JP3001339U - ロープの脱輪防止具 - Google Patents
ロープの脱輪防止具Info
- Publication number
- JP3001339U JP3001339U JP1994002384U JP238494U JP3001339U JP 3001339 U JP3001339 U JP 3001339U JP 1994002384 U JP1994002384 U JP 1994002384U JP 238494 U JP238494 U JP 238494U JP 3001339 U JP3001339 U JP 3001339U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- rope
- base shaft
- rollers
- engaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
[目的] ロープRを基軸S上回転自在の滑車Kに係合
させてけん引する場合、基軸に固着した従来の脱輪防止
具では必ずしも防止効果が完全とはいえなかった。この
点を改善する。 [構成] 基軸Sに滑車Kが回転自在に軸支され、ロー
プRが滑車Kと係合しているとして、滑車の両側で1対
の側板1を基軸Sへ回動可能に軸支し、両側板の自由端
を1対のロープ2で結合し、この両ローラを滑車Kの外
周に臨ませたものを脱輪防止具とする。両ローラはロー
プRをこの両ローラへ互い違いに係合可能に位置を定め
る。
させてけん引する場合、基軸に固着した従来の脱輪防止
具では必ずしも防止効果が完全とはいえなかった。この
点を改善する。 [構成] 基軸Sに滑車Kが回転自在に軸支され、ロー
プRが滑車Kと係合しているとして、滑車の両側で1対
の側板1を基軸Sへ回動可能に軸支し、両側板の自由端
を1対のロープ2で結合し、この両ローラを滑車Kの外
周に臨ませたものを脱輪防止具とする。両ローラはロー
プRをこの両ローラへ互い違いに係合可能に位置を定め
る。
Description
【0001】
けん引のため滑車に係合させたロープが滑車から脱輪するのを防ぐ防止具に関 するものである。
【0002】
図5の如く基軸Sへ回転自在に軸支された滑車Kの一側面で基軸にL形の防止 具Gを設けることが広く行われている。この防止具Gは基軸Sへ植込まれた支柱 G1と、その先端で折曲がった押え材G2とから成り、押え材を滑車上面に臨ま せて用いる。この防止具は起重機のブーム先端に用いた場合を例にとると、ブー ムが俯仰角を大きく変えるとき、或いはけん引荷重に大きな変化を生じるとき等 に、脱輪を発生することがある。
【0003】 防止具Pを逆L形から逆溝形に変え、滑車を両側からはさむと、いくらか改善 されるが、その場合でも単一押え材を基軸へ固定する構造には作用の面で無理な 場合があり、脱輪防止効果は確実とはいえない。
【0004】
単一の押え材を1対のローラに変え、これを滑車の両側板に支持させ、ロープ は1対のローラへ互い違いに係合させる。かつこの両側板は基軸へ回動可能に支 持する。この構成にすると1対のローラによってロープは確実に滑車溝へ案内さ れる。また基軸上回動可能の両側板は滑車支持ブームの俯仰角変化に柔軟に対応 する。
【0005】
図1について述べる。滑車Kは基軸Sへ回転自在に支持され、ロープRと係合 している。両側板1は滑車の両側で基軸Sへ回動可能に軸支され、自由端部は回 転自在のローラ2で結ばれている。ローラ2は何れも滑車Kの溝に臨ませてある 。ローラ2は中央部を円弧形小径部としてロープRに対応させておくことが望ま しい。
【0006】 この防止具は図2,図3に示す如く、ロープRを1対のローラへ互い違いに係 合させて用いる。ロープの入角に変化が起こっても、側板がこれに追従回動して 、ロープを溝に導く。この防止具の使用は、滑車1箇に対して1箇と限定される ものではない。図4は2箇を用いた場合の例示である。
【0007】
滑車使用条件の如何に拘りなく、ロープの脱輪を完全防止できる。
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】
【図3】本考案の使用状態説明図である。
【図4】防止具2箇使用の状態斜視図である。
【図5】従来例の斜視図である。
S 基軸 K 滑車 R ロープ 1 側板 2 ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 ロープを係合させた滑車を回転自在に軸
支する基軸に附設され、滑車の両側で同基軸へ回転自在
に軸支された両側板と、両側板先端部を連結し滑車外周
に臨ませた1対のローラとから成り、ロープを1対のロ
ーラへ互い違いに係合組込可能としたロープの脱輪防止
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002384U JP3001339U (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ロープの脱輪防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994002384U JP3001339U (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ロープの脱輪防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3001339U true JP3001339U (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=43137322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994002384U Expired - Lifetime JP3001339U (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | ロープの脱輪防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001339U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168147A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | ロープ外れ止め装置 |
JP2018199583A (ja) * | 2018-10-01 | 2018-12-20 | オーエッチ工業株式会社 | 電動ホイスト |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP1994002384U patent/JP3001339U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010168147A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | ロープ外れ止め装置 |
JP2018199583A (ja) * | 2018-10-01 | 2018-12-20 | オーエッチ工業株式会社 | 電動ホイスト |
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