JP3001501U - ファイル用ホルダー - Google Patents

ファイル用ホルダー

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JP3001501U
JP3001501U JP1994002581U JP258194U JP3001501U JP 3001501 U JP3001501 U JP 3001501U JP 1994002581 U JP1994002581 U JP 1994002581U JP 258194 U JP258194 U JP 258194U JP 3001501 U JP3001501 U JP 3001501U
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JP
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pressing portion
pin pressing
side pin
holder base
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JP1994002581U
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Inventor
清 原田
惇 岡田
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株式会社隆政堂
株式会社ジャスティス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、複数の雑誌、ノート類を簡単にファ
イルして合本でき、しかも、その組立手順が極めて簡単
なファイル用ホルダーの提供を目的とする。 【構成】ピン足部に複数個の切込みを有する偏平な合成
樹脂製の略逆U字型ピンと、方形状の基板8の上方部分
全体を膨らむように一方に突出させて表側ピン押え部9
を形成し、この表側ピン押え部9の両上端部に補強片1
2を設けたホルダー基部2と、該ホルダー基部2に固定
される裏側ピン押え部とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の雑誌、ノート類を簡単にファイルして合本できるファイル用 ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のファイル用ホルダーとしては、例えば、図7乃至図9に示すものがある 。
【0003】 その具体的な構成は、ピン足部に複数個の切込み101を有する偏平な合成樹 脂製の略U字型ピン102(図7)と、表側ピン押え部103が固定されるホル ダー基部104(図8)と、該ホルダー基部104に固定される裏側ピン押え部 105(図9)とから成り、両ピン押え部103・105の少なくとも一方に前 記ピン足部の切込み101に嵌合する凸条106を設け、該両ピン押え部103 ・105により形成される空間にピン足部が位置して、ピン102が該凸条10 6に沿って摺動自在に取付けられている(実公昭55−23891号公報参照) 。
【0004】 そして、図7及び図8に示すように、ホルダー基部104の上端には、表側ピ ン押え部103の上方に位置する天板107と、ホルダー基部104をファイル 台紙108へ取り付けるべく、略逆U字型に折曲した挟着部109を設けている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この様に構成される従来のファイル用ホルダーは、雑誌、ノート類の合本が可 能であるものの、組立の際、ホルダー基部104にピン102を入れる作業が非 常に面倒であった。
【0006】 即ち、従来のファイル用ホルダーは、ホルダー基部104の上端に天板107 と挟着部109を設けているため、表側ピン押え部103と天板107・挟着部 109とによって、ホルダー基部104の上方が閉鎖状態となっている(図8) 。
【0007】 従って、ホルダー基部104の表側ピン押え部103にピン102を入れると きに、ピン102を一旦横にし、表側ピン押え部103と天板107との間にピ ン足部を差し入れてからピン102を立て、ピン102の切込み101と表側ピ ン押え部103の凸条106を嵌合させていた。
【0008】 そのため、ホルダー基部104へのピン102の挿入が手作業となり、ホルダ ーの組立に多大な時間を費していた。
【0009】 そこで、本考案は、従来存した叙上の問題点に鑑み、複数の雑誌、ノート類を 簡単にファイルして合本でき、しかも、その組立手順が極めて簡単なファイル用 ホルダーの提供を課題として案出されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、ピン足部に複数個の切込みを有する偏平な合成樹脂製の 略逆U字型ピンと、方形状の基板の上方部分全体を膨らむように一方に突出させ て表側ピン押え部を形成し、この表側ピン押え部の両上端部に補強片を設けたホ ルダー基部と、該ホルダー基部に固定される裏側ピン押え部とから成り、両ピン 押え部の少なくとも一方に前記ピン足部の切込みに嵌合する凸条を設け、該両ピ ン押え部により形成される空間にピン足部が位置して、ピンを該凸条に沿って摺 動自在に取付けると共に、前記裏側ピン押え部の上縁を略逆U字型に折曲してフ ァイル台紙へ取り付けるための引掛部を設けた事により、上述した課題を解決し た。
【0011】 また、ホルダー基部に設けた補強片を略L字型に形成した事により、同じく、 上述した課題を解決した。
【0012】 更に、ホルダー基部に設けた補強片を、裏側ピン押え部に係合すべく、略J字 型に形成した事により、同じく、上述した課題を解決した。
【0013】
【作用】
しかして、本考案を組み立てる際は、まず、ホルダー基部の表側ピン押え部を 跨ぐようにして複数の略逆U字型ピンを並列させる。次に、ピン足部の切込みに 凸条を嵌合させながらホルダー基部に裏側ピン押え部を固定する。
【0014】 このとき、ホルダー基部に設けた補強片は、裏側ピン押え部の一部分に当接し ている。また、補強片を略J字型に形成したときには、補強片と裏側ピン押え部 の一部分が係合する。
【0015】 そして、ホルダー基部の表側ピン押え部と裏側ピン押え部によって保持されて いるピン足部は、横方向に円滑に移動する。
【0016】 使用時には、裏側ピン押え部の引掛部をファイル台紙に掛けて、ホルダーをフ ァイル台紙に固定する。
【0017】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0018】 本考案に係るファイル用ホルダーは、図1乃至図3に示すように、偏平な合成 樹脂製の略逆U字型ピン1と、このピン1を支持するホルダー基部2・裏側ピン 押え部3とから成る。
【0019】 ピン1は、図1に示すように、一方の足部4に計3個の切込5・6・7を設け ている。尚、ピン1の形状は図に示すものに限定されず、切込5・6・7を入れ た足部4を有して全体として略逆U字型となっているものを全て含む。また、切 込5・6・7の数と位置も図に示すものに限定されず、ホルダー基部2と裏側ピ ン押え部3に設ける凸条に合わせて、その数と位置を変えるものである。
【0020】 切込5・6・7を入れたピン1を支持するホルダー基部2は、図2に示すよう に、方形状の基板8の上方部分全体を膨らむように一方に突出させて表側ピン押 え部9を形成している。この表側ピン押え部9の裏面には、図2(II)に示す ように、凸条10が横方向に一本設けられている。この凸条10は、前記ピン1 の切込6に嵌合するものである。
【0021】 ピン1を支持する表側ピン押え部9の両脇には、図2(I)に示すように、裏 側ピン押え部3を固定するための係止部11がある。そして、両係止部11の上 方には、略L字型に形成された補強片12が設けられている。また、基板8の下 方には、ホルダー基部2をファイル台紙Aに取り付けるためのはとめ孔13が穿 設されている。
【0022】 尚、補強片12と裏側ピン押え部3の一部分とを係合させるときは、略L字型 の補強片12に、裏側ピン押え部3の一部分に係合する突片を設け、補強片12 全体を略J字型に形成する。
【0023】 一方、ホルダー基部2の表側ピン押え部9に裏側から固定されてピン1を支持 する裏側ピン押え部3は、図3に示すように、方形状の基板14の両端を垂直に 折曲して係止片15とし、全体として略コ字型に形成されている。この係止片1 5は、前記表側ピン押え部9の係止部11に係合するもので、係止片15先端の 突片16を表側ピン押え部9の係止部11に引っ掛けて、表側ピン押え部9に裏 側ピン押え部3を固定する構造となっている。
【0024】 この裏側ピン押え部3を構成する基板14は、上方が延設され、その裏面には 、図3(I)に示すように、横方向に凸条17・18が平行に設けられている。 夫々の凸条17・18は、前記ピン1の切込5・7に嵌合するものである。
【0025】 そして、基板14の上端には、図3及び図4に示すように、側面略横L型の天 板19が取り付けられている。この天板19は、図4に示すように、支持されて いるピン1上方に位置し、ホルダー基部2においてピン1を横方向に円滑に移動 させるものである。
【0026】 また、天板19の一端は、図3(II)に示すように、下方に向けて垂直に折 曲している。よって、裏側ピン押え部3の上縁は、図4に示すように、基板14 と天板19の一部とで略逆U字型部分を形成し、ファイル台紙Aへ取り付けるた めの引掛部20を設けている。
【0027】 以下に、本考案の組立てと使用方法を説明する。
【0028】 まず、ホルダー基部2の表側ピン押え部9を跨ぐようにして複数の略逆U字型 ピン1を並列させる。そして、図4に示すように、表側ピン押え部9の凸条10 にピン足部4の切込み6を嵌合させる。
【0029】 次に、ホルダー基部2に裏側ピン押え部3を固定する。このとき、図4に示す ように、裏側ピン押え部3の凸条17・18をピン足部4の切込み5・7に嵌合 させる。また、ホルダー基部2に設けた補強片12を、裏側ピン押え部3の上方 部分に当接させる。
【0030】 尚、補強片12を略J字型に形成したときには、補強片12を、裏側ピン押え 部3の上方部分に係合させる。
【0031】 完成したホルダーは、図5に示すように、裏側ピン押え部3の引掛部20をフ ァイル台紙Aに掛け、ホルダーをファイル台紙Aに固定する。
【0032】 使用の際は、図6に示すように、ホルダー基部2・裏側ピン押え部3とによっ て支持されているピン1を雑誌、ノート類の端部に掛け、これをファイルして合 本する。
【0033】
【考案の効果】
上述の如く構成した本考案は、ピン足部4に複数個の切込み5・6・7を有す る偏平な合成樹脂製の略逆U字型ピン1と、方形状の基板8の上方部分全体を膨 らむように一方に突出させて表側ピン押え部9を形成し、この表側ピン押え部9 の両上端部に補強片12を設けたホルダー基部2と、該ホルダー基部2に固定さ れる裏側ピン押え部3とから成り、両ピン押え部9・3の少なくとも一方に前記 ピン足部4の切込み5・6・7に嵌合する凸条10・17・18を設け、該両ピ ン押え部9・3により形成される空間にピン足部4が位置して、ピン1を該凸条 10・17・18に沿って摺動自在に取付けると共に、前記裏側ピン押え部3の 上縁を略逆U字型に折曲してファイル台紙Aへ取り付けるための引掛部20を設 けた事から、ホルダーの組立手順が極めて簡単であり、しかも、複数の雑誌、ノ ート類を簡単にファイルして合本できる。
【0034】 即ち、ホルダー基部2は、方形状の基板8の上方部分全体を膨らむように一方 に突出させて表側ピン押え部9を形成し、その上方が開放しているため、ホルダ ーを組み立てる際は、この表側ピン押え部9を跨ぐようにして複数の略逆U字型 ピン1を一度に並列させる事ができる。そして、裏側ピン押え部3をホルダー基 部2に固定すればホルダーが完成するため、その組立手順が極めて簡単となる。
【0035】 その結果、ホルダーの製造・組立の完全機械化が可能となり、製品の大量生産 によって商品を安価に提供できる。
【0036】 また、表側ピン押え部9の両上端部に設けた補強片12が略L字型に形成され ているため、ホルダー基部2に裏側ピン押え部3を固定した際、ホルダー基部2 の補強片12が裏側ピン押え部3の一部分に当接して掴んだ状態となり、ホルダ ーを堅牢に組み上げる事ができる。
【0037】 しかも、補強片12を略J字型に形成したときには、補強片12と裏側ピン押 え部3の一部分とが係合し、より堅牢にホルダーを組み上げる事ができる。
【0038】 一方、ピン足部4の切込み5・6・7がホルダー基部2の表側ピン押え部9と 裏側ピン押え部3の凸条10・17・18に嵌合しているため、ピン1を横方向 に円滑に移動できる。
【0039】 しかも、裏側ピン押え部3の上端を略逆U字型に折曲して引掛部20を設けた 事から、ホルダーのファイル台紙Aへの取り付けも容易である。
【0040】 そして、ホルダー基部2の表側ピン押え部9・裏側ピン押え部3とによって支 持されているピン1を、雑誌、ノート類の端部に掛けてこれを簡単にファイルし て合本できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピンの形状を示す斜視図である。
【図2】ホルダー基部の表面・裏面の形状を示す斜視図
である。
【図3】裏側ピン押え部の表面・裏面の形状を示す斜視
図である。
【図4】ピンの取付状態を示す側断面図である。
【図5】ホルダーのファイル台紙への取付状態を示す側
面図である。
【図6】ホルダーの使用状態を示す斜視図である
【図7】従来例におけるピンの取付状態を示す側断面図
である。
【図8】従来例におけるホルダー基部の表面・裏面の形
状を示す斜視図である。
【図9】従来例における裏側ピン押え部の表面・裏面の
形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 略逆U字型ピン 2 ホルダー基部 3 裏側ピン押え部 4 足部 5 切込 6 切込 7 切込 8 基板 9 表側ピン押え部 10 凸条 11 係止部 12 補強片 13 はとめ孔 14 基板 15 係止片 16 突片 17 凸条 18 凸条 19 天板 20 引掛部 A ファイル台紙 101 切込み 102 略U字型ピ
ン 103 表側ピン押え部 104 ホルダー基
部 105 裏側ピン押え部 106 凸条 107 天板 108 ファイル台
紙 109 挟着部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン足部に複数個の切込みを有する偏平
    な合成樹脂製の略逆U字型ピンと、方形状の基板の上方
    部分全体を膨らむように一方に突出させて表側ピン押え
    部を形成し、この表側ピン押え部の両上端部に補強片を
    設けたホルダー基部と、該ホルダー基部に固定される裏
    側ピン押え部とから成り、両ピン押え部の少なくとも一
    方に前記ピン足部の切込みに嵌合する凸条を設け、該両
    ピン押え部により形成される空間にピン足部が位置し
    て、ピンを該凸条に沿って摺動自在に取付けると共に、
    前記裏側ピン押え部の上縁を略逆U字型に折曲してファ
    イル台紙へ取り付けるための引掛部を設けた事を特徴と
    するファイル用ホルダー。
  2. 【請求項2】 ホルダー基部に設けた補強片が略L字型
    に形成されている請求項1記載のファイル用ホルダー。
  3. 【請求項3】 ホルダー基部に設けた補強片が、裏側ピ
    ン押え部に係合すべく、略J字型に形成されている請求
    項1記載のファイル用ホルダー。
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