JP3000539B2 - 配管検査バーコードシステム - Google Patents

配管検査バーコードシステム

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JP3000539B2
JP3000539B2 JP9244893A JP9244893A JP3000539B2 JP 3000539 B2 JP3000539 B2 JP 3000539B2 JP 9244893 A JP9244893 A JP 9244893A JP 9244893 A JP9244893 A JP 9244893A JP 3000539 B2 JP3000539 B2 JP 3000539B2
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剛 岩崎
英彦 水森
仁是 伊藤
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日揮 株式会社
日揮工事株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセス装置等の配管
工事(スチームトレース配管、ホームステーシヨン配
管、消火配管、計装導圧配管、サンプリング配管、ポン
プ・クーリング配管、スロップ配管など)の検査データ
を、配管工事の検査業務終了後に、社内管理用及び客先
提出用等の各種検査記録書として作成する配管検査バー
コードシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事における品質管理は、工程管
理、安全管理、コスト管理と共に工事を管理していく上
で主要要素として位置づけられており、この品質管理に
おいて最も神経を使うのが配管工事である。これは、プ
ラントにおける配管が人間の体内を流れる血脈に例えら
れるように非常に重要な構成要素として認識されている
のみならず、現場で形を作らねばならないような工事要
素として、最も品質管理が難しいからである。そのため
に、配管工事後の検査業務は、特に大事な業務であり、
検査データを管理し、その記録を社内管理用及び客先提
出用等の各種検査記録書として作成する必要がある。従
来技術では、図2に示すように、検査員が配管工事の検
査業務を日々終わる度ごとに、社内管理用として手書き
で記録作成を行い、プラントの配管工事の全検査業務が
完了した段階で、検査員はその記録を社内管理用及び客
先提出用等の各種検査記録書として、手書き又は一部コ
ンピュータ化して整理、浄書して作成していた。この方
式では、手書きによる記録作成の場合、検査データの変
更、修正あるいは浄書に対して膨大な労力がかかり、ま
た記入ミス、転記ミスが多かつた。また、コンピュータ
利用による記録作成についても、検査データの変更、修
正、浄書、記入ミス等の手書きでの問題はある程度改善
されるが、検査データの入力に多大な労力が払われるよ
うになり、トータルの検査業務に関する合理化は実現で
きなかつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
事情に鑑み、プロセス装置等の配管工事の検査記録作成
に関する省力化および検査管理業務の合理化に好適な配
管検査バーコードシステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、予め、
溶接前の開先面検査、開先仮付検査、溶接後の外観検
査、PT−MT(非破壊)検査、RT(放射線)検査等
の各種溶接検査コマンド毎にコード化した非貼付用の検
査コマンド用バーコード一覧表と、配管の溶接箇所毎に
対応したスプール番号およびジョイント番号をコード化
した溶接用バーコードとを準備し、配管材を組立て溶接
対象箇所を仮止めするとともに、溶接予定箇所近傍に前
記溶接用バーコードを貼付またはタグ付けする工程と、
仮止めした溶接箇所を溶接するとともにその検査のた
め、溶接作業の前後に実施する溶接検査項目毎に、前記
予め用意した検査コマンド用バーコード一覧表から検査
項目に応じた信号を読み取るとともに、前記溶接用バー
コードの信号を読み取る工程と、溶接箇所の溶接検査
バーコードインタフェースを介してコンピュータに
自動読み取り入力する工程と、入力したデータをコンピ
ュータから出力する工程とを有することによって、解決
される。また、工場ショップにおいて、所定の配管スプ
ール図を選択して施行組計画を作成し、図面にしたがっ
てカッテイングした配管材を組立て、溶接対象箇所を仮
止めするとともに、溶接予定箇所近傍に前記溶接用バー
コードを貼付またはタグ付けする工程と、前記配管材の
プレファブ配管用に仮止めした溶接箇所の検査のため、
溶接作業の前後に実施する溶接検査項目毎に、前記予め
用意した検査コマンド用バーコード一覧表から検査項目
に応じた信号を読み取るとともに、前記溶接用バーコー
ドの信号を読み取る工程と、溶接箇所の溶接検査項目
バーコードインタフェースを介してコンピュータに自動
読み取り入力する工程と、現場において、前記プレファ
ブ配管を組立て溶接対象箇所を仮止めするとともに、溶
接予定箇所近傍に前記溶接用バーコードを貼付またはタ
グ付けする工程と、完工配管用に仮止めした溶接箇所の
検査のため、溶接作業の前後に実施する溶接検査項目毎
に、前記予め用意した検査コマンド用バーコード一覧表
から検査項目に応じた信号を読み取るとともに、前記溶
接用バーコードの信号を読み取る工程と、全配管の溶接
箇所の溶接検査項目バーコードインタフェースを介し
コンピュータに自動読み取り入力する工程と、入力し
たデータをコンピュータから出力する工程とを有するこ
とによって、解決される。
【0005】
【作用】本発明は、特に、配管溶接前後の各種検査の溶
接検査コマンド毎にコード化した検査コマンド用バーコ
ード一覧表を非貼付用として予め用意し、溶接作業の前
後に実施する溶接検査項目毎に、この検査コマンド用バ
ーコード一覧表と溶接用バーコードの2種類のバーコー
ドを組合せ使用するとともに、この検査コマンド用バー
コード一覧表を溶接すべき各配管箇所の検査に共用して
繰り返し使用する。このため、検査データを入力するの
に多大な労力を払う必要がなく、配管工事の検査業務終
了後に、検査員がその記録を社内管理用及び客先提出用
等の各種検査記録書として出力する場合に、検査データ
の変更、修正、浄書を容易にし、かつ、記入ミス、転記
ミスをなくし、配管工事の検査における作業員の削減を
図り、作業品質と作業効率を向上させることができる。
また、工場ショップにおいてプレファブ配管の溶接とそ
の検査を実施し、続いて、プレファブ配管を現場に移送
し、完工配管用に溶接とその検査を実施するに当って、
検査コマンド用バーコード一覧表を現場に移送して繰り
返し使用する。このため、検査コマンド用バーコード一
覧表の効率的な使用が図られる。また、配管溶接の前後
の検査データをバーコードリーダにより読み取り、コン
ピュータに読み込ませるため、プロセス装置等の配管工
事における配管溶接の前後の状態を正確に把握でき、作
業品質と作業効率を向上させることができる。
【0006】
【実施例】本発明を実施例に沿って、図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明の配管検査バーコードシス
テムの概要図、図2は従来の配管検査手順の概要図、図
3は配管プレファブ品の一例であり、図3(A)は仮止
め図、図3(B)は溶接済の完成品である。図4は現場
での配管の溶接構成図、図5は本発明のシステムの工場
ショップでの運用手順、図6は本発明のシステムの現場
での運用手順、図7は検査事項の検査用コマンドカード
の例、図8は溶接継手番号を表すバーコードの例であ
る。次に、本発明の配管検査バーコードシステムの動作
について、図1を参照して説明する。工場ショップある
いは現場において溶接された配管の溶接箇所にバーコー
ドを貼付する。貼付されるバーコードは図8に示すよう
に、配管のスプール番号、ジョイント番号がコード化さ
れている。そしてこのバーコードは一溶接箇所につき1
バーコードが貼付される。検査員が検査業務を行うとき
は、配管の溶接箇所ごとに、図7の検査用コマンドカー
ドの検査事項から所望の検査項目を選択してバーコード
リーダによりバーコードを読み込む。続いて、溶接終了
時に貼付されているバーコードを、同様に、バーコード
リーダにより読み込む。読み込まれたバーコードデータ
はバーコードインタフェースを介してコンピュータのメ
モリに読み込まれる。溶接箇所の検査が完了したらデー
タをコンピュータで整理、編集して社内管理用あるいは
客先提出用等の所望の様式で出力する。このようにし
て、本発明は、プロセス装置等の配管工事の検査データ
を入力するのに多大な労力を払う必要がなく、配管工事
の検査業務終了後に、検査員が、その記録を社内管理用
及び客先提出用等の各種検査記録書として出力する場合
に、検査データの変更、修正、浄書を容易にし、かつ記
入ミス、転記ミスをなくして配管工事の検査を合理化す
るものである。実際の配管の溶接工事では、溶接作業の
容易さや溶接作業環境を考慮して、予め工場ショップで
溶接作業と検査を終了した配管プレファブ品を製作して
準備しておく。配管プレファブ品は現場に持ち込む都合
上、比較的コンパクトなものとなる。こうして用意され
た配管プレファブ品の所定数を溶接作業現場に搬入し、
組立て溶接してプロセス装置等の配管を完了するのが一
般的である。
【0007】次に、図3及び図4を参考にして配管プレ
ファブ品とバーコードの貼付状態と、現場での配管の溶
接構成図の一部とバーコードの貼付状態について説明す
る図3、図4において、1は配管の直管、2は配管の曲
管、3及び3´は貼付したバーコード、4は配管の仮止
め用のクランプ、5は配管の分岐管である。図3は、工
場ショップでの配管プレファブ品の製作を示すもので、
図3Aは配管の仮止め状態を示し、配管の直管1と曲管
2を突合せ、クランプ4で仮止めする。この状態で溶接
箇所に、図8に示すように、配管のスプール番号、ジョ
イント番号がコード化されているバーコード3を溶接箇
所に貼付する。次に溶接を行って図3Bに示すような配
管プレファブ品が完成する。そしてこの時点で溶接箇所
の検査も終了しておく。図4は、現場での配管の溶接状
況を示すもので、工場ショップで製作された図3に示す
配管プレファブ品の必要な個数を溶接作業現場に搬入
し、組立て、仮止め、溶接する。例えば、配管の直管1
と曲管2からなる配管プレファブ品の曲管2の部分を2
組向き合わせて仮止めし、溶接加工する。また他の部所
でも配管の直管1と分岐管5とを仮止めして、溶接加工
する。そして夫々仮止めが完了した箇所に配管のスプー
ル番号、ジョイント番号がコード化されているバーコー
ド3´を新たに貼付する。また、必要に応じて直管1を
順次継ぎ足し、溶接してプロセス装置等の配管を続けて
いく。勿論、仮止め、溶接が完了した箇所にはバーコー
ド3´を貼付する。
【0008】さらに、工場ショップと溶接現場におけ
る、本発明の配管検査バーコードシステムについて図5
及び図6に沿って詳細に説明する。まず、図5により、
工場ショップにおける配管プレファブ品の配管検査バー
コードシステムについて説明する。配管のスプール図を
出図し、コンピュータに初期データを入力する。次に所
定のスプール図を選択して施工組計画を作成し、配管を
図面に従ってカッティングする。カッティングされた配
管は組立て、仮止めされる。スプール図が選択される段
階で、入力された初期データに基づいて全部の溶接箇所
の配管のスプール番号、ジョイント番号がコード化され
ているバーコード(図8参照)を印刷出力しておく。そ
して仮止めがなされた時点でその溶接箇所に対応したバ
ーコードを貼付する。仮止めした状態で、まず検査員コ
ードをバーコードリーダにより読み取り、開先面検査、
開先仮付検査を行い、図7に示す予め用意されている検
査用コマンドカードの開先面検査、開先仮付検査に相当
するバーコードをバーコードリーダにより読み取り、続
いて、検査個所の配管のスプール番号、ジョイント番号
がコード化されているバーコード(図8)をバーコード
リーダにより読み取る。次に、仮止め部分に配管溶接を
行い、溶接士コードと溶接箇所の配管のスプール番号、
ジョイント番号がコード化されているバーコード(図
8)をバーコードリーダにより読み取り、続いて配管溶
接の検査を行う。配管溶接の検査項目としては外観検
査、PT−MT(非破壊)検査、RT(放射線)検査等
があるが、検査に先立つて検査員コードと実際に行った
外観検査、PT−MT(非破壊)検査、RT(放射線)
検査に相当するバーコードを予め用意されている検査用
コマンドカード(図7)からバーコードリーダにより読
み取る。そして溶接箇所の配管のスプール番号、ジョイ
ント番号がコード化されているバーコード(図8)をバ
ーコードリーダにより読み取る。このように、工場ショ
ップにおける配管プレファブ品の全品についてなされ、
バーコードリーダにより読み取られた配管溶接の検査
はバーコードインタフェースを介してコンピュータに
自動読み込みされる。コンピュータに自動読み込みされ
た配管溶接の検査項目のデータは溶接現場への送付デー
タとして作成されてフロッピーディスクに出力される。
必要な数量の配管プレファブ品とそれらの配管溶接の検
項目のデータが書き込まれているフロッピーディスク
及び溶接現場で配管プレファブ品を組立て溶接される箇
所の配管のスプール番号、ジョイント番号がコード化さ
れているバーコードは一緒に溶接現場に送付される。
【0009】次に、図6により、溶接現場における配管
検査バーコードシステムについて説明する。溶接現場で
は、工場ショップから搬入されたフロッピーディスクの
配管プレファブ品の検査項目データを現場のコンピュー
タに自動取り込みすると共に、施工組計画に従って配管
プレファブ品の組立て、取り付けを行う。組立て、取り
付け以降の配管溶接作業とその溶接検査の動作手順は工
場ショップにおける動作手順と同じ手順である。すなわ
ち、配管プレファブ品の組立て、取り付けを行って仮止
めがなされた時点で、工場ショップから送付されてきた
溶接箇所に対応したバーコード(図8)を貼付する。仮
止めした状態で、まず検査員コードをバーコードリーダ
により読み取り、開先面検査、開先仮付検査を行い、図
7に示す予め用意されている検査用コマンドカードの開
先面検査、開先仮付検査に相当するバーコードをバーコ
ードリーダにより読み取り、続いて、検査個所の配管の
スプール番号、ジョイント番号がコード化されているバ
ーコード(図8)をバーコードリーダにより読み取る。
次に、仮止め部分に配管溶接を行い、溶接士コードと溶
接箇所の配管のスプール番号、ジョイント番号がコード
化されているバーコード(図8)をバーコードリーダに
より読み取り、続いて配管溶接の検査を行う。配管溶接
の検査項目としては工場ショップでの溶接検査と同様に
外観検査、PT−MT(非破壊)検査、RT(放射線)
検査等があるが、検査に先立つて検査員コードと実際に
行った外観検査、PT−MT(非破壊)検査、RT(放
射線)検査に相当するバーコードを予め用意されている
検査用コマンドカード(図7)からバーコードリーダに
より読み取る。そして溶接箇所の配管のスプール番号、
ジョイント番号がコード化されているバーコード(図
8)をバーコードリーダにより読み取る。これらの配管
プレファブ品の組立て、取り付け、溶接検査がプラント
の全配管についてなされ、バーコードリーダにより読み
取られた配管溶接の検査項目はバーコードインタフェー
スを介してコンピュータに自動読み込みされる。コンピ
ュータに自動読み込みされた配管溶接の検査項目データ
と工場ショップから搬入されたフロッピーディスクの配
管プレファブ品の検査項目データは、コンピュータで整
理、編集して社内管理用あるいは客先提出用等の所望の
様式で検査完了記録として出力される。勿論、検査記録
の出力は全部の配管について溶接、検査が完了しなくて
も、任意の時点で完了した分のスプールに関する検査記
録を随時出力することも可能である。また、上述した実
施例では、工場ショップで作成された配管プレファブ品
の配管溶接の検査項目データはフロッピーディスクに書
き込んで溶接現場に送付したが、工場ショップのコンピ
ュータから溶接現場のコンピュータに、通信回線を介し
て直接伝送することもできる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶接作業の前後に実施する溶接検査項目毎に、予め用意
した非貼付用の検査コマンド用バーコード一覧表と溶接
用バーコードの2種類のバーコードを組合せ使用すると
ともに、この検査コマンド用バーコード一覧表を溶接す
べき各配管箇所の検査に共用して繰り返し使用するの
で、検査データを入力するのに多大な労力を払う必要が
なく、配管工事の検査業務終了後に、検査員がその記録
を社内管理用及び客先提出用等の各種検査記録書として
出力する場合に、検査データの変更、修正、浄書を容易
にし、かつ、記入ミス、転記ミスをなくし、配管工事の
検査における作業員の削減を図り、作業品質と作業効率
を向上させることができる。また、工場ショップにおい
てプレファブ配管の溶接とその検査を実施し、続いて、
プレファブ配管を現場に移送し、完工配管用に溶接とそ
の検査を実施するに当って、検査コマンド用バーコード
一覧表を現場に移送して繰り返し使用するので、検査コ
マンド用バーコード一覧表の効率的な使用が図られる。
また、配管溶接の前後の検査データをバーコードリーダ
により読み取り、コンピュータに読み込ませるので、プ
ロセス装置等の配管工事における配管溶接の前後の状態
を正確に把握でき、作業品質と作業効率を向上させるこ
とができる。また、配管溶接作業前後のデータの自動管
理により、検査記録作成に関する省力化とトータルの検
査管理業務の合理化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管検査バーコードシステムの概要
図。
【図2】従来の配管検査手順の概要図。
【図3】配管プレファブ品の一例、(A)仮止め図、
(B)溶接済の完成品。
【図4】現場での配管の溶接構成図。
【図5】本発明のシステムの工場ショップでの運用手
順。
【図6】本発明のシステムの現場での運用手順。
【図7】検査事項の検査用コマンドカードの例。
【図8】溶接継手番号を表すバーコードの例。
【符号の説明】
1 配管の直管 2 配管の曲管 3 工場ショップで貼付するバーコード 3´ 溶接現場で貼付するバーコード 4 仮止め用のクランプ 5 配管の分岐管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水森 英彦 神奈川県藤沢市辻堂元町五丁目5番10号 (72)発明者 伊藤 仁是 神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町3番17号 日揮工事株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−175072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/21 G06K 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場シヨツプおよび現場において、所定
    の配管材を組立て、溶接作業の前後に溶接箇所の検査を
    実施する配管検査バーコードシステムであって、予め、
    溶接前の開先面検査、開先仮付検査、溶接後の外観検
    査、PT−MT(非破壊)検査、RT(放射線)検査等
    の各種溶接検査コマンド毎にコード化した非貼付用の検
    査コマンド用バーコード一覧表と、配管の溶接箇所毎に
    対応したスプール番号およびジョイント番号をコード化
    した溶接用バーコードとを準備し、配管材を組立て溶接
    対象箇所を仮止めするとともに、溶接予定箇所近傍に前
    記溶接用バーコードを貼付またはタグ付けする工程と、
    仮止めした溶接箇所を溶接するとともにその検査のた
    め、溶接作業の前後に実施する溶接検査項目毎に、前記
    予め用意した検査コマンド用バーコード一覧表から検査
    項目に応じた信号を読み取るとともに、前記溶接用バー
    コードの信号を読み取る工程と、溶接箇所の溶接検査
    バーコードインタフェースを介してコンピュータに
    自動読み取り入力する工程と、入力したデータをコンピ
    ュータから出力する工程とを有することを特徴とする配
    管検査バーコードシステム。
  2. 【請求項2】 工場ショップにおいて溶接したプレファ
    ブ配管を配管工事現場に移送し、現場においてプレファ
    ブ配管を溶接して完工する配管検査バーコードシステム
    であって、予め、溶接前の開先面検査、開先仮付検査、
    溶接後の外観検査、PT−MT(非破壊)検査、RT
    (放射線)検査等の各種溶接検査コマンド毎にコード化
    した非貼付用の検査コマンド用バーコード一覧表と、配
    管の溶接箇所毎に対応したスプール番号およびジョイン
    ト番号をコード化した溶接用バーコードとを準備し、工
    場ショップにおいて、所定の配管スプール図を選択して
    施行組計画を作成し、図面にしたがってカッテイングし
    た配管材を組立て、溶接対象箇所を仮止めするととも
    に、溶接予定箇所近傍に前記溶接用バーコードを貼付ま
    たはタグ付けする工程と、前記配管材のプレファブ配管
    用に仮止めした溶接箇所の検査のため、溶接作業の前後
    に実施する溶接検査項目毎に、前記予め用意した検査コ
    マンド用バーコード一覧表から検査項目に応じた信号を
    読み取るとともに、前記溶接用バーコードの信号を読み
    る工程と、溶接箇所の溶接検査項目バーコードイン
    タフェースを介してコンピュータに自動読み取り入力す
    る工程と、現場において、前記プレファブ配管を組立て
    溶接対象箇所を仮止めするとともに、溶接予定箇所近傍
    に前記溶接用バーコードを貼付またはタグ付けする工程
    と、完工配管用に仮止めした溶接箇所の検査のため、溶
    接作業の前後に実施する溶接検査項目毎に、前記予め用
    意した検査コマンド用バーコード一覧表から検査項目に
    応じた信号を読み取るとともに、前記溶接用バーコード
    の信号を読み取る工程と、全配管の溶接箇所の溶接検査
    項目バーコードインタフェースを介してコンピュータ
    自動読み取り入力する工程と、入力したデータをコン
    ピュータから出力する工程とを有することを特徴とする
    配管検査バーコードシステム。
  3. 【請求項3】 工場ショップにおいて作成された配管の
    スプール図面に対応した溶接箇所に関するコンピュータ
    データを磁気ディスクに格納し、現場コンピュータに該
    磁気ディスクのデータを読み込ませることを特徴とする
    請求項1または請求項2の配管検査バーコードシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 工場ショップにおいて作成された配管の
    スプール図面に対応した溶接箇所に関するコンピュータ
    データを工場ショップから現場コンピュータに通信回線
    を介して転送し、読み込ませることを特徴とする請求項
    1または請求項2の配管検査バーコードシステム。
JP9244893A 1993-03-26 1993-03-26 配管検査バーコードシステム Expired - Lifetime JP3000539B2 (ja)

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