各端部
に取手を設けた形式の自在刈払い機に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公開第3731326号に
は、駆動エンジンと、刈刃と、駆動エンジンと刈刃との
間で保護パイプに受容した駆動シャフトとからなる自在
刈払い機が記載してある。自在刈払い機の操作には、保
護パイプに固定され取手として役立つよう端部を折曲げ
たU字ロッド(Buegel)を使用する。自在刈払い機を操
作するこの種の装置は、一般に、刈払い操作捍と呼ばれ
る。公知の装置の場合、U字ロッドは、保護パイプとの
結合要素から出発して、まず、保護パイプの縦軸線に対
して直角に延び、次いで、駆動エンジンの方向へ、即
ち、自在刈払い機を操作する作業者へ向かって僅かに湾
曲して延びる。しかしながら、この種の装置の場合、装
置の操作のために必要な作業者の運動自由度が過度に制
限されることのないよう、保護パイプに設ける刈払い操
作捍用結合要素を刈刃の方向へ対応して離して固定しな
ければならない。他方、刈刃と刈払い操作捍の樞着点と
の間に特定の最小間隔が定められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
な手段によって装置の操作が改善されるよう、冒頭に述
べた種類の自在刈払い機を改良することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴部分に記載した特徴を有する自在刈払い機によって
解決される。即ち、本発明の自在刈払い機は、該刈払い
操作捍が、作業者が自在刈払い機を操作する保護パイプ
の側において、結合要素の近傍に、二重ベンドから形成
された段違いを有し、上記段違いを介して延在する刈払
い操作捍の延長部分は、前記結合要素に固定されたベー
部分軸線のなす第2平面に対してずれた第1平面E1
内にあることを特徴とする。
【0005】本発明に係る自在刈払い機の本質的利点
は、刈払い操作捍の形状によって、作業者の脚自由度が
増大され、従って、作業者は、より確実に且つ装置で妨
害されずに運動できるという点にある。更に、垂直軸の
まわりの旋回方向に関してより大きい運動自由度が得ら
れ、従って、体軸のまわりの作業者の運動によって、自
在刈払い機の旋回範囲を増大できる。
【0006】
【発明の実施の形態】好ましい実施形態にもとづき、刈
払い操作捍は、端部を本質的に同一方向へ湾曲させた一
体の把持パイプを含む(請求項2)。上記湾曲端には、
取手が設置してあり、この場合、エンジン回転数または
刈刃回転数を制御するためのアクセルレバーを設けるの
が好ましい。
【0007】刈払い操作捍の材料は、上記捍を把持パイ
プから構成した場合は特に、二重ベンドの範囲におい
て、変形にもとづき過度に損傷されることのないよう、
好ましい構成にもとづき、二重ベンドの間にある段違い
(オフセット)部分は、刈払い操作捍の縦軸線に対して
50°−80°(好ましくは、約60°)の角度をなす
(請求項3)。取手の人間工学的配置と同時に、対応す
る脚自由度および運動自由度を作業者に与えるため、結
合要素に受容した刈払い操作捍部分の端部と段違い(オ
フセット)にもとづきずれた平面との間の間隔を約12
0mmとするのが好ましい(請求項4)。
【0008】その他の好ましい実施形態を、他の従属請
求項に示す。なお、各請求項に付記した図面参照符号
は、理解を助けるためのものであり、本発明を図示の態
様に限定することを意図しない。
【0009】図面を参照して、以下に、本発明の実施例
を詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1に、作業者1によって運転される自在刈
払い機2の平面図を示した。自在刈払い機2は、駆動エ
ンジン4と、マイタ歯車5(Winkelgetriebe)と、保護
パイプ6に案内され駆動エンジン4とマイタ歯車5との
間に延びる駆動シャフトとを含む。保護パイプ6のマイ
タ歯車側端部には、防護板13が設けてある。
【0011】自在刈払い機の操作のために、保護パイプ
6に固定され、好ましくは、軽金属パイプから構成した
刈払い操作捍7(ハンドル)が設けてある。刈払い操作
捍7は、保護パイプ6に非対称に配置してあり、この場
合、左方へ延びる部分11は、保護パイプ6の右側にあ
る部分12よりも大きい長さを有する。刈払い操作捍7
の各端には、非対称配置にもとづき、作業者1の左右の
手についてほぼ同一の腕の構えで届くことができる位置
に、取手8,8´が設けてある。刈払い操作捍7の左方
へ延びる部分11には、保護パイプ6における刈払い操
作捍7の固定点の近傍に、段違い(オフセット)10が
設けてあるので、左部分11について、右部分12に対
して一種のクランクにもとづき構成されたズレが生ず
る。かくして、刈払い操作捍7の左部分11と作業者1
との間の距離は、真っすぐなまたは一回だけ曲げた刈払
い操作捍の場合よりも大きいので、作業者の脚自由度お
よび刈払い機の旋回範囲が増大される。図1において、
増大された旋回範囲を矢印9´で示し、従来の旋回範囲
を9を示した。
【0012】図2に、結合要素20によって保護パイプ
6に固定された刈払い操作捍7の(操作者に対向する側
から見た)斜視図を示した。結合要素20は、保護パイ
プ6を半分だけ囲むよう形成されたハンドル支持具17
と、ネジ21によってハンドル支持具17に固定された
下部クランプ部材19と含み、かくして、保護パイプ6
は、クランプ部材19とハンドル支持具17との間に固
定される。刈払い操作捍7の部分12は、ハンドル支持
具17と上部クランプ部材18との間に固定され、この
場合、固定には、例えば、下部クランプ部材について既
に説明した如く、ネジを使用する。刈払い操作捍7は、
結合要素20の近傍に、第1ベンド15と、第2ベンド
16と、双方のベンドの間の接続部分(段違い部)22
とから形成され部分11に向くオフセット10を有す
る。この接続部分(段違い部)22を含む上記二重ベン
ド15,16によって、刈払い操作捍7の部分11に
クランク状構造が生ずる。以下に詳細に説明する如く、
クランク状段違い(オフセット)10は、部分(ない
しベース部分)12の平面から斜め上方へ向いている。
左右2つの部分11,12は、ほぼ同一の方向へ湾曲さ
夫々各取手8,8´を固定した端部14,14´を有
する。
【0013】図3に、刈払い操作捍の左側面図を示し
た。この場合、保護パイプ6には、ハンドル支持具17
と双方のクランプ部材18,19からなる結合要素20
が設けてある。ハンドル支持具17と上部クランプ部材
18との間には、刈払い操作捍の部分12が固定してあ
り、段違い10によって、右(ないしベース)部分12
に対する左(延長)部分11のズレが生ずる。図3にお
いて、刈払い操作捍の左(延長)部分11の軸線が位置
する第1平面をE1で示し、一方、刈払い操作捍の
(ないしベース)部分12を含む第2平面をE2で示
し、第1、第2平面E1,E2の間の間隔をAで示した。
【0014】図3から明らかな如く、接続部分22の縦
軸線は、取手8の縦軸線に対して約20°の角度βをな
す。この角度βおよび第1、第2平面E1,E2の間の間
隔Aは、保護パイプ6の縦方向における左右取手8,8
´の軸線の間のズレを決定する。このズレは、Bで示し
てあり、約40mmであるのが好ましい。刈払い操作捍
7のクランク状段違い10によって、取手8は、−作業
者に関して−図3から明らかな如く、取手8´よりも手
前上方へ離れた位置に置かれる。かくして、ほぼ同一の
腕の構えが達成される。自在刈払い機の操作時、作業者
の両手は、自動的に同一高さに置かれ、かくして、自在
刈払い機は、保護パイプ6の縦軸線のまわりに逆時計方
向へ僅かに回転すれば、左方へ傾斜される。かくして、
刈取られた草は、旋回範囲の後方へ自動的に除去され
る。
【0015】図4から明らかな如く、右(ベース)部分
12に続く第1ベンド15および更にオフセット10を
形成する第2ベンド16は、刈払い操作捍の部分1
1,12の縦方向に対してほぼ同一の角度α(ゼロを除
く)を有する。この角度は、約60°である。刈払い操
作捍の部分11,12によって描かれる平面の間の距
離Aは、任意に設計できるが、120mmの程度の大き
さであるのが好ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明の基本構成(請求項1)により、
従来の自在刈払い機の欠点が改善される。即ち、作業者
の脚自由度が増大され、操作時の自由な運動が可能とな
る。さらに、垂直軸のまわりの旋回運動についても、よ
り大きい運動自由度が得られ、自在刈払い機の旋回範囲
を増大できる。
【0017】さらに、各従属請求項の特徴により、夫々
各特有の効果、利点が、実施の形態及び実施例に記載の
通り付加される。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業者によって運転される自在刈払い機の平面
図である。
【図2】保護パイプに固定するための結合手段を有する
刈払い操作捍の斜視図である。
【図3】保護パイプに固定された刈払い操作捍の側面図
である。
【図4】刈払い操作捍の段違いの範囲の部分図である。
【符号の説明】
1 作業者 2 自在刈払い機 3 刈刃 4 駆動エンジン 6 保護パイプ 7 刈払い操作捍 8,8´ 取手 10 段違い(オフセット) 11,12 7の部分 14,14´ 7の端部 15,16 二重ベンド 20 結合要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルティン ラムベ ドイツ連邦共和国、71394 ケルネン、 フリートリッヒシュトラーセ 12 (56)参考文献 実開 平3−12725(JP,U) 実公 平2−6740(JP,Y2) 実公 昭57−24089(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/63 - 34/86

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動エンジン(4)と、刈刃(3)と、駆
    動エンジン(4)と刈刃(3)との間で保護パイプ
    (6)に受容された駆動シャフトと、結合要素(20)
    によって保護パイプ(6)に固定され操作に役立つ刈払
    い操作捍(7)とを有する自在刈払い機(2)であっ
    て、 刈払い操作捍(7)を保護パイプ(6)の縦軸線に関し
    て非対称に配置し、上記操作棹の各端部(14,14
    ´)に取手(8,8´)を設けた形式のものにおいて、 該刈払い操作捍(7)が、作業者(1)が自在刈払い機
    (2)を操作する保護パイプ(6)の側において、結合
    要素(20)の近傍に、二重ベンド(15,16)から
    形成された段違い(10)を有し、上記段違いを介して
    延在する刈払い操作捍(7)の延長部分は、前記結合要
    素(20)に固定されたベース部分(12)の軸線のな
    す第2平面に対してずれた第1平面E1内にあることを
    特徴とする自在刈払い機。
  2. 【請求項2】前記刈払い操作捍(7)が、端部(14,
    14´)を本質的に同一方向へ湾曲させた一体の把持パ
    イプを含むことを特徴とする請求項1の自在刈払い機。
  3. 【請求項3】前記二重ベンド(15,16)の間の前記
    段違い(10)をなす部分(22)が、刈払い操作捍
    (7)の縦軸線に対して50°−80°の角度αをなす
    ことを特徴とする請求項1または2の自在刈払い機。
  4. 【請求項4】前記刈払い操作捍(7)のうち前記結合要
    素(20)に固定された前記ベース部分(12)の軸線
    のなす第2平面(E2)と前記段違い(10)によって
    ずれた部分(11)の軸線のなす第1平面(E1)との
    間の間隔Aが、約120mmであることを特徴とする請
    求項1−3の1つに記載の自在刈払い機。
  5. 【請求項5】前記段違い部分(22)の縦軸線が、取手
    (8)の縦軸線に対して所定の角度(β但し、ゼロを除
    )をなすことを特徴とする請求項3の自在刈払い機。
  6. 【請求項6】前記取手の軸線に対する所定の角度(β)
    および前記第1、第2平面(E1およびE2)の間の間隔
    (A)によって、保護パイプ(6)の縦方向に左右取手
    (8,8´)の軸線の間に約40mmのズレ(B)が達
    成されることを特徴とする請求項4又は5の自在刈払い
    機。
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