JP3001492U - 差圧伝送器 - Google Patents

差圧伝送器

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JP3001492U
JP3001492U JP1994001302U JP130294U JP3001492U JP 3001492 U JP3001492 U JP 3001492U JP 1994001302 U JP1994001302 U JP 1994001302U JP 130294 U JP130294 U JP 130294U JP 3001492 U JP3001492 U JP 3001492U
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JP
Japan
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differential pressure
pressure
pipe
differential
fluid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994001302U
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English (en)
Inventor
英夫 斉藤
喜八郎 鈴木
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Nittetsu Hokkaido Control Systems Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Hokkaido Control Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、流体を搬送する本管に設けた任意
の絞り機構前後における差圧を、本管に連設する差圧取
出管に、長い距離の配管を介在させることなく、直接取
り付けるごとく設けた差圧伝送器に伝送することができ
るようにした、いわゆる配管レスの差圧伝送管を提供す
る。 【構成】 本考案は、本管内に設けた任意の絞り機構の
前後から差圧流体を導入する夫々の差圧導圧管と接続す
る導圧管接続口を有し、かつ、この接続口の延長部に止
弁と均圧弁からな3岐弁を配置してなる導圧部と、導入
した流体の差圧を検出する差圧検出部と、この検出結果
を発信する差圧送信部とを連続して一体的に近接構成し
たことを特徴とする差圧伝送器である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は管の中に満たして搬送する流体の流量を測定し、その測定結果を送 信する差圧伝送器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来プロセス工業において、管で液体や気体等の流体を搬送するに当りその中 を流れる流体流量を知ることは重要なことであり、この流体流量を測定するのに 絞り機構を用いた差圧流量計が古くから使用されている。
【0003】 絞り機構は前後に相当長さの直管部分を有する搬送本管内に取付けられ、その 前後の圧力差を検出すべく図4に一例を模式的に示すように、本管1内に設置し た絞り機構2の前および後の所定の位置に差圧取出管3,4を設け、第1取出バ ルブ5,6を介して差圧配管7,8に連結する。差圧配管7,8の終端部分には 、これと連続する差圧伝送器9が設置され、該伝送器9の前側には止弁10,1 1および均圧弁12よりなる3岐弁が設けられている。
【0004】 従来、工場内で液体や気体等の流体を搬送する本管1は構造物の密集地や高架 部分などの混雑した地域に設置されていることが多く、そのため差圧伝送器9は 本管に設けられる絞り機構2より離れた環境の良い位置に設置されるのが通常で あった。従って、本管1と差圧伝送器9を繋ぐ差圧配管7,8が長距離にならざ るをえなかった。
【0005】 差圧配管7,8等の配管距離が長くなると接続部分や溶接箇所が多くなり、工 事が複雑になりコストアップや、腐食、流体漏れ、更には保温などのメンテナン スが余分に必要になり、また、設置場所によってはバルブスタンドや発信器ボッ クス等の特別な設備を付属設置しなければならないなどの問題が派生する。更に は差圧偏差や時間遅れなどでエアーポケット発生並びにドレーン流入等で測定誤 差が生じないように十分な配慮が要求される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した従来の問題点を改善するものであって、流体を搬送する本 管に設けた絞り機構前後における差圧を、本管に連設する差圧取出管に、長い距 離の配管を介在させることなく、直接取り付けるごとく設けた差圧伝送器に伝送 することができるようにした、いわゆる配管レスの差圧伝送器を提供することを 目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、本管内に設けた絞り機構の前後から差圧 流体を導出する夫々の差圧導圧管と接続する導圧管接続口を有し、かつ、この接 続口の延長部に締切り弁と中立弁からな3岐弁を配置してなる導圧部と、導入し た流体の差圧を検出する任意の差圧検出部と、この検出結果を発信する差圧送信 部とを連続して一体的に近接構成したことを特徴とする差圧伝送器である。
【0008】
【作用】
本考案は導圧部、差圧検出部および差圧送信部を一体に接続した差圧送信部を 、3岐弁を介して本管に設けた任意の絞り機構の前後に接続される短い差圧導圧 管に直接連結するため、従来のような長い距離の配管を必要とすることなく、絞 機構近傍に、配管レスの差圧伝送器を配置することができるため、設置工事が簡 易になり、しかも差圧の測定も正確度を更に向上できる。
【0009】 以下に本考案を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案を模式的に示したものであり、本管1に内設された絞り機構2の 前と後に本管1と連通する短尺の差圧取出管3,4を設置し、この差圧取出管3 ,4には取出バルブ5,6を介し、或いは介せずして差圧伝送器9の導圧管13 ,14を連結する。
【0010】 本考案の差圧伝送器9は図2の側面図および図3の平面図に示すように、導圧 部A、差圧検出部Bおよび差圧送信部Cからなる。導圧部Aには短く設定された 差圧取出管3,4と連結する接続口13a,14aを有する導圧管13,14が あり、この両差圧取出管より導出するそれぞれの差圧流体を差圧検出部Bに送る 。また、それぞれ導圧管13,14には止弁15,16を設け、止弁15,16 間には均圧弁17で連絡した3岐弁を有する。
【0011】 差圧検出部Bには、例えばダイヤフラム等の検出器を有し流体圧力を検出する 。差圧送信部Cは圧力検出結果を処理するセンサや発信端子18等を内臓してい る。この様な導圧部A、差圧検出部Bおよび差圧送信部Cは一体に構成され、検 出された差圧は信号に変換されて所定の処理器に伝送する。図中19はガス抜き 弁、20はドレーン抜き弁である。上記各部分は従来用いられている構成のもの を使用してもよく、構成上特別の制約はない。
【0012】
【考案の効果】
このように、本考案は、流体を搬送する本管に設けた絞り機構前後における差 圧を、本管に連設する差圧取出管に、長い距離の配管を介在させることなく、直 接取り付けるごとく設けた差圧伝送器に導入検出し、伝送することができるよう にした、いわゆる配管レスの差圧伝送器を提供できるため、検出精度が高く、か つ、配管設備が簡略化されて設備費等コスト低減を大幅に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の概念を模式的に示した説明図。
【図2】本考案の側面を示した説明図。
【図3】本考案の平面を示した説明図。
【図4】従来のの概念を模式的に示した説明図。
【符号の説明】
1 :本管 2 :絞り機構 3,4 :差圧取出管 5,6 :第1取出バルブ 7,8 :差圧配管 9 :差圧伝送器 10,11 :止弁 12 :均圧弁 13,14 :導圧管 13a,14a:接続口 15,16 :止弁 17 :均圧弁 18 :端子 19 :ガス抜き弁 20 :ドレーン抜き弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本管内に設けた任意の絞り機構の前後か
    ら流体を導入する導圧管を有し、かつこの導圧管に止弁
    と均圧弁からなる3岐弁を配置してなる導圧部と、導入
    した流体の差圧を検出する差圧検出部と、この検出結果
    を発信する差圧送信部とを連続して一体的に近設構成し
    たことを特徴とする差圧伝送器。
  2. 【請求項2】 本管内に設けた任意の絞り機構の前後か
    ら流体を導入する導圧管を有し、かつこの導圧管に止弁
    と均圧弁からなる3岐弁を配置してなる導圧部と、導入
    した流体の差圧を検出する差圧検出部と、この検出結果
    を発信する差圧送信部とを連続して一体的に近設構成
    し、前記導圧管を本管に設けた任意の絞り機構前後の差
    圧取出管に夫々接続することを特徴とする差圧伝送器。
JP1994001302U 1994-02-28 1994-02-28 差圧伝送器 Expired - Lifetime JP3001492U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06260778A (ja) * 1993-02-24 1994-09-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> プリント回路カードの補剛用ラッチ・アセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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