JP3000571U - 映像合成機能付き音響装置 - Google Patents

映像合成機能付き音響装置

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JP3000571U
JP3000571U JP1994000269U JP26994U JP3000571U JP 3000571 U JP3000571 U JP 3000571U JP 1994000269 U JP1994000269 U JP 1994000269U JP 26994 U JP26994 U JP 26994U JP 3000571 U JP3000571 U JP 3000571U
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music
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disc
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JP1994000269U
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Inventor
保弘 船橋
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音楽・歌メディアの入れ替えを頻繁に行って
も、利用者等が負担するコストを大幅に削減し得る映像
合成機能付き音響装置を提供すること。 【構成】 本音響装置は、演奏曲の趣向毎にグループ分
けされた映像データを記録したビデオディスク41と、
演奏曲の音響信号と歌詞、楽譜などの情報を記録したC
Dディスク31と、そのCDディスク31より所望の演
奏曲を選択すると共に、前記ビデオディスク41より演
奏曲の趣向に対応した映像データを組み合わせ選択する
入力装置51と、前記組合わせ選択された演奏曲および
映像データを前記CDディスク31およびビデオディス
ク41よりそれぞれ再生するプレーヤ3,4とを有し、
前記CDディスク31より再生された歌詞や楽譜などの
情報を前記ビデオディスク41より再生された映像デー
タに合成してモニタ受信機1に表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、再生映像と音楽伴奏音に合せて歌を歌唱して楽しむことが可能な映 像合成機能付き音響装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像装置を備えたいわゆるカラオケ装置では、再生映像と演奏曲の頭だ しの高速化を図るため、及び映像データと演奏曲の音楽データが大容量であるこ とから、この種のメディアとして、ビデオディスクを用いるのが一般的である。 このビデオディスクには、歌詞を含む映像データと音楽データとが同期して出力 されるように両データは合成して記録されている。
【0003】 ところで、1曲あたりの演奏時間は通常約3分から4分であるが、業務用など では、一つの装置で用意しておかなければならない演奏曲数は、何千にもおよび 、これに対応するためにはビデオディスクを何十枚も用意しておかなければなら なかった。また、新しい演奏曲がどんどん制作されてくるため、それに合わせて 新たなビデオディスクを揃えていかなければならなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように新たなビデオディスクを次々と揃えていくには利用者側のコスト負 担が大きく、また、メディア供給側としても新しい映像ソフトも次々に制作して いかなければならず、そのコストも非常に大きくなっていた。さらに、曲の流行 は移り変わりが激しいため、新旧の入れ替えも頻繁に行わなければならないが、 あまり利用度の高くなかった演奏曲の映像データも廃棄されてしまうため無駄も 多くなっていた。
【0005】 なお、この種の問題を解決するために、映像データとして静止画を用いるよう にしたものがあるが(例えば特開昭60−214178号公報参照)、使用者が 映像データを見て楽しむという点で物足りないものとなっていた。
【0006】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、歌の趣向毎 に映像データを共用化することにより、曲の流行と共に新旧の音楽・歌メディア の入れ替えを頻繁に行なっても、映像のメディアは変更しなくとも使用でき、利 用者等の負担しなければならないコストを大幅に削減することが可能な映像合成 機能付き音響装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、映像データを再生し映像を表示する表示 手段と、音響信号を再生し音楽を演奏する出力手段とを備えた音響装置において 、演奏曲の趣向毎にグループ分けされた映像データを記録した画像メモリと、演 奏曲の音響信号と歌詞、楽譜などの情報を記録した音楽メディアと、前記音楽メ ディアより所望の演奏曲を選択すると共に、前記画像メモリより演奏曲の趣向に 対応した映像データを組み合わせ選択する選択手段と、前記組合わせ選択された 演奏曲および映像データを前記音楽メディアおよび画像メモリよりそれぞれ再生 する再生手段とを備え、前記音楽メディアより再生された歌詞や楽譜などの情報 を、前記画像メモリより再生された映像データに合成して前記表示手段に表示す るようにしたものである。
【0008】
【作用】
上記の構成において、音楽メディアより所望の演奏曲を選択すると、画像メモ リよりこの演奏曲の趣向に適合した映像データが適宜に選択される。従って、新 しい曲を揃えていくとき、音楽メディアのみを追加していき、画像メモリは新旧 の音楽メディアの演奏時に共用するといった利用が可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本装置の外観を示す。本装置は、演奏曲の歌詞と共に映像を再生し表示 するモニタ受像機1(表示手段)と、音楽演奏音を再生出力するスピーカ2(出 力手段)と、コンパクトディスク(CDディスク)31等の音楽メディアを再生 し音響信号を得るCDプレーヤ3(再生手段)と、ビデオディスク41等の画像 メモリを再生するレーザディスクプレーヤ4(再生手段)と、歌声を入力するマ イクロフォン9及び後述する演奏曲を選択するための入力手段や上記各プレーヤ 3,4等からの出力を処理する各種回路(図1には図示せず)からなる。
【0011】 図2は本装置のブロック構成を示す。中央制御装置(CPU)5は、使用者が 演奏を希望する曲のキーワード番号等の情報をキーボード等でなる入力装置51 より入力すると、そのデータを予約登録し、後述するROM52のデータを参照 して、予約された曲の選曲信号5bをCDプレーヤ3へ、この曲に対応した映像 の頭出し信号5aをレーザーディスクプレーヤ4へそれぞれ送出する。この機能 が演奏曲の趣向に対応した映像データの組合わせ選択手段に該当する。また、後 述するように、CPU5はレーザーディスク41からの映像データとCDディス ク31からの音楽データの読み出し及び装置全体の制御を行う。
【0012】 CDプレーヤ3は、CPU5からの選曲信号5bに従ってCDディスク31に 記録された演奏曲の歌詞や楽譜などの情報3aと、演奏曲の音響信号(音楽デー タ)3bを読み出し、それぞれの同期をとってビデオ映像回路6、オーディオア ンプ7へ出力する。ビデオ映像回路6は、歌詞等の情報3aを映像データ6aに 変換し出力する。オーディオアンプ7は演奏曲の音響信号とマイクロフォン9か らの音声信号を合成・増幅して音信号7aとしてスピーカ2へ出力する。
【0013】 レーザーディスクプレーヤ4は、CPU5からの映像頭出し信号5aに従って 上記の動作と同期をとって、ビデオディスク41に記録された背景映像データ4 aを読み出し、映像合成回路8へ出力する。映像合成回路8は、上記背景映像デ ータ4aと映像データ6aを合成し、映像信号8aをCRTディスプレイ等でな るモニタ受像機1へ出力する。
【0014】 次に、上記装置の選曲動作を、図3のキーワード−映像番号対応テーブルと、 図4の曲名−キーワード対応テーブルを参照して説明する。
【0015】 ROM52には、演奏曲の趣向をグループ分け(分類)するために図3のよう な曲の内容を表すキーワード11に対応するレーザーディスク41に記録されて いる映像番号12を示すテーブルと、図4のように各曲名13毎に、歌の内容を 表す上記キーワード11に対応するキーワード番号14を示すテーブルとが格納 されている。従って、入力装置51からの入力操作により選択された演奏曲に対 して、その趣向に合った背景映像がレーザーディスク41より自動的に選択され ることになる。
【0016】 上述の背景映像データ4aの選択法では、図4で曲名13に対し複数のキーワ ード番号14が割り当てられており、さらに図3でキーワード11に対して複数 の映像番号12が割り当てられているため、演奏曲に対して1対1の関係で背景 映像データ4aが決まるのではなく、その趣向に合った複数の映像が選択肢とし て用意されていることになり、従って、いつもある程度決まった歌を歌う人でも 、各種の映像データを見ながらその歌を楽しむことができる利点もある。なお、 図3では、1つのキーワード11に対応して複数の映像番号12が挙げられてい る。従って、装置側で自動的にいずれか1つの映像番号を交互に選択するように してもよいし、あるいは使用者の好みで映像番号12を入力し得るようにしても よい。
【0017】 以上のように、CPU5からの信号に同期してレーザーディスク41より背景 映像データが読み出され、CDディスク31より映像に対応した演奏曲の歌詞や 楽譜等の情報と音楽データが読み出され、これらのデータは映像合成回路8にて 合成(スーパーインポーズ)される。その結果、図1に示したように、モニタ受 像機1には背景の映像15の上に歌詞の文字列16が表示されることになる。一 方、CDプレーヤ3からの音楽データ3bと、マイクロフォン9からの音声信号 9aは、オーディオアンプ7によりミキシングされ音声信号7aとなり、スピー カ2に与えられ音として出力される。しかも、上記モニタ受像機1に表示される 背景映像15と歌詞の文字列16は、スピーカ2からの演奏音に同期したものと なる。
【0018】 なお、上記説明では映像データを記録したものとしてビデオディスクを、音楽 メディアとしてCDディスクを挙げたが、本考案ではこれらに限られず、ビデオ ディスクに代えてハードディスク(CD−ROM)、ビデオテープ等、各種の画 像メモリを使用でき、また、CDディスクに代えて磁気テープ類の他、MIDI
(登録商標) 規格によるフォーマットのディジタルコードデータ(メッセージ)を記憶させた 各種メモリ手段を使用することができる。このMIDI規格によるデータとして 音楽情報の他に歌詞を表示するための情報をも含ませるようにすることもできる 。このようなMIDI情報を使用すれば、例えば通信回線を使用して外部からデ ータをダウンロードして、このデータを読み出し再生するといったシステムを構 築することも容易で、本装置を業務用として利用する場合でも比較的少ないラン ニングコスト負担で、新しい演奏用データを用意することが可能となる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、映像表示と共に音楽伴奏音を再生し、映像を 見ながら演奏音に併せて歌唱して楽しむ音響装置にあって、歌の趣向毎にグルー プ分けされた映像データの一つまたは複数を画像メモリに用意しておき、演奏さ れる曲に応じその曲に属する背景映像データを選択して該映像を表示するように している。
【0020】 従って、背景映像の内容を歌の内容を反映したものとすることができ、また、 映像データを共用化しているため、新曲毎に新たな背景映像データを制作する作 業を省くことができるし、映像のためのデータ量を格段に減らすことができ、利 用者側のコスト負担をも大幅に低減することができる。また、従来のいわゆるカ ラオケ装置のオートチェンジャーの様なメカニカルな機構を使用することなく、 より簡単な構成で、適宜に演奏曲と映像を組合わせて再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による音響装置の外観図であ
る。
【図2】同装置のブロック構成図である。
【図3】キーワード−映像番号対応テーブルを示す図で
ある。
【図4】曲名−キーワード対応テーブルを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 モニタ受像機(表示手段) 2 スピーカ(出力手段) 3 CDプレーヤ(再生手段) 4 レーザーディスクプレーヤ(再生手段) 5 CPU 6 ビデオ映像回路 7 オーディオアンプ 8 映像合成回路 31 CDディスク(音楽メディア) 41 ビデオディスク(画像メモリ) 51 入力装置(選択手段) 52 ROM

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データを再生し映像を表示する表示
    手段と、音響信号を再生し音楽を演奏する出力手段とを
    備えた音響装置において、 演奏曲の趣向毎にグループ分けされた映像データを記録
    した画像メモリと、 演奏曲の音響信号と歌詞、楽譜などの情報を記録した音
    楽メディアと、 前記音楽メディアより所望の演奏曲を選択すると共に、
    前記画像メモリより演奏曲の趣向に対応した映像データ
    を組合わせ選択する選択手段と、 前記組合せ選択された演奏曲および映像データを前記音
    楽メディアおよび画像メモリよりそれぞれ再生する再生
    手段とを備え、 前記音楽メディアより再生された歌詞や楽譜などの情報
    を、前記画像メモリより再生された映像データに合成し
    て前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする
    映像合成機能付き音響装置。
  2. 【請求項2】 前記音楽メディアは本体装置と通信回線
    で結ばれており、その音楽メディアに記録される演奏曲
    の音響信号と歌詞、楽譜などの情報は、前記通信回線を
    通して本体装置に供給されることを特徴とする請求項1
    記載の映像合成機能付き音響装置。
  3. 【請求項3】 前記画像メモリ、もしくは音楽メディア
    の少なくとも一方はハードディスクにより構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の映像合成機能付き音
    響装置。
JP1994000269U 1994-01-31 1994-01-31 映像合成機能付き音響装置 Expired - Lifetime JP3000571U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60214178A (ja) * 1984-04-09 1985-10-26 Sony Corp 映像つき音響再生装置
JPS61228497A (ja) * 1985-04-01 1986-10-11 コスモ・ワ−ルド株式会社 カラオケ演奏方式
JPS638976A (ja) * 1986-06-30 1988-01-14 Nippon Board Computer Kk 画像取込み記録装置

Patent Citations (3)

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