JP3230899U

JP3230899U - 霊前カセット供え物飾り器

Info

Publication number: JP3230899U
Application number: JP2020004950U
Authority: JP
Inventors: 民枝野辺
Original assignee: 民枝野辺
Priority date: 2020-10-28
Filing date: 2020-10-28
Publication date: 2021-02-25
Anticipated expiration: 2030-10-28

Abstract

【課題】既存の器にセットして飾れ、保護カバーに収まるものであれば供え物を綺麗な状態で長期間保つことができる霊前カセット供え物飾り器を提供する。【解決手段】霊前に飾りつけるための霊前カセット供え物飾り器であって、スポンジ材の様なクッション性の素材で成る供物設置床５と、設置された供物６を上から被せて保護する保護カバー１とで構成される。供物設置床５に台盤２を設け、台盤２に保護カバー固定部４、供物設置口３を設け、供物設置口３に供物６を取り付け、保護カバー固定部４に保護カバー１を固定する。【選択図】図１

Description

本考案は、霊前用の供え物器に関するものである。

従来、霊前の花は、剣山、サハラ、オアシスなどを器に合わせて使用し、墓に供える花は、霊前用に選択した生花を墓石の前部左右に設けられた花立てに挿入して飾られている。

特開２０１２−３０８２８号公報

従来、飾り花は、器付で販売されており、既存の器に挿入できなかった。
また、墓前に供えた生花は気温の変化や風雨に晒されやすく価値が短時間で失われ、器に虫がわいたりもして管理が大変だった。又、遠く離れていて滅多に墓参りができなかったり、体が不自由な人は墓に花を絶やさないでおくことが難しかった。
本考案は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

霊前に飾りつけする飾り器であって、スポンジ材の様なクッション性の素材で成る供物設置床と、設置された供物を上から被さる形で保護するための保護カバーとで構成される。
供物設置床は、円柱状に形成され、立て置きした状態において、上面に供物設置床の太さ径より一回り大きな径で成る円盤状の台盤が固定され、
台盤中央に丸くくり抜かれて、供物設置床上面が見える形で、供物設置口が設けてあり、
この供物設置口には、上から供物設置床に突き刺す形で供物が飾り付けてあり、
その供物全体を囲うように上から被さって、供物設置口を中心にして台盤の外周縁からわずかに内側を通る線上を保護カバー固定部として、そこに下端を固定された縦長ドーム状のカバー体、即ち保護カバーが設けてある。
以上を特徴とする霊前カセット供え物飾り器である。

上記のように構成された本考案を利用すると次のような効果がある。
（イ）台座に取り付けた伸縮クッション材により既存の器にセットして飾れる。
（ロ）供え物は、花、果物、おもちゃ、菓子、その他、霊前に供えたいものは何でも保護カバーの中に納まれば入れて飾ることができる。
（ハ）供え物は保護カバー内に収まるものであれば、短期間で劣化することはなく綺麗な状態が続くので、常に墓の周辺に明るい雰囲気が漂う。
（ニ）滅多に墓参りのできない人や、体の不自由な人であっても、本考案を利用することによって、常に新鮮な供物が供えられている状態になるので、墓参りできない自責感を和らげることができる。

本考案の斜視図

以下、本考案を実施するための形態について説明する。
供物設置床（５）に台盤（２）が設けられ、
台盤（２）の中央に供物設置口（３）の穴を設けてあり、
供物設置床（５）を台盤（２）に固定してあり、
台盤（２）の穴供物設置口（３）から供物設置床（５）に供物（６）をバランス良く差し入れセットする。
供物（６）をセットした台盤（２）の保護カバー固定部（４）に保護カバー（１）を固定する。
供物（６）を気温の変化や風雨から守れるようにした保護カバー付き供え物器である。
供物（６）は保護カバー（１）内に納まれば、各種の花、果物、菓子やおもちゃ、その他を入れて飾れる。
供物は亡くなられた方の好きな花や、生前の思い出の品、好きな食べ物、小さい子供の場合は遊んでいたおもちゃ等、保護カバーの中に入る品（生ものでは無い物）を飾れる。
本考案は、供物設置床がクッション性材で成り、器の大小に拡縮適応することができる。
また、霊前の生花といつでも交換して使用でき、１年中霊前に飾っておける。
更に水の交換も掃除も必要ないので、当初の綺麗な状態で長期間保たれて墓前を飾る。

１保護カバー
２台盤
３供物設置口
４保護カバー固定部
５供物設置床
６供物

Claims

スポンジ材の様なクッション性の素材で成る供物設置床と、設置された供物を上から被さる形で保護するための保護カバーとで構成されるのであるが，
供物設置床は、円柱状に形成され、立て置きした状態において、上面に供物設置床の太さ径より一回り大きな径で成る円盤状の台盤が固定され、
台盤中央に丸くくり抜かれて、供物設置床上面が見える形で、供物設置口が設けてあり、
この供物設置口には、上から供物設置床に突き刺す形で供物が飾りつけてあり、
その供物全体を囲うように上から被さって、供物設置口を中心にして、台盤の外周縁からわずかに内側を通る線上を保護カバー固定部として、そこに下端を固定された縦長ドーム状のカバー体、即ち保護カバーが設けてあることを特徴とする霊前カセット供え物飾り器。