JP3001194U - 携帯用こんろ - Google Patents

携帯用こんろ

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JP3001194U
JP3001194U JP1994002108U JP210894U JP3001194U JP 3001194 U JP3001194 U JP 3001194U JP 1994002108 U JP1994002108 U JP 1994002108U JP 210894 U JP210894 U JP 210894U JP 3001194 U JP3001194 U JP 3001194U
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JP
Japan
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stove
burner body
portable
piece
base plate
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994002108U
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English (en)
Inventor
正一 山崎
Original Assignee
株式会社丹下製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、野外において使用するガスバーナ
ー付きの携帯用こんろに設置する五徳部材の取扱いを実
用性の高いものにすることを目的とする。 【構成】 本考案は、バーナー体の周囲に設置する五徳
部材の各部片を開閉両方向に切換し得るように構成した
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用こんろに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から野外で使用する携帯用こんろとして小型のガスボンベを装着したもの は広く知られているが、ガスバーナーの上方周囲に設置する五徳部材は器体に固 定したものであったため、こんろ全体の収納性を考えると五徳部材の外径範囲は 極力小さくしておかねばならなかった。
【0003】 しかし、これでは大型の鍋器や湯沸しなどを使用して煮炊などをすることはで きなかったから不便であり、その実用性には限界があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は従来のこんろのこのような欠点を除去し、より大型の鍋器な どを使用した煮炊などが確実にできる実用性の高い携帯用こんろを提供すること を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ガスバーナーの周囲に、各部片を開閉両方向に切換し得る五徳部材 を設置して成るものである。
【0006】
【作用】
いま野外において本考案こんろを使用するときは、こんろの所定部分をガスボ ンベの供給口に螺合して連結した後、収納箱に収納されていたとき、その直径範 囲を縮小して閉口状態に保たれていた五徳部材の各部片をそれぞれ外方向に回動 する。
【0007】 すると、各部片の基部は台板に連結する枢軸を中心に回動するが、この基部は 前記台板との間に介装する発条板と摩擦を起しながら回動し、定位置において停 止し、五徳部材の全体は直径範囲を拡大した開口状態を保持するようになる。( 図2)
【0008】 かかる状態において、五徳部材上に鍋器や湯沸しなどをかけた後、スイッチを 入れバーナーに点火する。ガスの供給量の加減は、調節レバーを回動して弁を開 閉して行う。使用中は、調節レバーの上方部にある遮熱板を回動して外出し、摘 みの上方部を覆っておく。
【0009】 こんろ使用後は、五徳部材の各部片を内方向に回動すれば、その基部は発条板 と摩擦を起しながら回動し、他の定位置において停止し、五徳部材の全体は再び 閉口状態を保持するようになる。(図1)
【0010】
【実施例】
1はバーナー体で、このバーナー体は所定のガスボンベ(a) に連結する公知の 構成部材から成る。
【0011】 2は前記バーナー体1の裏側面に中心部を取付けた台板で、この台板の全体形 状は任意であるが、その外周部に等間隔をおいて軸孔3を設けるとともに隣接し て切欠孔4と切起片5を設ける。この軸孔3,切欠孔4および切起片5の数は二 個所以上任意であるが、実施例では四個所にそれぞれ設けている。
【0012】 6は前記台板2の軸孔3位置の上面に設置した発条板で、この発条板の一部に は上側方に凸起部7を形成し、これに隣接して平面くの字形に成る通孔8を設け る。この通孔8の中心角部8’には、前記台板2側の切起片5を嵌着する。
【0013】 9は五徳部材で、この五徳部材は円弧形状に成る部片10,その起立部11お よびその基部12から成る部材を複数個等間隔をおいて設置して成る。実施例で は四個設置する。
【0014】 前記五徳部材9の各部片10の形状は直線状でもよく任意であるが、その上側 面はやや傾斜状に成る。
【0015】 前記部片10の基部12の一部には適当間隔をおいて2個所に凹部13,13 を設け、この凹部には前記発条板6の凸起部7が交互に嵌合するようになり、前 記各部片10はこの発条板6の凸起部7と摩擦を起しながら前記凹部13,13 の間を回動するように成る。
【0016】 14は座金14’を介装して前記台板2にその軸孔3を介して発条板6と五徳 部材の部片10の基部12との間を枢着する支軸である。
【0017】 前記五徳部材9の部片10の基部12の一周縁部には、前記支軸14に対して 偏心カム面15を形成し、部片10が円周方向に開または閉の方向に回動したと き偏心カム面15はその両端部において前記台板2から突出している切起片5の 端部に当接して停止するようになる。この切起片5の一端又は他端への当接によ る停止時には、五徳部材9の各部片10は正常な開口位置または閉口位置にある 。
【0018】 16は前記台板2の外周部の一支軸14に基端を枢着した適当大きさの遮熱板 で、この遮熱板は支軸14を中心に左右方向に回動するが、この下方部にはガス 供給量の調節レバー17の摘み18が位置するように成る。
【0019】 19は点火スイッチ、20は点火栓である。
【0020】
【考案の効果】
本考案の携帯用こんろは、五徳部材の各部片が回動するようになるものである から、使用時においては外径が最大に成るように定位置に拡大して開口状態を確 実に保持し、不使用時においては外径が最小に成るように定位置に縮小して閉口 状態を確実に保持するようになり、その切換え操作は確実かつ円滑に行うことが できるようになる。
【0021】 したがって、鍋器や湯沸しは比較的大型のものを使用することができ、また小 型化して収納することも容易にできるから、野外において小型のガスボンベを使 っての煮炊などを効果的に行うことができるようになる。
【0022】 調節レバーの摘みが合成樹脂製品であっても、バーナーによる火熱を遮断する 遮熱板によって燃焼を起こすようなことを完全に防止することができるようにな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】不使用時の全体の斜視図
【図2】使用時の全体の斜視図
【図3】使用時の全体の正面図
【図4】使用時の全体の平面図
【図5】要部の平面図
【図6】図5A−A線の断面図
【符号の説明】
1 バーナー体 2 台板 4 切欠孔 5 切起片 6 発条片 7 凸起部 8 通孔 9 五徳部材 10 部片 12 基部 13 凹部 14 支軸 15 偏心カム 16 遮熱板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナー体の周囲に設置する五徳部材の
    各部片を開閉両方向に切換し得るようにした携帯用こん
    ろ。
  2. 【請求項2】 バーナー体の裏側部に設けた台板の外周
    部に等間隔をおいて枢軸を設け、この枢軸に発条板およ
    び五徳部材の各部片の基部を取付け、この各部片の基部
    が一定距離間を回動して各部片を開口または閉口の正位
    置に停止するようにした携帯用こんろ。
  3. 【請求項3】 ガス供給の調節レバーの摘みの上方部に
    遮熱板を出し入れし得るようにした携帯用こんろ。
JP1994002108U 1994-02-18 1994-02-18 携帯用こんろ Expired - Lifetime JP3001194U (ja)

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