JP3001476U - 骨つぼ - Google Patents

骨つぼ

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JP3001476U
JP3001476U JP1994001282U JP128294U JP3001476U JP 3001476 U JP3001476 U JP 3001476U JP 1994001282 U JP1994001282 U JP 1994001282U JP 128294 U JP128294 U JP 128294U JP 3001476 U JP3001476 U JP 3001476U
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JP
Japan
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lid
pot
bone
opening
vase
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Application number
JP1994001282U
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English (en)
Inventor
芳一 斉藤
Original Assignee
株式会社桐杏学園
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生前は花器として使用する。 【構成】 骨つぼセット10は、つぼ本体11、蓋1
2、開口付き蓋13とがセットにされて販売される。花
器として利用する場合には、つぼ本体11の倒れを防止
するための重しを兼ねた剣山15をつぼ本体11内に入
れる。つぼ本体11内に適当量の水16を入れてから、
開口付き蓋13を被せる。生花17を開口付き蓋13の
開口13aを通して、剣山15に刺し込む。また、骨つ
ぼとして使用する場合には、火葬後の人骨14が収納さ
れ、蓋12が被せられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は骨つぼに関し、更に詳しくは生前は花器としても利用できる骨つぼに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火葬後の人骨は、白色の磁器で作った質素な骨つぼに入れられて、墓所に納骨 される。この骨つぼは、上部が開口した筒状のつぼ本体と、つぼ本体に被せられ る蓋とから構成されている。実際の納骨では、骨つぼは桐の箱に納められ、上か ら四角な筒状をした絹製の納骨袋が被せられた後に、墓石で囲まれた石室内に安 置される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、現在の葬儀慣習では、喪主が骨つぼを購入するのではなく、葬儀 業者が用意したものをそのまま使用している。しかし、骨つぼは永眠する場所で あるから、皆と同じ質素な骨つぼに入れられることについて不満を持っている人 が多い。このような人々に対しては、形状,模様(絵も含む),色が異なったり 、産地が異なる焼き物(例えば、伊万里焼きや備前焼き等)で作った多数の骨つ ぼを用意し、この中から気に入った骨つぼを生前に購入することができる流通シ ステムを構築することが望ましい。
【0004】 美術装飾性が高い骨つぼを購入した場合でも、骨つぼの性質からこれを置き物 として使用することに抵抗があると考えられる。そこで、生前は、別の物品とし て鑑賞に用いられるように工夫することが望ましい。
【0005】 本考案は、生前は花器として使用することができるようにした骨つぼを提供す ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案では、骨つぼの生前購入を促進するために 中央に生花が挿入される開口が形成された開口付き蓋をつぼ本体に被せて、骨つ ぼを花器として利用する。更に、つぼ本体が倒れないようにするために、重しを 兼ねた剣山をつぼ本体内に入れるのがよい。
【0007】 つぼ本体や蓋は、プラスチックや漆器でもよいが、保存性を考慮すると、陶磁 器がよい。装飾効果を高めるために、つぼ本体を樽形にするのがよく、また蓋に は例えば蓮の花の形をしたつまみを設けるのがよい。美術装飾性を高めるには、 骨つぼに模様や色彩等を施すのがよい。
【0008】
【実施例】
図1に示すように、骨つぼセット10は、つぼ本体11、蓋12、開口付き蓋 13とがセットにされて販売される。つぼ本体11は、樽形をしており、火葬後 の人骨を収納するために上部に開口11aが形成されている。このつぼ本体11 は、陶器や磁器で作られており、美術装飾性を高めるために、外周には絵や模様 ,文字,色(以下、模様・色彩という)が施されている。また、いろいろな骨つ ぼの中から、気に入ったものが選べように、形状や模様・色彩が異なったもの、 更には信楽焼き、九谷焼等の産地が異なったもの等多種類の骨つぼを準備するの がよい。なお、釉薬を用いて模様・色彩を施す他に、漆塗りで描いてもよい。
【0009】 蓋12は、図2に示すように、つぼ本体11の開口11aを塞ぐためものであ り、その中央につまみ12aが形成されている。この蓋12は、図3に示すよう に、つぼ本体11の上端に載せる他に、上端の内周に肩部を設け、この肩部に蓋 12を載せてもよい。
【0010】 骨つぼとして使用する場合には、火葬後の人骨14が収納され、蓋12が被せ られる。更に、桐の箱に収納され、その上に絹製の納骨袋が被せられる。この状 態で、仏壇に安置され、所定期間(49日)が経過したときに、墓所の石室内に 収納される。
【0011】 開口付き蓋13は、花器として使用する場合に、蓋12の代わりに使われる。 この開口付き蓋13は、中央に生花を挿入するための開口13aが形成されてい る。また、外部には模様・色彩が施されており、これはつぼ本体11の模様・色 彩に調和している。
【0012】 花器として利用する場合には、図5に示すように、つぼ本体11の倒れを防止 するための重しを兼ねた剣山15をつぼ本体11内に入れる。つぼ本体11内に 適当量の水16を入れてから、開口付き蓋13を被せる。生花17を開口付き蓋 13の開口13aを通して、剣山15に刺し込む。
【0013】 図6は、蓋の別の実施例を示すものである。この蓋18は、骨つぼの装飾効果 を高めるために、蓋18のつまみ18aを花、例えば蓮の花の形にしてある。
【0014】
【考案の効果】
上記実施例を有する本考案は、開口付き蓋を使用することで、生前は花器とし て利用することができる。これにより、多種類の骨つぼの中から気に入ったもの を生前に購入する風潮を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の骨つぼセットの斜視図である。
【図2】骨つぼとしての使用状態を示す斜視図である。
【図3】骨つぼとしての使用状態を示す断面図である。
【図4】花器としての使用状態を示す斜視図である。
【図5】花器としての使用状態を示す断面図である。
【図6】つまみを蓮の花にした蓋の斜視図である。
【符号の説明】
10 骨つぼセット 11 つぼ本体 11a 開口 12 蓋 13 開口付き蓋 13a 開口 15 剣山 17 生花

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぼ本体とこれに被せられる蓋とからな
    る骨つぼにおいて、中央に生花が挿入される開口が形成
    され、前記蓋の代わりに前記つぼ本体に被せられる開口
    付き蓋を用い、人骨を入れる前には花器として使用する
    ことができるようにしたことを特徴とする骨つぼ。
  2. 【請求項2】 前記つぼ本体は、樽形をしていることを
    特徴とする請求項1記載の骨つぼ。
  3. 【請求項3】 前記つぼ本体及び蓋は、陶磁器で作られ
    ていることを特徴とする請求項1又は2項いずれか記載
    の骨つぼ。
  4. 【請求項4】 前記蓋には、花の形をしたつまみが形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    記載の骨つぼ。
  5. 【請求項5】 前記つぼ本体内には、花器として使用さ
    れる際に、生花が刺されるとともに、つぼ本体の倒れを
    防止するための剣山が収納されることを特徴とする請求
    項1ないし4項いずれか記載の骨つぼ。
JP1994001282U 1994-02-28 1994-02-28 骨つぼ Expired - Lifetime JP3001476U (ja)

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