JP3000361U - 電気機器ケースの構造 - Google Patents

電気機器ケースの構造

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JP3000361U
JP3000361U JP83394U JP83394U JP3000361U JP 3000361 U JP3000361 U JP 3000361U JP 83394 U JP83394 U JP 83394U JP 83394 U JP83394 U JP 83394U JP 3000361 U JP3000361 U JP 3000361U
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JP
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control circuit
slit
case
line
electric device
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尾 登 中
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内蔵されている回路部品や装置類の安全性を
確保できるスリットを有する電気機器ケースの構造を提
供する。 【構成】 スリットが形成されている位置のケースの内
部に、前記スリットから前記ケースの内部の見通しを防
止する見通し防止用リブを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、内蔵されている回路部品や装置類の安全性を確保するためのスリ ットを有する電気機器ケース、すなわちキャビネットや外套容器などの構造に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の放熱用のスリットを有する電子機器ケースの構造の一例として製パン器 の例で説明する。 図2はその正面図である。また、図3は製パン器の背面図、図4は平面図であ る。これらの図において、1は製パン器本体を覆う製パン器本体ケース、2は製 パン器の制御回路が実装されている基板などを内装する制御回路用外套部、3は 図3に示す回動中心部4を支点として上方向に開くことの出来る回動蓋である。 2aは制御回路用外套部2の背面に形成された制御回路放熱用スリット、3aは 回動蓋3の背面に形成された放熱用スリットである。尚、図4で2bは入力キー 操作板であり、この下部の制御回路用外套部2の内部に制御回路が実装されてい る基板5がある。
【0003】 図5は、図4における制御回路用外套部2のA―A’断面を示す断面図であり 、図において製パン器の制御回路が実装されている基板5が制御回路用外套部2 の内側に水平に設置されている。ここで2aはスリット、5aは電子部品類を示 している。
【0004】 この製パン器おけるスリットを有するケースの構造、特に図5に示す制御回路 用外套部2の構造では、制御回路放熱用スリット2aを介して製パン器の制御回 路の放熱を行なう構造になっているがさらに、スリット付近に静電気に帯びた人 体の手や、空気などの静電気が製パン器の制御回路やその制御回路を実装する基 板などに制御回路放熱用スリット2aを介して外部から悪影響を及ぼさないよう にするために、制御回路の近傍やその制御回路を実装する基板などに放電用の金 属片を設け静電対策を行なっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のスリットを有するケースの構造では静電対策のためには制御回路の近傍 やその制御回路を実装する基板などに放電用の金属片を設ける必要があり製造コ ストの上昇を招来し、さらに制御回路放熱用スリット2aから針金やスプーンな どの金属体が誤って挿入されたようなときには、制御回路やその制御回路が実装 されている基板上の露出配線部などに接触し、制御回路やその制御回路が実装さ れている基板を破損してしまう危険性があり、また、スリットから内部が見える ので外観上よくないなどの問題点があった。
【0006】 本考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、内蔵されてい る回路部品や装置類の安全性をコストの上昇を招来することなく確保できるスリ ットを有する電気機器ケースの構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電気機器ケースの構造は、スリットが形成された電気機器ケース において、前記スリットが形成されている位置の前記ケースの内部に、前記スリ ットから前記ケースの内部の見通しを防止する見通し防止用リブを有することを 特徴とする。
【0008】 また、本考案による電子機器ケースの構造は、前記見通し防止用リブは前記ス リットが複数形成している領域の横幅より長いリブであることを特徴とする。 また、本考案による電子機器ケースの構造は、前記見通し防止用リブは前記電 気機器内にある制御回路基板位置より下方へ突出したリブであることを特徴とす る。
【0009】 また、本考案による電子機器ケースの構造は、前記見通し防止用リブは金型に より前記ケースに一体的に形成されたことを特徴とする。
【0010】 また、本考案による電子機器ケースの構造は、前記電気機器は製パン器である ことを特徴とする電気機器ケースの構造。
【0011】
【作用】
本考案における電気機器ケースの構造は、スリットが形成されている位置に応 じた前記ケースの内部に、前記スリットから前記ケースの内部の見通しを防止す る見通し防止用リブが形成されているので、この見通し防止用リブにより内蔵さ れている回路部品や装置へ前記スリットから誤って挿入される金属片などによる 内蔵されている回路部品や装置類の破損や、人体に対する危険性も有効に防止す る。また内部の部品や装置類を見通せないので商品としての外観もよいものとな る。
【0012】 また本考案における電気機器ケースの構造は、前記スリットが複数形成されて いる領域の横幅よりリブの横幅を長くし、かつ、電気機器内にある制御回路基板 位置より下方に突出したリブである見通し防止用リブが配置され、内蔵されてい る制御回路へ人体などからの静電気による帯電破損などの導通路は見通し防止用 リブによりその沿面距離が長くなるので、制御回路基板に特別の保護対策をしな くても前記見通し防止用リブにより有効に防止する。尚、沿面距離を長くとどめ 、リブは1枚でなく2枚以上の多重リブの構造でもよい。 また、前記見通し防止用リブは電気機器ケースと一体化して金型で製造できる のでコストの上昇をまねかない。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図について説明する。図1は、本実施例のスリット を有する電気機器ケースとして製パン器の構造を示す断面図である。図1に示す スリットを有するケースの構造は製パン器に限定することはないが、本実施例で は製パン器におけるスリットを有するケースの構造として説明を行なう。図1に おいて図5と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する 。
【0014】 図において、6は制御回路用外套部2の内面に金型により制御回路用外套部2 と一体的に形成された見通し防止用リブである。この見通し防止用リブ6は、制 御回路放熱用スリット2aと対面する制御回路用外套部2の内部位置に形成され ている。従って、制御回路放熱用スリット2aから制御回路やその制御回路が実 装されている基板上までの沿面距離は、制御回路放熱用スリット2aが設けられ ていない場合に比べて長くなり、静電対策として有効である。
【0015】 また、制御回路放熱用スリット2aから針金やスプーンなどの金属片が誤って 挿入された場合でも、見通し防止用リブ6は内部の見通しを防止する位置に形成 されていることから、スプーンなどの金属片は制御回路やその制御回路が実装さ れている基板上に達することがなく、制御回路やその制御回路が実装されている 基板の破損などを防止できる。
【0016】 なお、以上説明した実施例では、見通し防止用リブ6を金型により制御回路用 外套部2と一体的に形成するようにしたが、制御回路用外套部2と独立した部材 をネジあるいは填め込みあるいは接着あるいは溶着により取り付けるようにして もよい。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、スリットが形成されている位置に応じた電気機 器のケースの内部に、前記スリットから前記ケースの内部の見通しを防止する見 通し防止用リブを設けたので、スリットから金属片などが誤って挿入されても内 蔵されている回路部品や装置類まで達することがなく、内蔵されている回路部品 や装置類の安全性と人体に対する安全性を有効に確保できる効果がある。また、 内部が見えないので商品としての外観もよくなる。
【0018】 また本考案によれば、スリットが形成されている領域に対応したケースの内部 に、前記領域の横幅より長い見通し防止用リブにしたので、内蔵されている電気 機器の制御回路基板までの沿面距離が長くなり人体などからの静電気による帯電 を防止できる。 さらに、前記ケースの内部に位置する電気機器の制御回路基板位置より下方に 突出させた見通し防止用リブを設けるようようにしたので、さらに内蔵されてい る電気機器の制御回路基板までの沿面距離を長くし、人体などからの静電気によ る帯電があっても内蔵されている前記制御回路まで達することがなく、破損など の発生が充分に防止され、従って、内蔵されている制御回路基板には特別の保護 対策の必要はなく安全性を有効に確保できる効果がある。 また、前記見通し防止用リブは電気機器ケースと一体に形成できるのでコスト を上昇させることはない。 また、特に製パン器などのように家庭用の湿気の多い台所で使用する電気機器 には大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による電気機器ケースの構造
を示す断面図である。
【図2】従来のスリットを有する電気機器ケースの構造
を示すための製パン器の正面図である。
【図3】従来のスリットを有する電気機器ケースの構造
を示すための製パン器の背面図である。
【図4】従来のスリットを有する電気機器ケースの構造
を示すための製パン器の平面図である。
【図5】従来のスリットを有する電気機器ケースの構造
を示すための製パン器の制御回路用外套部のA―A’断
面を示す断面図である。
【符号の説明】
2 制御回路用外套部(ケース) 2a 制御回路放熱用スリット(スリット) 6 見通し防止用リブ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリットが形成された電気機器ケースに
    おいて、前記スリットが形成されている位置の前記ケー
    スの内部に、前記スリットから前記ケースの内部の見通
    しを防止する見通し防止用リブを有することを特徴とす
    る電気機器ケースの構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気機器ケースの構造に
    おいて、前記見通し防止用リブは前記スリットが複数形
    成している領域の横幅より長いリブであることを特徴と
    する電気機器ケースの構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気機器ケースの構造に
    おいて、前記見通し防止用リブは前記電気機器内にある
    制御回路基板位置より下方へ突出したリブであることを
    特徴とする電気機器ケースの構造。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の電気機器ケ
    ースの構造において、前記見通し防止用リブは金型によ
    り前記ケースに一体的に形成されたことを特徴とする電
    気機器ケースの構造。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の電気機
    器ケースの構造において、前記電気機器は製パン器であ
    ることを特徴とする電気機器ケースの構造。
JP83394U 1994-01-21 1994-01-21 電気機器ケースの構造 Expired - Lifetime JP3000361U (ja)

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