JP3000021U - 飲用カップ - Google Patents

飲用カップ

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JP3000021U
JP3000021U JP34194U JP34194U JP3000021U JP 3000021 U JP3000021 U JP 3000021U JP 34194 U JP34194 U JP 34194U JP 34194 U JP34194 U JP 34194U JP 3000021 U JP3000021 U JP 3000021U
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JP
Japan
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equipment
drinking cup
cup
surface portion
space
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Application number
JP34194U
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English (en)
Inventor
勝栄 遠藤
Original Assignee
株式会社コーキコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空間部を有する二重カップにおいて、カップ
を構成する内器材と外器材の材料を変えることによって
軽量でかつ衛生的な飲用カップを提供することを目的と
する。 【構成】 内器材がステンレス鋼材より成り外器材が合
成樹脂材より成りこの内外両器材間に適当巾の空間部を
形成して成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、コーヒーその他の飲用物のカップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から器体の内部に空間部を形成して内側材部と外側材部とにより構成した カップまたはマグは存していたが、内外材をいずれもステンレス鋼材か又は銅材 という同一材料によって構成したものであったため、器体全体が金属材料の冷た さを発揮していたし、重量もかなり重かったという欠点があった。
【０００３】 また、全体を合成樹脂材で構成していたカップも周知であるが、これは内側面 が汚染され易いため、ゴミの付着による汚れやカビの発生などがあって、衛生上 の欠点となっていた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案はこのような欠点を除去したより実用性の高いカップを提供す ることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は、内器材がステンレス鋼材より成り外器材が合成樹脂材より成りこの 内外両器材間に適当巾の空間部を形成して成るカップである。
【０００６】
【作用】
このカップにコーヒーや湯などを注いで飲用するときは、十分保温状態を維持 することになると同時に内部の熱さは外部に伝達されない。
【０００７】
【実施例】
１はステンレス鋼材によって成形した内器材で、その上端縁部は外側方に垂直 状の曲折部２を形成する。
【０００８】 ３は合成樹脂材によって成形した外器材で、この外器材の内側部形状乃至厚さ はその上側面部と下側面部とは異なるものである（後記）。また、この外器材３ の外形状は、前記内器材１の形状に合わせることなくそれ自体任意の形状に成形 するものである。また、その色彩も任意である。
【０００９】 ３’は前記外器材３の上端縁部に設けた段部で、この段部には前記内器材１の 外縁曲折部２が弾発状態に係合固着するように成る。
【００１０】 ４は前記外器材３の側面に設けた適当形状の把柄である。
【００１１】 ５は前記内器材１の底面部の外側中央に設けた凸環材で、この凸環材の中心に は開口部６を設ける。
【００１２】 ７は前記外器材３の底面部の内側中央に設けた分岐状の突起で、この突起はや や外開きに成るが、この突起は前記凸環材５の開口部６に弾発状態に嵌合して固 着する。
【００１３】 ８は前記外器材３の内側部の下側面部の適所においてその上側面部に対してや や内側方に突出した面に形成した突出面で、この突出面に前記内器材１の底面部 に近い外側面部が当接するように成る。
【００１４】 ９は前記内器材１と外器材３との内部中間に形成した空間部である。
【００１５】
【考案の効果】
第１に、空間部を介在した２重構造のカップであるばかりでなく、内器材と外 器材とで使用材料が異なり、金属材と合成樹脂材であるから、内器材部における 高熱温度が外器材部に伝導することがなく、飲用のため安心して口をつけたり、 把柄以外の外器材面部分を把持することができる。
【００１６】 第２に、カップの内側部がステンレス鋼材に成るから、汚染し易い内側部であ っても汚染によってゴミが付着したりカビが生えたりして変色することは全くな くなり、常に衛生的に良い状態でカップを使用することができる。
【００１７】 第３に、全体は比較的軽量になるから、使用上の取扱いが楽になり、屋外では 格好なものとなる。
【００１８】 第４に、内側部はステンレス鋼材であっても、外側部は合成樹脂材によって構 成しているため、その外側形状を任意の形状に成形することができるようになり 、変化に富んだカップを一般に提供することができ、加えてその色彩も種々任意 のものにすることができるようになり、生活を楽しくさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体の斜視図
【図２】全体の中央部正断面図
【符号の説明】
１ 内器材 ２ 上縁曲折部 ３ 外器材 ５ 凸環材 ６ 開口部 ７ 突起 ８ 突出面 ９ 空間部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内器材がステンレス鋼材より成り外器材
    が合成樹脂材より成りこの内外両器材間に適当巾の空間
    部を形成して成ることを特徴とする飲用カップ。
  2. 【請求項２】 内器材の上端縁部が外器材の上端縁部に
    係合固着して成る請求項１に記載した飲用カップ。
  3. 【請求項３】 外器材の内側部において下側面部が上側
    面部より内側方に突出した面を有し、この突出面に内器
    材の底面部に近い外側面部が当接して成る請求項１に記
    載した飲用カップ。
  4. 【請求項４】 内器体の底面部の外側中央に凸環材を設
    けるとともにこの凸環材に開口部を設け、外器体の底面
    部の内側中央に突起を設け、この突起と前記開口部とを
    嵌合固着して成る請求項１に記載した飲用カップ。
JP34194U 1994-01-05 1994-01-05 飲用カップ Expired - Lifetime JP3000021U (ja)

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