JP3000275U - 使い捨て灰皿 - Google Patents

使い捨て灰皿

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Publication number
JP3000275U
JP3000275U JP67194U JP67194U JP3000275U JP 3000275 U JP3000275 U JP 3000275U JP 67194 U JP67194 U JP 67194U JP 67194 U JP67194 U JP 67194U JP 3000275 U JP3000275 U JP 3000275U
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JP
Japan
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bag
outer bag
lid piece
heat
disposable ashtray
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Expired - Lifetime
Application number
JP67194U
Other languages
English (en)
Inventor
茂恭 柘
Original Assignee
株式会社柘製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、安価なコストで製造することが
出来、燃焼可能なゴミとして廃棄処理することが出来、
しかも収納したタバコの熱が外面に伝熱されず、且収納
したタバコの灰が外部に漏出して来るおそれのない使い
捨て灰皿を提供せんとするものである。 【構成】 全芳香族ポリアミド系の耐熱性高分子材料か
らなるシートを折り返して両側縁を接合して袋状に形成
した外袋(2)と、同一の材料で形成した内袋(3)と
からなり、外袋(2)の背面板(4)の自由端を前面に
折り返して蓋片(6)に形成し、該蓋片(6)を前面板
(5)に着脱自在に止着したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、喫煙後のタバコを、収納し消火して廃棄することの出来る使い捨 て灰皿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アルミニューム箔等の金属製の袋からなり、喫煙後のタバコを収納し消 火して廃棄するようにした使い捨て灰皿は公知である。
【0003】 従来の使い捨て灰皿は、アルミニューム箔等の金属材料で形成されているため 、材料費が高くコストが掛かると共に、タバコの熱が袋の外面に伝熱して来るた め、手で持っていることが出来ない不便さがあった。アルミニューム製袋の外面 を発泡ウレタン等の断熱材で被覆し、更にその外面をビニール等の外装袋で被覆 してタバコの熱が外面に伝熱しないようにしたものも提案されているが、アルミ ニューム製袋のみのものに比して更にコストが高くなる欠点がある。更に従来の ものは、不燃性の材料を用いているため、燃焼出来るゴミとして処理することが 出来ず、使用後の廃棄処理が困難となる欠点もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、安価なコストで製造することが出来、燃焼可能なゴミとして廃棄 処理することが出来、しかも収納したタバコの熱が外面に伝熱されず、且収納し たタバコの灰が外部に漏出して来るおそれのない使い捨て灰皿を提供せんとする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案が採った手段は、全芳香族ポリアミド系 の耐熱性高分子材料からなるシートを折り返して両側縁を接合して袋状に形成し た外袋と、同様の材料で形成した内袋との二層構造から成り、外袋の背面板の自 由端を前面に折り返して蓋片に形成し、外袋外面に止着自在としたことを特徴と する。
【0006】 又、外袋の前面板の自由端に舌状の押圧片を形成して、蓋片による押圧力で外 袋の開口部を閉止するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作 用】
開口部からタバコを内袋内に挿入し、蓋片を止着して閉止することにより、収 納されたタバコは消火する。内袋と外袋の二層構造である為、伝熱性が低く、手 で持つことが出来る。蓋片の閉止により押圧片が押圧されて外袋の開口部を閉じ るため、灰が漏出して来ることがない。
【0008】
【考案の効果】
この考案によれば、全芳香族ポリアミド系の耐熱性高分子材料のシートを折り 返して両側縁を接合し袋を形成するようにしてあるので、コストが低く安価に提 供出来ると共に、難燃性材料のみから成る為、可燃性ゴミとして廃棄処理するこ とが出来る。更に、内外二層の袋から成り伝熱性が低いため、タバコを収納後、 灰皿を手に持って処理することが容易である。押圧片により袋の開口が閉じられ るため、収納した灰が漏出して来るおそれがない。
【0009】
【実施例】
以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例を詳細に説明する。図に おいて、(1)はこの考案に係る使い捨て灰皿を示し、外袋(2)を内袋(3)の二層 構造からなり、内袋(3)は外袋(2)の開口部に達しない長さを有し、外袋(2)内 に単に挿入されているのみである。内袋(3)は好ましくは一枚のシートを折り返 し、両側縁を接合して袋状に形成したものから成るが、両側縁を接合してなくて も良い。外袋(2)は、図7,8に示すような展開形状を有するシートを折り返し て両側縁を接合して袋状に形成する。外袋(2)の背面板(4)の自由端を舌状に延 出して前面板(5)に折り返して蓋片(6)に形成する。蓋片(6)はフック状の爪と パイル状の爪をそれぞれ多数植立してなる布製のファスナーテープ(7)(8)によ り、前面板(5)に着脱自在に止着することが出来る。
【0010】 前面板(5)の自由端には、蓋片(6)よりも短い舌状の押圧片(9)が延設されて おり、蓋片(6)の内側に位置し、蓋片(6)を閉止するとき押圧されて、外袋(2) の開口部を閉じる方向に付勢し、外袋を確実に閉止する。
【0011】 外袋(2)及び内袋(3)は、共に全芳香族ポリアミド系の耐熱性高分子材料のシ ートで形成される。より詳細には、帝人株式会社がコーネックス(商標)の名称 で販売しているメタフェニレンジアミンとイソフタル酸クロライドを縮重合させ たポリメタフェニレンイソフタルアミドを成分とする耐熱性高分子材料のシート が好ましい。このような耐熱性高分子材料は900〜1000℃の火炎や高温に 対して一定の遮熱、防護効果を有し難燃性である為、タバコの火によっては燃焼 することがなく、灰皿の材料として充分使用に耐えるものである。しかしながら 、難燃性ではあるが430℃の融点である為、可燃性ゴミとして廃棄処理出来、 使用後の処理は容易である。更に、一枚のシートを折り返して両側縁を溶融接着 により接合することが出来るため、製造コストを著しく低下させることが出来る 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る使い捨て灰皿の斜視図
【図2】同灰皿の開蓋状態の斜視図
【図3】使用状態を示す斜視図
【図4】図2A−A線断面図
【図5】閉蓋状態の縦断面図
【図6】図5B部分の拡大断面図
【図7】外袋の展開正面図
【図8】外袋の展開側面図
【図9】内袋の斜視図
【図10】内袋の展開正面図
【符号の説明】
1 灰皿 2 外袋 3 内袋 4 背面板 5 前面板 6 蓋片 7 ファスナーテープ 8 ファスナーテープ 9 押圧片

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全芳香族ポリアミド系の耐熱性高分子材
    料からなるシートを折り返して両側縁を接合して袋状に
    形成した外袋(2)と、同一の材料で形成した内袋(3)と
    からなり、外袋(2)の背面板(4)の自由端を前面に折り
    返して蓋片(6)に形成し、該蓋片(6)を前面板(5)に着
    脱自在に止着したことを特徴とする使い捨て灰皿。
  2. 【請求項2】 耐熱性高分子材料が、メタフェニレンジ
    アミンとイソフタル酸クロライドを縮重合させたポリメ
    タフェニレンイソフタルアミドを成分とする高分子材料
    であることを特徴とする請求項(1)記載の使い捨て灰
    皿。
  3. 【請求項3】 前面板(5)の自由端に、蓋片(6)より短
    い舌状の押圧片(9)を延設したことを特徴とする請求項
    (1)又は(2)記載の使い捨て灰皿。
  4. 【請求項4】 内袋(3)が外袋(2)の開口部まで到達し
    ない長さであることを特徴とする請求項(3)記載の使い
    捨て灰皿。
  5. 【請求項5】 メタフェニレンジアミンとイソフタル酸
    クロライドを縮重合させたポリメタフェニレンイソフタ
    ルアミドを成分とする耐熱性高分子材料のシートを折り
    返して両側縁を接合し袋状に形成した外袋(2)と、同一
    の材料で形成した内袋(3)とからなり、外袋(2)の背面
    板(4)の自由端を前面に折り返して蓋片(6)に形成し、
    該蓋片(6)を前面板(5)に着脱自在に止着すると共に、
    外袋(2)の前面板(5)の自由端に蓋片(6)より短い舌状
    の押圧片(9)を延設し、内袋(3)は外袋(2)の開口部に
    まで到達しない長さであることを特徴とする使い捨て灰
    皿。
JP67194U 1994-01-19 1994-01-19 使い捨て灰皿 Expired - Lifetime JP3000275U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5870114A (en) 1992-02-12 1999-02-09 Canon Kabushiki Kaisha Image recording apparatus with improved conveying system for recording medium

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